一人ひとりの患者さんにとって重要なアウトカムに差異が生じるかどうかまでを診断,治療,副作用などについて検討する研究を,臨床研究という。わかりやすい例でいえば,高脂血症患者でコレステロールが下がるかどうかまでを見ただけの研究は本当の臨床研究ではない。高脂血症患者で実際に心筋梗塞その他の心血管イベントが減り,さらに総死亡率まで下がることを検討する研究が臨床研究である。本当の臨床研究であるかどうかを知るには,もしその介入でそのアウトカムだけしか変化がないとしたら,自分はその治療を受けるかと自問すればよい。高脂血症剤でコレステロール値が下がるだけで,そのほかには全く何の変化もないならば,それは明らかに私にとって痛くもかゆくもない(お金と手間暇だけは明らかにかかるうえに,自分は病気であるという心配までおそらく増やしてしまう)から,私はそのような診断・治療を受けないであろう。
心筋梗塞後に不整脈があると死亡率が高くなることは観察研究から明らかであったので,抗不整脈剤を投与して再発そして死亡を防ごうと考えるであろう。では本当にそのような治療をしたら死亡まで減るかを検討する臨床試験が行われたところ,不整脈そのものは減少したが総死亡率はかえって上昇することが明らかになり,急遽この試験は中止され治療指針を書き換えることになった。これを明らかにしたCAST研究2)は歴史的教訓として有名である。
雑誌目次
精神医学52巻11号
2010年11月発行
雑誌目次
巻頭言
臨床研究へのいざない:2題話し
著者: 古川壽亮
ページ範囲:P.1046 - P.1047
研究と報告
アスペルガー症候群の学齢児に対する社会参加支援の新しい方略―共通の興味を媒介とした本人同士の仲間関係形成と親のサポート体制づくり
著者: 日戸由刈 , 萬木はるか , 武部正明 , 本田秀夫
ページ範囲:P.1049 - P.1056
抄録
本研究は,アスペルガー症候群(AS)の学齢児に対して仲間づくりを支援するプログラム開発を目的とする。方法として,生活拠点の近いメンバーで構成された4名の小集団に対して,AS特有の興味に沿った課題設定を通じてSSTを行い,仲間関係の形成を図った。指導場面で形成された仲間関係を日常場面で維持するために,親支援を通じたサポート体制づくりを図った。開発したプログラムを25クラス100組の親子に実施した結果,参加した子どものほとんどが指導場面で「同じメンバーでまた集まりたい」とコメントした。56名は日常場面で親のサポートも得て同じメンバー同士の集いを行っており,そのうち28名は3年以上にわたって関係を維持していた。一方,親のサポートなしで本人同士が連絡を取り合って集いを行ったのはわずか4名であり,その関係は1年未満で途絶えた。青年期以降の長期的な効果と限界についての検討が,今後の課題である。
がん患者が望む「スピリチュアルケア」―89名のインタビュー調査
著者: 森田達也 , 赤澤輝和 , 難波美貴 , 井上聡 , 新城拓也 , 池永昌之 , 岡本拓也 , 成田昌代 , 須賀昭彦 , 志真泰夫 , 片岡純 , 小林未果 , 内富庸介
ページ範囲:P.1057 - P.1072
抄録
がん患者の精神的苦悩(いわゆるスピリチュアルペイン)をやわらげることは重要であるが,わが国の患者自身がどのような方策が有効と考えているかを明らかにした研究はない。研究の目的は,終末期がん患者自身から見て,精神的苦悩をやわらげることに役立っていると考えること,精神的苦悩を強めていること,精神的苦悩に対するケアニード,および,精神的苦悩に対して自分で行っている対処方策を明らかにすることである。終末期がん患者69名を含むがん患者89名に構造化面接を行い,内容分析を行った。すべての精神的苦悩に共通する5つの方策に加えて,8つの苦悩それぞれに対して,「理由を見いだして受け入れる」,「宗教・人間を超えたものに支えを見いだす」,「生命の長さではなくどう生きるかに焦点を当てる」,「伝えて残したいことを残しておく」,「実現可能な新しい目標を見つける」,「先のことは考えずに今のことに集中する」,「できることではなく自分の存在に価値があると考える」など38の方策が抽出された。本研究をもとに,日本人のがん患者の精神的苦悩に対するケアモデルが構築されることが期待される。
摂食障害患者の血漿脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)濃度
著者: 中井義勝
ページ範囲:P.1073 - P.1077
抄録
摂食障害患者の心機能を評価するため,神経性食欲不振症制限型(ANR)35例,同むちゃ食い/排出型(ANBP)31例,神経性過食症(BN)50例,特定不能の摂食障害13例を対象として血漿脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)濃度を測定した。血漿BNP濃度はANRがANBPとBNに比し有意に高値であり,18.4pg/ml以上のBNP異常率がANRは48%であった。血漿BNP濃度は体格指数および脈拍数と負の相関があった。治療前に高値であった血漿BNP濃度は,治療後は有意に低下した。以上の結果から,ANの一部患者で,心不全の指標である血漿BNP濃度が上昇していることが明らかとなった。
統合失調症の病識と抑うつおよび心理社会的要因との関連
著者: 山本裕美子 , 石垣琢麿 , 猪股丈二
ページ範囲:P.1079 - P.1086
抄録
統合失調症の病識は,陽性・陰性症状や抑うつなどの精神症状だけでなく,主観的ウェルビーイングやセルフスティグマなどの心理社会的要因とも関連するといわれている。本研究では,外来患者の病識を定量的に調査し,各要因との関連について検討した。その結果,抑うつや心理社会的要因と強く関連する病識の下位尺度は「自己の疾病への意識」であり,特に,意識する頻度が抑うつと主観的ウェルビーイングに対して大きな影響を与えることが示唆された。疾病教育とともに適応能力や自信を高める支援が行われないと,病識の高まりとともに抑うつ感も高まる危険性が示唆された。
アリピプラゾール投与後に認知機能の一部が改善した慢性統合失調症の2症例
著者: 佐久間寛之 , 佐藤早苗 , 宮本保久 , 勝見明彦 , 樋代真一 , 三浦祥恵 , 落合紳一郎 , 山本佳子 , 丹羽真一
ページ範囲:P.1087 - P.1093
抄録
入院中の慢性統合失調症2例において,アリピプラゾールに切り替えた後,精神症状,社会機能,認知機能の一部に改善を見た。2例とも発症から10年以上が経過し,陽性・陰性症状ともに強く,社会性も低下し病棟内で孤立している状態であった。精神症状をPANSS,認知機能をBACS-J,社会機能をGAFで評価した。精神症状,社会機能,認知機能の中の言語性記憶,実行機能の改善がみられた。1例は退院し,1例は対人交流が改善し退院が見込まれるようになった。アリピプラゾールの効果,あるいは切り替えによる用量の減少が認知機能の一部の改善に貢献し,社会性の向上に寄与した可能性が示唆された。
高齢者病院における糖尿病を合併した認知症入院患者の検討
著者: 熊谷亮 , 比賀雅行 , 山本涼子 , 小松弘幸 , 野澤宗央 , 一宮洋介
ページ範囲:P.1095 - P.1101
抄録
2007年4月~2009年3月に順天堂東京江東高齢者医療センター精神科病棟に入院した認知症患者を対象に,糖尿病を合併した患者の実態調査を行った。糖尿病合併群では非合併群と比べ若年での入院が多く,脳血管性変化が存在する例が多く認められた。合併群では攻撃性を伴うものが多く,薬物治療では鎮静効果がある薬剤が有効であった。合併症治療目的で入院となった例のうち,合併群では糖尿病の悪化の他に白内障や皮膚疾患で入院となった患者数が多かった。自宅退院となった患者は合併群・非合併群とも半数以下で,在宅介護のサポートなどで退院先の確保をスムーズに行うことが課題となっていた。
短報
抗精神病薬の長期使用による水中毒3症例の治療の試み―キンドリングの視点から(第2報)
著者: 柿本泰男
ページ範囲:P.1103 - P.1106
はじめに
多飲水は抗精神病薬を長期使用中の患者にしばしばみられ1),しかも治療困難な副作用である。その機序はいまだ不明であるが,柿本と山本3)はその現象が,何年かにわたる多量の飲水行動が習慣的に固定し,発作的に頻発するようになるのではないかと考えた。その機序をキンドリングに似た現象と考えた。飲水量が特に多いとき,著しい低Na血症となり,意識障害,浮腫,けいれんなどが起こり,水中毒とよばれる。柿本と山本3)は多飲水を繰り返す患者1例に,キンドリング現象に有効とされるcarbamazepine(CBZ)を投与し,多飲水発作の抑制に有効であることを見いだし,報告した。1例の患者での試みでは,一般的に多飲水にCBZが有効であると結論づけることはできない。本論文では,先に報告した症例のその後の経過と,その後新たに開始した2症例の治療結果について報告する。いずれの症例でも,繰り返す多飲水にCBZが有効であることを認めた。
精神病様症状を呈した抗NMDA受容体脳炎の1例
著者: 筒井幸 , 大内東香 , 手島和暁 , 徳永純 , 石黒英明 , 西成民夫 , 武村史 , 森朱音 , 神林崇 , 清水徹男
ページ範囲:P.1107 - P.1109
はじめに
最近,抗NMDA(N-メチルD-アスパラギン酸)受容体抗体に関連した脳炎(以下,抗NMDA受容体脳炎と略する)が,初期に精神病様症状を呈することが知られるようになってきている。抗NMDA受容体脳炎は若年女性に好発し,しばしば卵巣奇形腫を伴う自己免疫性脳炎である。頭痛などの感冒症状で発症し,経過中に妄想様の言動やカタトニー様症状など精神病様症状を呈することが多い。このため当初は精神疾患とみなされ,多くの症例が精神科に受診,入院する。その後,けいれん発作や意識レベルの低下,中枢性の低換気,不随意運動,多彩な自律神経症状などを生じ,脳炎であることが明らかになる。今回,精神疾患を疑われ精神科を初診し,後に抗NMDA受容体脳炎と診断された1例を経験したので,若干の考察を加えて報告する。なお,本人のプライバシー保護のため,病歴の一部を改編している。
拘禁精神病と考えられた1症例
著者: 加藤悦史 , 杉浦明夫 , 河田晃 , 兼本浩祐
ページ範囲:P.1111 - P.1113
はじめに
刑務所における拘禁反応にはさまざまなものがあり,19世紀半ばから主にドイツで研究が行われてきた。わが国でも戦前,戦中,戦後にかけて報告が行われ,吉益12),小木7)らいくつかの分類がある。しかしながら,DSM-ⅣやICD-10の診断分類には拘禁反応という用語はなく,最近では拘禁反応の概念自体あまり用いられない。そのため,報告例もまれである。しかし,矯正医療の現場では拘禁反応と考えられる症例は確かに存在し,その病名も使われ続けている。拘禁反応の中でも重度の精神障害に至る場合には拘禁精神病と呼ばれる1)が,今回我々は,Birnbaum2)の妄想様構想や小木7)の逃避的妄想の1つと考えられる独特の拘禁精神病を観察したので報告する。なお,症例の匿名性を保つため,論旨に影響のない範囲で改変を施し,症例報告に際し文書にて本人の同意を得ている。
資料
アルコール依存症での内科連携の成果
著者: 長徹二 , 根來秀樹 , 猪野亜朗 , 井川大輔 , 坂保寛 , 原田雅典 , 岸本年史
ページ範囲:P.1115 - P.1120
はじめに
アルコール依存症患者は自ら治療を受けることは少なく,家族などの勧めで医療機関を訪れることが多い。これはアルコール依存症に特徴的であり,「自分がアルコールに関連した困難を抱いていること」をなかなか認めることができないことに起因する。そのためか,わが国には治療を必要とするアルコール依存症者だけでも約80万人存在する23)と推定されているが,実際に治療機関を受診している患者数は約4.3万人16)しかいない。
アルコール依存症はさまざまな疾病とのかかわりも多く,一般病院に入院していた患者のうち17.8%(男性患者では21.4%)もの人がアルコールに関連した問題を抱えている可能性があった27)と報告されているように,医療機関を受診する患者の中に占めるアルコール関連の臓器障害や機能障害の割合は想像を はるかに上回るものであると予測される。また,総合病院において,他科から精神科への紹介患者におけるアルコール・薬物関連疾患の割合は30%前後2,18)と報告されており,連携医療の必要性が示唆されている。
アルコール依存症を一般病院でスクリーニングし,専門治療機関に紹介する連携医療を展開するために,1996年3月に,三重県立こころの医療センター(以下,当院)が中心となって三重県アルコール関連疾患研究会(以下,当研究会)を発足させた。当研究会はアルコールに関連する問題を抱えている患者を対象とした研修や研究発表に加え,断酒会員やその家族の体験発表などを中心とした内容で構成されている。三重県内の100床以上の総合病院の中で,当研究会を開催した病院は8割を超えており,参加者総数は2,000人に達している。当研究会発足前の1996年の三重県の報告では,アルコール関連疾患により一般病院に入院してからアルコール専門医療機関受診するまでの期間は平均7.4年もの月日を要しており14),アルコール関連疾患にて一般病院で治療を受けてもアルコール依存症の治療が始まるまでに長い月日を要してきた。そのため,治療介入後の最初の10年間の死亡率が最も高い26)と報告されており,早期診断・早期介入が急務の課題であるといえる。
一般病院でアルコール依存症の教育,啓発そして連携を進めてきた当研究会の成果を調べるため,今回はアルコール専門医療機関である当院に受診するまでの経緯に関する調査を行った。
紹介
感情障害を対象とした集中的通院による認知行動療法プログラム―米国マックリーン病院における実践
著者: 田中緑
ページ範囲:P.1123 - P.1129
はじめに
筆者は2008年よりマサチューセッツ州マックリーン病院にてBehavioral Health Partial Hospital Program(以下,BHP)を学ぶ機会を得た。当病院は1811年より続く全米最古の精神科専門病院である。またHarvard University,Massachusetts General Hospitalの提携病院かつ研究機関であり,多くの優れた治療プログラムと研究成果を提供し続けている19)。BHPは,認知行動療法を全面的に用い,うつ病,双極性障害,不安障害,人格障害といった幅広い疾患を対象とする当病院独自の短期集中的通院プログラムである。本邦でも,感情障害圏の治療困難例,気分障害を伴う人格障害患者など,薬物療法に限界のある患者への精神療法的手法の需要は大きい28)。BHPはこれら疾患群に対しても,優れた治療効果を示している5,24)ことから,当プログラムを紹介するのは意義深いことと思われる。本論文では,BHPの具体的な内容とその特徴を詳しく紹介し,本邦で同様のプログラムを施行する際の課題についても考察する。
エドワール・ザリフィアンへのオマージュ(Hommage à Édouard Zarifian)
著者: 阿部又一郎
ページ範囲:P.1131 - P.1135
はじめに
2009年6月に日仏医学コロック(Colloque médical franco-japonais 2009,日仏医学会主催)が2年ぶりに開催されたときには,日本から多くの医療関係者がパリを訪れた3)。大会前日には,有志らがそろってバスにてフランス北西部ノルマンディ地方を日帰り旅行する機会に恵まれた15)。Basse Normandie地域にあるカルバドス県の中心都市カーンCaen大学病院の精神科病棟(エスキロールセンター;Centre Esquirol)を訪問した際,バスを降りて参加者全員が横切った通りは,Rue Professeur Edouard Zarifianと名づけられていた(図1)。大学病院の精神科前教授の名を冠した看板は,まだペンキも新しく,前年の秋に落成式が行われたばかりであったという。
動き
「第25回日本老年精神医学会」印象記
著者: 内海久美子
ページ範囲:P.1136 - P.1137
第25回日本老年精神医学会は,2010年6月24,25日の2日間,池田学会長のもと,KKRホテル熊本で開催された。一般演題としては口頭発表75演題とポスター演題48演題をはじめ,特別講演,シンポジウム,生涯教育講座,ランチョンセミナー,ティータイムセミナーなどが行われた。今回のメインテーマ「認知症医療と研究の独創性―日本から世界へ―」にふさわしい特別企画として,認知症医療に画期的な業績を残した日本の研究者4氏による講演が行われた。参加者は1,000名を超え,どの会場でも活発な討論がなされ成功裡に終えた。
特別講演は日本モンキーセンターの西田利貞氏による「チンパンジーの社会生活;高齢者の役割に注目して」というタイトルで行われ,高齢のチンパンジーが担う役割から学ぶべき人間社会への示唆に富んだ内容であった。
書評
―東京都立松沢病院130周年記念事業後援会 編―東京都立松沢病院130周年記念業績選集 1919-1955―わが国精神医学の源流を辿る フリーアクセス
著者: 笠井清登
ページ範囲:P.1138 - P.1138
本書は,日本の公的精神科病院の祖であり,現在も中心的存在である都立松沢病院の創立130周年を記念して,前院長松下正明氏らが,同病院の研究黄金時代ともいえる1919~1955年にかけての業績のうち,後世に残すべき重要なものを選集したものである。
林暲,秋元波留夫による「精神分裂病の予後及び治療」(第38回日本精神神経学会総会宿題報告,1939)は,東京大学病院精神科と松澤病院を一定期間に退院した精神分裂病(現在では統合失調症,当時の病名をそのまま用いた,以下同様)患者全員に対する予後と治療成績の調査報告である。予後良好因子について,女性,非定型性,急性発症を挙げており,まだ抗精神病薬が登場していない時代のデータであるが,我々の知る疫学的エビデンスとよく一致している。完全寛解の症例が数例提示されており,顕著な幻覚妄想状態がみられたものの,最終的に社会適応がよく,回復したといってよい経過が,抗精神病薬がない時代にも存在することを改めて認識させられる。治療については,インスリン療法の効果について検討しているが,一般的自然寛解率を上回ると結論づけているものの,本療法に特異的な治療効果は見いだせず,本来的寛解傾向を強化するものである,と慎重な付記もみられる。発病より治療までの期間が短いほうが予後がよいことも明確に示されており,DUP(duration of untreated psychosis)と予後の関係を最近メタ分析で確認し,早期介入を叫ぶ現代精神科医には衝撃的である。
―榊原博樹 編―睡眠時無呼吸症候群診療ハンドブック フリーアクセス
著者: 清水徹男
ページ範囲:P.1139 - P.1139
一貫したポリシーに基づいたSAS診療のノウハウを提供
榊原博樹先生の編集による本書であるが,実は榊原先生の著書と言ってよい。というのも,本書は榊原先生自らが執筆した部分が大部分を占め,その他の部分もほとんどが先生の教室員との共同執筆によるものであるからである。そのために本書は一貫したポリシーに貫かれたものとなっている。そのポリシーとは,睡眠科学の最新の知見と日本の睡眠医療の現状を踏まえて,現実的で最良の睡眠時無呼吸症候群(以下,SAS)に関する医療を行うためのノウハウを提供するというものである。
本書は4部に分かれている。第Ⅰ部ではSASの概念・疫学・発症機序や遺伝について最新の知見に基づく解説が加えられている。わかりやすさと科学的正確さを両立させるべく工夫が施されている。第Ⅱ部ではSASの病態と臨床的諸問題を扱っている。特に生活習慣病を中心とする各種疾患との関連や,事故・医療経済などを通じてSASが社会に及ぼす影響について詳しく述べているほか,「日本のSAS診療の実態と診療連携構築の必要性」と題する1項を設け,日本の睡眠医療の現状を踏まえたうえで,診療連携についての榊原先生の提言がなされている。ちなみに,榊原先生には厚生労働省精神・神経疾患研究開発費による「睡眠医療における医療機関連携ガイドラインの有効性検証に関する研究」班(主任:清水徹男)の班員として睡眠医療における医療連携のあり方についてご尽力いただいている。第Ⅲ部では,SASの診断と治療について非常に具体的な記載がなされている。特に,まだまだ不明な点の多いSASの口腔内装置による治療については,現状における最良の情報を提供している。第Ⅳ部では榊原先生の豊富な臨床経験を生かして,さまざまなSASの症例が記載されている。
―Neil B. Sandson, M.D. 著,上島国利,樋口輝彦 監訳,山下さおり,尾鷲登志美,佐藤真由美 訳―精神科薬物相互作用ハンドブック フリーアクセス
著者: 下田和孝
ページ範囲:P.1140 - P.1140
薬物相互作用への関心の高まりに応える書
抗ウイルス薬であるソリブジンと代謝拮抗薬であるフルオロウラシル(5-FU)との薬物相互作用による重篤な副作用が問題となったのは1993年である。ソリブジンの代謝物であるブロモビニルウラシルが5-FUの代謝酵素であるdihydropyrimidine dehydrogenaseを不可逆的に阻害する結果,5-FUの血中濃度が上昇,5-FUの副作用である白血球・血小板減少などの重篤な血液障害を惹起するというメカニズムである。わが国で開発されたソリブジンが市場から姿を消すことになったこの薬害事件や1990年代にcytochrome P450(CYP)を中心とする薬物代謝酵素の解析が急速に進んだことを背景に,薬物相互作用に関する関心は高まってきたといえる。
精神科領域では,1999年にわが国最初の選択的セロトニン再取込み阻害薬(SSRI)としてフルボキサミン,2000年にはパロキセチンが臨床現場に導入された。これらのSSRIは従来の三環系抗うつ薬などとの副作用プロファイルの差異が認められるが,さらに薬物代謝酵素の阻害作用という点でも特徴があり,薬物相互作用の知識は精神科薬物治療において必須であろうと思われる。
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編集後記 フリーアクセス
著者:
ページ範囲:P.1144 - P.1144
今年の夏は異常な猛暑で,熱中症の多発からコメの作柄などまでさまざまな影響がみられた。一方,尖閣諸島問題などでは平和ボケの眠気を覚まされた感があるが,これは現実を多面的に正確に把握する好機ともいえる。日本の精神保健,精神医療もこの辺で現状把握をし直して改革の一歩を踏み出す必要があるだろう。一方,世の中の喧騒とは関係なく,秋が駆け足で走りすぎていきそうであるが,自然の中でほっとした心の安らぎを味わってみたいものである。
「巻頭言」で古川教授は,生物学的な研究では検査データの改善に目標があって,最終的な臨床結果の改善までを目標にしていないと述べている。臨床研究では真の臨床目標に向かって,多数(2,000例)の対象と周到な計画に基づいて研究を行い,たとえば抗うつ薬の第一選択薬の用量は何mgか,第二選択薬は何かなどを明らかにしようとしており,この結果は世界的に影響が大きいという。臨床的な判断がある条件のもとで統計的にはっきり示されていれば,安心できるということであろう。日本でなかなかこの領域の研究者が育たないのは地味な仕事のためであろうか。「研究と報告」では森田達也氏らの「がん患者が望む「スピリチュアルケア」」が印象深い。89名にインタビューした結果であるが,非常に示唆的である。すべての精神的苦悩に対して「よく聞いてくれる」「気持ちをわかっていっしょに考えてくれる」ということの大切さが繰り返し語られた。また,「予測される経過や予後をあらかじめ聞いて,自分でいろいろなことを決める」という前向きな考え方と,「死のことは考えずに普通に毎日を過ごす」という受容的な態度の二通りがあって,その人にあった対応が望まれるという。8つの苦悩に対して38の方策が抽出された。緩和ケアにとってきわめて有用な研究結果であると同時に,日本人の死生観をうかがい知ることができた。また日戸由刈氏らの「アスペルガー症候群の学齢児に対する社会参加支援の新しい方略」では,自閉症では困難な仲間づくりを支援するプログラムを作り,小集団で興味に沿った課題設定を行い,仲間関係の形成を図った。さらに,親支援のプログラムを作り親のサポートを得て,仲間づくりが進展し維持されたという報告は,アスペルガー症候群の学齢児の発達を支援する方法として興味深かった。
基本情報
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特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論