紆余曲折を経て,DSM-5に向けた改定作業が2013年を目標に進んでいる。各working groupでは,それぞれのカテゴリーを構成する候補障害を絞り込み,その輪郭や診断基準の枠組みを明確にしつつある。今回のDSM-5改定において,最大の注目点の1つは,強迫スペクトラム障害(obsessive-compulsive spectrum disorders;OCSDs)の動向であろう。そもそもOCSDsは,1990年頃にNew YorkのHollander教授を中心とするグループにより提唱された。彼らはこの中で,「とらわれ」や「繰り返し行為」などOCDに類似した臨床症状を有し,comorbidityなどの疾患相互関連,家族的ないし遺伝学的脆弱性,脳形態学的,脳機能的異常性といった神経生物学的背景などを特異的に共有する障害群をOCSDとして,たとえば「強迫性-衝動性」を両極とする軸上で連続的にとらえることを試みた。これはまさに,現在,そして今後も脚光を浴びるだろうスペクトラム概念の先駆けともいえるものである。
このworking group,すなわちObsessive-Compulsive Spectrum Work Group and Conferenceは,“APIRE/WHO/NIH Cooperative Research Planning Conferences;The Future of Psychiatric Diagnosis:Refining the Research Agenda”の一環として,2006年6月にWashingtonで開催された。この会議には欧米を中心に,摂食障害や衝動制御障害,遺伝学,あるいは動物モデルを含め,OCSD関係の研究者20名あまりが世界中から集まり,研究の現状,妥当性,臨床的有用性,そして今後の方向性や研究テーマなどを3日間かけ議論した。私もこの会議に招聘され,南アフリカのSeedat教授とともに,“obsessive-compulsive spectrum disorders;cross-national and ethnic issues”について講演した。この会議では,まずOCDと他の不安障害の異同の整理から始まり,各分野のexpertによる従来の研究のreview,特に①症候学的特徴,②comorbidity, ③家族,あるいは遺伝的要因,④病態,⑤治療など多角的側面から各候補障害を分析し,これら5因子のうち3因子以上を共有する十分なevidenceの存在を包含基準として,OCSD障害に該当するかを判定した。
雑誌目次
精神医学52巻10号
2010年10月発行
雑誌目次
巻頭言
強迫スペクトラムはどこへ向かう
著者: 松永寿人
ページ範囲:P.942 - P.943
特集 高次脳機能障害をめぐって
高次脳機能障害の概念をめぐって
著者: 鹿島晴雄
ページ範囲:P.945 - P.949
高次脳機能障害の概念と診断
近年,高次脳機能障害という用語も定着し,特集のテーマに取り上げられるようになったが,本来,高次脳機能障害という用語は,行政用語として注意,記憶,遂行機能などの狭い意味での機能障害に対して用いられたものである。本稿では,高次脳機能障害を行政用語としての狭い意味ではなく,神経心理学的障害という意味でより広くとらえていることをお断りしておく。また近年の神経諸科学のめざましい進展と高次脳機能障害の医療,研究との関連については,筆者の及ぶところではなく,本特集の他の論考をお読みいただきたい。
ここでいう広義の“高次”脳機能を,筆者は“意味にかかわる”機能と考える。たとえば,発声や構音は意味にかかわらない機能であるが,言葉を発することは意味に関係している。運動は意味にかかわらないが,パントマイムや手指で道具を使うことは意味にかかわる機能である。視覚や聴覚は感覚であるが,それらを介して対象を知覚すること,すなわち視知覚や聴知覚は意味にかかわる機能である。“意味にかかわる”これらの機能の障害である“高次”脳機能障害は,従来よりそれぞれ失語,失行,失認と呼ばれてきた。さらに,記憶,随意的注意,遂行機能の障害などいずれも意味にかかわる機能の障害である。そしてこれらの高次脳機能障害は,その診断や評価に,以下の意味で精神医学的アプローチが欠かせないものである。
高次脳機能障害の症候
著者: 森悦朗
ページ範囲:P.951 - P.956
はじめに
記憶,思考,言語,さらに感情や意欲まで大脳の働きが生み出しているものが,高次脳機能としてまとめられる。脳血管障害や頭部外傷などで大脳が損傷されると高次脳機能が障害される。高次脳機能障害という概念は,19世紀,主として独仏語圏で「大脳病理学」,20世紀後半になって「神経心理学」と呼ばれるようになった領域で研究されていた病態を指すものである。現在においてその対象範囲は,注意,記憶,言語,知覚,行為,遂行機能のすべての認知ドメインの障害,および情動や意欲などを含んでいる。脳損傷の原因としては,脳血管障害,脳腫瘍,脳外傷,脳炎,変性疾患,認知症性疾患,神経発達障害が含まれる。これが元来用いられてきた学術用語としての高次脳機能障害である。すなわち脳損傷に起因する認知および行動障害全般を指す。高次機能を担うのは大脳連合野・辺縁系で,間脳および中脳の一部も関与している。皮質のほとんどの部分が連合野・辺縁系であり,大脳の皮質下核も多くはこれらの大脳皮質と結合して高次機能に関与しているので,結局ヒトでは中枢神経系の大部分を占めていることになる。したがって,それだけ脳損傷で高次脳機能障害を来すことは多いわけである。
一方,近年一般的に認知されるようになってきたのは行政用語としての「高次脳機能障害」である。この用語は2003年の「高次脳機能障害支援モデル事業」中間報告書に始まる。その報告書は「高次脳機能障害ガイドライン」として公表されている2)。そこでは,「高次脳機能障害は,一般に,外傷性脳損傷,脳血管障害などにより脳に損傷を受け,その後遺症などとして生じた記憶障害,注意障害,社会的行動障害などの認知障害などを指すものであり,具体的には,会話がうまくかみ合わない,段取りをつけて物事を行うことができないなどの症状が挙げられる」とあり,狭い範囲に限定している。この場合は行政的支援のための位置づけであり,学術用語としての高次脳機能障害とは区別しておかねばならない。行政的「高次脳機能障害」には,学術的定義による高次脳機能障害の中で最も典型的である失語症や認知症は含まれない。誤解してはならないのは,失語症を伴っていても行政的「高次脳機能障害」という診断を排除するのではなく,失語症のみのものは含めないということであり,また結果的に高次脳機能障害が認知症の定義にあっていたとしても,それをもたらした原因がアルツハイマー病などの変性疾患あるいは多発性脳梗塞,すなわち進行性の老化関連疾患でなければ高次脳機能障害に含めてもいい。何ともすっきりしない,とても科学的とはいえない基準だが,それは行政的な意義を考えればすぐに理解できる。失語症は身体障害の中で,認知症は精神障害あるいは介護保険ですでに行政的支援が得られることになっているため,それらは敢えて行政的「高次脳機能障害」に含めなかったと解釈すればよいのである。ここで注目しているのは行政的「高次脳機能障害」であり,この後は単に高次脳機能障害と呼ぶ。
失語症は,まひに続いて,身体障害として以前から行政的な支援の対象であった。失語はまひと同様に顕著で捕捉することが簡単であることと,脳損傷の中でも最も多い脳卒中,特に中大脳動脈領域の梗塞あるいは被殻出血で,高頻度に生じるということが理由として考えられる。乱暴な言い方をすれば,高次機能障害は言語優位半球を冒す典型的な脳卒中以外による脳損傷,たとえば前大脳動脈・後大脳動脈領域の梗塞,くも膜下出血,外傷性脳損傷,脳炎,低酸素脳症などによって生じる失語以外の障害を指す。
高次脳機能障害の実態と施策
著者: 中島八十一
ページ範囲:P.957 - P.965
はじめに
障害を説明するのに,脚を片方なくすことを例にとれば誰しも理解できる。世界保健機関(WHO)が1980年に示した国際障害分類(ICIDH)は,障害を機能障害,能力障害,社会的不利の3層モデルで説明し,片足をなくすこと(機能障害)により,歩けない(能力障害)ので,職を失う(社会的不利)と明解に示した。このモデルに則れば,義足や車いすなどの補装具で機能障害を軽減することで,後に続く能力障害,社会的不利まで半ば自動的と呼べるぐらいに改善していくことさえ容易に推察できる。これを精神障害に当てはめるとなると,おおまかなところでは納得しても,いくらかすっきりしない気持ちが残るのが大方のところではなかろうか。その後WHOは,2001年になって国際生活機能分類(ICF)11)を採択することにより,ICIDHを一新した。ICFでは,健康を病因論的に分類するのではなく,生活機能の視点から健康の構成要素を用いて分類した。かなり難解なこの分類の採択は,「できない」ことを詳述する代わりに「できるはずである」ことを強調し,障害とその軽減に個人因子ばかりでなく環境因子を含めて考えることを促し,精神障害や知的障害を含めたあらゆる障害に対応して障害者を自立と社会参加に導く機運をもたらした。
このような障害とは何かという概念の形成が机上の空論に終わらなかったことの最も理解しやすい事例は,バリアフリーではなかろうか。かつて,全盲や車いすの人間が電車に乗って毎日通勤することにどれほどの困難があったかは想像に難くない。それが普通の景色になったことには,障害者を可能な限り社会生活の一員にするという考え方とそれを可能にする施策があったことを忘れてはならない。障害者の自立と社会参加の促進は精神障害領域にも及び,統合失調症から発達障害まで広い領域で施策上の取り組みが開始され,その中にあって高次脳機能障害はいち早くその成果を示したところである。このような障害保健福祉分野という領域は医療の現場からは遠いもののように思われるが,実際に多くの医療関係者の尽力により施策が相成ったことを思えば,医学雑誌でこれを解説することにも意義があろう。
高次脳機能障害の注意障害と遂行機能障害
著者: 加藤元一郎
ページ範囲:P.967 - P.976
はじめに
注意(attention)はさまざまな認知機能の基盤である14)。ある特定の認知機能が適切に機能するためには,注意の適切かつ効率的な動員が必要である。つまり,認知のターゲットの注意による選択が要求される。また注意機能は,広く社会的生活を営むためのさまざまな行動に介在し,これを統合する役割も持つ。すなわち,注意による行動の制御機構である。したがって,脳損傷後や精神障害例における注意の障害は,多くの認知行動障害を引き起こす。
一方,遂行機能(executive function)とは,目的を持った一連の活動を有効に行うのに必要な機能であり,有目的な行為が実際にどのように行われるかで主に評価される。またこの機能は,人が,社会的,自立的,創造的な活動を行うのに非常に重要な機能とされる。神経心理学において,遂行機能という語に初めて明確な定義を与えたのは,Lezak11)である。以後,遂行機能という言葉が頻繁に使用され,局在性脳損傷例だけでなく,認知症,パーキンソン病,さらには統合失調症における認知障害については,この概念を用いた説明が行われている。特に,前頭葉損傷例に出現する行動障害を記述しようとする報告では,この言葉が使われない場合はほとんどない。注意障害や記憶障害は,その概念自体は比較的なじみやすい。しかし,遂行機能については,その概念の成立が新しく未解明な部分も多い。特に,遂行機能障害(機能の障害)と前頭葉病変(損傷の部位)とをイコールとし,単純かつ直接的に結びつける議論には注意が必要である。本稿では,注意障害と遂行機能障害について説明し,それぞれを評価する新しいバッテリーを紹介し,そのバッテリーにより評価した症例を簡単に紹介したい。
高次脳機能障害における記憶の障害
著者: 小森憲治郎
ページ範囲:P.979 - P.988
はじめに
記憶障害は,脳血管障害や脳外傷に起因する高次脳機能障害の代表的な症状である。外傷性脳損傷における記憶障害の出現率は58%以上と広く認められるが9),その症状は多様で,簡易な認知機能のスクリーニング検査などでは十分に評価できない場合も多い。また脳外傷例では,その損傷過程の特性から,病巣部位を画像検査などで同定できない場合もあり,緻密な行動観察から,障害された記憶過程や想定される神経基盤を慎重に推定していくプロセスが必要となる。こうした症例の中には,今日の認知心理学における記憶研究の発展に多大な寄与を果たしたものが少なくない。また実際の記憶障害例では,注意や遂行機能など前頭葉との関連が深い認知活動にも影響が及んでいることがしばしば認められる。本稿では,脳外傷例や脳血管障害例にみられる高次脳機能障害としての記憶障害を理解するうえで助けとなるような,比較的新しい記憶の認知心理学的概念についても紹介する。基本的な記憶に関する用語や評価方法の詳細に関しては,他書に譲ることとする。
高次脳機能障害の行動の障害
著者: 勝屋朗子 , 一美奈緒子 , 本田和揮 , 橋本衛 , 池田学
ページ範囲:P.989 - P.994
はじめに
高次脳機能障害者に生じ得る問題の1つに「社会的行動障害」が挙げられる。社会的行動障害とは,感情や行動を自分で調整することが難しくなる状態のことであり,「記憶障害」,「注意障害」,「遂行機能障害」とならんで高次脳機能障害の主要症状の1つとされる。高次脳機能障害支援の手引きには,社会的行動障害の内容として,意欲・発動性の低下,情動コントロールの障害,対人関係の障害,依存的行動,固執が列挙されている。しかしながら,高次脳機能障害における他の3つの主要症状と比較して,社会的行動障害は客観的な評価が難しく,その頻度や程度について正確に把握できていないのが現状である。また,感情コントロールが困難で易怒的になったり,あるいは逆に,意欲が低下し無関心になったりするため,十分な介入ができず,日常生活や社会復帰の大きな障壁となることも少なくない。
本稿では,高次脳機能障害における社会的行動障害について,現在使用されている評価法や治療法について概観するとともに,当院における症状の出現頻度について報告する。さらに,易怒性や意欲の低下など,特徴に応じた症例を呈示し,当院で取り組みを開始したアンガー・マネジメント・プログラムについて紹介する。
高次脳機能障害のリハビリテーション
著者: 三村將 , 早川裕子
ページ範囲:P.997 - P.1004
はじめに
リハビリテーションとは,障害を持つ人が,身体的,心理的,社会的側面を含めた全人的な適応状況を,到達可能な最も高いレベルまで回復していく過程を意味している8)。リハビリテーションは,障害やハンディキャップを軽減し,障害を持つ人の社会的参加を可能にするあらゆる方略を内包する。したがって,リハビリテーションは医学領域に限ったものではなく,教育・職業・社会福祉などの広い範囲にわたる理念である。
本邦では2001年の厚生労働省による「高次脳機能障害支援モデル事業」の開始を機に,「高次脳機能障害」という言葉の知名度は高まった。しかし,障害に対する理解,社会福祉サービス,行政の取り組みなどを含めたリハビリテーションは,身体障害とは比較にならないほど遅れている。
たとえば,脊髄損傷により下半身が不自由になった成人のリハビリテーションを考えてみよう。受傷直後から,医学的な管理のもと,損傷を免れた脊髄領域の筋力強化に加え,基礎的な体力の獲得,排泄・食事・移動などの日常生活動作(activities of daily living,ADL)の訓練を行う。それから徐々に退院後の生活を指向し,社会参加に比重が置かれる。具体的には,車いすの利用,上肢だけで運転可能な自動車などによる移動手段の獲得,職場環境の整備,福祉サービスの活用などが挙げられる。障害は「身体障害」として法律的にも社会的にも比較的容易に認められ,最終的に病前と同じ生活は困難であるとしても,復職を果たし,より広いコミュニティの中で質の高い生活を獲得・維持・拡大していく。この過程すべてがリハビリテーションである。
高次脳機能障害を有する場合も同様に,医学的リハビリテーションからスタートする。そして,社会的なリハビリテーションへと移行し,より質の高い生活の獲得を指向する。しかし,脊髄損傷の場合と同じように障害を見極め,残存機能を強化し,ADLを獲得すること,そして障害が社会的に理解され,コミュニティの中で質の高い生活を送れるよう展開することは容易ではない。
高次脳機能障害は,脳の器質的な損傷により,正常な脳の働きが損なわれて生じる行動や認知に関する障害の総称である9)。脳機能は非常に複雑で,障害の現れ方もさまざまである。そのため,障害された機能と保存された機能との見極めは難しい。デバイスの使用も,歩行障害の程度に応じて杖あるいは車いすの適合を考えるようなわけにはいかない。たとえば,記憶障害に対しボイスレコーダーやメモリーノートを使用するなど,ハード面での適応があったとしても,それらが真に障害の代償手段となるためには,ソフト面の介入が不可欠だからである。
本稿では,高次脳機能障害を脳の器質的な損傷により生じた行動・認知の障害全般ととらえ,行政用語の「高次脳機能障害」の定義とは異なることをお断りしておく。以下,高次脳機能障害者が最初に取り組む,医学的リハビリテーションについて述べる。まず病因や病期による構えの違いを概説し,次に医学的リハビリテーションの実際について,自験例を挙げる。最後に,高次脳機能障害における医学的リハビリテーションの課題についてふれる。
研究と報告
断酒率に影響した家族学習プログラムの効果の解析
著者: 奥田正英 , 大草英文 , 田中雅博 , 三和啓二 , 水谷浩明
ページ範囲:P.1005 - P.1011
抄録
筆者らは,アルコール依存症社会復帰プログラム(ARP)の有用性,および家族のどのような要因が酒害者の断酒に好結果を及ぼすのか,家族学習会導入前と導入後で検討した。その結果,①1年断酒率は31.1%から46.1%に有意に改善した。②単身者の1年断酒率は,今回の平均断酒率の約1/5であった。③1年断酒達成者の協力者数は,単数でも複数でも差がなかった。④協力者は,配偶者のほうが肉親などに比べ1年断酒率が約2倍高かった。⑤1年断酒達成者の協力者の発言回数は,非断酒者のそれより有意に多かった。
以上の結果から,ARPでは協力者の積極的な関与が必要であり,家族にも心理社会的な教育が必要であることが明らかになった。
精神科入院患者における肺炎のリスクファクター
著者: 菊池章
ページ範囲:P.1013 - P.1020
抄録
一精神科病院で7年間に肺炎に罹患した入院患者33人を対照群と比較し,患者対照研究を行った。肺炎のリスクファクターは,年齢が高いこと(
短報
認知リハビリテーションにより文章記憶が改善した1統合失調症ケース
著者: 小松敦子 , 松井三枝 , 荒井宏文 , 古市厚志 , 鈴木道雄
ページ範囲:P.1021 - P.1025
はじめに
統合失調症では,広範な認知機能障害を背景に,記憶・学習機能に加え,注意や実行機能など多岐にわたる領域に機能低下が認められることが知られている7,11)。その中でも特に記憶機能の低下が大きいことが示されてきており4,6,7,11),そのような認知機能障害に対する介入として,近年,認知リハビリテーションが注目を集めている14)。
これまで我々は,統合失調症の認知リハビリテーションとして,スクリプトを用いた社会的知識の構造化トレーニング法3)や単語刺激を用いた記憶の体制化トレーニング法9)の開発を行ってきた。しかし,日常生活では単語のみを記憶するという機会は少なく,むしろテレビやラジオ,会話や場内アナウンスなど,聞こえてくる多くの言語情報の中から重要な情報を選択し,その内容を記憶しなければならないことのほうが多いと思われる。また,統合失調症患者では,記憶機能の中でも特に,文章記憶の成績低下が顕著と報告されてきた4,7)。そこで今回我々は,新聞や雑誌などの身近な記事を用いて文章記憶能力を改善するためのトレーニングを新たに開発し,それによる介入を行った統合失調症患者1例について詳細に報告し,認知リハビリテーションの有用性について提起することとした。
紹介
統合失調症認知評価尺度日本語版(SCoRS-J)
著者: 兼田康宏 , 上岡義典 , 住吉太幹 , 古郡規雄 , 伊東徹 , 樋口悠子 , 河村一郎 , 鈴木道雄 , 大森哲郎
ページ範囲:P.1027 - P.1030
はじめに
統合失調症患者の社会機能に及ぼす影響に関しては,その中核症状ともいえる認知機能障害が,精神病症状以上に重要な要因であると考えられている4,5)。統合失調症の認知機能障害は広範囲な領域におよび,注意・遂行機能・記憶・言語機能・運動機能などの領域が特に注目されている。認知機能の評価においては,これまで,各認知機能領域を評価する幾つかの検査を目的に応じて組み合わせた神経心理学的テストバッテリー(NTB)が用いられてきた。しかし,NTBを用いた評価は,通常専門的な知識を要し,高価で時間を要するものであった。一方,統合失調症の主要な認知機能領域を簡便に評価し得る尺度は,日常臨床および研究において有用と思われる。
我々は認知機能の客観的評価のため,統合失調症認知機能簡易評価尺度(Brief Assessment of Cognition in Schizophrenia;BACS)の日本語版(BACS-J)を過去に作成した7,8)。一方,このような認知機能の変化に加え,機能的予後に対する表面的妥当性を持つ評価尺度(co-primary measure)の候補として,Measurement and Treatment Research to Improve Cognition in Schizophrenia(MATRICS)委員会10)は,エキスパートの推薦に基づき,4つの評価尺度を提言した。そのうち,社会的能力の評価尺度としてMaryland Assessment of Social Competence(MASC)2)とUniversity of California at San Diego(UCSD)Performance-Based Skills Assessment(UPSA)12)の2つが,また,面接に基づく認知機能評価尺度としては統合失調症認知評価尺度(Schizophrenia Cognition Rating Scale,SCoRS)9)と統合失調症における認知機能障害の臨床的総合評価尺度(Clinical Global Impression of Cognition in Schizophrenia;CGI-CogS)13)の2つが選択された。また,これら評価尺度の計量心理学特性は,いずれも容認できるものであったと報告された6)。このうちSCoRSは,患者用,介護者用および評価者用フォームの3部で構成され,記憶,学習,注意,ワーキングメモリ,問題解決,処理/運動速度,社会認知および言語の8つの領域を評価する20項目と全般評価からなり,各項目はそれぞれ4段階で評価される。今回我々は,SCoRSの臨床応用への有用性に着目し,原著者の許可を得たうえでその日本語版(SCoRS-J)を作成した。なお,SCoRS-Jのcopyrightは,Duke University Medical Centerが所有している。
動き
「第106回日本精神神経学会」印象記
著者: 福田正人 , 亀山正樹
ページ範囲:P.1032 - P.1033
1.広島大会の概要
第106回日本精神神経学会学術総会は,山脇成人 会長(広島大学大学院医歯薬学総合研究科 精神神経医科学教授)と石井知行 副会長(広島県精神科病院協会会長)のもと,2010年5月20日(木)~22日(土)に広島国際会議場とアステールプラザを会場に開催された。
この総会の基本テーマは,「求められる精神医学の将来ビジョン:多様な領域の連携と統合」であった。これは,「急増する精神医学に対する社会ニーズに対応すべく……多様性は増しましたが,将来の精神医学のビジョンを共有し,関連学会がより連携を深め,統合的な活動をする必要がある」(会長・副会長あいさつ)とのプログラム委員会での議論に基づくものであるという。
書評
―鈴木匡子 著,山鳥 重,彦坂興秀,河村 満,田邉敬貴 シリーズ編集―《神経心理学コレクション》視覚性認知の神経心理学 フリーアクセス
著者: 高橋伸佳
ページ範囲:P.1035 - P.1035
症状を解きほぐす術を学べる
神経心理学の対象は言語,行為,認知にはじまり,記憶,注意,遂行機能,情動などを含む広範な領域に及ぶ。このうち失認症を中核とする認知の障害は,他の症状,たとえば失語症や失行症などと比べてとっつきにくいと感じる人が多いのではなかろうか。大脳の機能を大きく運動(出力)と感覚(入力)に分けたとき,後者の障害である失認症は外から見てその存在がわかりづらい。障害を検出する際にも,結果を出力という目に見える(表に現れる)形でとらえにくいため客観的評価が難しい。こうした印象が失認症への積極的アプローチをためらう理由の1つかもしれない。
認知の障害は視覚,聴覚,触覚など感覚別に分類される。本書はこのうち最も重要な視覚性認知に焦点を当てたものである。本書の特長は2つある。1つは視覚が関係する高次脳機能のすべてを網羅している点である。内容は「視覚性失認」はもちろん,「視空間認知」,「視覚性注意」,「視覚認知の陽性症状」から「視覚認知と意識」にまで及ぶ。読み,計算,言語理解,行為などについて,視覚(あるいは視空間)認知の観点からみた項目もある。読者は全体を眺めてもよいし,まず興味のある部分から覗いてみてもよい。徐々にこの領域が身近に感じられるようになるだろう。
―Henry J. Jackson,Patrick D. McGorry 編,水野雅文,鈴木道雄,岩田仲生 監訳―早期精神病の診断と治療 フリーアクセス
著者: 樋口輝彦
ページ範囲:P.1036 - P.1036
臨床病期モデルを採用した早期精神病治療の良書
本書は1999年に刊行され,わが国では2001年に邦訳された「精神疾患の早期発見・早期治療」(金剛出版)の改訂版「Recognition and Management of Early Psychosis:A Preventive Approach」の日本語版(邦訳タイトル「早期精神病の診断と治療」)である。編集は初版と同じく,Henry J. Jackson教授とPatrick D. McGorry教授によるものであるが,その執筆者はほとんど入れ替わっており,この領域の研究の進歩がいかに早いかを実感させる。
本書は8部で構成されている。第1部(第1章,第2章)は導入部であるが,この中で早期精神病の予防と介入にとってきわめて重要なモデル,すなわち「臨床病期モデル」が詳しく解説されており,まず,この部分を十分理解することが,本書全体の理解の前提になる。第2部(第3~5章)では,精神病のリスクと脆弱性に関する幅広く重要な分野が検討されている。第3章は精神病の遺伝研究分野の最新知見を概観し,第4章では精神病の環境的危険因子と遺伝要因の相互作用がレビューされている。また第5章では早期精神病を対象にした神経生物学的研究が概観されている。
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編集後記 フリーアクセス
著者:
ページ範囲:P.1042 - P.1042
今年の10月号では特集として「高次脳機能障害」を取り上げた。これが私の「精神医学」誌編集委員としての最後の特集企画になったが,読者からも「高次脳機能障害」の特集の希望が結構あったのでこれを取り上げることにした。私はこの領域の専門家ではないので躊躇したが,熊本大学の池田学先生にも相談して,テーマと執筆者を選ばせていただいた。「精神医学」の特集であるので,できるだけ精神医学系の先生方に執筆していただくのがよいと思ったのではあるが,精神科でこの領域を専門としていて執筆いただけそうな先生は思ったより少ないことに気づいた。したがって,執筆をお願いした先生方には偏りを避けられなかったことと,精神科領域では適当な方が思い当たらないため精神科以外の先生方にも登場していただく結果となったことをお断りしたい。しかし,全体としては,その道の専門家に執筆していただき,まずまずの特集になったのではないかと思う。
昔の「大脳病理学Gehirnpathologie」から現在使用されている「神経心理学Neuropsychology」への名称の変更がなされ,さらに広義の「高次脳機能障害」という用語が現れ,それも科学的な意味合いで使用される場合と行政的な意味合いで使用される場合とでは,その内容も英文名も異なるようである。その辺の状況については,森悦朗先生の論文にも記載されている。
基本情報
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64巻10号(2022年10月発行)
特集 精神・神経疾患に併存する過眠の背景病態と治療マネジメント
64巻9号(2022年9月発行)
特集 学校で精神疾患を「自分のこと」として教育する
64巻8号(2022年8月発行)
特集 ジェンダーをめぐる諸課題を理解する
64巻7号(2022年7月発行)
特集 Withコロナ時代の精神医学教育の進歩—卒前教育から生涯教育まで
64巻6号(2022年6月発行)
特集 認知症診療の新潮流—近未来の認知症診療に向けて
64巻5号(2022年5月発行)
増大号特集 精神科診療のピットフォール
64巻4号(2022年4月発行)
特集 家族支援を考える
64巻3号(2022年3月発行)
特集 精神神経疾患の治療とQOL
64巻2号(2022年2月発行)
特集 精神科におけるオンライン診療
64巻1号(2022年1月発行)
特集 超高齢期の精神疾患
63巻12号(2021年12月発行)
特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論