名古屋大学と児童精神医学
学生時代に漠然と精神医学,なかでも児童精神医学をやろうと思っていた私に決定的な出来事となったのは,医学部2年生のとき笠原嘉教授が新しく着任されたことであった。当時笠原先生は44歳の若さであり,颯爽としていた。その講義は人を引きつける独特の間合いを持っていた。それで,この先生の教室に入ろうと決めた。
私にとって笠原先生が名古屋大学の精神医学教室の教授になられたのは全くの偶然であった。さらに名古屋大学精神医学教室に入って後,名古屋大学には堀要元教授という児童精神医学のパイオニアがおられ,1936年4月11日に「児童治療教育相談室」を開設し,わが国最初の児童精神医学の診療を開始されたことや,名古屋大学ではその伝統を受け継ぎ,児童精神医学の臨床が活発なことなどを知った。この事実も私にとっては全くの偶然であった。私にとって,名古屋大学医学部を受験したことは児童精神医学が盛んな大学だからとか,明確な目標を持っていた訳ではなく,ただなんとなく名古屋がよいのではないかと思ったからに過ぎない。自分にとって結果的にはそれが大きな幸運となった。このように,その時は何気なく自分にとって自然な道を歩いていると感じていたことが,後になってその選択が結局はベストであったということがわかるという体験を時にすることがある。現代はさまざまな情報にあふれ,情報の洪水の中で溺れてしまい自分がどうしたいか見失っている人も多いように思うが,むしろ,あまり情報に頼らず自分の感覚に従って行動するほうがよいこともあるように思われる。
雑誌目次
精神医学52巻5号
2010年05月発行
雑誌目次
巻頭言
児童精神科とともに
著者: 本城秀次
ページ範囲:P.428 - P.429
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
子どもの精神疾患の臨床像をどうとらえ得るか?―児童精神医学と成人精神医学の双方向の視点
著者: 岡田俊
ページ範囲:P.431 - P.432
子どものこころの問題は,従来,不登校やひきこもり,非行や家庭内暴力といったように,行動上の問題を切り口として分類されることが多かった。そして,児の抱える問題は,その児が養育されてきた家庭,学校,地域社会とのかかわりのプロセスの中で理解され,児に対するかかわりと同様に家族への介入,児を取り巻く家族や学校との調整が重視されてきたのである。そのため,子どもの表現する「問題」が,個々の家族や学校の抱える問題の表現であったり,その時代の社会構造の反映であると考えられることもあった。
このことには,過去も現在も相違はない。しかし,このような視点で概念化した場合,一人ひとりの児の抱える問題は,家庭,学校,社会の問題に一般化されるか,個別の問題として臨床の治療者との関係性の中に埋没するか,という乖離を生み出しやすい。とりわけ,一世を風靡した「不登校」問題は解体され,学校を含めた社会の問題としてとらえられるか,あるいは,子どものうつなどの疾患レベルの問題として解されるようになり,今なお臨床的に重大な問題であるにもかかわらず,精神医学の中心的テーマとして扱われなくなっていくのである。
児童期の大うつ病性障害の非定型性
著者: 齊藤卓弥
ページ範囲:P.433 - P.438
はじめに
児童期の大うつ病性障害(以下うつ病)は,児童思春期の精神疾患の中で最も頻度の高い精神疾患の1つとされている。しかし,うつ病は,最近までは成人で発症する疾患と考えられ,児童期のうつ病が大きな関心を引くことは少なかった。児童期にうつ状態を体験すること自体は以前より知られていたが,成人と同様なうつ病の存在が児童期に認知され注目されるようになったのは最近のことである。30年前までは児童期には超自我の発達が十分ではなく,うつ病を経験することはないと考えられていた。1978年,Puig-Antichらは,research diagnostic criteria(RDC)を用いて成人うつ病の症状を満たす「定型的」なうつ病が児童期に存在することを報告した8)。しかし,アメリカ精神医学会による操作的診断基準である「精神疾患の診断・統計マニュアル」において児童期のうつ病について言及されたのは,2000年に発行された 第4版用修正版(DSM-Ⅳ-TR)が初めてであり,診断基準となるまで,長時間を要した1)。
最近の疫学的調査の結果からは,児童期におけるうつ病が高頻度に報告されている。しかし,子どもの発達段階により異なった症状群を示すために,臨床的にはしばしば児童期のうつ病は見過ごされやすい。長期的に見て,成人後に,既婚率,社会的・職業的な障碍を残すことが多く,合併する精神疾患を伴うこともしばしばあり,生命の質(quality of life;QOL)が低下することが報告されている。したがって,成人と比較した児童期のうつ病の特徴(非定型性)を理解することは診断的にも重要である。子どものうつ病の診断の際には,特に「うつ」が人間の正常な精神機能の一部であることに留意し,慎重に症状の評価,機能障害の程度,うつ病に類似する疾患の除外を行っていく必要がある。さらに,子どもは,発達段階により異なった臨床症状を示すために,子どものうつ病は見過ごされやすい。したがって発達段階によるうつ病の臨床的な特徴を理解することが重要である。
また,児童期のうつ病の治療に対しての知見も徐々に増えてきており,抗うつ薬をはじめとした複数の治療的なアプローチを組み合わせることが望ましいと考えられている。従来,児童期のうつ病の治療には,成人のうつ病の治療が検証のないままに用いられていることが多かった。そのため,子どもには効果のない薬物が処方されたり,予期されなかった有害事象が出現することもあった。最近,蓄積されつつある子どものうつ病の治療に対しての知見においては,抗うつ薬および精神療法に関してもプラセボ群・治療待ち群との比較が行われ,児童においてはうつ病の治療への有効性や安全性が成人とは異なっていることが明らかになってきている。
児童期双極性障害の特徴
著者: 十一元三
ページ範囲:P.439 - P.443
はじめに
児童期における双極性障害の存在は歴史的にみても古く,19世紀の英国における5歳女児の躁病エピソード7),Kraepelinの記載にみられる躁うつ病の発症年齢分布(20歳以下が約20%,15歳以下でも3%存在)9)などがあり,米国では1930年代と1950年代に多数例報告1,8)が現れている。この間の報告で,現在知られる児童期双極性障害にみられる特徴的な症候の大半が記載されているといってもよく,最近では双極性障害の約1/4は15歳未満の発症とする報告6)も現れた。
統合失調症
著者: 松本英夫
ページ範囲:P.445 - P.451
はじめに
統合失調症の発症年齢は15歳以前にはまれであり,15歳を過ぎると次第に増加し,18歳以後から20歳代にかけて急激に増加する曲線を描くといわれている。このように,青年期以後に比べて小児期で発症する統合失調症の頻度はまれではあるが,児童精神科医にとってきわめて重要な障害であることに変わりはない。本稿では,小児期の統合失調症の概念や診断の整理を行いながら,その臨床像や治療における非定型性について論じる。
強迫性障害
著者: 小平雅基
ページ範囲:P.453 - P.459
はじめに
強迫性障害(obsessive-compulsive disorder;OCD)は,強迫観念と(もしくは)強迫行為によって規定されており,それらによって正常思考や日常生活動作が脅かされることをもって,強迫性障害とされる。ただし注意する点としては,子どもにおいては,発達過程にみられる正常の範疇に属する強迫から強迫性障害とされる強迫までスペクトラムとして理解することが可能であり,児童期にみられる正常レベルの強迫は子どもが発達するために経過しなければならない課題ともいえる側面を持っている点である。すなわち障害とはいえない強迫症状があり得るということになるので,「それが悩ましく,長時間続き,社会活動を害していること」をもって障害と特定されている。本稿においては児童期発症OCDと成人期発症OCDとの比較を含め,子どものOCDについて述べていきたいと考える。
解離・転換性障害
著者: 亀岡智美
ページ範囲:P.461 - P.466
はじめに―歴史的変遷
解離性障害は,「意識,記憶,同一性,または知覚についての通常は統合されている機能の破綻である」と定義されている。一方,転換性障害は,「器質性の疾患が明らかではないにもかかわらず,随意運動系や知覚神経系に関する症状を示し,背景に心理的要因の関与が予測される」病態であると規定されている1)。
このように,DSM-Ⅳでは別々のカテゴリーに位置づけられている解離性障害と転換性障害であるが,その起源をたどればCharcotの「ヒステリー症例」の報告に行きつくことはあまりにも有名である。その後,「ヒステリー」の身体症状はFreudによって「転換ヒステリー」と名付けられ,Janetは,人格や身体面のさまざまな同一性や連続性が失われた状態を「諸機能の解離」として位置づけた。これらの概念は,20世紀前半の精神医学領域において,いわば『解離された』かのように衰退していたが,1970年代の外傷性精神障害への関心の高まりの中で,精神面の「解離」のみが切り離されて注目されるようになった7)。しかし,1992年に発表されたICD-10においては,「解離性(転換性)障害」として,再び統合された概念としてとらえられている11)。
児童青年期の「解離」や「転換」の症例報告や研究も,成人のそれと同様にCharcotに起源を発し6),同様の経過をたどりながら,成人の「解離」が再び脚光を浴びるようになった20世紀後半頃から活発に行われるようになった2,3)。子どもは本来心身の相関が強く,心理面と身体面を切り離して述べることは,成人よりいっそう困難である。また,子どもの未成熟性ゆえに,正常との境目を設定することは容易ではなく,すべてを病理的と断じることはできない。本稿では,これらの事情を踏まえつつ,子どもの解離と転換が同一の病態を基盤にしているものとして,統合的に概観してみたい。
児童期における摂食障害
著者: 木村記子 , 岡田俊
ページ範囲:P.467 - P.475
はじめに
摂食障害は思春期ないし若年成人の女性に多くみられ,かつてはやせ礼賛の社会風潮とともに,思春期女性の心性から理解されることが多かった。しかし,男性例や思春期以前の症例の存在が知られるようになって以降,摂食障害の病態理解が拡大しつつある。児童期における摂食障害では,体重減少や無月経の判断が困難であるほか,やせ願望・肥満恐怖・ボディイメージの障害・食行動異常が現れにくく,多様な身体症状を伴いやすい,神経性食欲不振症において男性例が多いなどの点で非定型的である。これは自己を表現する能力の未熟さや表現法の違いなど,発症年齢に由来した相違であると考えられる一方で,併存する精神疾患や発達障害との関連性なども示唆されるなど,病態の相違も関与している可能性がある。治療や予後については,思春期以降の症例に比べて限られたエビデンスしかないが,特に併存障害との関連は,転帰の相違や異なる介入の必要性を示す可能性もあり,今後の検討が求められる。
本稿では,児童期における摂食障害の診断と臨床像,疫学的特徴,経過と転帰,併存症との関係について述べ,児童期における摂食障害の病態学的位置づけと診療上の留意点を明らかにしたい。
睡眠障害
著者: 堀内史枝 , 岡靖哲 , 上野修一
ページ範囲:P.477 - P.483
はじめに
小児の睡眠障害は,成人のそれと共通する部分もあるが,成人とは異なる臨床像を呈することも多い。睡眠は発達段階や年齢とともに変化することから,病的とみなされる状態や治療の対象となる範囲が年齢により異ってくる。
小児の場合,睡眠が脳や身体の発達に影響を及ぼすことから,成人の睡眠障害よりも重要といえる。適切な治療が行われなければ,不可逆的な結果を残すことになりかねない。小児では,早期介入が必要な睡眠障害と,まずは症状の経過をみるべき睡眠障害とがあることに留意する。
睡眠障害の分類・診断は,アメリカ睡眠医学会(American Academy of Sleep Medicine)が2005年に作成した睡眠障害国際分類第2版:International Classification of Sleep Disorders, Second edition(ICSD-2)に準拠する2)。ICSD-2の疾患項目の中で,児童青年期にみられることの多い睡眠障害を取り上げ(表1)11),成人期の睡眠障害との差異を述べる。
また,小児の発達障害における睡眠障害を取り上げ,その特徴を概説する。
[付録]表 各疾患の成人例と対比した小児期の精神疾患の特徴
ページ範囲:P.484 - P.487
本特集の著者の各氏に,それぞれの精神状態が児童期においてどのような疫学,臨床像,治療反応性に特徴があるのかをまとめていただき,参照しやすいよう表にまとめた。成人期精神疾患と比較した場合の児童期精神疾患の特徴について,今日における到達点が余すことなく要約されている(岡田 俊)。
研究と報告
小中学生の攻撃性―特性不安および抑うつとの関連からの検討
著者: 伊藤大幸 , 神谷美里 , 吉橋由香 , 宮地泰士 , 野村香代 , 谷伊織 , 辻井正次
ページ範囲:P.489 - P.497
抄録
本研究は,単一市内の全数調査データに基づいて,小中学生における攻撃性の実態と,特性不安および抑うつとの関連を検討した。A県X市の全小中学校の小学3年生~中学2年生4,683名(男子2,414名,女子2,269名)を対象に質問紙調査を行い,以下の4点が示された。①女子の攻撃性は全体としては男子より低いが,学年が上がると男子と同様の水準に達する。②基準範囲以上の攻撃性を示す子どもは男子で2/5,女子で2/3がカットオフ値を超える抑うつ症状を示す。③攻撃性(敵意)および特性不安は,抑うつのリスクを高める。④③の傾向は女子においてより顕著である。
著明な前頭葉症状と失語症状を呈した機能性精神病の1例
著者: 杉山博通 , 数井裕光 , 木藤友実子 , 髙屋雅彦 , 吉田哲彦 , 徳永博正 , 澤温 , 武田雅俊
ページ範囲:P.499 - P.506
抄録
初老期に不安焦燥の強いうつ症状で発症し,緊張病症状に加え,模倣行動,利用行動,被影響性の亢進,考え不精などの前頭葉症状と失語症状を呈した機能性精神病の1例を経験した。脳血流SPECT検査で左優位の両側視床,基底核の血流低下を認めたが,頭部MRI検査,脳波,髄液,内分泌学的検査などでは異常を認めなかった。修正型電気けいれん療法により,前頭葉症状,失語症状は消失し,また抑うつ気分,意欲ともに改善した。本例では前頭側頭型認知症においてもみられる症候が特徴的であったが,自己の精神状態に対する心的葛藤を認めたことが異なっており,鑑別に有用と考えられた。
短報
抗精神病薬により遅発性呼吸性ジスキネジアを生じた1例
著者: 河野公範 , 宮岡剛 , 稲垣卓司 , 堀口淳
ページ範囲:P.507 - P.509
はじめに
遅発性ジスキネジア(tardive dyskinesia;TD)は,長期の抗精神病薬服用後に認められる不随意運動である。主に舌・顎・体幹・四肢などの骨格筋に生じるが,横隔膜などの呼吸筋にも生じることがあり,呼吸性ジスキネジア(respiratory dyskinesia;RD)と呼ばれる。骨格筋に生じたTDは舞踏病様運動やアテトーゼ様運動として観察されるが,RDでは浅く,早い不規則な呼吸運動が認められ,自覚的に呼吸困難感や胸部痛を伴う。
今回我々は,不眠に対して処方された抗精神病薬により出現し,治療に苦慮したRDの1症例を経験した。本邦においてはRDの報告は少なく,その意味ではRDの認知度はいまだに低いものと思われるため,ここに若干の考察を加えて報告する。なお匿名性に配慮し,個人が特定されないように病歴には変更を加えている。
統合失調症の前駆期および病状安定期に社会不安症状を合併した1例
著者: 森山泰 , 村松太郎 , 中島振一郎 , 加藤元一郎 , 三村將 , 鹿島晴雄
ページ範囲:P.511 - P.514
はじめに
DSMで定義される社会不安障害(social anxiety disorder;SAD)は,他人の注視を浴びるかもしれない社会的状況または行為する状況に対して,顕著で持続的な恐怖を抱き,自分が恥をかいたり恥ずかしい思いをするように行動することを恐れる状態である1)。DSM-Ⅲでは人前での行為(performance)にまつわる不安に関係し,社会恐怖(social phobia)といわれていたが,DSM-Ⅳでは他者とのかかわり一般(social interaction)に対する強い恐怖と回避欲求も含まれるようになり,さらに,恐怖より身体症状を伴った不安症状が強いこともあることからSADと呼ばれている2)。
次にSADと統合失調症の関連について述べる。まずSADの出現時期により分類すると,①統合失調症の前哨あるいは前駆(preliminary or prodromal phase)症状,②急性期症状(acute phase)に併存,③病状安定期(stable phase)に出現の3型があると思われる。この2疾患の合併については,従来診断的にSADを1つの病気(統合失調症)の異なった表現に過ぎないと考える立場がある。一方で,1つの理念的診断にあてはめることで,そこに収まりきれない細部の精神病理が無視されたり,無理にある診断にあてはめるために,精神病理的事実が歪曲されてしまう危険性すら存在することを主張する立場もある13)。そして後者の立場から,comorbidity概念が提唱13)されており,近年この立場において,統合失調症の急性期症状改善後の病状安定期におけるSAD症状が注目されている。そしてPallantiら12)は陽性,陰性症状の目立たない外来通院例の36.3%が,DSM-Ⅳ構造化面接でSADの診断基準を満たし,これらでは自殺およびアルコール乱用率が高まり,QOL(quality of life)が低下することを報告している。なお,安定期のSADには,clozapine誘発性のSADも含まれている11)。これは,急性期症状が寛解した投与後10週程度で出現し,serotonin系の関与が示唆されており,治療はselective serotonin reuptake inhibitor(SSRI)の加剤が有効11)とされる。しかし,clozapine誘発性SAD以外の病状安定期のSADの薬物療法については,SSRIの加剤,抗精神病薬の減量あるいは他の抗精神病薬への置き換えのいずれが有効であるかなどについてのエビデンスはない12)。
今回我々は,統合失調症の病状安定期のみでなく前駆期にもSADを呈し,病状安定期のSADに対し薬剤調整において示唆に富む1例を経験したので,comorbidityの立場から報告する。なお,症例の報告については患者より同意を得ており,また個人情報保護に配慮して事実に影響を与えない範囲で適宜修正した。
「精神医学」への手紙
認知症のないレビー小体型認知症はあり得るか?―レビー小体病の診断への懸念と提案
著者: 上田諭
ページ範囲:P.515 - P.517
レビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies;DLB)の診断には,臨床診断基準改訂版(2005)9)が広く用いられますが,そこには今後解決すべき1つの問題があると思われます。それは,病名にも含まれる「認知症」をどう扱うかという点です。近年,認知症を認めない,あるいは治療とともに認めなくなったと考えられるDLB症例がしばしば報告されます1,3,10)。認知症がなくてもDLBであるのか,あるいは現在のDLB概念自体に問題があるのか。認知症であるかどうかは,診断そのものの意義の面からも,治療対応の面からも重要な観点であり,先の「薬剤誘発性の幻視」のテーマ(「精神医学」52巻3号)に続き,本稿ではこの問題を提起したいと思います。
DLBの発見者であり診断基準作成にも参画している小阪5)の邦訳を引用しますが,前述の診断基準の「中心的特徴(診断に必須)」は,もとより「認知症(正常な社会的・職業的機能に支障を来すほどの進行性認知低下)」です。しかし,これにはただし書きとして,「早い時期には著明な,または持続性の記憶障害は必ずしも起こらなくてもよいが,通常は進行とともに明らかになる」と書かれているのです。この記載は,早期には認知症がなくてもよいとも読め,また「早い時期」がいつまでかはあいまいで,臨床診断上の「混乱」の要因になっていると思われます。
「認知症のないレビー小体型認知症はあり得るか?―レビー小体病の診断への懸念と提案」についての上田氏の意見への返信
著者: 小阪憲司
ページ範囲:P.518 - P.519
上田氏の意見はごもっともと思います。レビー小体型認知症という名称がついているのですから,認知症がなければそうは診断できないということは当たり前です。そもそもレビー小体型認知症という名前がよくないのです。これについては,1995年のイギリスでの第1回国際ワークショップのときに議論がありました。私が提唱した「びまん性レビー小体病diffuse Lewy body disease(DLBD)」や「Kosaka's disease」という声も挙がったのですが,McKeithやBurnなどイギリスの参加者の意見が優勢で「dementia with Lewy bodies(DLB)」ということになったのです。このときの私の講演のタイトルは「Diffuse Lewy body disease within the spectrum of Lewy body disease」であり,1980年に私が提唱したLewy body diseaseや1984年のDLBDの概念を述べたのですが,この私の考えは当時はあまり受け入れられなかったようです。それにもかかわらず,DLBの病型分類には私の概念が受け入れられて,3型が分類されました。私の考えが受け入れられるようになったのは,私が提唱して25年も後の2005年の第3回国際ワークショップ(イギリス)の報告と2006年のLippaらが主催した国際ワーキンググループ(アメリカ)の報告においてであり,今では私が主張してきたようにパーキンソン病や認知症を伴うパーキンソン病,DLBを含めてLewy body diseaseと総称するということになりました。DLBという名称がよくないということはその後もよく言われますが,このDLBという病名が国際的に広く行きわたっているので,これを変えるわけにはいかないのです。DLBDとしておけば,認知症の有無にこだわることはないのですが。
書評
精神医学重要文献シリーズ Heritage 誤診のおこるとき―精神科診断の宿命と使命 フリーアクセス
著者: 山内俊雄
ページ範囲:P.521 - P.521
本書は,“早まった了解を中心として”というサブタイトルがつけられて1980(昭和55)年に「精神科選書」(診療新社)として出された本が下敷きになっている。この選書シリーズに含まれる10数冊の本はいずれも,ハンディで読みやすく,しかも精神科診療のコツや真髄に迫る良書が多かったが,なかでも「誤診のおこるとき」は名著との評判の高かった本である。
著者は,“医師国家試験に合格したばかりの若い精神科医,あるいは精神医学に興味をもつ学生諸君が,休日のつれづれに寝転んだまま一日で読み終えて,翌日からの診療にすぐ参考になる”ことを念頭において書いたと述べているように,記述は平易で具体的,いずれも自らが身をもって経験した症例を中心に書かれている。「身体疾患の症状と了解」「躁うつ病(改訂新版では,気分(感情)障害)と了解」「精神分裂病(当時)と了解」などの章に,今回の改訂新版では,「うつ病の労務災害と職場復帰」「パニック障害と了解」「精神安定剤・睡眠薬の副作用」「発達障害と了解」の章が新たに加えられた。
脳波判読に関する101章(第2版) フリーアクセス
著者: 越野好文
ページ範囲:P.522 - P.522
豊富な脳波図を通して脳波の判読力を養う
1998年に,一條貞雄先生は臨床の現場で出会う脳波がどのような意味を持つのか,それをどう解釈するのかに重点を置いて書かれた『脳波判読に関する101章』を私たちに届けてくださった。長年にわたる臨床脳波判読のご経験から生まれた,臨床にすぐに役に立つ,実にわかりやすいご本であったが,このたび10年ぶりに改訂された。手にとってまず気がついたことは,初版も読みやすい本ではあったが,第2版は文字サイズの工夫と色刷りの活用で,さらに一段と見やすくなったことである。これまで脳波になじみのなかった人も興味をそそられることであろう。
本書では脳波判読の基礎から臨床までが,豊富な,そして貴重な脳波図によって具体的に示されている。読者は脳波に親しみを覚えるに違いない。内容としては,脳波判読に関する解剖・神経生理,脳波の記録方法・賦活法・アーチファクト,正常・異常な脳波波形,小児・思春期および老年期の脳波,てんかんと関連した疾患および意識障害など各種疾患の脳波,薬物による脳波,睡眠脳波,さらに誘発電位・脳電位分布と脳磁図が取り上げられている。第2版では,新しい脳波図も加わり,さらに充実した。
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編集後記 フリーアクセス
著者:
ページ範囲:P.526 - P.526
今月号は「児童期における精神疾患の非定型性」を特集のテーマとして取り上げた。大うつ病,双極性障害,統合失調症,強迫性障害,解離・転換性障害,摂食障害,睡眠障害,と多岐にわたるが,どれも成人においてもきわめて重要な精神疾患である。是非はともかくとして,子どもでは成人の診断基準に準じて診断が行われており,それが子どもの精神疾患を論じる際の1つの限界になっていることは確かである。しかし現時点で,子ども特有の診断基準を作成し,臨床で応用するところまで漕ぎ出す勇気を持てないのがほとんどの専門医の本音なのではないかと思われる。特集では以上の限界のもとで論じられていることが前提としてあることをお断りしたい。しかし,本誌で児童期の障害が特集として取り上げられることは画期的なことであり,発達障害をはじめとして児童・青年期の問題を扱った論文の投稿や掲載が増えている状況を背景としてこそ可能であったと思われる。
偶然にも「巻頭言」は児童精神医学を専門とする本城秀次先生に執筆していただくことができた。氏と名古屋大学精神医学教室の歴史の一端が紹介されていて興味深い内容となっている。「研究と報告」でも1本は小中学生の攻撃性に関する論文である。本邦では貴重な疫学調査に基づいた報告である。2本目は遅発緊張病が強く疑われる機能性精神病の報告であるが,精神科臨床において神経学的所見と精神症候の両者を正確に把握することの重要性を改めて痛感させられる力作となっている。その他にも,遅発性呼吸性ジスキネジアの貴重な報告など読みごたえのある報告が続いている。今後も多くの方の投稿を期待したい。
基本情報
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特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論