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文献詳細

雑誌文献

精神医学50巻7号

2008年07月発行

文献概要

巻頭言

最近の若者研究事情について

著者: 下田和孝1

所属機関: 1獨協医科大学精神神経医学教室

ページ範囲:P.632 - P.633

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 2007年5月に獨協医科大学精神神経医学教室主任教授を拝命し,約1年が経過した。大学も人手不足が叫ばれる中,幸いなことに当教室にも後期臨床研修を行うために若い精神科医が数名入局してきた。

 我々(私は1983年卒)は精神保健法が施行される前の世代であるが,その頃の精神科教室は臨床を重視する教室,研究を重視する教室,両立をさせる教室など色々あったように思う。指定医制度ができ,指定医取得が多くの精神科研修医の目標の1つになり,学位の取得よりも重きを置かれるようになった。それでも研究をして,学会発表をし,論文を書くということが多くの研修医に要求されていた。

参考文献

1) Halberg F:Physiologic considerations underlying rhythmometry with special reference to emotional illness. In:de Ajuriaguerra, JD ed. Symposium Bell-Air Ⅲ:Cycles Biologique et Psychiatrie. Masson, Paris, pp73-126, 1968
2) Tsujimoto T, Yamada N, Shimoda K, et al:Circadian rhythms in depression. Part II:Circadian rhythms in inpatients with various mental disorders. J Affect Disord 18:199-210, 1990
3) Watanabe T, Ueda M, Saeki Y, et al:High plasma concentrations of paroxetine impede clinical response in patients with panic disorder. Ther Drug Monit 29:40-44, 2007
4) Wehr TA, Goodwin FK:Biological rhythms and psychiatry. In:Arieti SA, Brodie HKH, ed. American Handbook of Psychiatry, Vol 7, Baise Books, New York, 1981

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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