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巻頭言
精神分析を語る
著者: 松木邦裕1
所属機関: 1京都大学大学院教育学研究科
ページ範囲:P.830 - P.831
文献購入ページに移動 小此木啓吾,下坂幸三,そして土居健郎と,精神分析を愛し精神分析の発展に尽された著名な先達が亡くなられた今,大方の精神科医には精神分析は遠いものになっているのかもしれない。
しかし,この15年ほどの間に精神分析の実践も精神分析を支える組織も大きく変貌している。それは,わが国での精神分析という臨床実践が高い水準へと向かっている変化である。その実情をここに紹介したい。
しかし,この15年ほどの間に精神分析の実践も精神分析を支える組織も大きく変貌している。それは,わが国での精神分析という臨床実践が高い水準へと向かっている変化である。その実情をここに紹介したい。
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