2007年5月に獨協医科大学精神神経医学教室主任教授を拝命し,約1年が経過した。大学も人手不足が叫ばれる中,幸いなことに当教室にも後期臨床研修を行うために若い精神科医が数名入局してきた。
我々(私は1983年卒)は精神保健法が施行される前の世代であるが,その頃の精神科教室は臨床を重視する教室,研究を重視する教室,両立をさせる教室など色々あったように思う。指定医制度ができ,指定医取得が多くの精神科研修医の目標の1つになり,学位の取得よりも重きを置かれるようになった。それでも研究をして,学会発表をし,論文を書くということが多くの研修医に要求されていた。
雑誌目次
精神医学50巻7号
2008年07月発行
雑誌目次
巻頭言
最近の若者研究事情について
著者: 下田和孝
ページ範囲:P.632 - P.633
展望
わが国における吃音研究と治療の現状
著者: 結城敬
ページ範囲:P.634 - P.639
はじめに
吃音は音・音節の繰り返しや引き伸ばし,阻止(ブロック)を特徴とする発話の流れ(流暢性)の障害であり,アメリカ精神医学診断マニュアル(DSM-Ⅳ)ではコミュニケーション障害の1型に分類されている。その有症率は,幼児では3~4%,学童~成人では約1%といわれ,典型例では3歳前後に症状が出ることが多く,半数以上で自然治癒がみられるといわれている3)。吃音は小児期や思春期には「からかい」や「いじめ」の対象になりやすく,コミュニケーションが思うようにできない悩みから自己否定に陥り,不登校やひきこもり,自殺の原因にもなり得るとともに,成人期においては社会不安障害を併発することもある15)。また吃音を就労上のハンディキャップと感じている者は多く,成人吃音者の就職率は実際に低いという報告もある14)。性差に関しては幼児期には男女比はほぼ1:1であるが,年齢とともにその比は増大し3),成人では男性:女性は約3:1になる。この理由としてはストレスの多い男性の社会生活環境や,女性のほうが吃音発症後の治癒率が高いことなどが挙げられている25)。しかしこれは吃音の問題の大きさを反映しているわけではなく,女性では育児や子育てにおける学校との対応など,男性とは質の異なった悩みを抱えている者も多い13)。
以上述べてきたように,吃音は幼小児期から思春期,成人期へと各ライフステージにおいてさまざまな形で影響を及ぼすものの,こういった吃音者の深刻な悩みは一般にはほとんど理解されていない。また,吃音は環境や状況によって症状に波があるのが特徴であり,長い間心因性疾患と誤解されてきた。そのためか,筆者の知る限りでは吃音に関するわが国の医学論文はほとんど見当たらず,原因解明や治療の開発が著しく遅れている。
本稿では現在の日本における吃音への対応について述べるとともに,今後の展望と課題について考えてみたい。
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
成人期のアスペルガー症候群の診断上の問題
著者: 山崎晃資
ページ範囲:P.641 - P.650
はじめに
1981年,Wing19)はAsperger1)の「児童期の自閉的精神病質」に修正を加え,「精神病質」が反社会的行動をイメージすることを考慮して「アスペルガー症候群」という新たな用語を提案した(VolkmarとKlin18))。その後,アスペルガー症候群に関する著書や論文が急増し,臨床の現場でもアスペルガー症候群と診断される例が急激に増えている。今や少しでも「変わった人」がいると安易にアスペルガー症候群としてしまう傾向さえある。アスペルガー症候群と診断された50~70歳の人や家族がセカンド・オピニオンを求めて筆者の外来を訪れてくることが多くなったが,これまでの診断・治療の経過を訊ねてみると,発達歴も聴取されずにきわめて短時間の診察で診断さている例や,「医学的治療はありません」と冷たく突き放されている例が少なからずある。
Wing21)自身が「パンドラの箱を開けてしまった」と述べているように,アスペルガー症候群は,Wing19)の1981年当初の意図から逸脱し,予想もしなかった方向へと議論が進み始めた。彼女は,「この症候群の性質を最初に考察した者としていうならば,本来私が考えていた目的は,この症候群が自閉症スペクトラムの一部であり,他の自閉性障害と区別される明確な境界線はないことと,その可能性が強いことを強調するという点であった。しかし,その後さまざまな研究者によって,アスペルガー症候群と自閉症は異なる障害であるという考え方が強くなっている。これは私の意図してきたこととは正反対である」21)と明記している。アスペルガー症候群の診断が乱発される最近の風潮に対して,筆者にはある種の違和感があり,「確かにアスペルガー症候群は魅力的な概念ではあるが,多くの臨床医がいうほど多いものとは考えられないし,DSM-Ⅳ-TRやICD-10の診断基準によって診断分類されるとは到底思えない」と考えてきた。特に,成人期になって初診する症例を,どのようにして診断し得るのかはさらに検討すべき問題である。
成人期のアスペルガー症候群
著者: 杉山登志郎
ページ範囲:P.653 - P.659
成人期の全体像
高機能広汎性発達障害は,今日わが国において,医療,教育,福祉,さらには司法の大きな論議を引き起こしており,筆者はこれをアスペルガー問題と呼んできた7)。それらは,乳幼児健診,子ども虐待,特別支援教育システム,不登校,児童の触法行為と矯正システムなど実に広範にわたっている。
特に青年期,成人期をめぐる問題としては,就労や成人後の処遇をはじめとして,高機能広汎性発達障害の親子例,特に母子例の問題1,8),これまで他の疾患の診断で全く不適切な治療を継続して受けてきたという誤診例の問題,さらに成人期の診断の問題,また成人期に至って初めて発達障害の診断を受けた者への処遇の問題など,どれも広範囲かつ深刻な論議が避けられない。特に診断をめぐる問題は重大である。従来の精神医学は青年期以後の患者に,発達歴を丹念に取るという習慣を持たなかった。近年,成人の診察を行ってきた精神科医が,フォローアップしている患者について発達障害の可能性について初めて真剣に検討をするようになって,長期間にわたってたとえば非定型的な統合失調症として服薬を続けてきた者の中に,少なからずの割合で高機能広汎性発達障害者が存在することに気づくようになった。この問題は,恐らく精神医学における診断学体系の見直しにまで拡がる可能性がある。成人になって初めて診断を受けることになった患者への処遇について,今のところ良い答えがない。統合失調症への対応と同様の処遇のみでは無理があり,しかし,児童精神科医は押し寄せる幼児期から青年期の患者への対応で手いっぱいで,成人期の患者への対応をする余裕がない。診断が遅れたグループにおいては2次的障害も強く,被害念慮,社会的孤立,時としてひきこもり,非社会的傾向,時として攻撃的で反社会的姿勢などを抱える者も少なくなく,対応には大きなエネルギーを要する。
成人期のアスペルガー症候群者への臨床心理学的支援
著者: 林陽子 , 辻井正次
ページ範囲:P.661 - P.668
はじめに
アスペルガー症候群(Asperger syndrome,以下AS)は,自閉症の3つの主症状(社会性の障害,コミュニケーションの障害,想像力の障害およびそれに基づく行動の障害)のうち,コミュニケーションの障害が軽微であるグループである。言語や認知発達の遅れは少なく,知的な能力は正常であることが多い。筆者らは,ASと高機能自閉症などを連続的なもの(自閉症スペクトラム)と考えており,高機能広汎性発達障害のなかでの下位診断を意味あるものと位置づけていない。近年,医療場面や学校場面などにおいてASの人々への関心・治療的介入の必要性が高まっており,特に幼児期や児童期の子どもの臨床像や対応に関してはさまざまな情報を得られるようになってきている。一方,成人期のASの人々に関する研究や知見は少なく,特にその対応,治療に関しての報告はほとんど見当たらない12)。そこで本稿では,成人期のASの人々が抱える問題について述べるとともに,これまで行われてきた臨床心理的支援技法を概観し,どのような治療的介入が有効であるか検討することとする。そのうえで,症例から,実際の支援のあり方について論じていく。
成人期のアスペルガー症候群(障害)とシゾイドパーソナリティ障害,および統合失調病質(Kretschmer)
著者: 加藤敏
ページ範囲:P.669 - P.679
はじめに
これまで,アスペルガー症候群の鑑別を論ずる際,統合失調症との比較に関心が寄せられることが多かったが,これはカテゴリーミステイクというべきである。なぜなら,アスペルガー症候群(障害)の中心病態は,筆者8)が指摘したようにDSMでいえば人格レベルの障害にかかわるⅡ軸にこそ位置づけるべきであるからである。そうすると,シゾイドパーソナリティ,ないしKretschmerの意味での統合失調病質と(分裂病質)の比較検討が要請されてくる。いずれにせよ,この方面の問題についての議論は十分なされていない。その大きな理由は,アスペルガー症候群がもともと小児自閉症に近縁な病態として,児童精神科医,ないし小児科医によって研究され,概念の提唱がなされたのに対し,シゾイドパーソナリティ障害が統合失調症に近縁な病態として成人の精神障害を専門とする精神科医によって研究され,提唱されたというように,それぞれの概念の出自に大きな違いがあることに求められる。加えて,現代においてアスペルガー障害にあたる病態が増加し,その言葉の軽い響きも手伝って,瞬く間に人口に膾炙したことも影響していると思われる。さらに,統合失調症の病像が時代的変遷しているように,統合失調症近縁の独特な質を持ったパーソナリティも,現代情報社会に入り変化を来していることも考えられる。
小論では,まずアスペルガー症候群(障害)の概念の歴史を跡づけながら,小児精神科医がアスペルガー症候群(障害)と診断した事例を実際に挙げ,診断的検討を行ってみたい。次いで,Kretschmerが統合失調病質をいかに構想していたのか再吟味を行いたい。最後に,現象学-人間学的な観点からアスペルガー障害とシゾイドパーソナリティ障害がいかなる関係にあるのか述べたい。
アスペルガー障害の司法事例にみられる社会的行動の混乱
著者: 十一元三
ページ範囲:P.681 - P.688
はじめに
本稿のテーマは,広汎性発達障害の成人期における臨床的問題のうち,社会的問題行動について司法事例を通じて考察することにある。成人期にかかわる司法事例には,刑事事件の他,家庭裁判所の扱う家事事件があるが,ここでは取り上げていない。しかし,家事事件は広汎性発達障害の人が成人期以降の私的生活の場で生じる混乱の一形態をよく表しており,成人期の臨床的問題を考えるうえで活発に取り上げられるべきテーマである(家事事件については梅下7)による先駆的論考を参照)。
成人の刑事事件では,少年事件以上に,生育環境,障害の特性,二次的障害,合併症などが複合した背景を持ちやすく,ポイントが見えづらいことが多い。そのため,まず少年事件を通じて社会的問題行動の基本的パターンを整理し,それをもとに成人事例について検討した。
研究と報告
職場復帰前チェックシートに関する産業保健スタッフによる評価の信頼性,妥当性
著者: 富永真己 , 秋山剛 , 三宅由子 , 酒井佳永 , 畑中純子 , 加藤紀久 , 神保恵子 , 倉林るみい , 田島美幸 , 小山明日香 , 岡崎渉 , 音羽建司 , 野田寿恵
ページ範囲:P.689 - P.699
抄録
精神疾患による休職者の職場復帰の準備状況の情報収集と評価を目的としたチェックシートを開発し,産業保健スタッフによる評価の信頼性と妥当性を検討した。16社34事業所の産業看護職30名,産業医16名が,62名の対象者に評価を行い,うち32名に対しては両職種が評価を行った。産業看護職による62名の評価では,チェックシートの内的一貫性が確認された。産業看護職と産業医による32名の評価では,項目間の高い級内相関係数が認められ,1項目を除いて職種間で評価の有意差はなかった。産業看護職によるチェックシート評価の合計スコアと産業医の全体的評価は高い相関を示し,チェックシートの内的一貫性,評価者間信頼性,基準関連妥当性が示唆された。
短報
急性離脱期にアルコール性心筋症を呈していたと考えられる1症例
著者: 大野貴司 , 菊池慎一 , 志田尾敦
ページ範囲:P.701 - P.704
はじめに
アルコール臨床においては,精神症状の改善とともにアルコールによる臓器障害の的確な把握と治療が不可欠である。今回我々は,幻覚妄想を伴う振戦せん妄状態を呈し,同時に軽度の動悸,息切れなどの心不全症状を訴えて入院したアルコール依存症患者に対し入院時精査を施行したところ,左心室拡大,拡張不全などの拡張型心筋症類似所見を認めた。しかし,その後の断酒により速やかな症状改善がみられたことから,心不全症状の原因は初期段階のアルコール性心筋症によるものと考えられたため,ここに症例報告する。
幻視と行動異常を主訴に来院し塩酸ドネペジルが著効した後期高齢女性の2症例
著者: 原田貴史 , 園本建
ページ範囲:P.705 - P.708
はじめに
総務省の人口推計によると,2007年11月に75歳以上人口が総人口に占める割合が初めて10.0%に達した。1985年に65歳以上人口が総人口の10%を超えた当時,75歳以上人口は総人口の3.9%に過ぎなかった。今後,75歳以上高齢者(後期高齢者)の精神科臨床の重要性は増すと考えられる。
後期高齢者の女性2症例が,幻視や行動異常を主訴に来院した。甲状腺疾患,アルコール依存症,糖尿病や,下肢リンパ浮腫など合併症が多くみられ診断に苦慮したが,レビー小体型認知症(DLB)を疑い投与した塩酸ドネペジル(donepezil)が著効して良好な結果をたどった。DLBは,アルツハイマー型認知症,血管性認知症とともに三大認知症と呼ばれ,高齢者の認知症の約20%を占めるといわれる6)が,精神科臨床においてDLBは後期高齢者の異常体験や行動異常の原因疾患の1つであり,また早期より疑い初期診断7)してdonepezil治療を開始することが重要であると再認識する貴重な経験と考え,報告する。
紹介
疾病自己管理とリカバリー(Illness Management and Recovery;IMR)の紹介
著者: 藤田英美 , 久野恵理 , 鈴木友理子 , 久永文恵 , 坂本明子 , 内野俊郎 , 磯田重行 , 加藤大慈 , 上原久美 , 吉見明香 , 平安良雄
ページ範囲:P.709 - P.715
はじめに
わが国の精神保健福祉施策において,「入院医療中心から地域生活中心へ」という基本的な方策を推進するために,精神保健医療福祉体系の再編と基盤強化,自立支援制度の構築などが進められている。精神障害を持つ人の地域生活の構築を可能にするためには,自立支援や就労支援のみならず,疾病を自己管理する技術の習得や,一人ひとりが実りある生活を送るための支援が求められる。
一方,米国においては,1960年代から進められた脱施設化施策に伴い,各種の外来治療・リハビリテーションプログラムが開発され,またケアマネジメントの導入など,地域生活を支えるための支援施策の整備が進められてきた4,12)。しかし,治療の場が病院から地域へ移行したとしても,精神疾患を経験した人々の主体性が尊重されず,症状の管理のみを目的にした支援が提供されているのだとしたら,社会の一員として充実した生活を実現させるための援助には必ずしもつながらないという批判もなされている5,16)。それに対し,1990年代以降,自立生活運動を背景に「リカバリー」と呼ばれる概念が提唱され,精神科リハビリテーションの中心的な概念としても浸透してきている3)。
「リカバリー」とは,「精神疾患による破局的な影響を乗り越えて,人生の新しい意味と目的を創り出すこと」であり1),単に疾病からの回復ではなく,人生の回復を考えるもので,「病気や健康状態のいかんにかかわらず,希望を抱き,自分の能力を発揮して,自ら選択ができる」という主観的な構えや指向性ととらえることができる11)。1999年の米国公衆衛生総監報告書(Reports of the Surgeon General, U.S. Public Health Service)において,「すべての精神保健支援は当事者主体で,リカバリーの促進に焦点を当てるべきである。つまり,支援の目標は症状の改善だけではなく,有意義で,生産的な人生の回復を目指すべきである」と明記され,リカバリー志向に基づく支援が推進されるようになった15)。本論で紹介する「疾病自己管理とリカバリー(Illness Management and Recovery;以後IMR)6)」は,そのようなリカバリーの概念に基づくプログラムである。
また,米国では,統合失調症やその他の重い精神障害を持つ人に対して,有効性が確認されている支援の普及が不十分であるという反省から,1998年より根拠に基づく実践(Evidence-Based Practices;以後EBP)プロジェクトが開始された。これは,先行研究から有効性が確認されている精神障害に対する6つのEBPを指定し,実践ガイドラインやハンドアウト,忠実度尺度などから構成されるツールキットを作成し,現場での普及を図る取り組みである2,10,13)。このEBPプロジェクトはRobert Wood Johnson財団の援助を受けて始められ,その後,連邦政府の助成を受けて進められた。IMRはその1つとして開発され,普及が進められている(表1)。
わが国においても,各施設でさまざまな心理教育の実践が行われており,成果を挙げている7,14)。また,リカバリーの概念は徐々に広がりつつある11)。しかし当事者本人に対する心理教育の取り組みは,家族心理教育の取り組みと比較するとまだ数は少ない。また,IMRのようにリカバリー志向に基づき,複数の治療戦略を統合したプログラムは,新しいものであると考えられる。
我々はわが国においてもIMRは有効な方法であると考え,導入を検討している。そこで,本稿ではIMRを紹介する。
私のカルテから
統合失調症にみられる視覚変容―医師は知らない症状を見逃す
著者: 柿本泰男 , 和氣現人 , 山田泰司 , 時田弘志
ページ範囲:P.717 - P.719
はじめに
医師は病気の診断の時に,患者や家族の話を聞いて病歴を記し,また面接によって聞き取った症状に,検査結果を加えて診断をする。その際医師は,あらかじめ自らの持つ知識に照合して症状を確かめ,学習した疾患とその症状に照合して診断をしている。これはDSMやICDにかかわらず,学生時代から学び,臨床の経験を踏んで獲得した知識に照らし合わせての診断である。臨床経験をある程度積むと,その医師の中に病気の像ができる。ところが,教科書や全集に記載されている病像については把握できるが,そうでない場合には,症状として気づきもしないか記載しないことがある。その場合,その症状を治療の対象として考えないまま通りすぎたことになり,患者の苦しみはその後も続くことになる。山口11)も既存の参照枠に限りそれでよしとしていると,それ以外のものは視野の外となり,案外なものを見逃すこともあると述べている。
統合失調症の患者が知覚する幻覚は主として幻聴であり,ついで幻触である。器質性あるいは中毒性精神病にしばしばみられる幻視は統合失調症ではまれであると,どの教科書にも書かれている。ところが幻視あるいは錯視に近い症状として山口9)が1986年に記載した視覚変容発作については,その後数年は症例として他の著者3,4,7,8)によってもいくつか報告された。しかし一般に認められることが少なく,新しい教科書で記述されているのは中井と山口の教科書5)のみである。このたびは我々も山口氏の示唆で統合失調症患者(DSM-Ⅳによる)の中にこの症状を認めた。
山口9)の報告は,発作と記述しているようにごく短時間に現れ消失する症状であるが,筆者らの報告する症例では,統合失調症の羅病期間が長くなると,1日中あるいは1日の何時間かにわたり続く症状である。これが患者を苦しめていた。それが山口10)の言うように,γ-アミノ酪酸(GABA)系を強化する薬物で消退した。
動き
「第1回国際表現療法学会(中国蘇州)」印象記
著者: 山中康裕
ページ範囲:P.720 - P.721
第1回国際表現療法学会[中国初届表達性心理治療和心理劇国際学術検討会]は,蘇州大学の主催で,2007年8月4日から7日の4日間にわたって,中国江蘇省蘇州市の蘇州大学東教楼と蘇州会議中心において開催された。会長は,北京清華大学の樊富珉(Fan Fumin)および米国イエール大学龔Shu(Gong Shu)の両教授で,事務局長は蘇州大学の陶新華(Tao Xin Hua)教授。招待講演として筆者の「表現療法の本質」,英国UKCPのMarcia Kalp教授による「真の自己と心理劇」,スウェーデンのJorge Burmwister教授による「我らが未来に対する創造性のチャレンジ」があった。この3人を代表して筆者が,「大会嘉賓」ということで,現地来賓の蘇州市長ともども陣頭あいさつを行った。日本からは30人を超す参加者があり,ドイツ,イギリス,アメリカ,オーストリア,スウェーデンなど16か国に上る欧米の参加者を含めて総勢450名の参加である。
一般演題は台湾の黄創華氏の「心理劇と音楽療法の併用による乳幼児例を対象にした表現療法の解釈法」以下64題で,先の両会長による教育講演と,日本からの山愛美「造形と絵画」,小野けい子および酒井敦子「箱庭療法の基礎と実践」,森谷寛史「コラージュ療法の理論と実際」,酒木保「黄黒交互色彩分割法の実践」などの各氏ほか34項目のワークショップが持たれ,朝9時から夜の9時までという超過密スケジュールながら各セッションとも連日満席という熱心さであった。
書評
―松村真司,箕輪良行 編―コミュニケーションスキル・トレーニング―患者満足度の向上と効果的な診療のために フリーアクセス
著者: 高久史麿
ページ範囲:P.723 - P.723
良好な診療関係を築くコミュニケーション技術を学ぶ
今回,医学書院から『コミュニケーションスキル・トレーニング―患者満足度と効果的な診療のために』が発刊されることとなった。編集者の松村真司,箕輪良行の両氏をはじめ,本書の執筆に当たられた方々は,従来からコミュニケーションスキル・患者満足度訓練(CST)コースを開発し,かつ具体的に実施されてこられた方々であり,現在CSTコースを定期的に開催しておられる。本書はこれらの人たちによってCSTコースのテキストとして利用することを想定して編集されたものであり,その内容は「コミュニケーションスキルと患者満足度」,「患者に選ばれるために必要なコミュニケーションスキルとは」,「コミュニケーションスキルの実際」「コミュニケーションスキル・トレーニングの実際」の4章から成り立っており,医師が患者と良好なコミュニケーションを持つのに必要なさまざまな調査のデータ,具体的な表現法,ノウハウ等が詳細に示されている。また,模擬患者のシナリオ,CSTの実際について例示されているのも本書の特徴の1つである。
私が現在勤務している自治医科大学にはUCLAで長年教鞭をとられ,2007年4月から常勤の教授として学生の教育に当たっておられるアメリカ人の方,米国の病院で8年以上働いた後,本学に来られた准教授の方などがおられるが,これらの教員が異口同音に言われることは,日本の医学教育の中で最も欠けているのはコミュニケーションの技術と理学的所見を正確にとる技術の2つであるということである。特に前者のコミュニケーション技術に関しては,欧米では小学生の時代から訓練を受けているとのことであり,コミュニケーションに関する教育を大学入学前に受けたことがないわが国の医学生や臨床研修医が,目前の患者とのコミュニケーションを保つのに苦労するのは当然の結果とも言えるであろう。しかしコミュニケーションの能力が医師にとって最も重要な能力の1つであることは疑いの余地がない。患者からの不満の中でいちばん多いのは,医師が十分に言うことをよく聞いてくれないということである。このような不満が出るのは医師が忙し過ぎるだけでなく,本来持っているべき患者とのコミュニケーションの技術を医師が身に付けていないことも関係していると考えられる。
―宮尾益知 編―「気になる子ども」へのアプローチ―ADHD・LD・高機能PDDのみかたと対応 フリーアクセス
著者: 山田孝
ページ範囲:P.724 - P.724
子どもたちのための「不思議な本」
この本は不思議な書である。例えば,発達障害への小児科的対応と精神科的対応というところで(p.4),いきなり「一次障害に加えて,二次障害(うつ状態,反抗性障害,行為障害など)を併発してくることが多々ある」として,基本症状よりも,二次障害について説明していくといった本である。基本症状については第3章で初めて説明がなされる。また,その第3章でも,3節に,発達障害は早期発見が大切であるが,早期発見をすればそれでよいわけでなく,具体的早期対応が必要となるとしている。
そのように読んでいくと,著者たちの気持ちが伝わってくるようである。著者の一人であり,編者でもある宮尾先生は,早期発見をした医師はその子どもにとって適切なアドバイスをしなければならないし,場合によっては家庭生活,家族機能など事細かな部分にも及ぶ必要があると言う。また,軽度発達障害(HFPDD,LD,ADHD)を早期発見する意義は,保護者や周囲の心構えでできることと,気になる行動を理解することにより,対応を改善できることであると言う。
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編集後記 フリーアクセス
著者:
ページ範囲:P.728 - P.728
国連は,本年4月2日を「世界自閉症啓発デー」と制定し,潘基文事務総長は次のようなメッセージを発表した。
『…障害を持つ子どもたちの普遍的人権の推進にあたり,将来のコミュニティの正式な一員として,こうした子どもたちが活躍できるような環境の整備に全力を尽くそうではありませんか。決意や創造性,そして希望を持って,毎日,自閉症に立ち向かい続けている子どもたちとその家族に敬意を払おうではありませんか。そして,そのエンパワーメントとニーズへの対応に今すぐ取り組むことで,将来の子どもたち全員がより広く参加し,能力を発揮し,権利を行使できるような社会を作っていこうではありませんか』
基本情報
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65巻10号(2023年10月発行)
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63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論