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ページ範囲:P.824 - P.824
文献購入ページに移動一例一例の臨床症例を大切に診療し,その治療過程を検証して症例報告することも大事であるが,脳画像・脳機能検査所見や末梢指標の診断補助法としての妥当性や治療反応予測性に関する100症例を超える臨床研究が本誌に投稿されるようになることもまた大事であるといえる。それらのバイオマーカーが一致している診断群についての病態・病因研究を推進することで,精神疾患の病態解明が飛躍的に発展することが期待される。本年4月から先進医療として,F2,F3の診断に光トポグラフィーによる補助診断が認められた意義は大きく,今後,次々にバイオマーカーが先進医療として認められるようになることを期待している。
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