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「第58回日本病跡学会」印象記
著者: 堀有伸1
所属機関: 1帝京大学医学部精神神経科学教室
ページ範囲:P.1231 - P.1231
文献購入ページに移動 2011年6月17・18日,栃木県総合文化センター(栃木県宇都宮市)において,自治医科大学精神医学教室の加藤敏教授の主宰のもとに,第58回日本病跡学会が開催された。
今回の大会では,「日常生活における創造性―自己表現とレジリアンス」というテーマが掲げられていた。その中でいくつかの発表では,3月に起きた東日本大震災という未曽有の大災害への,日本社会のレジリアンスが話題となっていた。抄録集に掲載された大会長のあいさつには,「瓦礫の山と化した町を前に,多くの方が『言葉もない』と形容しています。(中略)今日,日本の社会総体のレジリアンスが問われているといえます。その時,『言葉もない』我々は言葉を紡いでいかねばなりません」と記されていた。
今回の大会では,「日常生活における創造性―自己表現とレジリアンス」というテーマが掲げられていた。その中でいくつかの発表では,3月に起きた東日本大震災という未曽有の大災害への,日本社会のレジリアンスが話題となっていた。抄録集に掲載された大会長のあいさつには,「瓦礫の山と化した町を前に,多くの方が『言葉もない』と形容しています。(中略)今日,日本の社会総体のレジリアンスが問われているといえます。その時,『言葉もない』我々は言葉を紡いでいかねばなりません」と記されていた。
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