文献詳細
文献概要
動き
精神医学関連学会の最近の活動―国内学会関連(23)
著者: 高橋清久1
所属機関: 1日本学術会議
ページ範囲:P.479 - P.510
文献購入ページに移動 この報告書も23回目となりました。島薗安雄先生,大熊輝雄先生の後をうけて,私がまとめ役を仰せつかってから,すでに8年も経過しています。その間に新たな学会,研究会も増えています。今回から日本統合失調症学会,日本犯罪学会,日本司法精神医学会が加わりました。日本学術会議 臨床医学委員会 脳とこころ分科会もニューフェイスです。その他,日本医学史学会からも,久しぶりに活動状況が報告されました。ここにご紹介する学会などの,その数の多さからもわが国の精神医学関連分野の研究の活発さが推測されます。
わが国の精神科医療機関精神障害者数は平成17(2005)年度の患者調査によりついに300万人を突破しました。平成8(1996)年には217万人であり,10年間で100万人もの増加です。おそらく実際の数字はこの3~4倍くらいではないでしょうか。それから3年目の今年は再び患者調査が行われます。果たしてどのような数字がでるのでしょうか。おそらくさらに増加傾向にあるのではないでしょうか。
わが国の精神科医療機関精神障害者数は平成17(2005)年度の患者調査によりついに300万人を突破しました。平成8(1996)年には217万人であり,10年間で100万人もの増加です。おそらく実際の数字はこの3~4倍くらいではないでしょうか。それから3年目の今年は再び患者調査が行われます。果たしてどのような数字がでるのでしょうか。おそらくさらに増加傾向にあるのではないでしょうか。
掲載誌情報