文献詳細
文献概要
「精神医学」への手紙
褥創に対するラップ療法は,単科精神科病院において実践する価値がある
著者: 井貫正彦1 古関啓二郎1
所属機関: 1木更津病院精神科
ページ範囲:P.100 - P.101
文献購入ページに移動 近年,褥創に対するラップ療法2~4)が注目されている。全国紙6)で取り上げられるほど,ラップ療法は普及している。特に在宅介護で苦労している患者,家族には朗報となっている。
当院では2006年秋から褥創に対するラップ療法を導入して,めざましい効果を上げている。奏効した症例を写真で呈示した(図)。
当院では2006年秋から褥創に対するラップ療法を導入して,めざましい効果を上げている。奏効した症例を写真で呈示した(図)。
参考文献
1) 日本褥瘡学会:科学的根拠に基づく褥瘡局所治療ガイドライン.照林社,2005
2) 鳥谷部俊一:褥創治療の常識非常識.三輪書店,2005
3) 鳥谷部俊一:ラップ療法のサイト(http://www.geocities.jp/pressure_ulcer/index.htm)
4) 鳥谷部俊一:これでわかった!褥創のラップ療法―部位別処置事例集.三輪書店,2007
5) 植田俊雄,下窪咲子,本田和代,他:褥創に対するラップ療法の有用性の検証.褥瘡会誌 8:551-559,2006
6) 読売新聞 2007年3月5日朝刊第3面
掲載誌情報