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文献詳細

雑誌文献

精神医学51巻11号

2009年11月発行

短報

冷蔵尿を用いた定期外来薬物尿検査と,麻薬取締部との連携システムにより社会復帰をはたした覚醒剤依存症の1例

著者: 枝雅俊1 有田矩明1

所属機関: 1医療法人共栄会札幌トロイカ病院

ページ範囲:P.1115 - P.1118

文献概要

はじめに

 覚醒剤依存の治療にあたっては,薬物再使用の防止が重要な臨床的課題となる。外来での定期的尿中覚醒剤検出検査と,麻薬取締部との連携システムを用いて,社会復帰の手がかりを得た症例を経験したので,考察を加えて報告する。

参考文献

1) 平井愼二:薬物乱用対策における取締処分と援助の連携のあり方.法と精神医療 14:19-38,2000
2) 平井愼二:患者の薬物規制法違反(使用)への態勢.日本臨牀 61:2223-2232,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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