文献詳細
追悼
文献概要
大熊輝雄先生が2010年9月15日に長逝された。享年83歳でまだ若く残念でならない。
先生は東京大学講師時代,名著「臨床脳波学」を上梓された。本書はその後,現在まで40年間近くこの分野におけるバイブルであり続けている。同書が刊行されて間もなく,先生は鳥取大学教授に就任された。大学紛争の最中だったが,教室の体制を整え地域に密着した身近な臨床研究に着手し,多くの輝かしい業績を上げられた。
先生は東京大学講師時代,名著「臨床脳波学」を上梓された。本書はその後,現在まで40年間近くこの分野におけるバイブルであり続けている。同書が刊行されて間もなく,先生は鳥取大学教授に就任された。大学紛争の最中だったが,教室の体制を整え地域に密着した身近な臨床研究に着手し,多くの輝かしい業績を上げられた。
参考文献
1) 訳:スリープ・ウォッチャー.みすず書房,1983
2) 夢博士のグッスリ快眠学.求龍堂,1994
3) 睡眠の正常と異常.日本評論社,1998
4) 臨床脳波学(第5版).医学書院,1999
5) 脳波判読step by step入門編(第4版).医学書院,2006
6) 脳波判読step by step症例編(第4版).医学書院,2006
7) 現代臨床精神医学(改訂第11版).金原出版,2008
8) やさしい睡眠障害の自己管理.医薬ジャーナル社,2009
掲載誌情報