東京大学医学部精神医学教室の運営に携わり始め,日々の雑事をこなすだけで精一杯ですので,このような欄に寄稿させていただく資格はまだないと自覚しております。自分自身の行動を律するための覚書きと位置づけて執筆させていただき,読まれた方々のご参考に万が一にでもなれば,ということでお許しいただきたいと思います。
英国Kings Fundは,同国の精神疾患の社会経済コストを年間約10兆円と試算しており1),Nature誌には“Mental wealth of nations”との提言がなされています2)。精神医学の重要性はこうした社会的要請の高まりから明らかですが,日本の精神医学・医療を取り巻く現状は,診療報酬・医師配置の面でも,研究費配分の面でも,きわめて不十分といわざるを得ません。そのうえ,大学の人員削減,法人化後の経営圧力,新研修制度後の若手医師の地域偏在などの波を受け,どの大学精神医学教室も疲弊していると思います。このような厳しい状況の中で,大学精神医学教室に固有の役割である人材育成という軸がぶれないように進めていきたいと考えています。
雑誌目次
精神医学51巻2号
2009年02月発行
雑誌目次
巻頭言
人材育成の場としての大学精神医学教室
著者: 笠井清登
ページ範囲:P.106 - P.107
研究と報告
物質使用障害患者における自殺念慮と自殺企図の経験
著者: 松本俊彦 , 小林桜児 , 上條敦史 , 勝又陽太郎 , 木谷雅彦 , 赤澤正人 , 竹島正
ページ範囲:P.109 - P.117
抄録
入院中のアルコール使用障害患者244名,および薬物使用障害患者90名を対象として,自記式質問紙を用いて過去の自殺念慮・自殺企図歴,ならびに現在の自殺念慮を調査した。その結果,アルコール・薬物使用障害患者は自殺念慮(アルコール55.1%,薬物83.3%,p<0.001)および自殺企図(アルコール30.6%,薬物55.7%,p<0.001)の経験者が多く,調査時点で自殺念慮を呈する者も少なくなかった(アルコール9.8%,薬物19.1%,p<0.05)。こうした傾向はアルコール使用障害患者よりも薬物使用障害患者で顕著であったが,物質使用障害患者が女性である場合,36歳未満である場合には,主乱用物質の種類には関係がなく,自殺念慮・自殺企図歴や現在の自殺念慮は高率に認められた。
幻視,被害妄想,脳内石灰化を呈し家族性Fahr病が疑われた若年女性の1例
著者: 白浜正直 , 穐吉條太郎 , 田中悦弘 , 津留壽船 , 松下裕貴 , 花田浩昭 , 児玉健介
ページ範囲:P.119 - P.123
抄録
幻視,被害妄想,気分の易変性,易怒性,精神遅滞などを呈しFahr病が疑われた若年女性とその3世代の症例について報告する。本人の頭部CT検査により,両側大脳基底核に石灰化を認めた。同様に,親族5名に頭部CT検査を施行したところ,祖母と母に両側大脳基底核の石灰化を認めた。本症例では母を含め3姉妹,本人と弟が精神遅滞であり,本人と弟が視力障害を持っており,遺伝性疾患が疑われた。副甲状腺機能は正常でCaの代謝障害はなく,他の生化学的異常やミトコンドリア病,代謝性疾患その他の身体疾患による体の異常がなく,Fahr病が考えられた。本邦でのFahr病の先行研究としては3世代にわたる報告はなく,現在のところ本報告が初めてである。
短報
Sertralineによるセロトニン症候群を呈した1例
著者: 小早川英夫 , 大森寛 , 藤田康孝 , 坪井きく子 , 竹林実
ページ範囲:P.125 - P.127
はじめに
2006年,本邦3番目の選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)であるsertralineが使用可能となった。SSRIの副作用としてセロトニン症候群への留意は必要であるが,今回,常用量のsertralineによるセロトニン症候群を呈した1例を経験した。また,本症例はセロトニン2A(以下5-HT2A)受容体阻害作用を有するmianserinの併用中に出現しており,セロトニン症候群の病態を考えるうえで貴重な症例と思われるので若干の考察を加え報告する。
資料
中国,日本,韓国,台湾における精神科疾病分類(ICDおよびDSM)に関するアンケート調査
著者: 高橋知久 , 長峯正典 , 新福尚隆
ページ範囲:P.129 - P.135
はじめに
精神科医療において現在使用されている精神科疾病分類は,ICD-10(1992年)10)およびDSM-Ⅳ-TR(2000年)2)の2種類あるが,現在これら両者は改訂の時期を迎えている。両者はそれぞれWorld Health Organization(WHO;世界保健機構)およびAmerican Psychiatric Association(APA;米国精神医学会)により,それぞれ独自に発展してきた。ICDは当初,国際的に通用する死因統計を記録するシステムとして出発し,およそ10年ごとの改訂会議を経て現在に至っている。1992年に改訂されたICD-10からは臨床や研究を目的とした診断分類としての役割にも重点が置かれるようになったが,諸障害に関する最新の情報を網羅した理論的なものというよりは,諸学派・諸地域において国際的に受け入れられることを重視する特徴を持っている。一方,DSMは1952年にAPAによって初版が作成され,当初より臨床のための分類であることが明確にされている。主に臨床研究のデータを基に検討されており,1980年に改訂されたDSM-Ⅲでは多軸評価システムが導入され,病因論からは中立的立場である操作的診断基準が全面的に採用されている1)。DSM-Ⅲ以降はICDとの互換性が考慮されてはいるが,臨床現場においてはこれら2種類の疾病分類が存在していることに対する戸惑いは依然として存在しているといえよう。
APAはDSM-Ⅴに向けて,2002年にA Research Agenda for DSM-Ⅴをすでに出版しており6),2007年6月にDSM-Ⅴ task forceが立ち上げられている。WHOでもICD精神障害アドバイサリーグループが2007年1月に設立されており,次なる改訂版としてICD-11の作成が現在検討されている。その一環として,2008年2月に東京において「精神科診断と分類の最前線―ICD-11に向けて―」と題した国際シンポジウムが開催された(会長:東京医科大学・飯森眞喜雄教授,都立松沢病院:岡崎祐士院長,元世界精神医学会会長:Norman Sartorius氏の3名)。シンポジストとしてShekhar Saxena(WHO),Wiliam E. Narrow(APA),その他,Graham Mellsop(New Zealand),Wolfgang Gaebel(Germany),David Goldberg(UK)ら各国から十数名のエキスパートが招聘され日本の専門家を交えて活発な議論がなされた。そこでは各国での診断分類の使用経験や疾患の新しい概念,診断基準に与える文化の役割などについて話し合われた。それらの議題の1つとして,「実際の利用者である精神科医が疾病分類に何を求め,何を期待しているか?」という重要なテーマに関するアンケート調査結果がNew ZealandのMellsopによって報告された7)。このような調査がこれまで欠如していたことから,彼はアンケート調査をデザインし,日本も共同調査の依頼を受けて,すでに調査を終えている。両国の結果の詳細については過去に本誌において報告しているので,それを参照していただきたい8)。注目すべきは,日本とNew ZealandではDSMとICDの使用のされ方が大きく異なっていたことである。すなわち,日本においてはDSMとICDが大差なく使用されていたのに対し,New Zealandにおいては,DSMが普及している一方でICDはほとんど使用されていなかった。他にも疾病分類に対する両国の考え方の差異がいくつか指摘されているが,今後の疾病分類改訂作業にあたり,より多くの国のデータを集積すべきであることが提言されている。
今回我々はこの調査を発展すべく,アジア諸国での相違点や類似点を検討するため,中国,韓国,台湾に調査協力を依頼し,同じアンケート調査を実施した。日本を含めたアジア4か国において行われた精神科疾病分類に関するアンケート調査の結果を比較検討し,報告する。
奈良時代の精神医学(精神医学の萌芽)
著者: 鈴木英鷹
ページ範囲:P.137 - P.145
はじめに
奈良時代の医学に関しては,富士川游博士の『日本醫學史』をはじめ,諸家の論攷また少なしとしないが,その多くは全医学史の一部としてこれに触れられたのに過ぎず,奈良時代の医学を主題とした述作は僅少である。その1つに昭和20(1945)年に著された服部敏良博士の「奈良時代医学史の研究」が挙げられる。
服部博士はその序文の中で「醫學と時代の文化及び思潮との關聯につき考察を試みたものがないのを遺憾とし,自らはからず本篇の攷究執筆を進め,斯學界に幾ばくかの寄與をなさんことを志した」と述べている16)が,「醫學と時代の文化及び思潮との關聯につき考察を試みたものがない」ことは,必ずしも諸家の責任ではないと筆者は考えるのである。その理由として文献記述の不十分さが挙げられる。確かに奈良時代には『万葉集』『風土記』をはじめとして多くの文献があるが,医事にする記述は少ないか,言及されていても不十分である。本論文で多く引用した『続日本紀』を例にとれば,大宝2(702)年2月の記述に「越後国疫す。医・薬を遣して療さしむ」とあるが,どのような症状の病気が蔓延し,どのような薬で治療をしたのかについて全く述べられていない。
さらなる理由として,奈良時代には個人が残した日記や記録がないことである。次の平安時代には『小右記』『御堂関白記』など多くの日記や記録から医学関係記事を抄出し,それを『日本紀略』などの文献と突き合わせて検討することも可能であるが,奈良時代ではそれも叶わないので,奈良時代の医学史研究では碩学の業績の追従に終わる危険性もある。
『続日本紀』は『日本書紀』の後を受け8世紀末に成立した勅撰史書で,文武天皇元(697)年から延暦10(788)年まで9代の天皇の治世を収録する。『続日本紀』は素材史料も律令公文を中心とするため内容の信頼性が高く,『日本書紀』を継ぐ国史として8世紀の根本史料であり,豊富な宣命・大仏開眼の盛儀・奈良時代の継起した政変などみるべき内容が多い6)。このようなことから,これまでに『続日本紀』を文献に用いて奈良時代医学史研究がなされ,いくつかの優れた業績が発表されたが,奈良時代の精神医学や精神医療に言及した研究は筆者の知る限りほとんどない。今回『続日本紀』や『律令』などから精神医学や精神医療に関する記事を抄出することにより,奈良時代の人々が精神障害の原因や治療をどのようにとらえ,精神障害者はどのように扱われていたかを紹介する。そして精神障害者の処遇については,奈良時代よりも現代のほうが優れているといえるのか,古の時代に学ぶべきことはないかを精神医療福祉を志すものとして検討したい。
なお,続日本紀については新日本古典文学体系の『続日本紀』全5巻(岩波書店刊),律令については日本思想体系の『律令』(岩波書店刊)から引用した。また薬物の読み方は『正倉院薬物』1)の記載に従った。
私のカルテから
我々精神科医は社会不安障害を見落としていないか
著者: 義村勝
ページ範囲:P.147 - P.149
はじめに
社会不安障害は,米国では無視された不安障害6)とも呼ばれるほど症状はあっても受診することの少ない疾患の1つであり,本邦においてもその状況はさほど変わらないと思われる。その理由は,本人自身が精神保健上の問題というより非常に内気だと理解している4),また恥ずかしさや恐れから症状を口にしない8)などといわれる。
筆者のクリニックに初診した患者の中に過去に精神科を受診したが社会不安障害の診断が十分になされず,従って患者の抱える症状の深刻さに応じた治療がなされていないと感ずる症例がいくつかみられた。患者の側が受診しないだけでなく,我々精神科医も十分な診断ができていない側面があるのではないかと考えた。以下,症例を呈示して考察する。なお症例については,個人が特定されないよう改変を加えた。
シンポジウム 統合失調症の脳科学
オーバービュー:統合失調症研究の現在
著者: 岡崎祐士
ページ範囲:P.151 - P.158
統合失調症の脳科学的研究課題を,今日の統合失調症の理解と治療にかかわる幾つかのトピックスに触れながら述べることにする。
統合失調症関連形質のマウスおよびヒトでの遺伝解析
著者: 吉川武男
ページ範囲:P.161 - P.169
はじめに
統合失調症は,症候論として現在1つにまとめられているが,その生物学的基盤を明らかにしようとした場合,今のままの概念規程で成功するかどうか不明である。逆に,生物学的研究から症候論を整理しようとしても,これまでの研究の成果蓄積速度からすると,道はたいへん険しく感じられる。20世紀の間には解決できなかったコモン疾患の責任ゲノム部位が,今世紀になって徐々に明らかになってきている(しかし機能的因果関係は多くの場合なお不明)19)。それに比べて,統合失調症(あるいは精神疾患全般)に関しては依然五里霧中の状態である。統合失調症の成因・病態解明研究の困難さの理由として,①他のコモン疾患と同様多因子であるが,「多因子」の程度が違う,②診断が客観的パラメーターでなく,主観的陳述に大きく依拠している,などが考えられる。しかし,遺伝子が形質に関する大量の情報を担っていることは精神疾患の場合もあてはまるであろう。②の点にアプローチすべく,近年エンドフェノタイプまたは中間表現型という概念が歴史の中から掘り起こされ6),多少の流行になっている。これは,臨床症状と原因遺伝子の「中間」に客観的に測定可能な表現型を想定し,そのような表現型を研究対象とすることで異種性の程度を減らし,責任遺伝子との関連を検出しやすくしようとする試みである(図1)。統合失調症に関しても,心理学的所見,生理学的所見,脳画像所見などが候補に上がっているが7),中間表現型の概念に完璧に合致するものはない。さらには,各中間表現型の候補がどの程度DSM-IVの統合失調症と重なりがあるのかという根本的問題もはらんでいる。
とはいうものの,統合失調症の生物学的成因解明にはあらゆる方面からの努力が必要であるという観点から,我々は中間表現型の1つを取り上げ,その遺伝的基盤を探った。検討した中間表現型は,実験動物であるマウスでも測定可能であるものが解析に有利であると考え,プレパルス抑制を選択した。
統合失調症の治療―分子イメージングで探る合理的薬物療法
著者: 須原哲也 , 荒川亮介
ページ範囲:P.171 - P.176
はじめに
これまでの薬理学的研究では,
PET(positron emission tomography)では,薬物の標的部位である受容体やトランスポーターに特異結合する物質をポジトロン核種で標識した,放射性リガンドを投与し,実際の生体内での受容体やトランスポーターの分布を測定することが可能となる。この手法を用いて,抗精神病薬や抗うつ薬などの,精神疾患で用いられるさまざまな薬物の脳内での薬物動態が検討されている。
統合失調症の神経画像研究
著者: 笠井清登 , 滝沢龍
ページ範囲:P.177 - P.184
神経画像を用いた統合失調症の病態研究
統合失調症は,複雑な遺伝・環境要因による神経発達障害を素因として,思春期以降に前駆状態〔精神病様症状体験(psychotic like experiences;PLEs),知覚過敏,思考力低下,社会的ひきこもりなど〕の時期を経た後,幻聴・妄想などの陽性症状を呈して顕在発症する臨床症候群である。初発精神病エピソードを抗精神病薬によって治療し,陽性症状が治まった後には,認知機能低下に基づく社会機能障害が前景に立つ慢性期に移行することが多く,一部の患者では再発が繰り返され,難治化することもある。
我々は,事象関連電位(event-related potentials;ERPs)を用いて,統合失調症の幻聴・思考障害などの中核症候の基盤として重要な上側頭回の機能障害の検討を行い,上側頭回における聴覚性感覚記憶機構を反映するミスマッチ陰性電位(mismatch negativity;MMN)が統合失調症において減衰することを確認した9,10)。次に,統合失調症の早期診断・治療を実現するには,初発時期の脳病態の理解が重要であると考え,MRIやERPs計測を中心とした神経画像・神経生理手法を用いた臨床研究を行ってきた。すなわち,統合失調症患者を初発時点から18か月フォローする前方視的研究によって,上側頭回灰白質の構造・機能に発症後にも進行性異常を認めるかを検討した。具体的には,1.5T-MRIを用いて,上側頭回のうち,へシェル回(Heschl's gyrus;ほぼ一次聴覚野に相当)と側頭平面〔planum temporale;聴覚連合野や異感覚間連合野(ウェルニケ領域)の一部を含む〕の灰白質体積を初発時点と18か月後に計測した。また,上側頭回の機能プローブとしてはMMNを計測した。初発感情障害患者群および健常群を対照とした。聴覚性MMNは,被験者が音刺激を無視している条件で,逸脱刺激に対するERPから標準刺激に対するERPを引いた差分波形から同定され,聴覚皮質における感覚記憶過程を反映するとされる。統合失調症患者を対象としてMMNを計測した研究はこれまでにも数多く報告され,多くの研究で振幅減衰が再現されている。MMNは,その発生機構に興奮性アミノ酸神経伝達の関与が明らかにされていることから,統合失調症のグルタミン酸系異常仮説に合致する所見として注目されている。
統合失調症の遺伝子研究による病態解明―稀な症例を出発点とするこころみ
著者: 糸川昌成 , 数藤由美子 , 新井誠 , 本多真
ページ範囲:P.185 - P.193
はじめに
双生児研究から算出された統合失調症の遺伝率は0.81(95%CI=0.73~0.90)であり26),高血圧の0.29,II型糖尿病の0.26と比較しても遺伝要因の占める割合が大きい疾患である。そのため,原因遺伝子を発見することが病態解明・治療法開発のうえできわめて重要であると考えられ,1990年代以降,遺伝子研究が精力的に行われてきた。これまでに興味深い成果が得られつつあるものの,当初期待したほど明快な証拠が提示されたとは言い難い。
統合失調症の遺伝子研究では,主に連鎖研究と関連研究が行われた。連鎖研究は罹患同胞対や家系などを用い,染色体上で位置的(ポジショナル)に疾患と関連する領域を絞り込む手法である。1990年代には神経内科疾患の連鎖研究がめざましい成果を上げ,次々と神経変性疾患の遺伝子が同定された。一方,統合失調症では予想外に多くの染色体座位が連鎖を示し,Lewisら17)が発表した20編の連鎖研究をまとめたメタ解析では11もの染色体領域が抽出されている。神経疾患では,①染色体上の狭い領域に連鎖のピークが得られ,②その領域から病原遺伝子が同定され,③当該遺伝子から罹患者にのみ変異が発見されるという段階で研究が進展した。統合失調症研究でも同様の進展が期待されたが,早くも連鎖研究の段階で困難と直面した形となった。ひとつには統合失調症が病理所見や生物学的指標に基づいて決められた単一の疾患ではない点にある。たとえば,11の連鎖座位にそれぞれ関連遺伝子が存在し,異なった病態を形成しながらも,幻覚や妄想といった表現型だけから同一の診断カテゴリーに分類されている可能性も考えられる。また,診断の基準も混乱要因の一部となった。家系内でどこまでを発症者として解析するか,たとえば統合失調気分障害や統合失調症型人格障害まで含めると,連鎖の強さ(ロッド値)が上昇することも報告されている23)。
それでも連鎖が報告された染色体6p21-p25からdystrophin(
こうした統合失調症の遺伝子研究の混迷において,10年かけて関連が確定された遺伝子多型の自験例と,稀な症例を出発点とする研究に期待される成果について本稿で論じる。
動き
「第30回日本生物学的精神医学会(第2回アジア・太平洋生物学的精神医学会と共同開催)」印象記
著者: 村井俊哉
ページ範囲:P.194 - P.195
2008年9月11~13日,富山国際会議場,ANAクラウンプラザホテル,富山県民会館で,第30回日本生物学的精神医学会が,アジア・太平洋生物学的精神医学会(2nd WFSBP Asia-Pacific Congress)との共催として行われた。アジア・太平洋生物学的精神医学会は,2004年ソウルでの第1回に続く第2回にあたる。大会組織は,佐藤光源先生(chair of the organizing committee),倉知正佳先生(co-chair of the organizing committee,第30回日本生物学的精神医学会会長),Prof. Min-Soo Lee(chair of the international scientific committee),尾崎紀夫先生(co-chair of the international scientific committee),Prof. Siegfried Kasper(president of the World Federation of Societies of Biological Psychiatry)らによって構成されていた。
プログラムは,プレナリー・レクチャー3題(Siegfried Kasper,Hans-Jürgen Möller,Raquel Gur),特別講演3題[Julio Licinio(同時開催された日本神経化学会と共催),Christos Pantelis,Wolfgang Gaebel],教育講演5題,4つの教育的ワークショップ,28のシンポジウム(日本神経精神薬理学会,日本臨床神経生理学会との合同シンポジウムそれぞれ1つを含む),4つのYoung Scientist Session,160題のポスター発表,19題の一般口演,さらに企業協賛のランチョンセミナーが10題,日本神経化学会との合同シンポジウムが1つと,充実した内容だった。
「第13回環太平洋精神科医会議」印象記
著者: 吉田尚史 , 加藤隆弘 , 上原久美 , 杉浦寛奈 , 橋本直樹 , 藤澤大介 , 館農勝
ページ範囲:P.196 - P.197
第13回環太平洋精神科医会議(13th Pacific Rim College of Psychiatrists Scientific Meeting,以下PRCP)は,「変貌する環太平洋精神医学:多文化・多職種協働の精神医学(Recent Changes in Pacific Rim Psychiatry:Evolution of Multicultural/Multidisciplinary Mental Health)」をメインテーマに掲げ,2008年10月30日~11月2日の4日間,東京都千代田区の都市センターで開催された。PRCPは,1982年に太平洋地域の各国を代表する卓越した精神科医による少人数の会議として台北で発足した。以後,環太平洋地域の精神科医を中心とした精神保健の専門家が集まる国際学術会議として発展し,ほぼ2年ごとに開催されてきた。日本では1995年福岡大会(西園昌久大会長)以来,3度目の開催となる。日本学術会議,社団法人日本精神神経学会,日本社会精神医学会,多文化間精神医学会との共催であった本会議は,Allan Tasman PRCP会長,野田文隆大会長のもとで開催された。さらに井上新平プログラム委員長と,秋山剛事務局長のご尽力で,会議は3つの基調講演,1つの特別講演,8つの教育講演,5つの特別シンポジウム,各種シンポジウム,口頭発表,ポスター発表,さらに臨床から基礎研究,精神保健施策,多職種の協働に及ぶ多彩なプログラムから構成されていた。参加者も過去最多の600名を超える充実ぶりである。筆者らは,本会議に参加した印象を,若手精神科医という立場から,本会議のメインテーマの1つである「多文化」という視点と併せて述べてみたい。
まず本会議に先駆けた公認企画として,10月29,30日の2日間,「若手精神科医の学術的向上へのフェローシッププログラム」(Pre PRCP The Fellowship Program for Academic Development of Psychiatrists)が,NPO法人日本若手精神科医の会(Japan Young Psychiatrists Organization,以下JYPO)の運営により開催され,17か国から42名の若手精神科医が集まった。病院見学,各国の精神医療の紹介,Allan Tasman教授を囲んだ“Meet the expert”,学会発表の仕方,文献整理の演習など,プログラムの内容も多岐にわたっている。また10月30日午後の「隔離拘束に関する国際比較」では,事前アンケート,症例検討を通し,各国の若手精神科医との間で活発な議論が交わされた。
書評
―アミー・クライン,フレッド・R・ヴォルクマー,サラ・S・スパロー 編,山崎晃資 監訳,小川真弓,徳永優子,吉田美樹 訳―総説 アスペルガー症候群 フリーアクセス
著者: 松本英夫
ページ範囲:P.199 - P.199
本書はイエール大学医学部チャイルド・スタディ・センターのスタッフが編集して,アスペルガー症候群に関する最新の知見をまとめたものである。「はじめに」はアスペルガー症候群のまさに生みの親であるハンス アスペルガーの孫のマリア アスペルガー フェルダーが執筆しており,祖父の回想とともにその臨床と研究に対する真摯な思想を紹介している。本書は次の5部から構成されている。
第Ⅰ部はアスペルガー症候群の行動面に焦点が当てられ,第1章:アスペルガー症候群の診断をめぐる問題,2章:アスペルガー症候群の神経心理学的機能と外的妥当性,3章:アスペルガー症候群の運動機能,4章:アスペルガー症候群と高機能自閉症における社会言語使用,から成り,主に診断上の議論が概観されている。第Ⅱ部はアスペルガー症候群に関する遺伝学的・神経心理学的研究を中心に据えており,5章:アスペルガー症候群は家系内に集積するか?,6章:自閉性障害とアスペルガー症候群の神経機能モデル,7章:高機能広汎性発達障害の精神薬理学的治療,から構成され,最近話題になることが多い広義自閉症表現型(broader autism phenotype)や特に進歩が著しい脳(機能)画像による知見などが紹介されている。第Ⅲ部は関連する診断概念に焦点が当てられ,8章:非言語性学習障害とアスペルガー症候群,9章:アスペルガー症候群の特異性とは何か?,10章:児童期のシゾイド・パーソナリティ障害とアスペルガー症候群,から構成され,非言語性学習障害その他の関連障害との概念の異同を扱っている。特にウォルフによる子どものシゾイド・パーソナリティ障害の記述は読み応えのある内容となっている。第Ⅳ部では,アスペルガー症候群を有する青年と成人に対象を絞って論じており,11章:アスペルガー症候群の子どもおよび青年の評価をめぐる問題,12章:アスペルガー症候群の人々に対する治療・介入の指針,13章:青年期および成人期のアスペルガー症候群の人々,から成っている。13章はタンタムによるもので,彼の豊富な臨床経験と研究データからこの障害を持つ青年と成人に関する貴重な見解が紹介されている。第Ⅴ部はアスペルガー症候群の研究と臨床的実践に関する思慮に富むいくつかの観点が紹介されており,14章:アスペルガー症候群の分類をめぐる考え方,15章:アスペルガー症候群に関する研究の過去と未来,16章:親による手記,から成っている。15章はウィング自身による執筆であり,本書を通読したうえでその内容を要約し,アスペルガー症候群の今後の方向性について自説を展開している。
―綾屋紗月,熊谷晋一郎 著―発達障害当事者研究―ゆっくりていねいにつながりたい フリーアクセス
著者: 内山登紀夫
ページ範囲:P.200 - P.200
これは単なる私的記録ではない。普遍的な価値をもつ「研究書」だ。
著者の綾屋氏は,2006年にアスペルガー症候群の診断を受けた二児の母,熊谷氏は脳性まひの当事者で小児科医である。
感覚情報処理の問題は従来,自閉症スペクトラムに比較的特異的な特性であるとされながらその診断学的位置づけが明確にされず,本格的な研究も少なかった。その理由としては,感覚情報処理の偏りが客観的に観察できる事象(たとえば,耳ふさぎ)にとどまらず,主観的に語られる場合が多く「客観的なデータ」が得られにくいこと,感覚の偏りの在り方が非常にまちまちで年齢や個人によるバリエーションが大きいことなどがあげられよう。
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編集後記 フリーアクセス
著者:
ページ範囲:P.204 - P.204
医学部5年生の臨床実習を担当しているが,実習の初日に学生に対して学部の専門教育以外でメンタルヘルスに関する教育を受けたことがあるかどうかを訊ねることにしている。家族,友人,ときに本人が精神的問題を抱えたために個人的に勉強したというものは結構いる。しかし,小中高で体系だったメンタルヘルスの教育を受けたものは皆無で,せいぜい精神科関連施設でのボランティア体験をしたことがあるというものが稀にいる程度である。こうした問題を実習初日に彼らと話し合い,実習終了時に精神科実習の感想を自由に書かせているが,多くの学生は患者との触れ合い体験を通じて,これまで抱いてきた精神障害者に対する偏見に短期間で気づくようである。
医学部以外の学生が精神障害をどう見ているのかを知りたいという思いもあり,入学直後に行われる全学教育で少人数による基礎ゼミを担当した。「こころの病とアンチスティグマ」と題してゼミを開講した。開講時に「精神障害者に対するイメージ」を無記名で書いてもらったが,大半が現実とはかけ離れたネガティブなものばかりで唖然とした。その後,講義,実習,ワークショップを組み合わせた授業を15回ほど行い最終日に再び同じ質問をしたところ,イメージがポジティブなものに大きく変化した。教育効果は絶大である。ある学生から,こうしたゼミを全員が受講できるようにできないものかとまで激励された。
基本情報
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特集 精神疾患回復の時間経過を見通す
65巻10号(2023年10月発行)
特集 DSM-5からDSM-5-TRへ—何が変わったのか
65巻9号(2023年9月発行)
特集 拡がり続ける摂食障害(摂食症)—一般化とともに拡散・難治化する精神病理にどう対処するか
65巻8号(2023年8月発行)
特集 複雑性PTSDの臨床
65巻7号(2023年7月発行)
特集 子どものうつ病に気づく
65巻6号(2023年6月発行)
特集 精神科医療の必須検査—精神科医が知っておきたい臨床検査の最前線
65巻5号(2023年5月発行)
増大号特集 いま,知っておきたい発達障害 Q&A 98
65巻4号(2023年4月発行)
特集 わが国の若手による統合失調症研究最前線
65巻3号(2023年3月発行)
特集 災害精神医学—自然災害,人為災害,感染症パンデミックとこころのケア
65巻2号(2023年2月発行)
特集 精神医療・精神医学の組織文化のパラダイムシフト
65巻1号(2023年1月発行)
特集 精神医学における臨床研究のすゝめ—わが国で行われたさまざまな精神医学臨床研究を参考にして
64巻12号(2022年12月発行)
特集 死別にまつわる心理的苦痛—背景理論からケアおよびマネジメントまで
64巻11号(2022年11月発行)
特集 ひきこもりの理解と支援
64巻10号(2022年10月発行)
特集 精神・神経疾患に併存する過眠の背景病態と治療マネジメント
64巻9号(2022年9月発行)
特集 学校で精神疾患を「自分のこと」として教育する
64巻8号(2022年8月発行)
特集 ジェンダーをめぐる諸課題を理解する
64巻7号(2022年7月発行)
特集 Withコロナ時代の精神医学教育の進歩—卒前教育から生涯教育まで
64巻6号(2022年6月発行)
特集 認知症診療の新潮流—近未来の認知症診療に向けて
64巻5号(2022年5月発行)
増大号特集 精神科診療のピットフォール
64巻4号(2022年4月発行)
特集 家族支援を考える
64巻3号(2022年3月発行)
特集 精神神経疾患の治療とQOL
64巻2号(2022年2月発行)
特集 精神科におけるオンライン診療
64巻1号(2022年1月発行)
特集 超高齢期の精神疾患
63巻12号(2021年12月発行)
特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論