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「第13回国際老年精神医学会」「第26回日本認知症学会」合同会印象記
著者: 秋山治彦1
所属機関: 1東京都精神医学総合研究所
ページ範囲:P.304 - P.304
文献購入ページに移動アルツハイマー病の本質と考えられている老人斑の主要構成タンパク質がAβであることがわかってすでに20年以上が経過し,Aβの蓄積を解消する治療法も開発されているが,実はAβが神経細胞変性を引き起こす機序はいまだに不明のままである。「Aβオリゴマー」を取り上げたシンポジウムでは,凝集・線維形成の前段階であるオリゴマーがAβの神経細胞毒性の本質部分である,という仮説が検討された。
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