精神疾患の分類について,現在はICD-10,DSM-IV-TRに従って行われている。初めて学ぶ者にとっては最近の版の変化を見るだけで問題はないが,年配者で昔の分類から教わってきた者にとっては必ずしもピッとこない点があるのは止むを得ないであろう。以前のわが国の分類でも東京女子医科大学の千谷教授の独特のマニーの診断,さらには満田教授の非定型精神病の提唱など話題は十分あった。新たにICD分類が導入され,東京医科大学の加藤正明教授が参加して国内の委員会も作られてわが国の意見を具申していた。ICD分類は各科の診断分類が含まれ,てんかんは当時から神経疾患の項目に含まれており,なぜか精神疾患の分冊のみ各疾患に解説が入っていた。ICD,DSMが本格的に登場し,当初は慣れないためか違和感があり,慣れるように努力したが,適当にやっていた時代から,これこれの項目のうちいくつあれば特徴として取り上げるなどという方法にはなかなか慣れず,さりとて知らないと皆についていけないという時代になり,なんとなくピッとこない点が気になり,この分類を知らなければ馬鹿にされるしさりとて役に立つかどうかというようなことを言いながら時がたっていた。これらの分類は確かに診断に役立つし,いくつ症状がそろっていればというような診断法は誰でも診断を下すことができるというメリットはあるが,論じ合うような場合にはなんとなく違和感を感ずるようになっていた。以前のように科学的でないルーズな診断に慣れている者にとってはピッとこなかった。最近になって違和感が強くなってきたが,その主なる原因は時代の変化によって疾病自体が変わってきたためと思われるし,治療法も新しい薬とはいいながら使用法が簡単でなくきめの細かい注意が必要になってきたためと思われる。現在の診断法と治療法を金科玉条とせず,できれば一般にどのような変革が行われて診断や基準が今日に至ったかを一度は自分で調べて知っておく必要があると思われる。何よりも治療法がうまくいくことが第一である。最近の問題は,疾病自体が今までと変化してきているように思われ,軽症化してきたともいえるし,そうなると診断も治療も複雑になるし,経過もだらだらしてくる例が多くなるのではないかという心配も出てくる。
雑誌目次
精神医学50巻4号
2008年04月発行
雑誌目次
巻頭言
展望
乳幼児精神医学の現状と展望
著者: 本城秀次
ページ範囲:P.318 - P.328
はじめに
筆者はすでに,15年前に一度,乳幼児精神医学について「展望」をものしたことがあるが23),その当時は,わが国ではまだ乳幼児精神医学の実践,研究といったものはあまりみられなかった。しかし,この15年の間にいくつかのグループにより乳幼児精神医学に対する取り組みが積極的になされるようになり,乳幼児精神医学あるいは周産期精神医学に関する書物もいくつか発表されるようになってきた48,50)。また,2008年の夏には日本でWAIMH(世界乳幼児精神保健学会)の総会が開催されることになっており,世界から多くの参加者があるものと予想されている。
このように,日本においても乳幼児精神医学の領域は少しずつ根付いてきており,多方面で広がりを持ちつつある。本論文では,乳幼児精神医学の現状と展望をいくつかのテーマについて述べることとする。
研究と報告
山口県立総合医療センター救命救急センターにおける自殺企図患者の現状
著者: 松原敏郎 , 河合宏治 , 本田真広 , 岡村宏 , 磯村信治 , 兼行浩史 , 芳原輝之 , 市山正樹 , 藤本美智子 , 若林祐介 , 渡辺義文
ページ範囲:P.329 - P.335
抄録
自殺予防対策は今や社会的な急務であり,自殺未遂者への危機介入において総合病院精神科が果たすべき役割は大きい。今回我々は,2005年4月~2007年3月の2年間に山口県立総合医療センター救命救急センターを受診した自殺企図者181名(男性56名,女性125名)を対象とし,その背景について検討した。自殺既遂者は男性が多く,縊首という手段を選ぶ傾向にあり,中高年が過半数を占め,自殺未遂者に比べて有意に平均年齢が高かった。自殺未遂者は女性が多く,過量服薬による手段が大半であり,20~30代では自殺企図を繰り返す傾向があった。自殺未遂者の中でも高齢者は精神科通院歴を認めず,気分障害を多く認めるなど自殺既遂者に共通した背景を認めた。年代に応じた自殺予防対策が重要と思われた。
慢性期統合失調症患者における情動顔および中性顔の認知の特徴,その社会機能との関連
著者: 関山隆史 , 岩瀬真生 , 高橋秀俊 , 中鉢貴行 , 高橋清武 , 池澤浩二 , 栗本龍 , 疇地道代 , 補永栄子 , , 石井良平 , 橋本亮太 , 武田雅俊
ページ範囲:P.337 - P.344
抄録
統合失調症患者43名と健常被験者31名に対し,情動顔の表情カテゴリーを答える課題(Facial Emotion Labeling Test;FELT)と,情動的に中性な顔に対しその明暗を答える課題(Neutral Face Rating Test;NFRT)の2種の表情認知課題を作成,施行した。FELTでは患者群が有意に低成績を示し,これは対人関係機能を中心とした社会機能の低下と関連した。NFRTでは中性顔をpositiveに認知する傾向は社会的活動性やセルフケアスキルの低評価と関連した。これら新規の簡便な課題は,統合失調症患者の表情認知障害の特徴をとらえ,また社会機能の推測に有用である可能性が示された。
ミルナシプラン投与終了後の離脱症状および寛解の持続について
著者: 千田真典 , 加藤悦史 , 関根建夫 , 兼本浩祐
ページ範囲:P.345 - P.349
抄録
ミルナシプラン単剤で投薬を終了し,調査に同意が得られたうつ病患者31例を対象に離脱症状の有無および投薬終了後の寛解維持時間について遡及的に調査した(16例は直接面接,15例は電話による聞き取り調査)。調査した全症例において離脱症状を疑わせる症状を呈した症例はなかった。また,4例(12.9%)においてうつ病を再発・再燃したが,27例(87.1%)で寛解が保たれていた。ミルナシプラン断薬後5年間の寛解維持率は83.5%であった。断薬後の離脱症状の有無および寛解維持は患者が医療から自立するうえで重要であり,本検討は維持療法におけるミルナシプランの有用性を示した重要な予備的調査であると考えられた。
非行少年における自殺念慮のリスク要因
著者: 松本俊彦 , 今村扶美 , 千葉泰彦 , 勝又陽太郎 , 木谷雅彦 , 竹島正
ページ範囲:P.351 - P.359
抄録
本研究では,少年鑑別所と少年院の被収容者636名(男子572名,女子64名,17.0±1.9歳)を対象とする自記式質問票による調査から,自殺念慮に関係するリスク要因に関する検討を行った。「自殺念慮の経験あり」群と「自殺念慮の経験なし」群との間における単変量分析で有意差の認められた項目を独立変数として強制投入し,多変量分析を行ったところ,「性別(男性)」(Odds ratio 2.674),「情緒的虐待」(Odds ratio 2.225),「家族のアルコール問題」(Odds ratio 2.316),「自己切傷」(Odds ratio 3.559),「自己殴打」(Odds ratio 2.525),「肥満恐怖」(Odds ratio 1.888),「違法薬物の使用経験」(Odds ratio 2.144)が,自殺念慮に関係する要因として抽出された。
短報
甲状腺クリーゼの経過中に,精神運動興奮と精神症状に連動したβブロッカー抵抗性の重篤な頻脈を来し,精神科介入を必要とした1例
著者: 羽多野裕 , 津田真 , 前林佳朗 , 福居顯二
ページ範囲:P.361 - P.363
はじめに
甲状腺クリーゼでは交感神経亢進による頻脈がみられ,通常はβブロッカーで治療される3)。今回我々は,甲状腺クリーゼとthiamazoleの副作用による無顆粒球症を併発し,精神運動興奮などの激しい精神症状を呈し,さらにβブロッカーのみでは改善が得られない致死的な頻脈を生じた症例を経験したのでここに報告する。なお報告にあたって,患者本人の同意を得た。
比較的短期間に神経,眼症状,画像上の変化を認めた有機溶剤中毒症とWernicke脳症が合併した1例
著者: 伊藤一之 , 大塚祐司
ページ範囲:P.365 - P.369
はじめに
以前よりシンナー乱用による中毒症状としてさまざまな神経症状,眼症状を起こすことが知られていたが,最近ではCT,MRI,SPECTなどを利用した脳の器質的変化の報告も相次いでいる。今回我々は,アルコールの併用もあったが,シンナーの乱用が比較的短い期間にもかかわらず顕著な神経,眼症状を呈し,画像でも脳の器質的変化が認められた31歳男性の症例を経験したので,若干の考察を加え報告する。
Tandospironeにより動揺性の高血圧も改善した過敏性腸症候群の1例
著者: 石川和宏 , 根本清貴 , 堀孝文 , 朝田隆
ページ範囲:P.371 - P.374
はじめに
過敏性腸症候群(irritable bowel syndrome;IBS)は,器質的な異常を認めないにもかかわらず,下痢や便秘などの機能的異常を呈する“心身症”の代表的疾患である。我々は今回,IBSに大うつ病性障害(Major Depressive Disorders;MDD)や動揺性の高血圧が合併した症例で,MDDの寛解後も身体症状が持続し,tandospirone投与によりIBS症状のみならず,高血圧などの身体症状も改善した症例を経験した。Tandospironeによる血圧の安定化作用は,従来あまり注目されていなかったため興味深く,また臨床的にも有用と考えられるため,報告する。
Risperidone内用液に剤型変更することで精神症状および錐体外路症状が改善した1例
著者: 小早川英夫 , 藤田康孝 , 中野啓子 , 柴崎千代 , 日笠哲 , 竹林実
ページ範囲:P.375 - P.378
はじめに
2002年に本邦でrisperidone内用液が発売され,統合失調症の急性精神運動興奮状態などに用いられ,精神症状を早期に改善することが報告されている3)。また,risperidoneは他の非定型抗精神病薬と比較して錐体外路症状が比較的出現しやすい薬剤であるが,錠剤または細粒から内用液に剤型変更することでこれらの副作用が軽減したとの報告がなされている6,7)。今回我々は,risperidone錠剤から内用液に変更することで,錐体外路症状だけでなく精神症状の両者の改善がみられた症例を経験したので報告する。
Refeeding syndromeにより意識障害を呈したアルコール依存症の1例
著者: 慶村雅世 , 岩永伴久 , 大原一幸 , 高長明律 , 田原麻琴 , 高尾真紀 , 守田嘉男
ページ範囲:P.379 - P.382
はじめに
Refeeding syndromeは低栄養状態に対し,中心静脈栄養などにより急速に栄養を回復させた際にみられる合併症である。低リン血症を基盤として,重篤な症状を引き起こし,時には死に至ることもあり注意すべき病態である6)。精神科臨床では摂食障害に多く認められる。アルコール依存症の治療経過中に出現することもあるとされるが,見逃されている可能性があると思われる。我々は32歳,男性のアルコール依存症の症例において,refeeding syndromeにより意識障害を呈したと考えられる1症例を経験したので報告する。
Etizolam依存症患者においてclonazepamへのswitching中に出現した離脱症状にolanzapineが奏効した1例
著者: 大谷恭平 , 大島悦子 , 武田直也 , 居森文和 , 皆尾公司 , 岡部健雄 , 土田和生
ページ範囲:P.383 - P.386
はじめに
Etizolam(デパス®など)は代表的なベンゾジアゼピン(benzodiazepine;以下BZと略す)系抗不安薬であるが,一方で連用することにより薬物乱用,薬物依存を形成し得ることで知られている11)。また中断にあたっても離脱症状の出現がみられ,筋攣縮など遷延性の離脱症状を長期間呈することもみられる14)。
今回筆者はetizolamを連日20mg以上服用する患者の診察を行い,離脱症状をolanzapineでコントロールしながらclonazepamへの置換が成功した例を経験したので,ここに報告する。なお,症例はプライバシー保護のため主旨を損ねない範囲内で改変を行い,本人より症例報告についての同意を得た。
ミニレビュー
哺乳類養育行動とその異常のメカニズム―精神疾患動態研究チーム
著者: 黒田公美
ページ範囲:P.387 - P.392
はじめに
早期の生育環境が子の発達に大きな影響を与えることは古くから知られている。環境のなかでも,子の主要な養育者との関係(通常は親子関係)はもっとも重要な要素の一つである。親子関係のさまざまな問題(児童虐待やネグレクト)は子のうつ病,適応障害,次世代への虐待の繰り返しなどのリスクを高める可能性がある5)。不適切養育を治療・予防するためには,まず養育本能を司る神経機構を明らかにしなければならない。
哺乳類の仔は幼弱に生まれるため,哺乳をはじめとして身体をきれいに保つ,保温する,外敵から守るといったさまざまな親からの養育を受けなければ離乳期まで成長することができない。これらの「仔の生存の可能性を高めるような親の行動」は養育行動と総称される10)。養育行動はすべての哺乳類の存続に必須であることから,親の脳内で養育本能を司るメカニズムも基本的な部分は進化的に保存されていると考えられる。したがってモデル動物を用いた養育行動研究が,将来的にヒトの養育行動とその異常の解明に役立つことが期待できる。本稿では,哺乳類養育行動の概要を簡単にまとめた後,マウスモデルを用いた最近の研究を中心に,養育行動を制御する脳領域,分子について概説する。他書も参照されたい10,11,17)。
資料
統合失調症急性期におけるrisperidone内用液とhaloperidol注射剤の効果の比較
著者: 正木慶大 , 谷口加容 , 宮井康次 , 加藤力敬 , 高長明律 , 八田直己 , 坂田大介 , 湖海正尋
ページ範囲:P.393 - P.399
はじめに
統合失調症の治療戦略において薬物療法が中心的役割を果たしてきたことは周知のとおりである。特に近年の非定型精神病薬の開発により,薬物治療における選択肢も増え,症状・病期・コンプライアンス・身体合併症などの観点から,さまざまな使い分けも提案されるようになっている1,4,8,12,15)。
Risperidone液剤(以下,RIS-OSと略す)については2002年の本邦導入以降,急性期治療においてその速やかな効果発現を期待しての使用が増えており,また国内外で報告や研究がなされている5,6,14,17)。これまで,長年にわたり初発再発を問わず不穏状態や興奮を呈する急性期の患者に対し,haloperidolの筋肉注射(以下,HPD-IMと略す)が半ば漫然と使用されてきた。本邦で使用できる注射薬はhaloperidol,levomepromazineなどの定型薬のみであり,諸外国で使用可能な非定型抗精神病薬の注射剤はまだ導入されていない。今になってみればHPD-IMを含む筋肉注射という処置は強制的な色彩が濃厚なことが再認識され,確かに医療者側にも相応の緊張と労力を必要とし,針刺しなどの事故の可能性,あるいは医療者と患者の関係悪化にもつながりかねず,後の服薬コンプライアンス低下をもまねき得るとされる9,10)。
RIS-OSは幻覚・妄想・興奮といった陽性症状に対して効果が認められ,さらに最高血中濃度到達時間(以下Tmaxと略す)が約30分と迅速な効果発現の報告がなされている16)。この30分という時間は従来,精神科臨床で使用されてきたHPD-IMとほぼ同等の効果発現時間と考えられる2,3)。それが一般的な臨床的事実であるならば,少なくとも安全性や信頼関係の醸成においてより望ましい治療手段としていっそうの検討がなされてよいと考える。しかしながら,少なくとも国内ではHPD-IMとRIS-OSの効果に関して一定数の患者群を用いた縦断的な比較検討を行った臨床文献は見当たらないと思われる。今回,筆者らは多施設において統合失調症急性期病像を呈する患者(初発,再燃,再発を含む)2群に対し,それぞれRIS-OSとHPD-IMを単独で投与し,おのおのの効果を経時的に評価した。そして,両群間で症状比較を行い,薬剤の有効性に関して検討を試みた。
私のカルテから
注意欠陥/多動性障害とチック障害を併存した兄弟例―WISC-ⅢとADHD RS-Ⅳ-Jの検討
著者: 太田豊作 , 根來秀樹 , 飯田順三 , 浦谷光裕 , 岸野加苗 , 岸本年史
ページ範囲:P.401 - P.405
はじめに
注意欠陥/多動性障害(以下,AD/HD)は,不注意,多動,衝動性を主症状とする行動の障害であり,児童精神医学領域ではもっとも有病率の高い障害の一つである。現時点で,神経生物学的な背景と強い遺伝的な素因が関与し,さらにその他の要因が複雑にからむ多因子性の病因が考えられている。
一方,チックは幼児期の後半から児童期に生じやすい運動症状で,それを主症状とする症候群がチック障害である。以前は,一過性のチック障害は心因性,慢性のチック障害は脳器質性と別々に考えられていたが,現在ではチック障害は連続しており,遺伝的要因と環境要因との絡み合いが関与するとされている。
AD/HDでは,一般よりもチックの併存の頻度は高く,チックの頻度が,一般の小児では6%であるのに対して,AD/HDでは34%であったとの報告8)がある。一方,チック障害の併存症の中でもAD/HDはその頻度が高く,50%以上に及ぶという報告6)もある。
これらの報告から,AD/HDとチック障害の病態,病因に共通または密接な関係があると考えられており,近年の脳画像研究からは,両者に共通して特定の皮質-線条体-視床-皮質回路(CSTC回路)の関与が想定されている5)。AD/HDとチック障害との遺伝的関係への一定の結論は得られていないが,近年分子遺伝学的研究では,両者にドーパミンD4受容体遺伝子の関連性2,3)があることが示唆されている。疫学的な報告では,AD/HDとチック障害の併存した症例の同胞もまたそれらの併存があることはいわれているが,各同胞間で詳細に比較検討した報告はない。
そこで今回我々は,主訴が多動であったAD/HDと一過性チック障害の併存した次男と,主訴が音声チックであったAD/HDとトウレット障害の併存した長男という兄弟例を経験したので報告し,病歴,家族背景,臨床所見,WISC-ⅢとADHD Rating Scale-Ⅳ 日本語版(以下,ADHD RS-Ⅳ-J)の比較を中心に考察した。
動き
「ハーバード大学でのTMS集中コース」に参加して
著者: 西多昌規
ページ範囲:P.406 - P.407
ハーバード大学医学部ベス・イスラエル・ディーコネス医療センターにあるBerenson-Allen Center for Noninvasive Brain Stimulation(以下,CNBS)は,経頭蓋磁気刺激(Transcranial Magnetic Stimulation,以下TMS)の臨床研究施設の1つとして非常に名高い。TMSの世界的権威,A. Pascual-Leone教授がdirectorを務めており,分子レベルの動物実験から,機能的MRI(fMRI)や高技術のナビゲーションシステムを駆使した脳機能画像研究,神経内科から精神科,リハビリテーション領域にわたる臨床的応用など,実に幅広くの研究を精力的に行っている。CNBSはTMSに関心のある医師・研究者に対して集中コース(Intensive Course in Transcranial Magnetic Stimulation)を年に3回行っているが,このコースに参加する機会を得たので,講習や実習内容などを簡潔に報告したい。
コースは2007年9月10日から14日までの5日間のスケジュールで行われた。参加人数は20名であり,アメリカからはもちろん,カナダ,ヨーロッパ,ブラジルからも参加者があった。参加者のプロフィールは神経内科医が多くを占めており,神経科学,認知科学,心理学の研究者,リハビリテーション医,精神科医といったところであった。年齢層も多岐にわたっており,若手だけでなく診療部長や准教授レベルのベテランも多数参加しており,臨床や研究での現場経験に基づいた意見を活発に出していた。
「第25回日本小児心身医学会」印象記
著者: 秋谷進
ページ範囲:P.408 - P.408
第25回日本小児心身医学会が2007年9月14日(金)~16日(日)の日程で北海道札幌市の札幌かでる2.7において開催された。会長は氏家武先生(北海道こども心療内科氏家医院理事長)であった。
日本小児心身医学会は会員約1,000名が所属する日本小児科学会の分科会である。今回は小児に携わる小児科医師,精神科医師,看護師,臨床心理士,心理系大学生など300名程度が出席し,盛況のうちに学会は終わった。
書評
乳幼児精神保健ケースブック―フライバーグの育児支援治療プログラム フリーアクセス
著者: 吉田敬子
ページ範囲:P.409 - P.409
本書は,妊産婦と3歳以下の子どもを育児中の母親と家族に対する援助のための治療の理念と実際を豊富な事例により紹介している。本書で紹介されている治療プログラムは,ミシガン州でSelma Freibergとその同僚たちによって考案され,幼い子どもを養育中の親に対し,初期の養育のサポート,愛着関係の発達の強化,子どもの発育不全に対する留意,親による虐待やネグレクトなどリスクの軽減といったことを目的としている。そのため乳幼児精神保健のスペシャリストの専門性の内訳は,心理学,児童福祉,幼児教育,小児科,精神科など多岐にわたる。乳幼児精神保健に携わるスタッフであれば,詳細な紹介事例と演習問題により,あたかも研修セミナーに参加し,その事例を自分なりに考えるという能動的な読書体験も可能である。また日々の臨床の対象が主として成人である治療者は,本書により,うつ病や物質依存の心理社会的な発症モデルについて,世代間伝達の精神病理も含めて理解を深めることができよう。
構成としては,まず第1章で乳幼児精神保健の基本理念が明記されている。それは,子どもの誕生とその後数年間の育児中の出来事は,その後の子どもの人生に大きな影響を及ぼすが,養育者がこれまでに未解決の喪失体験や心的な外傷体験の出来事があると子どもとの初期の愛着関係に歪みが生じるため,この要となる人生の初期の時期に治療的にかかわることにより,その後の関係性の障害のリスクを軽減するということである。
カプラン精神科薬物ハンドブック 第4版―エビデンスに基づく向精神薬療法 フリーアクセス
著者: 神田橋條治
ページ範囲:P.411 - P.411
参ったなぁ。「ハンドブック」の邦訳は「便覧・手引き」であり,原題にはご丁寧にpocketという冠までついている。臨床家はせめてこのくらいの知識は参照しながら日常臨床に携わってほしい,の意であろう。本文中に散見する文言から,著者たちがその心積もりで編さんしているのは確からしい。なのに,不勉強な老医である評者には,本書の7割が新知識である。あるいは青壮年の世代には既知の知識群なのかもしれない。自身で手にとって確かめてほしい。
本書の特筆すべきは,監訳者の1人 神庭重信先生の序にあるように,有害作用と薬物相互作用についての情報が充実していることである。多忙な臨床家は自分が劇薬に類す危険物を生体に注入していることを失念しがちである。また薬物相互作用についての知識が乏しいと,増強療法augmentationなどと言い訳して,己が不明の告白のごときカクテル処方を書き散らす結末となる。評者にとっては,有害作用と薬物相互作用についての記述だけでも,いささか高価な本書の定価に見合う情報である。本書はEBMに依拠して記述されている。思えば,本書を際立たせている上記2つの分野こそは,EBMが得意とするジャンルである。その点臨床家にとって,治療法選択への助言であるアルゴリズムとは対極の位置にある。対立的ではなく相補的関係である。そして,両者を連結して使いこなす技術が臨床の知である。臨床経験の少ないうちはアルゴリズムと本書の知識が直結したような構図であり,臨床経験が増えると2枚の皮に挟まれたアンコがどっさりの最中になる,とイメージしてみると臨床修練への意欲が高まるかもしれない。
精神科臨床ノート フリーアクセス
著者: 宮川香織
ページ範囲:P.412 - P.412
診断から治療の道筋,薬剤の選択方法に至るまでマニュアライズされつつある臨床の風潮の中で,診療の『コツ』・『ワザ』の要素はすっかり顧みられなくなってしまった。それは,診療マニュアルの原則を,どんなタイミングでなら破ってもかまわないかを私たちに教えてくれるはずだった。またそれは,診断基準に書いてある項目を100%真に受けることをせず,ゆるく柔らかく利用するセンスを教えてくれるはずだった。一昔前はこの『コツ』・『ワザ』要素が,先輩の口を通じ臨床テキストの語間や余白を埋め,アナログ的というか,実践的というかそういう知恵を若手に伝授していたのである。ところが現在,医師の教育システムがきれいに整えられた代わりに,それはきれいに省かれ,教科書の語間と余白はいよいよ白々と空虚になり,新米医師は語と語,選択肢と選択肢の間をロボットのように不器用に飛び越えながら仕事をしている有様である。人間を見る仕事がかくも見事にデジタル化される日が来ようとは…と感嘆するとともにある種の危惧を感ずる古株医師も少なくはないのではなかろうか?
ここで紹介するのは取りこぼしたものを顧みようとする本である。テキストに記されるほど臨床は明解ではないことを思い出すよう著者は私たちに促している。実際に診察室で起こりがちなさまざまな事態について精神療法的な立場からていねいなアドバイスがなされている。面接の長さ,患者と医師それぞれにとっての診断と告知の意味,年代別,疾患別のアプローチ方法などが事細かくわかりやすい言葉で説明されており,精神科医としてのスキルをいっそう磨いていこうと思っている若手にとって助けになるに違いない。今すぐに読み通さなくとも,好きな章から折ごとに拾い読んで先輩から得られなくなりつつあるサポートの足しとされるといい。マニュアル通りやってうまくいかなかったとき己が力量を問う前に読んでみるといいと思う。個人的には私は『病名とインフォームド・コンセント』の部分が好きである。診断をつけることが患者に,医師と患者の関係にどのような影響をもたらすかについてふれられており,「診断にはたしかに安心作用があるとしても,同時に不安を喚起する作用があることも忘れてはならない…」(本文53頁抜粋)とある。だから診断が何であるかにかかわらず,見立てるにも治療的なやり方があるということなのである。こういうふうに見立てという行為について教えてくれる本はあまりないと思う。私たちがしている診断・告知作業が,植物や昆虫の分類ではなく,治療サポートにつなげるためのやむを得ぬ名付けであることを気づかせてくれるところがいい。アナログな視点から再度臨床を問うたとき,診断基準やアルゴリズムが生まれるより先に人がまずおり,診断基準やアルゴリズムに人が合わせなければいけない絶対的な理由などないのだというごくごく当たり前のことに私たちは気づくことができる。
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編集後記 フリーアクセス
著者:
ページ範囲:P.416 - P.416
今回の巻頭言を慶應大学名誉教授の保崎先生にお願いした。私たちの大先輩が最近の精神医学をどのように感じておられるかをうかがえるのはありがたいことである。ここのところ臺先生と新福先生に巻頭言にご登場いただいたが,これからも老大家の先生方に巻頭言に再登場いただきたいものである。
さて,保崎先生が今回の巻頭言のはじめにICD分類が出た当時の当惑を率直に述べられているが,私自身も同じような戸惑いを感じ,「最近になって違和感が強くなってきた」と述べられているように,私も同じ感想を持っている。長く大学を離れていた私にとっては,ICDやDSMが重視されるようになって,随分違和感を覚えたものである。ところが,大学の教授に選ばれてからは,若い医師の教育上,そうは言っておれず急いで勉強したものである。最後まで違和感を抱き続け,大学を退職した今もそれを抱き続けている。
基本情報
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特集 —身体疾患の患者・家族のこころを支える—コンサルテーション・リエゾン精神医学
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65巻11号(2023年11月発行)
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65巻10号(2023年10月発行)
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65巻9号(2023年9月発行)
特集 拡がり続ける摂食障害(摂食症)—一般化とともに拡散・難治化する精神病理にどう対処するか
65巻8号(2023年8月発行)
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65巻7号(2023年7月発行)
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65巻6号(2023年6月発行)
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増大号特集 いま,知っておきたい発達障害 Q&A 98
65巻4号(2023年4月発行)
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65巻1号(2023年1月発行)
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64巻12号(2022年12月発行)
特集 死別にまつわる心理的苦痛—背景理論からケアおよびマネジメントまで
64巻11号(2022年11月発行)
特集 ひきこもりの理解と支援
64巻10号(2022年10月発行)
特集 精神・神経疾患に併存する過眠の背景病態と治療マネジメント
64巻9号(2022年9月発行)
特集 学校で精神疾患を「自分のこと」として教育する
64巻8号(2022年8月発行)
特集 ジェンダーをめぐる諸課題を理解する
64巻7号(2022年7月発行)
特集 Withコロナ時代の精神医学教育の進歩—卒前教育から生涯教育まで
64巻6号(2022年6月発行)
特集 認知症診療の新潮流—近未来の認知症診療に向けて
64巻5号(2022年5月発行)
増大号特集 精神科診療のピットフォール
64巻4号(2022年4月発行)
特集 家族支援を考える
64巻3号(2022年3月発行)
特集 精神神経疾患の治療とQOL
64巻2号(2022年2月発行)
特集 精神科におけるオンライン診療
64巻1号(2022年1月発行)
特集 超高齢期の精神疾患
63巻12号(2021年12月発行)
特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論