文学者の集まりや読書会などに出て,私が医師であると知ると,かならず出てくる言葉が「お医者様には文学者になられる方が多いですね。なぜでしょうか」である。
私は苦笑しながら答える。「ほとんどの小説家は文科系の人ですよ。今,医学系の人で小説を書いている人はわずかです。僕のほか,なだ・いなだ,北杜夫,渡辺淳一,それくらいのものでしょう。小説を書くのは圧倒的に文系の人ですよ」
雑誌目次
精神医学52巻9号
2010年09月発行
雑誌目次
巻頭言
文学と医学の関係
著者: 加賀乙彦
ページ範囲:P.838 - P.839
展望
非定型うつ病―不安障害との併発をめぐって
著者: 貝谷久宣
ページ範囲:P.840 - P.852
はじめに
パニック障害(PD)の臨床に従事していると,それに伴ううつ病を避けて通ることはできず,その治療には難渋する。PDに伴ううつ病に関する研究を探すと,その頻度については多くの文献が見つかったが30),臨床症状を詳しく記載した論文はそれほど多くなかった。数少ない中でVan Valkenburgら65)は,PDに伴ううつ病は焦燥感が強く,心気症や離人症が多く慢性化の傾向が強い,さらに,治療反応が悪く社会的予後が悪いことを記していたが,治療に関する記載はなかった。その後,ロンドンの聖トーマス病院のWestとDally67)による不安・恐怖症が前駆するうつ病の論文とめぐり会えた。この報告の貴重さは“まず治療ありき”である。この研究は,モノアミン酸化酵素阻害薬(MAOI)が奏効したうつ病群を取り出し,それが従来のうつ病と異なる臨床特徴を持つことを示し,現代の非定型うつ病(AD)概念の端緒を開いた。この論文は,半世紀経た今日,いまだ臨床的価値を失っていない。
本稿ではAD概念成立の経緯をたどり,現代精神医学におけるADの臨床的意義を述べ,最後に筆者のAD成立機序の仮説を提出する。
研究と報告
摂食障害患者の変化への段階と早期治療脱落
著者: 山田恒 , 永田利彦 , 吉村知穂 , 中島豪紀 , 切池信夫
ページ範囲:P.853 - P.861
抄録
摂食障害患者の治療意欲と早期治療脱落の関係について検討した。対象は,初診時に摂食障害と診断され同意を得られた女性患者152例で,神経性食思不振症(AN)61例,神経性過食症(BN)81例,特定不能の摂食障害(EDNOS)10例にthe stage of change questionnaire日本語版を用いて変化への段階を評価した。64例(42.1%)が通院5回以下で治療を中断し,BN群の脱落率が53.1%と高かった。変化への段階のうち,熟考段階では自己評価の低さが,行動段階ではやせ願望,過食衝動,内界への気づきが脱落と関連している可能性が示され,個々の患者の治療意欲の程度に合わせた対応の必要性が示された。
若年期から自殺関連行動を呈している精神科入院患者の臨床的特性―松沢自殺関連行動研究から
著者: 林直樹 , 五十嵐雅 , 今井淳司 , 大澤有香 , 内海香里 , 石川陽一 , 徳永太郎 , 石本佳代 , 岡崎祐士
ページ範囲:P.863 - P.871
抄録
若年期から自殺関連行動(suicidal behavior,以下SBと略)を呈する精神科患者の実態を明らかにすることは,SB患者の診断や治療に貢献し得る。しかしそれは,現在でも十分に進められているとはいいがたい段階にある。本研究では,若年期SB開始患者の臨床的特徴を明らかにするため,都立松沢病院にSBを事由として入院した155人の患者を対象として,若年期SB開始患者(SB開始時年齢20歳以下)とそれ以外の患者の精神科診断やSBに関連した臨床的特徴の比較,および若年期SB開始を説明する要因についての解析が行われた。その結果,若年期SB開始患者では,境界性パーソナリティ障害や不安障害,養育期の虐待の認められることが多いなどの特徴が認められた。そして,若年期SB開始を目的変数とするロジスティック回帰分析では,境界性パーソナリティ障害(もしくはその発症前状態)と養育期の身体的虐待が若年期SB開始の要因であるとする所見が得られた。これらの知見は,若年期SBの発生過程の解明,SBを呈する若年者の治療や,SBや自殺の予防策の立案において役立てることができる。
修正型電気けいれん療法(mECT)施行時のthiamylal sodium投与量についての検討
著者: 岩本崇志 , 柴崎千代 , 藤田康孝 , 中津啓吾 , 小早川英夫 , 大森寛 , 森脇克行 , 竹林実
ページ範囲:P.873 - P.881
抄録
mECTのパルス波治療器を用いて発作が誘発されず,サイン波治療器への切り替えが必要な症例が少なからず存在する。パルス波治療器によるmECTの際に平均約3mg/kgのthiamylal sodiumを静脈麻酔薬として使用していたが,患者体重を基準に2mg/kgに一律に減量してmECTを行ったところ,パルス波治療器からサイン波治療器への切り替え率が約1/5(55.6→11.1%)までに著明に減少した。また,麻酔薬の減量により,有意に少ないエネルギー量でmECTを行うことが可能であった。一方,mECTの有効率および副作用発現率には有意な差は認めなかった。したがって,thiamylal sodiumの減量が,mECTの有効性や副作用には影響を及ぼさずに,サイン波治療器への切り替え率や使用エネルギー量を減少させる可能性が示唆された。
児童思春期に発症した統合失調症入院例の臨床的特徴に関する後方視的検討―広汎性発達障害の合併に注目して
著者: 田中英三郎 , 大倉勇史 , 市川宏伸
ページ範囲:P.883 - P.888
抄録
児童思春期発症の統合失調症は,脳画像上の構造異常をはじめとした生物学的所見を多く認めるため,均質な疾患サブグループとして注目されている。また広汎性発達障害(以下,PDD)との関連では,病前より言語運動発達の遅れなどを多く呈することが知られている。今回我々は,PDDの合併が統合失調症の臨床症状にどのような影響を与えるかを明らかにするため,児童思春期発症の統合失調症入院例を対象として患者対照研究を行った。その結果PDD合併群では,非合併群に比べて,前駆期症状として強迫症状,統合失調症症状として幻視/体感幻覚を高頻度に認めることが明らかになった。
精神科疾患の診断をめぐる諸問題―精神科医327名のアンケート調査から
著者: 江川純 , 遠藤太郎 , 染矢俊幸 , 下田和孝 , 塩入俊樹 , 山田尚登 , 髙橋三郎
ページ範囲:P.891 - P.898
抄録
日本の国際的診断方式の使用状況を調査する目的でアンケート調査を実施し,327名の精神科医から回答を得た。回答者を基準派(診断に操作的診断基準を重視する群)と記述派(診断に記述的診断方法を重視する群)に分け,その比較を中心に解析した。基準派の中でも説明・告知には記述的診断方法を用いるものが17.7%,記述派の中でも明確な診断基準による診断を治療上有用と答えたものが45.3%おり,また代表的な4つの精神疾患の診断確定法では,記述派は疾患により多様な診断方法を用いるなど,両派にはともに目的別に両診断を使い分ける群が存在した。双方の長所と短所を十分に把握したうえで,互いの短所を相補う形で用いられることが望ましいと考えられた。
短報
難治化した抑うつ状態からの回復過程で体感幻覚を呈した中年男性例へのrisperidoneの効果
著者: 山下晃弘 , 澤村岳人 , 羽部仁 , 野村総一郎
ページ範囲:P.899 - P.902
はじめに
身体疾患がないのに,奇妙な体感の異常を訴える病態像は体感幻覚,またはセネストパチー(cenestopathy)と呼ばれる。体感幻覚(セネストパチー)はDupréとCamusにより1907年に提唱された概念4)である。狭義のセネストパチーは単一症状として体感幻覚を呈する疾患をさすが,広義のセネストパチーは症状としての体感幻覚を意味し,統合失調症,気分障害,神経症,器質性疾患などに広く認められる7)。体感幻覚は,気分障害では心気妄想を伴ううつ病に認められることが多いが,躁状態で認められた体感幻覚も報告5)されている。今回我々は,難治化した抑うつ状態からの回復過程で体感幻覚が出現し,4か月間持続した中年男性例を経験した。体感幻覚の出現後に追加投与したrisperidoneが体感幻覚と抑うつ症状に効果があったので報告する。
症例については,個人情報が特定されないように一部を変更し記載した。
負債を抱えた中高年自殺既遂者の心理社会的特徴―心理学的剖検による検討
著者: 亀山晶子 , 松本俊彦 , 赤澤正人 , 勝又陽太郎 , 木谷雅彦 , 廣川聖子 , 竹島正
ページ範囲:P.903 - P.907
はじめに
わが国の年間自殺者数は,1998年に3万人を超えて以来,現在まで高止まりのまま推移している。1998年における自殺急増の背景には,バブル崩壊後の経済状況の悪化によって負債を抱えた中高年男性の自殺急増があったといわれており3),それ以後も,経済・生活問題は,中高年における自殺の原因・動機として例年上位に挙げられている6)。このことは,わが国における中高年の自殺を論じるうえで,経済的問題は無視できない問題であることを示している。なかでも負債の問題は,重要な自殺の危険因子としてとらえられており4),中高年の自殺対策においては重点課題の1つである。
とはいえ,中高年の自殺対策が,単に「負債」という経済的問題への対応だけに終始してしまうのは危険である。自殺予防の専門家の間では,人が単一の問題で自殺に至ることはまれであり,むしろ複数の問題が併存している場合が多いことが共通認識となっている7)。事実,すでに我々は,心理学的剖検(psychological autopsy)9)の手法を用いた自殺既遂者の事例検討から,負債を抱えた中高年男性の自殺既遂者の背景には,経済的問題だけでなく,精神保健的問題が存在していた可能性を指摘している5)。しかし,こうした知見も現時点では少数の事例に基づいた指摘にとどまり,多数事例の分析を通じた検証が必要である。
そこで,今回我々は,負債を抱えた中高年男性の自殺既遂者の心理社会的特徴を明らかにすることを目的として,前回の報告5)よりも多くの「負債を抱えた中高年男性の自殺既遂者」事例を収集し,「負債のなかった中高年男性の自殺既遂者」事例との比較を通じて,その心理社会的特徴ならびに死亡前の経済的状況について検討を行った。よって,ここにその結果を報告するとともに,負債を抱えた中高年の自殺予防のあり方について若干の考察をしたい。
統合失調症にGilbert症候群を合併し,急性期にカプグラ症候群を呈した1例
著者: 森山泰 , 秋山知子 , 村松太郎 , 加藤元一郎 , 三村將 , 鹿島晴雄
ページ範囲:P.909 - P.913
はじめに
近年統合失調症において,その異種性の立場から,Gilbert症候群(Gilbert's syndrome;GS)の合併が注目されている11)。その背景として,疫学研究において,重度の新生児黄疸が統合失調症をはじめとする精神疾患のリスクファクターの1つであるとの報告があり,統合失調症の発症メカニズムの1つとして,ビリルビン(Bilirubin;Bil)の関与がいわれている3)。GSは,体質性黄疸の1つで,一般人口の3~7%に認める。病理としては,肝細胞UGT1A1活性の低下によりBilの肝細胞摂取障害を生じ,それにより間接Bilの上昇(1~6mg/dl)を認めるが,通常無治療でも予後良好とされる18)。一方で,Bilは空腹,運動やストレスによっても上昇し,これらとGSの境界部分ははっきりしないところもあるが16),本邦における精神科新規入院患者のうちT Bil>1.3mg/dlを高Bil血症(GS)とした場合,9%にこれを認め,その中で統合失調症に高Bil血症を合併する頻度(20.6%)は他の精神疾患における頻度(気分障害2.8%,神経症・人格障害4.2%)より有意に高いとする報告がある12)。またGSでは,FLAIR MRI関心領域法による検討で海馬,扁桃体,前部帯状回,島皮質での高信号強度がみられ11),これらの発症機序については高Bil血症による脳障害(アポトーシス)や,神経発達障害の重症度の指標であることが報告されている11)。
次に「身近な人物がそっくりの替え玉に入れ変わっている」といったソジーの錯覚は,その成因論をめぐって統合と拡散の歴史をとっている17)。現在はカプグラ症候群(Capgras syndrome;CS)と命名され,症候論的には初期の妄想型統合失調症を基盤として女性に選択的に生じるまれな症状という位置づけから,機能性および器質性精神病を背景として男女両性に生じる1症状とみなす段階を経由し,近年はフレゴリ錯覚,相互変身症候群,自己分身症候群なども包含する妄想性人物誤認症候群の1類型とする見解が支配的になっている。さらに,CSはすでに確立された症候論的概念ではなく,今なお精神病の心因論と器質因論が遭遇する熱い交点の1つである15,17)。その背景として,CSは妄想知覚の一種ではあるが,これは知覚に伴うものとして1文節性であり,妄想意味を持った妄想知覚の2文節性と異なっており,知覚異常に基礎づけられる程度が比較的大きいことがある10)。
統合失調症にGSを合併した患者の臨床像は,合併しない群と比較して,急性期および病状安定期における臨床症状が重度で,抗精神病薬による錐体外路系の副作用を呈しやすいとされる11)。今回我々は,GSに統合失調症を合併し,急性期にCSを呈した1例を経験したので,主にその発症機序について考察する。
急性一酸化炭素(CO)中毒を呈した1例の治療経過について
著者: 山本健治
ページ範囲:P.915 - P.918
はじめに
今回筆者は,急性CO中毒から間歇型に移行した1例の治療を経験し,その経過を詳細に観察し得た。高気圧酸素治療(HBO)後の治療の効果や症状の回復の程度の判定は,神経心理学的検査,日常生活能力の評価および脳波検査が鋭敏な指標となった。一方,臨床症状の改善に伴い縮小するとされる頭部MRIの白質病変が,従来の報告と異なり拡大したことは特徴的だった。以上をふまえ,若干の考察を行った。症例の匿名性に十分配慮し,病歴の修正を行った。
資料
発達障害が疑われる子どもが通園する保育園・幼稚園に対する地域支援ネットワークのあり方―園に対するアンケート調査をもとに
著者: 山本朗 , 宮本聡 , 松岡円 , 村田俊輔 , 小野善郎
ページ範囲:P.919 - P.924
はじめに
発達障害とは,胎生期および乳幼児期から思春期までの期間において,さまざまな原因により,発達に遅れや質的な偏り,および機能獲得の困難さが生じる心身の障害を表す概念である。精神医学の領域では,発達障害には精神遅滞,広汎性発達障害や学習障害,注意欠如・多動性障害などの障害が含まれる。このような発達障害を持つ子どもに対しては,早期発見・支援することが重要と考えられている。それは,人生早期からの適切な理解と支援が,健全な育ちの保証と二次障害の予防につながるためである。
本研究で取り上げる保育園・幼稚園(以下,「園」)は,早期発見・支援において重要な役割を果たしている。なぜなら,園は就学前の子どもが長時間,同年代の子どもや大人と集団生活を送る場所であり,そこで働く職員は子どもの「気になる行動」4)に気づくチャンスを多く持つからである。すなわち園は,早期発見の第一線にあるといえる。のみならず園は,生活体験や種々の活動を通じて子どもに成長する機会を与える場所である。そういう意味で早期支援の場所でもある。
奥山らによる調査報告2)では,多くの保育園が,発達障害も含めた精神的問題への対応を行っていることが示されている。この報告によると,園のみでの対応以外の方法として,相談機関(園医,市役所,保健所,児童相談所,教育関係機関など)の利用が最も多かった。つまり,発達障害を持つ子どもが通う園を支援するためには,相談機関や相談環境の充実が重要と考えられる。そこで本研究では,地方都市の1つであるW県に焦点を当て,W県にある園が抱くニーズを調べ,相談機関や相談環境の整備,地域の関係機関による支援ネットワークのあり方などについて検討を試みた。なお,調査内容は,具体的には,①園による発達障害を疑う子どもへの対応の現状と問題点,②園の関係機関への相談状況,③園からみた相談によるメリットや問題点,④園が求めるサービスと機関連携の形,の4点とした。
私のカルテから
セロトニン症候群の発症にlorazepam中止の関与が疑われた1例
著者: 小早川英夫 , 中津啓吾 , 藤田康孝 , 岩本崇志 , 竹林実
ページ範囲:P.925 - P.927
はじめに
セロトニン再取り込み阻害薬(以下,SSRI)の副作用として,セロトニン症候群への留意は必要である。脳内のセロトニン系機能の亢進によるものと考えられているが,詳しい病態は解明されていない。また,セロトニン症候群の治療薬として,ベンゾジアゼピン系の薬剤の効果が報告されており,病態にガンマアミノ酸系(以下,GABA系)の関連が示唆されている1,2)。今回paroxetine使用中にlorazepamを漸減中止したところ,直後にセロトニン症候群の発症を誘発した症例を経験した。SSRIの増量がセロトニン症候群の一般的な誘因として考えられているが,ベンゾジアゼピン系薬剤の中止による誘発の報告はなく,貴重な症例と考えられ,若干の考察を加え報告する。本症例の報告に際し,個人情報保護のために科学的な考察に支障のない範囲で症例の記述の内容を改変した。
動き
「第51回日本神経病理学会」印象記
著者: 石津秀樹
ページ範囲:P.929 - P.929
2010年4月23~25日,水谷智彦教授(日本大学医学部神経内科学)を会長に第51回日本神経病理学会総会が東京のシェーンバッハ・サボーで開催され,全国から425名の参加者があった。
「神経病理の更なる発展に向けて」をキャッチフレーズに,2つのシンポジウムが企画された。シンポジウム1は形態学的方法論,抗体の作成による研究,動物モデル,細胞培養の応用,脳バンクという5つの神経病学的方法論がテーマとなり,シンポジウム2は画像,分子生物学,生化学,疫学の4分野で病態把握や診断にとっての神経病理学の役割が論じられた。さまざまな方法論が発展した現在でも,神経病理は脳研究の原点であることを感じさせるシンポジウムであった。
書評
―小阪憲司,池田 学 著,山鳥 重,彦坂興秀,河村 満,田邉敬貴 シリーズ編集―《神経心理学コレクション》レビー小体型認知症の臨床 フリーアクセス
著者: 朝田隆
ページ範囲:P.931 - P.931
他の診療科の医師からは変わり者集団だとさえ言われる精神科医だが,実は二分できる。見分ける質問は,「認知症を診るのが好きですか?」。イエスならオーガニック派,ノーならメンタル派の精神科医である。暴論するなら,治療について,前者は薬物が,後者は精神療法がより重要だと思っている。ところがいずれも,「幻覚・妄想」という言葉には弱い。たやすく,「何々?」と身を乗り出してくる。
本書の2著者はもとより,私もオーガニック派精神科医である。メンタル派精神科医と神経内科医のはざ間に位置するだけにそれぞれに対して引け目を感じることが,少なくとも私にはある。そんな我々だから,レビー小体型認知症は興味がつきない疾患である。
―岩田 誠,河村 満 編―《脳とソシアル》発達と脳―コミュニケーション・スキルの獲得過程 フリーアクセス
著者: 小西行郎
ページ範囲:P.932 - P.932
小児神経科医に示されたゴール
まずはじめに,本書が神経内科の2人の教授によってまとめられたことに驚きと,ある種の焦燥感を覚えた。どうして「発達」を小児科医ではなく内科の先生が? しかし,そうした思いは読み進むうちに消え,この書は,われわれ小児神経科医を激励してくれていると思えるようになった。
発達障害という問題が社会的に大きな関心を呼び,さまざまな分野で多くの人が発言している中で,神経科学的立場から発達のメカニズムをとらえ,確かな情報を発信している書は比較的少ないように思われる。しかし本書は,内科医からの視点で編集されているがゆえに,胎児・新生児からの発達過程をたどるわけではないが,発達障害を持つ子どもの脳障害を科学的に説明し,発達障害を持つ子どもへの理解をより深めるのに大変に重要な本であることを認めざるを得ない。
―Neil B. Sandson, M. D. 著,上島国利,樋口輝彦 監訳,山下さおり,尾鷲登志美,佐藤真由美 訳―精神科薬物相互作用ハンドブック フリーアクセス
著者: 兼子直
ページ範囲:P.933 - P.933
薬物療法を行う医師必携の書
本書では精神科,内科,神経内科,外科・麻酔科,婦人科・腫瘍科・皮膚科領域において薬物治療中にみられた症状をケーススタディとして示し,それを薬物相互作用の観点から解析している。薬物相互作用の理解は患者が訴える症状を適切に診断し,対処するうえできわめて重要である。つまり,薬物相互作用の理解は薬物治療中にみられる症状を「新たな症状ととらえ不要な検査や追加処方」を避けるうえで重要であり,かつ,その知識は適切に対応するうえで必要不可欠である。関連する知識は最近の分子遺伝学の発展で大きく進歩しており,本書はかかる進歩を踏まえて合理的に理解できるように工夫して書かれている。
第1章の定義に関する内容では臨床家がしばしば誤解する基質,阻害薬,誘導物質などの解説が平易に記載されており,理解を助けている。
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編集後記 フリーアクセス
著者:
ページ範囲:P.938 - P.938
本号の巻頭言は「小説家」の加賀乙彦氏である。若い方は精神医学の専門誌になぜ小説家が寄稿されるのか不思議に思われるかもしれないが,氏はフランス精神医学の紹介や拘禁精神病研究などで知られる精神医学者でもある(あった)。昔は文学と精神医学との関係は親戚のように近かったが,今では病跡学が残り火のように燻っているだけになってしまった。もともと精神医学は人間の行動やこころへの関心から始まったから,根は小説と同じである。精神医学独特の問診や面接にその名残があるが,構造化面接といった物語性を排したものや症状を拾い集め軽重をつけていく操作的診断が重視されるようになってから,「語り」としての面接は影が薄くなってしまった。
こうした流れの大きな弊害は,生き生きとした患者像や疾患像を丸ごとつかんだりイメージすることができにくくなっていることではないだろうか。以前は生育歴や病前性格,それらと環境とのかかわりから,その人の内面世界を想像し,理解しようとする中で診断をつけ,治療の導きの糸となるものを見いだそうとしたものである。「教頭ワーグナー」や敏感関係妄想などはその典型であろう。しかし今では,ヤスパースの郷愁反応のような理解しやすいものまで忘れ去られてしまっている。「郷愁」という言葉はもはや日本では死語になっているが,現代の精神科医にとっても大切なことは,郷愁の想いが放火を引き起こすまでの内面を想像し理解しようとする姿勢であろう。暗闇は闇のまま残せばよい。
基本情報
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特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論