本誌の「巻頭言」で,統合失調症について述べたものの中で,年配の読者にとって,おそらくもっとも印象に残っているのは,西丸四方先生の「我,亡霊を見たり」(精神医学 12:2-3,1970)と思われる。そこには,統合失調症がいかに難治性であるかということが生き生きとした筆致で描かれ,「いったい精神分裂病を奥の奥で統べているものは何か」ということが問われていた。1966年に医学部を卒業し,精神医学を志して間もない筆者は,それを読んで大学の精神医学教室が統合失調症の解明に本格的に取り組むべきであることを強く感じたのであった。その後20世紀末から21世紀にかけて,統合失調症研究は次第に活発になり,ちょうど20世紀のはじめから1920年代にかけて理論物理学の大きな変革があったように,21世紀のおそらく最初の4半世紀は,難治性神経精神疾患の解明が飛躍的に進歩するエキサイティングな時代になると思われる。そこで,ここでは,代表的な精神疾患である統合失調症概念の変遷について,述べることにしたい。
雑誌目次
精神医学51巻8号
2009年08月発行
雑誌目次
巻頭言
展望
多文化・多民族化時代の精神医療とは
著者: 野田文隆
ページ範囲:P.728 - P.738
はじめに
Transcultural Psychiatry誌を主宰する文化精神医学者Kirmayerは,「文化精神医学の将来」と題する論文の中で「文化精神医学の歴史は,三連画(トリプティーク)として大略を描くことができる。左側の版画には精神障害の形態とその有病率に関する比較文化的研究が,右側の版画には移民と多民族国家において病いが持つ文化的多様性の研究が,中央の版画には,精神医学の理論と実践に対する文化批判が位置する」(下線は筆者による)と書いている24)。
わが国の文化精神医学(広くは精神医学)の歴史に欠けてきたのは右側と中央の版画であろう。病いが持つ文化的多様性の研究が進まなかった理由は,わが国は文化的多様性を持たず,文化的多様性を持った人々も少ないという通念に基づいている。その点をMorris-Suzukiは「外国人をエキゾティックなものであるとする傾向は,日本文化は独自なものであるとする論説の長い伝統―いわば日本人が自らをエキゾティックだと考えている現象―と結びついている」と指摘する48)。精神医学の理論と実践に対する文化批判が起こらなかった理由は(精神医療が精神科病院文化に支配されているという意味では起こったといえるが),やはり文化的多様性への認識への欠如に由来しているといえる。現在進行中の精神医学の普遍化,生物学化(biologization)への異議申し立ては医療人類学者たちによって行われた。Kleinmanは,中国においても「うつ病」は欧米と変わらぬ普遍的な症状を呈するとしたある研究に,欧米の診断の枠組みを欧米以外の事例に押し当てて,あたかも普遍的で文化に支配されない疾患の実体が存在するかのように描写していると批判し,それを自文化中心的な「カテゴリー錯誤(category fallacy)」と呼んだ26)。医学の普遍化,生物学化が進めば,医療者はevidence(証拠)のそろったもののみを疾患(disease)ととらえ,患者が患う主観物としての病い(illness)の手当てをしなくなるであろうと現代精神医学へのパラダイムへの痛烈な批判を行った27)。しかし,これらが日本の精神医学に実感を持って受け止められた兆しがないのは,日本の精神医学が文化を異文化,自文化というスキームでとらえる考え方は持っていても,精神医学を1つの医療文化の営みとしてとらえる視点に欠けているからであろう。本論文ではKirmayerのいう三連画(トリプティーク)をすべてカバーして論ずることはできないが,早晩日本においても現実となってくるであろう,多文化・多民族化時代の中で精神医療はどうあるべきかという視点から,「移民と多民族国家において病いが持つ文化的多様性の研究」部分に中心を置いて論考したい。
研究と報告
身体拘束における静脈血栓塞栓症の臨床的研究
著者: 松永力 , 五味渕隆志 , 分島徹 , 岡崎祐士
ページ範囲:P.739 - P.746
抄録
精神科医療の中で,身体拘束における静脈血栓塞栓症予防は重要な課題である。身体拘束症例における静脈血栓塞栓症の実態を明らかにするために,精神科急性期病棟で身体拘束を行った症例を対象として静脈血栓塞栓症の有病率などを検討した。対象422例中,42例に深部静脈血栓を認め,うち4例が症候性肺血栓塞栓症を発症した。予防として,弾性ストッキングのみ行った群で17.3%,薬物的予防法併用群で6.4%に静脈血栓塞栓症を認め,薬物的予防法併用の有用性が示唆された。下肢拘束群よりも非下肢拘束群で静脈血栓塞栓症の頻度が高く,下肢拘束の有無にかかわらず,十分な予防が必要と思われる。
気分障害患者とパーソナリティ障害患者における過量服薬の臨床的特徴の相違―自殺意図・抑うつ・解離に注目して
著者: 安藤俊太郎 , 松本俊彦 , 重家里映 , 北条彩 , 島田隆史 , 中野谷貴子 , 安来大輔 , 京野穂集 , 西村隆夫
ページ範囲:P.749 - P.759
抄録
本研究では,過量服薬患者の臨床的特徴を明らかにするために,気分障害とパーソナリティ障害との間で,自殺意図の重症度,抑うつや解離に関する比較を行った。対象は,救命救急センターに過量服薬のため入院し,ICD-10で気分障害またはパーソナリティ障害と診断された32名である(気分障害20名,パーソナリティ障害12名)。自記式質問票による調査の結果,両群間に自殺意図の重症度に有意な差を認めなかった。また,両群ともに顕著な抑うつ,解離傾向を認めたが,その程度に有意差は認めなかった。以上により,パーソナリティ障害における過量服薬は,気分障害と同程度に深刻な抑うつや解離傾向を伴っている可能性が示唆された。
精神科救急でみられた緊張病
著者: 西田拓司 , 堀彰 , 黒田仁一 , 富山三雄 , 島田達洋 , 木村修 , 島田直子 , 白木明雄 , 岡元宗平 , 後藤えつ子
ページ範囲:P.761 - P.768
抄録
精神科救急病棟入院患者175名で観察された緊張病症状の特徴,緊張病の出現頻度,基盤となる精神障害,全体的機能(GAF)を調べた。緊張型統合失調症患者群ではそれ以外の統合失調症患者群と比べて無動,昏迷,無言症,凝視,姿勢保持,カタレプシー,拒絶症が多かった。興奮は,両群で多く観察された。Bush-Francis緊張病スクリーニング法で14項目中3項目以上を緊張病の診断基準とすると,全患者175名中28名(16%)が緊張病と診断された。28名の基盤となる精神障害は,統合失調症20名,急性一過性精神病性障害3名,統合失調感情障害2名,双極性感情障害2名,反復性うつ病性障害1名だった。緊張病患者の全体的機能は,それ以外と比べて有意に低かった。
SSRIによる中断症候群の臨床解析―3剤間比較
著者: 佐藤俊樹
ページ範囲:P.769 - P.774
抄録
当院通院中のparoxietine(P),fluvoxamine(F),sertraline(S)を投与した全患者を対象とし,中断症候群の出現率などを解析した。患者数はP群252例,F群192例,S群199例であり,中断症候群出現例は23例で,うち20例は患者の自己中断で生じていた。SSRI別の出現例はP群17例,F群2例,S群4例であり,P群が他の2剤に対して有意に出現率が高かった。また,P群に10mgずつの減量で出現した症例が3例あった。また,1度中断症候群を起こした症例は再び起こしやすく,paroxietineの減量の際には,症例によっては5mgずつの減量の必要性があると考えられた。
短報
セロトニン症候群から回復後,タンドスピロン使用により寛解した老年期うつ病の1例
著者: 竹内大輔 , 小野寿之 , 玉井顯 , 和田有司
ページ範囲:P.777 - P.780
はじめに
セロトニン症候群は,セロトニン作動薬を使用中の患者にみられる副作用である8)。今回,パロキセチンとミアンセリンを使用中にセロトニン症候群を来し,原因薬剤を中止した後にタンドスピロンを選択したところ,残存していたうつ症状が寛解した症例を経験したので報告する。
Olanzapineとparoxetineの併用療法が奏効したTourette症候群の1例
著者: 三和千徳
ページ範囲:P.781 - P.783
はじめに
Tourette症候群(TS)は若年に発症し,慢性に経過する重症のチック障害の1つである。今回筆者は,haloperidol,risperidoneを使用したが過鎮静などの副作用が問題となり,最終的にolanzapineとparoxtineを併用することによってチック症状と抑うつ気分の改善をみたTSの1症例を経験した。TSにolanzapineが奏効したという報告は海外では散見されるが本邦では報告がなく,考察を含め本症例の経過を報告する。なお,投稿にあたっては口頭で患者から同意を得た。また,プライバシー保護の観点から,科学的考察に支障がない範囲で症例の内容を変更した。
視覚変容は,抗精神病薬の副作用でも生じ得る
著者: 森山泰 , 村松太郎 , 加藤元一郎 , 三村將 , 鹿島晴雄
ページ範囲:P.785 - P.788
はじめに
近年双極性障害における抗うつ薬の使用に関して,薬物による躁転のリスク以外に,双極性うつ病に対する気分安定薬服用中の抗うつ薬の有効性はプラセボと同程度である6)といった報告がある。そうした中,双極性障害に対する非定型精神病薬の躁病相,うつ病相,維持療法における有効性が報告8)されており,近年双極性障害に対する同薬の選択機会が増加している。一方で,気分障害では抗精神病薬による錐体外路症状が統合失調症より出現しやすいとされ3),副作用には注意する必要がある。
ところで,これまで,抗精神病薬による運動系の副作用に比べて,知覚系の副作用はあまり報告されてこなかった。今回我々は双極性Ⅱ型に同薬の知覚系の副作用である視覚変容を伴い,同薬を中止することで改善した1例を経験したので,若干の考察を加えて報告する。
資料
児童・生徒の自傷行為に対応する養護教諭が抱える困難について―養護教諭研修会におけるアンケート調査から
著者: 松本俊彦 , 今村扶美 , 勝又陽太郎
ページ範囲:P.791 - P.799
はじめに
近年,リストカットなどの自傷行為は,学校保健における主要な問題となっている。わが国の中学生・高校生における自傷行為の生涯経験率は8.0~14.3%2,4,10)に及び,その約半数に10回以上の自傷経験があるといわれている10)。マスメディアが,養護教諭が児童・生徒の自傷行為への対応に苦慮している実情を取り上げることも多くなった8)。こうした状況の中で,精神科医や臨床心理士といった専門家が,養護教諭から自傷をする児童・生徒の治療や学校での対応についての助言を求められる機会も,確実に増えているという印象がある。その意味では,専門家の側も,学校における自傷行為の実態や,日々の対応の中で養護教諭がどのような困難と遭遇しているのかといったことを,ある程度把握している必要があるといえるであろう。
ところで,養護教諭を情報源とする,学校における自傷行為の実態調査としては,すでに,文部科学省が日本学校保健会に委託して実施した,「保健室利用状況に関する調査報告書 18年度調査結果(以下,保健室利用状況報告書)」7)がある。その調査は,計約1,100校の公立学校のうち,小学校の9%,中学校の73%,高等学校の82%で在校生の自傷行為が把握されていることを明らかにしており,学校保健における自傷行為の実態に関する基礎資料として重要な価値がある。しかし残念ながら,養護教諭が自傷をする児童・生徒の対応に際してどのような困難を感じているのかが読み取れるデータに乏しく,その点では不十分な資料といわざるを得ない。
養護教諭は,児童・生徒の自傷行為への対応に際して,いかなる困難に遭遇しているのであろうか? この疑問を明らかにするために,我々は,養護教諭を対象として自記式質問票による調査を行い,児童・生徒における自傷行為の実態と対応に際しての困難について検討を行った。よって,ここにその結果を報告するとともに,自傷をする児童・生徒への対応に際して養護教諭が遭遇する困難について,若干の考察を行いたい。
私のカルテから
抑肝散により精神症状の改善を認めた進行性核上麻痺の1例
著者: 正山勝 , 梶本賀義 , 高橋隼 , 山本眞弘 , 辻冨基美 , 鵜飼聡 , 篠崎和弘
ページ範囲:P.801 - P.802
はじめに
進行性核上性麻痺(PSP;progressive supranuclear palsy)は経過中に感情障害,行動障害,睡眠障害などさまざまな精神症状が出現することが知られている10)が,精神症状に対する治療法は確立されていない。今回,易怒性,興奮,不眠などの精神症状に抑肝散が有効であったPSPの1例を経験したので報告する。なお,プライバシーの保護のため,個人情報を特定できる記載は割愛した。
摂食障害者の食物万引きの1例
著者: 袖長光知穂
ページ範囲:P.803 - P.805
神経性食思不振症(思春期やせ症)の重症者による食料品の万引き窃盗について,被告人の是非弁識能力を認めながらも,食行動に関する限り,その行動制御能力を完全に失っていたとして,心神耗弱とした原判決を破棄し,心神喪失と認定した事例〔大阪高裁昭59・3・27判決,窃盗,(昭58(う)十三),破棄自判(無罪)〕がある。
この事例に関して,岡田2)は,鑑定人の考え方にその時代の医療思想が反映された結果,各種依存を病理的行動様式として治療対象とする傾向が法的判断に持ち込まれたもの,西山1)は,不可知論において完全責任能力と判断されてきた器質的疾病のない精神病質者・神経症者にも深刻な精神的崩壊を認めざるを得ない場合とみなして,精神科医の主張を裁判所が認めた判決として紹介している。
起訴前簡易鑑定で食料品の万引きを繰り返した摂食障害患者の診察を行う機会があり,その中で摂食障害に合併するパーソナリティ障害と万引きの関連が推測された症例があったので,責任能力との関連を中心に報告する。
「精神医学」への手紙
1級症状とDSM―「展望」Schneiderの1級症状の診断的意義(本誌 50:838-855,2008)を読んで
著者: 柏瀬宏隆
ページ範囲:P.807 - P.809
本誌50巻9号(2008年9月号)に掲載された針間氏ら3)による「Schneiderの1級症状の診断的意義」についての広範で周到な「展望」を,興味深く拝読致しました。
私たちは4~6),それまで日本ではSchneiderの1級症状の幻聴の1つHören von Stimmen in der Form von Rede und Gegenrede(話しかけと応答の形の幻聴)が「患者に話しかけ,患者に応答してくる形の幻聴」として理解されてきましたが,欧米では「声同士が話し合っている幻聴」として異なって解釈されている点を指摘し,それに対して著名な諸家よりご意見や反論や批判が寄せられ議論が沸き起こったことを,私はとても懐しく思い起こしました。西丸四方,諏訪望,中根允文,後に中谷陽二,西山詮の各氏からで,もう25年も前のことです。当時の議論は,Schneiderが述べた1級症状はどちらであるかの私たちが提起した争点を超えて,統合失調症にはどちらの幻聴がより意義が高いか,この幻聴の比較文化精神医学的検討,中毒性精神病の幻聴との比較,1級症状全般に共通した病態,Schneiderの著者『臨床精神病理学』の構成全体の基本性格について,などへと発展していきました。
「1級症状とDSM―「展望」Schneiderの1級症状の診断的意義(本誌 50:838-855,2008)を読んで」に対する回答
著者: 針間博彦
ページ範囲:P.810 - P.812
この度先達である柏瀬先生から拙文「Schneiderの1級症状の診断的意義」に対する貴重なご意見をいただきましたこと,心より感謝いたします。もとより私が「シュナイダー 新版 臨床精神病理学」9)の翻訳を行ったのも,先生6)がその原書を解説された中で,新訳の必要性を説かれていたことに鼓舞されてのことでした。拙文に対し先生から速やかにご意見をいただきましたのに,私の力不足のために回答が大幅に遅れましたことをお詫び申し上げます。
先生方が25年前に行った活発な議論に遠く及ばない拙論に対し,さぞかし歯痒い思いをされたものと存じます。先生にとって拙論の多くはすでに議論し尽くされたことの繰り返しに過ぎなかったのかもしれません。拙文で1級症状を取り上げその解説を試みましたのは,近年DSMやICDが教科書のごとく読まれているのではないかという懸念から,その背景に多少とも触れたいという思いからでした。
少年の裁判員裁判と精神医学の役割―模擬裁判の経験から
著者: 高岡健 , 川村百合
ページ範囲:P.814 - P.815
少年事件であっても一定の重大事件は,家庭裁判所から検察官送致がなされ起訴されれば,裁判員制度の対象となる。裁判員制度の開始を目前に控えて,少年刑事裁判の模擬裁判が,東京地方裁判所で行われた。この模擬裁判に,第2筆者(Y.K.)は,弁護人役として関与し,第1筆者(K.T.)は,弁護人からの依頼で私的鑑定を行った精神科医役として関与した。
事例は,広汎性発達障害を有する犯行時18歳の少年が,タクシー運転手を刺して死亡させ,現金を奪った強盗致死事件である。検察官は無期懲役を求刑し,弁護人は保護処分相当として,家庭裁判所への移送(いわゆる55条移送)を求めた。評議における裁判員と裁判官の判断は,当初9名中1名のみが保護処分相当であり,残りが刑事処分相当であった。続く刑事処分のうち何を選択すべきかについての評議では,無期懲役刑を選択すべきとしたものが1人,有期とすべきとしたものが8人であった。最終的には,9名中5名が5年以上10年以下,4名が5年以上7年以下の不定期刑と判断し,わずか1名の差で前者の判決が少年に下された。
書評
―土居健郎 著―臨床精神医学の方法 フリーアクセス
著者: 衣笠隆幸
ページ範囲:P.817 - P.817
土居先生は,精神分析と精神医学の大先輩であり大家である。私が精神科に入局した頃から,先生のご著書「精神分析と精神病理」,「甘えの構造」などを一所懸命読んで,最終的に私自身も精神分析家になる道を選んだのである。今回編集部より土居先生のこの著書の批評の依頼があった時には,大変名誉なことだと感じ,他方では自分には荷が重すぎるのではないかとずいぶん躊躇した。実は土居先生が,私たちが主催している日本精神分析的精神医学会の第三回大会(2005年)の特別講演をお引き受けくださったことがあった。そして,その講演を基調にした論文が本著書の第11章に掲載されていることを知って,この書評をお引き受けしないといけないと思うようになった。その時の先生のご講演は,大変感銘を受けるものであった。そこには先生が常日頃主張してこられた,臨床体験を真摯に正直に見ていくことの重要さを実践されている姿があった。
この著書は比較的小冊であるが,その中に書かれているものは,土居先生の長年考えてこられたものを基にした大変含蓄のあるものである。ここで取り上げられている主題は,先生が「序」の中で述べておられるように,臨床精神医学における精神分析の実践の本質的問題である。日常語と専門語と精神医学(第3章),臨床精神医学の方法論(第12章)など精神科臨床に関する原則的な主題に関しては,私たちの専門家としての根源的な視点を問われるものである。
―切池信夫 著―摂食障害―食べない,食べられない,食べたら止まらない(第2版) フリーアクセス
著者: 古川壽亮
ページ範囲:P.818 - P.818
日々工夫を重ねる専門家の臨床経験に学ぶ
大阪市立大学大学院神経精神医学教授,切池信夫氏の名著『摂食障害―食べない,食べられない,食べたら止まらない』の第2版が出版された。2000年に出版された初版のタイトルを見たとき,「なんと上手にエッセンスをサマライズしたサブタイトルなのだろうか」と,その洒脱さに脱帽し,そこに至る背景にあるに違いない臨床経験の厚みにひそかに感嘆した。そしてその数年後,大阪市大を訪問して切池先生と親しく話をさせていただき,「なるほど,この先生にしてこの名著あり」と,膝を打つ思いがしたことを今でも覚えている。その切池氏が,ライフワークとしてさらに研鑽を重ね,氏ご自身の第2版の序の言葉を借りれば「初版を上梓してから,日常診療において日々工夫を重ね実施している治療法を中心に改訂」されたのが,第2版である。
何を隠そう,私自身は摂食障害と聞くと,「う~~ん,大変そうだな」という考えがまず頭をよぎり,そこはかとなくいすの上で居住まいを正してからでないと患者さんに会えない,普通の全般精神科医であるが,そういう精神科医であるからこそ,本書とそのバックボーンとなっている大阪市大での臨床と臨床研究にさまざまな示唆をいただきながら日々の診療をさせてもらえる。
―日本社会精神医学会 編―社会精神医学 フリーアクセス
著者: 西園昌久
ページ範囲:P.819 - P.819
わが国における現時点での社会精神医学の到達点
社会精神医学は実践の医学である。カントがかつて「理論なき行為は暴力であり,行為なき理論は空虚である」と述べたといわれる。社会変動やグローバリゼーションの激しい今日,個人の価値観,家族のあり方,集団と個人のかかわり方も著しく変動する。また,個人の自己責任のみで生きていくことは困難である。精神障害の予防,患った人の治療そしてリハビリテーションには社会精神医学的視点とその実践が不可欠なのである。
本書は,その序で「日本社会精神医学会が総力を挙げて作った教科書である。教科書といっても学生向けというより,現時点でのこの分野の到達点を示す意味合いが強い。50人に及ぶ各専門分野の執筆陣にもそのことが示されていよう。」と自負されているようにわが国の社会精神医学会がそこまで実力をつけてきたことを示すのであろう。その「序」にも40年前,懸田克躬,加藤正明共編の『社会精神医学』が刊行されたことが記されているが,それはわが国でまだ,社会精神医学の理論と実践が存在しなかった時期のいわば啓蒙の書であった。それに対比して本書は,この間の40年の精神医学・精神科医療の社会変動とかかわったある種の停滞,混乱それからの再建,進歩の体験を通して到達した内容と考えられる。
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編集後記 フリーアクセス
著者:
ページ範囲:P.824 - P.824
「21世紀の前四半世紀が難治性神経精神疾患の解明の進歩に特徴づけられるエキサイティングな時代となる」という熱い思いのこもった「巻頭言」を拝読すると,ただ同感するばかりであり,「遺伝子発現の変化とその調節機構などに関する脳の成熟の分子機構の解明が,統合失調症の病態研究の新たな地平を拓く」ことに何の疑いも持たないが,精神症状の表現型だけで診断を一致させた病態研究ではその成果は期待できないことも明確となりつつあり,どのように打開するかが問われている。そこでバイオマーカーの開発が必須であり,臨床に根差した情報交換の場である本誌に期待されるところも大きい。
一例一例の臨床症例を大切に診療し,その治療過程を検証して症例報告することも大事であるが,脳画像・脳機能検査所見や末梢指標の診断補助法としての妥当性や治療反応予測性に関する100症例を超える臨床研究が本誌に投稿されるようになることもまた大事であるといえる。それらのバイオマーカーが一致している診断群についての病態・病因研究を推進することで,精神疾患の病態解明が飛躍的に発展することが期待される。本年4月から先進医療として,F2,F3の診断に光トポグラフィーによる補助診断が認められた意義は大きく,今後,次々にバイオマーカーが先進医療として認められるようになることを期待している。
基本情報
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62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論