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雑誌目次

論文

精神医学50巻5号

2008年05月発行

雑誌目次

巻頭言

認知症ケアから学ぶ

著者: 長谷川和夫

ページ範囲:P.420 - P.421

 私が老年精神医学ことに認知症の医療にかかわりを持ったのは,1968年頃からと記憶している。当時からみると,脳の基礎科学の進歩にともなって認知症の医療は目覚ましい進歩をとげた。特に画像診断やアルツハイマー病の薬物療法の開発などは,早期診断と早期治療の道を確実にしたと考えられる。しかし,課題は山積している。

 特にこれまでの認知症医療は,あまりにも認知症の原因疾患の分類や診断などに関心が集まりすぎた感がある。治療の場面で最も厳しい状況は,認知症のいわゆる周辺症状といわれる行動心理症状である。BPSDと略称される。興奮,攻撃行動,徘徊,妄想など問題行動ともいわれるが,行動を起こす原因や内的体験の理解こそが実は治療につながる可能性を捨てて,ただちに精神薬物療法に解決を求める傾向を否定できない。認知症を持つ人ではなくて,認知症自体を治療の対象とする傾向があったことは否めない。一方で介護あるいは看護などの領域では,認知症の人と家族の暮らしを支援する現場にいるために,当事者の安寧に医療よりずーっと近くに位置していた。そしてケア専門職等から医療に対する不信感が生まれてきていることに気づかされる。医療も介護もルーツは同じ理念を持っているとの考えから,専門知識や技法あるいは専門性の向上があったにせよ,両者の連繋はこれからの認知症の医療とケアには欠くことのできない課題であろう。

展望

薬理遺伝と相互作用の知識をどう使うか

著者: 近藤毅

ページ範囲:P.422 - P.430

はじめに

 「薬理遺伝学と薬物相互作用に関する展望を」という趣旨での原稿依頼を頂戴した。両者はおのおの一見すると独立したテーマのように見えるが,実は「薬物療法を開始する前に知っておくと便利な知識」であるという点では共通項を有する。

 薬理遺伝学は薬物動態学的および薬力学的な薬物反応の個人差を扱う学問である。薬物を分解・代謝する能力は誰しもが同じなわけではなく,また,薬物の作用部位である神経伝達受容体の感受性も個別に異なるようなのである。したがって,臨床実践面においては,代謝能力が異なれば薬物投与量の調整が必要となり,受容体感受性が異なるのであれば個別に合った薬種選択を考慮せねばならなくなる。しかも,これらは遺伝的に決定された一種の体質であるらしく,それらを遺伝子レベルで解明しながら,合理的薬物療法に向けて遺伝情報の臨床応用化を目指すところが薬理遺伝学の目標となる。

 一方,薬物相互作用は,簡単に言うと,「1+1=2となるとは限らない」薬物同士の併用例を集大成したものである。特に,我々が日常使用する向精神薬同士においては注意を要すべき組み合わせが少なくない。主として薬物動態学的な相互作用がクローズアップされることが多く,薬物代謝の誘導・阻害といった相互作用機序の法則を知っておくと,併用前に投与量の調整を図ったり,それらの組み合わせを回避したり,などの対策をあらかじめ立てることが可能となるので,併用後の予期せぬ副作用発生や効果減弱に慌てることが少なくなるであろう。

 向精神薬領域における薬理遺伝学および薬物相互作用学に関しては,研究手法の洗練化とともに,精力的かつ着実にその解明が進んできており,日進月歩ではあるが手応えのあるエビデンスが次々と集積されつつある。確かに,それら新知見自体の再現性の困難さや今後の研究手法の統一化の必要性など,諸問題は見受けられる。ただ,直感的に,将来的な臨床応用可能性について,曇り時々晴れくらいの近未来展望を見ようとするのはいささかオプティミスティックに過ぎるであろうか? 本稿では,このような薬理遺伝学や薬物相互作用の現状における知見を,精神科薬物療法の実践の中にどのような形で生かすことになるのか,について展望してみたい。

研究と報告

広汎性発達障害日本自閉症協会評定尺度(PARS)短縮版の信頼性・妥当性についての検討

著者: 安達潤 ,   行廣隆次 ,   井上雅彦 ,   辻井正次 ,   栗田広 ,   市川宏伸 ,   神尾陽子 ,   内山登紀夫 ,   杉山登志郎

ページ範囲:P.431 - P.438

抄録

 広汎性発達障害日本自閉症協会評定尺度(PARS)のPDD 201人と非PDD 140人のデータから,幼児期,児童期,思春期・成人期の各尺度でPDD診断と項目評定の相関(rs)の高い12項目を選び短縮版とし,信頼性と妥当性を検討した。αは,幼児期現在評定でPDD群0.78,非PDD群0.67,児童期の回顧評定(幼児期の症状最盛期の回顧評定)でPDD 0.77,非PDD 0.70,思春期・成人期回顧評定でPDD 0.84,非PDD 0.83,児童期現在評定でPDD 0.83,非PDD 0.83,思春期・成人期現在評定でPDD 0.76,非PDD 0.85と良好であった。カットオフは,幼児期現在評定5点,児童期回顧評定7点,思春期・成人期回顧評定7点,児童期現在評定7点,思春期・成人期現在評定8点でPARSと同等のスクリーニング機能を示した。

一般中学生におけるうつ病の有病率―半構造化面接を用いた実態調査

著者: 佐藤寛 ,   下津咲絵 ,   石川信一

ページ範囲:P.439 - P.448

抄録

 本研究では,わが国の一般中学生におけるうつ病の有病率について検討を行った。中学1~2年生328名(平均年齢13.3±0.6歳)を対象に,大うつ病,気分変調症,および小うつ病に関する半構造化面接を実施した。その結果,うつ病の時点有病率は4.9%(男子2.2%,女子8.0%),生涯有病率は8.8%(男子6.2%,女子12.0%)であり,約20人に1人が面接の時点でうつ病の診断基準に該当し,約11人に1人がこれまでにうつ病に罹患した経験があることが示された。自殺念慮はうつ病群の31.3%,非うつ病群の2.6%でみられ,自殺企図の既往歴はうつ病群の18.8%,非うつ病群の1.9%において認められた。

短報

アリピプラゾールが奏効したセネストパチー(妄想性障害)の1例

著者: 杉浦寛奈 ,   都甲崇 ,   山本かおり ,   六本木知秀 ,   藤原晶子 ,   杉山直也 ,   平安良雄

ページ範囲:P.449 - P.452

はじめに

 セネストパチーは,十分に言語化することができない身体的な違和感,不快感を基本特性とする疾患であり,1907年DupreとCamusにより内的共通感覚の障害に由来する疾患として提唱された1)。しかしながら,セネストパチー症状が病像を支配する病態は統合失調症に限らず他の精神疾患の一症候としても認められるため,その精神疾患における位置づけについては多くの議論があった。たとえばHuberは,さまざまな奇妙な身体感覚の異常を主訴とし自律神経および運動知覚神経系の症状を伴う一群を体感異常型統合失調症と呼び,この中にセネストパチーは含まれると主張した2)。一方Ladeeは,セネストパチーを統合失調症の一部ではなく,むしろ離人症あるいは身体精神型離人症であると主張した5)。また日本では,小池4)や吉松7)によって,セネストパチーを離人症や自我意識障害の観点からとらえる試みがなされている。以上のように,セネストパチーは知覚の障害,統合失調症圏の疾患,自我の障害,神経症圏の疾患などさまざまな疾患でみられる病像である。しかし,現在の操作的診断基準では,ICD-10では統合失調症圏もしくは身体表現性障害として,DSM-IVでは妄想性障害身体型として診断される場合が多い。

 セネストパチーの治療には,これまでさまざまな向精神薬の使用や精神療法的な関与が行われてきたがその効果は限定的であり,一般には難治性の精神疾患と考えられてきた。今回我々は,操作的診断基準では妄想性障害と診断されるセネストパチーの1例に対してアリピプラゾールによる治療を行い,精神症状の改善が得られたので,若干の考察を加えて報告する。

資料

精神科臨床現場における被害者・被災者支援の現状と課題―大学病院の過去10年間のPTSD患者の調査結果から

著者: 大岡由佳 ,   前田正治 ,   大江美佐里 ,   丸岡隆之 ,   古賀章子 ,   髙松真理 ,   原口雅浩 ,   辻丸秀策 ,   内村直尚

ページ範囲:P.455 - P.464

はじめに

 2004年12月に犯罪被害者等基本法が制定され,犯罪被害者などの心理的外傷,その他犯罪などにより心身に受けた影響から回復に向けての施策を講じる責務が国および地方公共団体に課せられた。医療機関においても被害者などへの医療をどのように担っていくかについて検討していくべき時期にさしかかっているといえる。

 実際,外傷後ストレス障害(PTSD)が医学的診断として定着して以来,主に精神科の臨床現場では,現在まで少なからぬ犯罪被害者や事故被災者例が精神科治療を受けるに至っている。しかしながら,臨床現場から研究報告として記述されたものは少なく,しかも多くは症例報告にとどまっているのが現状である。したがって本研究では,一大学病院における最近10年間のPTSD患者の受療状況を調査し,その病状・治療などの現状について明らかにするとともに,被害者あるいは被災者支援における精神科医療の課題について検討する。また,被害者の置かれている福祉的・法的問題にもふれ,それらのケアにかかわる医療従事者の問題について言及する。

紹介

「エピジェネティクス」と「神経幹細胞」―福島における「第1回ブレインバンクシンポジウム」

著者: 池本桂子

ページ範囲:P.465 - P.469

はじめに

 2006年10月22日,福島のホテル辰巳屋において科学研究費(基盤(C)企画,課題「精神疾患死後脳バンクのネットワークを用いた研究の推進」研究代表者:池本桂子)による「第1回ブレインバンクシンポジウム」を開催した。これは,「脳バンク」に助成された最初の科学研究費である。

 本邦では,欧米に比較して脳バンクの整備が不十分であり,精神疾患の死後脳研究において,脳バンクのネットワークを用いた研究を行うことは容易ではない。一方,日本にいて海外の脳サンプルを用いた研究を行った場合,多額の日本の研究費を使っても,得られたデータは海外の脳バンクに帰属するという不遇が生じるという。このような中にあって,福島県立医科大学では,1997年以来,系統的な精神疾患脳バンク(会長:丹羽真一)を構築し,その維持と発展のために地道な努力を続けてきた。

私のカルテから

パソコンの技能で社会復帰したAsperger症候群の1例

著者: 明石俊雄

ページ範囲:P.471 - P.473

はじめに

 近年,青少年による事件のニュースが多いが,その中には精神障害が疑われるケースが少なくない。

 本例には行為障害で当科に3回の入院歴がある。4回目の今回,筆者が初めて主治医となったが,これまでの統合失調症の診断に疑問を感じ,父親(母:故人)から生活・病歴を聴取し直した。ビジネス専門学校では開校以来のパソコン技能を発揮し表彰されたという。結果的に広汎性発達障害(Asperger症候群)の診断が妥当と考えられ,本人,父親に保健師も加えて説明した。退院後自治体の臨時職員に採用されたが,病歴を考えると異例かつ明るいニュースであり紹介したい。なお,プライバシー保護のため内容を若干改変した。

焦燥感にオランザピンの追加投与が有効であったうつ病の1例

著者: 大原浩市 ,   野口貴弘

ページ範囲:P.475 - P.477

はじめに

 現在,うつ病に対する治療薬は,SSRI,SNRIが従来の抗うつ薬とほぼ同程度の効果があり,副作用の発現が少ないことから,第1選択薬となっている。しかしながら,半数近い患者は抗うつ薬に限定的な反応しか示さず,抗うつ薬に反応しない患者も1~3割存在する3,6)。このような症例に対して治療にオランザピンが有効であるという報告がなされてきている。今回,焦燥感の強いうつ病患者にオランザピンの投与が有用であった症例を経験したので報告する。

動き

精神医学関連学会の最近の活動―国内学会関連(23)

著者: 高橋清久

ページ範囲:P.479 - P.510

 この報告書も23回目となりました。島薗安雄先生,大熊輝雄先生の後をうけて,私がまとめ役を仰せつかってから,すでに8年も経過しています。その間に新たな学会,研究会も増えています。今回から日本統合失調症学会,日本犯罪学会,日本司法精神医学会が加わりました。日本学術会議 臨床医学委員会 脳とこころ分科会もニューフェイスです。その他,日本医学史学会からも,久しぶりに活動状況が報告されました。ここにご紹介する学会などの,その数の多さからもわが国の精神医学関連分野の研究の活発さが推測されます。

 わが国の精神科医療機関精神障害者数は平成17(2005)年度の患者調査によりついに300万人を突破しました。平成8(1996)年には217万人であり,10年間で100万人もの増加です。おそらく実際の数字はこの3~4倍くらいではないでしょうか。それから3年目の今年は再び患者調査が行われます。果たしてどのような数字がでるのでしょうか。おそらくさらに増加傾向にあるのではないでしょうか。

「第31回日本神経心理学会」印象記

著者: 大東祥孝

ページ範囲:P.511 - P.512

 2007年9月27,28日,金沢で,小山善子教授(金城大学)を会長として,第31回日本神経心理学会が開催された。1978年に日本神経学会の関連セッションが契機となって発足した神経心理学懇話会は,同年,金沢と同じ石川県の山中町において,金沢医科大学の鳥居方策教授のもとで,実質的な最初の研究会として開催された。筆者はそのときから懇話会に参加していたので,発足以来今日まで,ずっとこの学会と歩みをともにしてきたことになる。当初はせいぜい100人くらいの集いであったが,今や,会員の数は1,700人前後に達している。発足から間もないうちに,懇話会は日本神経心理学会となったが,この間,強い指導力を発揮して,今日の学会の基礎を固められたのは,今はなき東京大学の豊倉康夫教授と京都大学の大橋博司教授,そして金沢医科大学の鳥居方策教授(現名誉会員)であった。山中町での最初の懇話会のメインテーマは,離断症状群(Disconnection Syndromes)で,筆者もシンポジストの片隅に加えていただいていた。それから6年後に山口成良会長のもと金沢で第6回の学会が行われて以降,実に25年ぶりに,金沢で日本神経心理学会が開催されたことになる。発足当初の状況や経緯を知る会員は次第に少なくなってきているが,筆者ら当初からのメンバーにとって,金沢はいわば発祥の地でもあり,大変に懐かしいところである。

 発足から30年近くが経って,神経心理学もとりわけここ数年,大きく変わりつつある。今回の金沢学会は,まさに最近の神経心理学におけるパラダイムシフトを端的に象徴する学術集会となった。当初,神経心理学は,「失語・失行・失認」を中心とする,いわば多少とも「道具機能」といえる障害を主たる研究対象としていたのであるが,記憶障害・注意障害・遂行機能障害・情動障害などへと次第に研究領域が広がってきて,とりわけ今世紀に入ってからは,他者理解障害や社会行動障害といった,もはや「道具機能」障害とはいえない領域までが,神経心理学の研究対象となってきている。筆者が京都で会長をした第29回(2005年)のメインテーマは,「他者理解の神経心理学」であった。

「第13回国際老年精神医学会大阪総会」および「第22回日本老年精神医学会」印象記

著者: 水上勝義

ページ範囲:P.514 - P.515

 第13回国際老年精神医学会(International Psychogeriatric Association)が,2007年10月14~18日の5日間にわたって武田雅俊会長(大阪大学大学院医学系研究科精神医学教室)のもと,大阪国際会議場で開催された。なお,15,16日は第22回日本老年精神医学会と,17,18日は第26回日本認知症学会との合同開催であった。国際老年精神医学会の日本での開催は,1989年の第4回東京大会(会長:長谷川和夫先生)以来,18年ぶりである。今回は国際老年精神医学会設立25周年の記念すべき年にあたり,銀婚式の意味も込めて「IPA2007 Osaka Silver Congress」と名づけられた。そして心身ともに健康な高齢者が自ら積極的に参加する豊かな高齢社会を築いていこうとの願いを込めて「Active Aging-Wisdom for Body, Mind, and Spirit」というスローガンが掲げられた。当学会には,例年,医師や研究者だけでなく,看護,介護,リハビリテーション,福祉などの専門職,行政,企業など幅広い領域から参加者が集うが,今回は,世界52か国,2地域からおよそ2,900名(国内1,800名,海外から1,100名)とこれまでで最も多い参加者数を記録し,非常に盛況な会となった。

 大会初日は開会式に引き続いて長谷川和夫,Carl Eisdorfer,Ho Young Lee,Raymond Levyの4氏による基調講演が行われた。未来への視点を踏まえた老年精神医学の重要性についての格調高い講演だった。翌日から,特別講演8セッション(23題),シンポジウム34セッション(141題),一般演題(口頭発表115題,ポスター発表565題),モーニングセミナー9セッション(16題),ランチョンセミナー8セッション(22題),イブニングセミナー6セッション(13題)と,従来の本学会の規模を超える演題数の発表が行われた。特別講演は,「睡眠,概日リズム,体内時計」,「神経変性のメカニズム」「民族文化コミュニティの精神医学」「ゲノミクス,プロテオミクス,ファーマコゲノミクス」「認知症の新しい治療法」「血管性認知障害」「不安神経症とうつ」「パーソナリティと加齢」と多彩なテーマで構成された。いずれも各領域の第一人者が最近の知見も交えてわかりやすく講演し,大変興味深い内容であった。このほかシンポジウムや一般演題のテーマも,本学会の参加者の職種の多様さ,参加地域の広範さを反映し,高齢者のうつ病や認知症などに対する医療,看護,介護,福祉,家族支援,予防,社会政策,倫理的問題,先端の脳科学などきわめて広範な領域を網羅した。認知症領域では,アルツハイマー病関連演題のほかMCI,BPSDなど最近関心を集めているテーマに対しても多数の発表が行われた。また高齢者の精神症状に対する非薬物療法的アプローチに関するセッションがいくつか組まれていたが,非常に参考になった。

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編集後記

著者:

ページ範囲:P.520 - P.520

 最近首都圏で,精神科医は薬物中毒を治療するのではなく薬の売人になっている,背景に精神科クリニックの開業ラッシュがあるという番組が放送されたらしい。リタリンに始まり,今から問題になりそうなベタナミン,さらに中毒性のある薬としてデパス,セルシン,ソラナックスなどが一覧表で示され,これらの薬は十把一絡げで危険であるかのような印象を与える内容であったということである。この種のメディア姿勢は,一般の注意を喚起し患者が主治医との対話の中で認識を深める,という方向に働くのであれば特に目くじらを立てるようなものではない。しかしあたかも病院やクリニックは押しなべて悪いという印象を与え,医療不信と医師攻撃を助長するのであれば問題が多い。さらに,治療中の患者が不安になって服薬を中止し症状の悪化を来すようなことがあれば大問題である。

基本情報

精神医学

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-126X

印刷版ISSN 0488-1281

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