ここのところ,科学の中で「疑似科学」に関する著書が,以前に比して目立つように考える。精神医学関連領域でも,Science and Pseudoscience in Clinical Psychology(Scott O. Lilienfeld, Steven Jay Lynn, Jeffrey M. Lohr, eds. The Guilford Press, 2003;日本語版,臨床心理学における科学と疑似科学,北大路書房,2007)などがある。ウィキペディア(Wikipedia)を見ると,無数の疑似科学例が列挙されてもいるのである。疑似科学そのものが個人レベルにとどまる場合にはさして問題ないが,十分に検討することなく科学的知見と速断されて広く喧伝されてしまうようになると安閑としておられない。これは,さまざまな場面でエヴィデンス(科学的「根拠」)が強調される一方で,逆説的により注目されるようになったのかもしれない。
エヴィデンスに基づく医学(Evidence-based Medicine;EBM)とかエヴィデンスに基づく医療(Evidence-based Practice;EBP)が,重要な用語であるのはすでに周知のことで,確かにそれに則って医学医療が実践できることは理想である。もちろん,関係する分野でエヴィデンスについての討論がなされたうえで,具体的な実践に活用されるであろう。国内でもEBMをタイトルの一部にした著書が発刊される時代であるから,今や数多くの知見が蓄積されているのであろうと考える。
雑誌目次
精神医学50巻8号
2008年08月発行
雑誌目次
巻頭言
EBMとICD
著者: 中根允文
ページ範囲:P.732 - P.733
オピニオン・認知症疾患医療センターをめぐって
国の立場から
著者: 渡路子 , 野崎伸一
ページ範囲:P.734 - P.737
はじめに
世界第1位の長寿国日本の認知症高齢者に対する対策とその中における医療のあり方はどうあるべきなのか。ここでは,わが国の認知症を含む高齢者対策の背景と経緯より,2008年度に認知症疾患医療センターがスタートすることとなった意義を論じ,さらに今後の政策提言に向けての論点を整理したい。
老人性認知症疾患センターの立場から
著者: 粟田主一
ページ範囲:P.738 - P.741
はじめに
平成元(1989)年に創設された「老人性認知症疾患センター事業」は,①専門医療相談,②鑑別診断・治療方針選定,③地域保健医療福祉関係者への技術援助,④緊急時の空床確保などを施設基準に定めた,わが国の数少ない認知症医療対策の1つであった。しかし,平成17(2005)年度に実施された「老人性認知症疾患センター活動状況調査」(以下,平成17年度調査)1)によって,これらの機能を十全に保持しているセンターが少ないことが明らかになり,本事業に対する国庫補助金としての委託料は平成18(2006)年度をもって廃止となった。
従来の老人性認知症疾患センターの機能の低迷は,急速に高まりゆく認知症高齢者の医療ニーズに対して,それに応需できるだけの人的資源や財政基盤の保障が十分になされてこなかったことによる部分が大きいものと考える。認知症疾患の鑑別診断や周辺症状・身体合併症に対する医療資源の不足は,認知症の保健医療福祉に携わる専門職や認知症高齢者を介護する家族であれば誰でもが皆強く実感しているところである。また,総合病院の認知症疾患センターには,従来から,認知症疾患の鑑別診断とともに,周辺症状や身体合併症への対応が強く求められてきたが,総合病院精神科の医療収益の低迷と精神科医師数の減少が,それを阻む重大な要因になっているのは明らかである。
こうしたことから,筆者は,平成19(2007)年度の厚生労働科学研究2)において,①旧来の総合病院型認知症疾患センターに求められてきた機能を明らかにするとともに,②日本老年精神医学会専門医を対象に「認知症疾患医療センター」に求められる機能と適正な配置についてアンケート調査を実施し,③わが国の認知症高齢者数の都道府県別将来推計値を算出したうえで,認知症疾患医療センターの必要設置件数を都道府県別に算出した。
地域連携の実践の立場から
著者: 内海久美子
ページ範囲:P.742 - P.744
はじめに
1989年より「老人性痴呆疾患センター」が創設され,2007年度末までに全国で156か所が指定されている。2006年度に行われた実態調査では,その役割が十分達成されておらず支給されていた補助金は廃止され,さらにはセンターそのものの廃止が検討されてきた。しかし,今年度新たに認知症専門医療と地域連携を目指し「認知症疾患医療センター」事業として予算立てされた。当院は「老人性痴呆疾患センター」の認定は受けていないが,これまでもの忘れ専門外来を中心として専門医療機関としての役割と地域連携の活動を実践してきたので,その取り組みについて報告する。
認知症専門精神科病院の立場から
著者: 小阪憲司
ページ範囲:P.745 - P.747
はじめに
増加する高齢者の認知症患者への対策の1つとして,1989年に当時の厚生省(精神保健福祉課)は「老人性痴呆疾患センター」を2次医療圏に1か所の割合で全国に配置することを目的に,積極的にそれを勧めた。当時,高齢者保健福祉推進十か年戦略(いわゆる「ゴールドプラン」)が策定され,センターは地域の認知症医療の拠点としてその重要な戦略の1つとして期待された。当初はこのセンターは主として合併症への対応が可能な総合病院に設置されたが,精神科病院にも設置されるようになった。1989年には14センターが,1991年には64センターが,さらに1993年には83センターが設置された1)。筆者は1991年に横浜市立大学に赴任してからこのセンターの設置を積極的に進め,公的大学病院としてはいち早くこのセンターを設置した(国立大学病院には,このセンターを設置したところは最後までなかったが,横浜市立大学と京都府立大学が公的大学病院としては最も早くこのセンターを設置したと記憶している)。1994年にはゴールドプランの全面的な見直しが行われ,新ゴールドプランが策定され,老人性痴呆疾患センターは2005年には44道府県に156センターが設置されるに及んだ1)。
しかし2000年の介護保険制度の導入に伴って,認知症の問題は医療から福祉のほうへシフトし始め,このセンターも老健局の管轄に移り,2005年には老健局では老人性痴呆疾患センター事業を廃止することが決定され,実際に国庫補助は打ち切られた(主として老健局では,認知症問題に対して医療はあまり貢献していないから,認知症は介護,すなわち福祉主体でよいという考えが主流になっていると聞いている)。2007年8月に精神科病院協会は「認知症疾患センターをめぐるシンポジウム」を開催し,筆者も招待され「これからの認知症医療のあるべき姿」というテーマで講演したが,当時はセンター廃止の方向が濃厚であった。
ところが,その後,厚生労働省の精神・障害保健課で再検討が行われ,2008年になって「認知症疾患医療センター」として発足することが決定され,早急にその内容について検討され,3月31日付で都道府県にセンターの設置についての正式の通知2)が出された。筆者は,認知症疾患医療センターは地域の認知症の保健・医療・福祉の基幹センターとして重要な役割を演じると考えるので,今回このセンター問題を急遽本誌『精神医学』のオピニオンとして取り上げることを提案し,それが実現することになった。このセンターについては,国の立場,そして活発に認知症の地域連携を行ってきた2総合病院(仙台市立病院,砂川市立病院)の立場から詳しく述べられているので,筆者は認知症専門の精神科病院の立場からセンター問題を述べることにする。
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
臨床現場からみた成人期のアスペルガー症候群
著者: 宮川香織 , 桝屋二郎 , 飯森眞喜雄
ページ範囲:P.749 - P.757
はじめに
近年,「アスペルガー症候群」の診断で大学病院に紹介されてくる患者が増え続けている。なかにはインターネットの記事を見て自己診断し,「アスペルガーではないか?」と受診する者も出てきている。世間の耳目を集めた青少年の犯罪報道でも,この診断名がすでに医学的概念が定まっている疾患であるかのように書かれている。しかし,ベテランの精神科医に「アスペルガーって何ですか?」と訊いても,明瞭な答えが返ってくることはほとんどない。「こういうものだ」「ああいうものだ」と,まるで正体のつかめないヌエのような疾患らしい。ましてや,成人例ではいっそう不明瞭である。
こうした背景があってか,日本の精神医学雑誌でも「アスペルガー特集」がにわかに目につくようになっている。本特集もそうした現状の中で編まれている。だが,アスペルガー症候群は実際に増えているのだろうか? それとも,精神科医が時流に乗って安易に診断し始めたために増えたように見えるだけなのであろうか?
近年の数多い論文では,疾病概念や症候学的問題,分類や診断上の問題,他の精神疾患との異同などが取り上げられることが多いが,ここではあまり取り上げられることのない,臨床現場からみた成人のアスペルガー症候群の問題について述べてみたい。
精神鑑定例:全日空ハイジャック事件
著者: 山上皓 , 岡田幸之 , 安藤久美子 , 渡辺弘 , 和田久美子
ページ範囲:P.759 - P.769
はじめに
本事例は,国内定期便飛行中の航空機内において乗員を包丁で脅してハイジャックをし,機長を殺害して自ら操縦桿を握って乗員に取り押さえられ,逮捕されたものである。犯行の動機は,将来を悲観しての自殺願望と,飛行機マニアとしての飛行機操縦への願望の吻合によるものであるが,突飛さを感じさせるその動機と,優れた知能,周到な犯行の準備などとをどのように統一的にとらえ得るかという点が,本鑑定のキーポイントとされた。
本事例は,過去に統合失調症と診断されて,精神科クリニックに通ったり,精神科病院に措置入院とされたこともあり,本件犯行当時は別のクリニックでうつ病の診断を受けて,通院治療中であった。しかし,鑑定時の面接や生活史,病歴などの調査では,統合失調症の診断の根拠とされるべき所見は認められず,うつ病についても,反応性の軽度の抑うつ状態で,本件犯行に重大な影響を及ぼした形跡はない。問題はむしろ,特徴的な人格の偏りにあった。全般的な知能は高く,特に論理的思考と記憶力に優れ,興味あることには高度の集中力を発揮するが,思考は柔軟性を欠き,臨機応変の対応がきわめて拙劣である。他者の心情を共感的にとらえることができず,対人関係に重大な困難を有する。このような,知,情,意の機能のバランスを欠いた人格の独特の偏りが,本事例に,社会生活での深刻な不適応と,将来への悲観をもたらし,ついには犯行へと駆り立てたものと解された。
診断については,当初は人格障害とすることを考えたが,その頃児童精神医学界において注目されてきたアスペルガー障害に通ずる所見も多く認められることから,生育歴や心理検査,神経学的検査などについても詳細に調査し,その可能性についても検討した。通常,成人の鑑定事例において,乳幼児期の生育歴の詳細を明らかにすることは困難であるが,本事例においては,母親が育児記録を含む詳細な日誌を残していたうえ,精神鑑定に可能な限りの協力をされたことから,全経過を発達史的にとらえることが可能となり,アスペルガー障害による犯行とする結論に至ったものである。
成人期のアスペルガー症候群の反社会的行動に対する地域精神保健のかかわり―精神科医療と司法との連携
著者: 松田文雄
ページ範囲:P.771 - P.775
はじめに
児童思春期の臨床のみならず,成人期のアスペルガー症候群との出会いは年々増加しており,職場での不適応を主訴に相談を受けることは少なくない。外来診療では毎回数頁にわたる緻密で詳細な記録を持参されることが多く,事細かな情報を得ながら,職場内や家族内での適応的な言動を模索し,職場上司や家族の理解や支援を求めるための同席面接を行うことも珍しくない。このような状況下で,アスペルガー症候群における反社会的行動に関する臨床家としての対応の経験を紹介しながら,広島で行っている思春期精神医療と司法との連携について紹介したい。
成人期のアスペルガー症候群の人々が求めるもの―当事者グループの聴き取り調査から
著者: 石井哲夫 , 石橋悦子
ページ範囲:P.777 - P.786
はじめに
「発達障害者支援法」が施行されて3年が経過した。この間,「発達障害者支援センター」は,全国都道府県および政令指定都市において整備が進み,現在,その数は60か所を超えている。発達障害者支援センターにおける相談支援については,基本的にすべてのライフステージに対応することとされている。東京の場合,2003年1月に「自閉症・発達障害支援センター」として事業を開始した当初から,青年期,成人期の人にかかわる相談が全体の5割を占めていた。そして,この1~2年の傾向として,とくに20歳代,30歳代の人についての相談が年ごとに高い伸びを示しており,2006~2007年度にかけての相談事業実績においては,その両者だけで全体の5割を超える数であった。そのうち,高機能広汎性発達障害(アスペルガー症候群など)の診断を受けている,あるいはその疑いがあるという人の割合は,他の障害特性に比べて圧倒的に高くなっている。
筆者らは,5年前に発達障害者支援センター事業を開始した当初より,高機能広汎性発達障害(アスペルガー症候群など)の当事者である人たちに協力を求め,「グループヒアリングの会」を月に1度行ってきた。当事者の人たちがそれぞれ非常に苦労し,努力して生活している実態は,外側からはみえにくく,わかりにくいといわれており,自閉症支援に長年取り組んできた筆者らも,いわゆる高機能群の人たちへの支援は新たな課題であった。そのため,まず,本人の立場からこれらの課題をとらえたいと考え,小人数のグループヒアリングによる聴き取り調査を実施することにした。これまでの経過の中で,そこに参加する人たちにとっても,「相談」というかたちでなく,一定のテーマのもと,聴き手である私たちとのやりとりを通して自分の考えや思いを表現してもらうことにより,新たな自己覚知が得られたり,同時に他の当事者の発言も聞き,わが身を省みるというような場となってきている。
本稿では,これまでのグループヒアリングを通して得られたことをもとに,考察を進めてみたい。
成人期アスペルガー症候群のADI-R(自閉症診断面接改訂版)による診断―生物学的研究との関連で
著者: 中村和彦 , 土屋賢治 , 八木敦子 , 松本かおり , 宮地泰士 , 辻井正次 , 森則夫
ページ範囲:P.787 - P.799
はじめに
我々は,2002年度に,欧米論文に使用されている広汎性発達障害,特に高機能自閉症およびアスペルガー症候群(障害)の診断基準について検討した注1)。診断は,DSM-IV,ICD-10,CARS(Childhood Autism Rating Scale),ADOS(Autism Diagnostic Observation Schedule)14))を使用している研究があるが,ADI-R(Autism Diagnostic Interview-Revised:自閉症診断面接改訂版)21)を使用している研究が多くみられた。ADI-Rは英語圏において広く使われている研究用診断面接であるが日本では翻訳版がなく,使用されておらず,その理由については明確な情報が得られなかった。我々は自閉症研究についての論文投稿のためADI-R使用が不可欠であったので,まず初めにADI-Rの日本での使用を目的とし,米国でADI-Rトレーニングワークショップを受け,ADI-Rの開発者であるLord教授と交渉を行った。ADI-Rの研修は,2004年3月15~17日の3日間のコースで,ミシガン大学UMACC(University of Michigan Autism and Communicative Disorders Center)で行われた,ADI-Rトレーニングワークショップに参加し,ADI-Rの信頼に足るスコアリング法を,講義,実習から学んだ。
我々からは土屋,八木が参加した。参加者は,その大多数が,米国の大学の臨床講座に所属する,特に小児の(公的,福祉)サービスに携わる,比較的若年の人たちであった。さらに博士号を取得した学生や疫学研究者も参加していた。内容は1日半の講義,1日半のグループでの面接・評価の実習であった。終了後にビデオを渡され,日本においてビデオの宿題をこなし,開発者(Lord教授)とのinter-rater reliabilityを確立した。講義,実習とも,「正しい」スコアリングに焦点が当てられた。開発者が,ADI-Rを使う人が,開発者のスコアと大きな違いのないスコアを出せるよう腐心しているのがよく理解できた。Lord教授は,遺伝学,画像学,疫学などにもよく精通されており,日本でのADI-R使用には基本的に協力的な姿勢を示された。
交渉の中でADI-Rが日本で広く使われていない理由が明らかになった。つまり,ADI-Rの翻訳が使用者限定で各々が翻訳し,バックトランスレーションまで要求された。しかしここまで行うと何百万円も必要である。そしてADI-Rトレーニングワークショップで認定された人のみ使用可能であるので,米国の自閉症の両親の面接ができる英語能力が要求されることである。
我々のADI-R翻訳は,ADI-R著者に1,000米ドルのhonorarium支払い,reliability確立後,版権管理の出版社(WPS)から“a limited-use research license”をもらい,翻訳に着手した。出版社に,1使用につき3米ドルの使用料を払った(160件の使用を予定し,480米ドルを事前に支払いした)。次に土屋,八木が下訳を行い(英→和),翻訳業者が和訳を修正,それをさらに英訳(blind back-translation)を行って,翻訳の完成とした。そして和訳,再翻訳後の英訳を著者に送り,日本語翻訳版使用の承認を得た。ADI-Rの臨床的使用について著者はUMACCのコースに出席することを要請しない。しかし研究使用についてのこの日本語翻訳版は,土屋との契約に基づいて作られるものである。したがって,日本でこれを使うためには,①UMACCのコースに出席し,②WPSと使用契約を結び,使用料を(1件の使用ごとに)払う必要がある。今回のADI-Rの使用は,WPS(ADI-Rの出版元)と土屋の間で結んだtemporary licenseに基づくものである。版権はWPSが保有しており,土屋は,日本語版,原版にかかわらず権利を有しない。
結局,大変残念なことに,ミシガン大学でのトレーニングを修了し合格した土屋,八木らのみがこの日本語バージョンが使えるとの承諾しか得られなかった。筆者らは,日常診療に用いることができるよう,ADI-R開発者らと,また,出版社との交渉を進めている。自閉症診断のスタンダード足り得る,優れたツールであると考えられるからである。原版は,Western Psychological Services(http://www.wpspublish.com)より入手可能である。
その後,ADI-R研修に何人か参加したが,我々の研究グループでは土屋,八木,松本,岩城がreliabilityを確立した。今回の稿ではあまり触れていないが,もう1つの研究用診断面接として重要であるADOSについても同様に,ADOSワークショップ出席が必要で,さらに宿題を課せられるのでreliabilityの確立は難しく,我々の研究グループでは松本のみがreliabilityを確立している。
研究と報告
安全確保行動の修正が社会不安症状に及ぼす影響
著者: 岡島義 , 坂野雄二
ページ範囲:P.801 - P.808
抄録
本研究の目的は,社会不安障害(SAD)の維持要因である安全確保行動を止めることによって,社会不安症状が減少するかどうかについて検討することであった。年齢と性別をマッチングさせた安全確保行動を止めさせる群(SAFETY)12名と統制群(CONTROL)11名を対象に,対人交流場面に対する不安と否定的な信念の変化を検討した結果,SAFETY群において実験後の不安と否定的な信念に有意な軽減がみられた。治療前後の効果サイズもSAFETY群のほうが大きかった。このことから,先行研究(Wells et al, 1995)と同様に,SAD患者が用いている安全確保行動を止めることで治療効果が高まると考えられる。
短報
低血糖昏睡が1週間持続した後,高次脳機能障害を呈した1症例
著者: 今中章弘 , 藤川徳美 , 高見浩 , 津久江亮大郎 , 大森信忠
ページ範囲:P.809 - P.812
はじめに
我々の血糖値は,通常70mg/dl以上に維持されているが,糖尿病での不適切な治療やインスリノーマでは低血糖状態となることはよく知られている。低血糖を放っておき50mg/dl以下になると明らかに中枢神経の働きが低下し,30mg/dl以下になると意識レベルが低下して昏睡状態から死に至ることもある。重症の低血糖性昏睡後は脳の広汎にわたり神経細胞が萎縮,脱落しており,2~4%が失外套状態,慢性植物状態,または死の転帰をとるという報告もある3)。
今回,我々は低血糖昏睡が1週間持続した後,高次脳機能障害を呈し,臨床症状や画像経過などを追跡した1症例を経験することができたので報告する。なお,プライバシー保護のため,症例記載にあたっては若干の改変を行った。
抑うつ気分を伴う適応障害に合併した月経前不快気分障害にsertraline hydrochlorideが奏効した1例
著者: 冨山恵一郎 , 安藤英祐 , 櫛野宣久 , 矢野広 , 松本英夫
ページ範囲:P.813 - P.818
Sertraline hydrochloride(以下SER)は選択的セロトニン再取り込み阻害薬(selective serotonin reuptake inhibitor,以下SSRI)の1つである。2005年10月現在,108か国でうつ病,パニック障害,強迫性障害,外傷後ストレス障害,社会不安障害,月経前不快気分障害などに対する適応がある。日本では第Ⅰ相試験が1991年に開始され,うつ病,うつ状態,パニック障害を適応として承認された6)。
さて月経前不快気分障害(premenstrual dysphoric disorder,以下PMDD)とは身体症状に気分障害を合併したもので,その特徴的な症状には著明な抑うつ気分,不安,集中力の低下,食行動変化,睡眠障害(過眠),疼痛などが挙げられている。また行動面の障害として,仕事を含む社会活動や人間関係などに,うつ病に匹敵する大きな支障を来すと報告されている8)。今回我々は,抑うつ気分を伴う適応障害に合併したPMDDに対してSERが奏効した1例を経験したので報告する。なお報告にあたって,口頭にて本人の同意を得た。また科学的考察のために支障のない範囲で,プライバシー保護の観点から症例の内容を変更した。
資料
セロトニントランスポーター3'非翻訳領域(5-HTT 3' UTR)遺伝子多型と痛覚閾値およびパーソナリティとの関連研究
著者: 青木淳 , 池田和隆 , 大谷保和 , 岩橋和彦
ページ範囲:P.819 - P.825
緒言
セロトニン(5-HT)は,動植物界に広く存在する生体活性アミンであり,高等動物ではそのほとんどが神経系より末梢組織に分布している。その多くは腸クロム親和性細胞で生合成され,腸管蠕動亢進,血小板凝集,血管拡張などの作用を通じて機能しており,中枢神経系では古典的な神経伝達物質として摂食行動,睡眠,性行動,痛覚,認知などの生理機能を担っている。また,5-HTは気分障害,不安障害,摂食障害,薬物依存,統合失調症などの精神科領域の疾患の病態や,攻撃性などの人格傾向に関与していると考えられている10)。
また,5-HTは末梢では痛みを増強し,中枢において下行性抑制系により痛みを抑制することが報告されている13)。中枢神経系内に存在する痛覚抑制系として大脳皮質,視床下部,中脳水道灰白質などが知られ,最終的には脳幹に存在する5-HT神経核などから,脊髄後角表層へ下行する線維によって,選択的に痛みの伝達がコントロールされていることが明らかにされている17)。
「精神医学」への手紙
裁判員制度と精神鑑定・鑑定人尋問―模擬裁判の経験から
著者: 高岡健 , 高田知二
ページ範囲:P.826 - P.826
裁判員制度の導入に向けた模擬裁判が,各地で行われている。筆者らのうちの1人(K.T.)は,鑑定人役として岐阜地裁における以下の模擬裁判に関与した。
事例は,統合失調症のために2度の入院歴がある男性が惹起した殺人である。起訴前簡易鑑定は是非弁別能力ならびに行動制御能力が著しく減弱されているとし,本鑑定は弁識能力が著しく減弱され制御能力は完全に失われていたとした(ただし,いずれの鑑定書も,被告人が有する妄想が妄想性人物誤認であるか否かに言及していないなど,欠陥があるように筆者らには映った)。裁判員の判断は心神耗弱とする者と心神喪失とする者が3名ずつに分かれ,裁判官は全員が心神喪失としたため,被告人は無罪となった。
書評
―茨木 保 著―まんが 医学の歴史 フリーアクセス
著者: 木村政司
ページ範囲:P.827 - P.827
日本の科学リテラシーの普及に貢献する医学史曼陀羅
日本歯科大学新潟生命歯科部に,日本で唯一の医の博物館がある。ここは医学の歴史において残された貴重な古医書や浮世絵,医療器具,道具など約5千点が展示,保存されている。この博物館の特徴は,医の歴史を眺めているうちに,見終わる頃には医の文化が見えてくることだ。
まんが 医学の歴史は,医の歴史が面白おかしく読み取れるだけではなく,偉人たちが伝えた貴重な遺産と,関わった人々の情熱にグイグイと引き込まれる。そういう意味では表現は違うが,医の博物館と本書の感動には,似たところが感じられる。
―野口善令,福原俊一 著―誰も教えてくれなかった診断学―患者の言葉から診断仮説をどう作るか フリーアクセス
著者: 上野文昭
ページ範囲:P.828 - P.828
すべての臨床医に,「考える診断学」の科学的論証
「臨床疫学」という言葉の響きから,いまだに何やら伝染病などを扱う学問と思い込んでいる読者はおられないだろうか。もしそうであれば,すべての臨床医がいつでも,どこでも,誰にでも必要な知識であることに早く気付いていただきたい。
このたび医学書院より上梓された『誰も教えてくれなかった診断学――患者の言葉から診断仮説をどう作るか』に目を通し,この認識が誤りでないことを再確認した。共著者の野口・福原両氏は評者の最も信頼する内科医である。二人とも北米での内科研修で得た優れた臨床技能を,さらに臨床疫学を学ぶことにより科学的に磨きをかけ,現在わが国の臨床・教育・研究の各分野で活躍中である。過剰検査が当たり前のわが国で,これまでほとんど学ぶ機会のなかった正統派診断学を,今ここで二人が教えてくれている。
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編集後記 フリーアクセス
著者:
ページ範囲:P.832 - P.832
本誌ではオピニオンとして「認知症疾患医療センターをめぐって」を,特集として「成人期のアスペルガー症候群Ⅱ」を取り上げた。
後者は前号に続いての特集で,最近はアスペルガー症候群がかなり広義に解釈されて診断される傾向があり,この際この症候群を正しく理解してもらおうという編集委員会での話題から,この特集が組まれたものである。
基本情報
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64巻2号(2022年2月発行)
特集 精神科におけるオンライン診療
64巻1号(2022年1月発行)
特集 超高齢期の精神疾患
63巻12号(2021年12月発行)
特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論