年が明けた。今年こそ希望が持てる年になって欲しい。とりわけ昨年3月11日の東日本大震災で被災された方々,さまざまな困難な中で復興に向けて努力されている方々には,明るい希望の見える年になって欲しい。また,精神障害を持つ人たちやそのご家族・関係者の方々にとって,さらに,震災や放射能という国難の渦中にある日本の国民全体にとっても,今年が希望の年になって欲しい。これはみんなの願いである。
ところで「希望」は日常的に使われる言葉であるが,「希望とは何か」「希望が持てる」というのはどういうことか,改めて問い直すと答えるのが難しい。周知のように,このテーマに正面から取り組んでいる研究グループがある。東京大学社会科学研究所(略称「東大社研」)で2005年から「希望学」として続けられている研究である。これは釜石市とそこで働き生活する人々を対象とした詳細な研究であるが,研究対象として釜石市が選ばれた理由は,2度の大津波と戦災から立ち直り,製鉄の町として繁栄したこと。その後も高炉が休止され産業構造の転換と高齢化に直面したが,「ものづくり」の原点を大事にした取り組みの中で挫折から立ち直ってきたこととされている。3月11日の震災と津波に対しても,たくましい復活を願わざるをえない。
雑誌目次
精神医学54巻1号
2012年01月発行
雑誌目次
巻頭言
希望とリカバリー―精神科医療におけるその役割
著者: 安西信雄
ページ範囲:P.4 - P.5
展望
DSM-5作成 その後の動向―パーソナリティ障害に関して
著者: 松本ちひろ , 丸田敏雅 , 飯森眞喜雄
ページ範囲:P.7 - P.19
序論
DSM-5改訂作業が始まって数年が経過しており,2010年2月9日に草案が公開された。これ以降,パブリックコメントの受け付けやフィールドトライアル,会議での検討が重ねられ,現在では公開当初と比較し,かなり改変された改訂案となっている。この最初の草稿の概要は日本でもすでに報告されており20),本稿では特に議論の多いパーソナリティ障害(PD)について,その後の動向を報告する。
研究と報告
電気けいれん療法反応後の維持薬物療法に気分安定薬の併用が有効であった統合失調症の3例
著者: 岡田怜 , 朝倉岳彦 , 板垣圭 , 岩本崇志 , 柴崎千代 , 中津啓吾 , 小早川英夫 , 竹林実
ページ範囲:P.21 - P.27
抄録
電気けいれん療法(ECT)には反応するが,再燃を繰り返している統合失調症患者において,維持薬物療法として気分安定薬を併用することで,再燃予防および症状がコントロールされていると考えられる3症例を経験した。非定型抗精神病薬に加えて,症例1と2は,lithiumあるいはvalproic acidを併用することにより寛解期間が延長し,症例3においてはlithiumを併用することにより再発予防と陰性症状が部分的に改善しADLが向上した。ECTに反応する統合失調症では気分安定薬の併用が有効である可能性が示唆された。
うつ病性障害患者における問題飲酒の併存率―文献的対照群を用いた検討
著者: 松本俊彦 , 小林桜児 , 今村扶美 , 赤澤正人 , 長徹二 , 松下幸生 , 猪野亜朗
ページ範囲:P.29 - P.37
抄録
本研究では,2009年12月に5か所の一般精神科医療機関に通院したうつ病性障害患者775名に対して,AUDIT(Alcohol Use Disorder Identification Test)を用いて問題飲酒の評価を行い,うつ病性障害患者における問題飲酒の併存率を調べた。その結果,男性患者の8.8%,女性患者の4.7%にアルコール依存症水準の問題飲酒が,また,男性患者の18.5%,女性患者の11.2%に健康被害の可能性が高い問題飲酒が認められた。また,地域住民を対象とした文献的対照群との比較から,うつ病性障害の存在は,20~50代男性と40~50代女性のアルコール依存症水準の問題飲酒のリスクをオッズ比にして約5.6~7.6倍高め,あらゆる年代の成人女性における健康被害の可能性が高い問題飲酒のリスクを約4.7~17.6倍高めることが明らかにされた。
Aripiprazoleが奏功した緘黙を伴う転換性障害の1例
著者: 菊池章 , 鈴木志欧也
ページ範囲:P.39 - P.44
抄録
25歳の福祉施設で働く男性が,緘黙状態に陥り,出勤不能になって来院した。患者には,緘黙に陥るに至った心理的に了解可能な状況が認められ,症状に対する無関心さがあることなどから,転換性障害と診断した。主剤として,sulpirideを10週間使用したが効果がなく,aripiprazoleに変更したところ,3日目に会話が可能となり,表情が生き生きとするとともに緘黙症状は著明に軽快した。緘黙は,dopamine系の失調と深い関係にあると考えられるが,aripiprazoleのdopamine受容体に対する部分アゴニストとしての特殊な働きが緘黙症状の軽快に寄与したと考えた。
短報
窃盗と精神障害との関連性について―万引と万引以外の窃盗行為者の比較
著者: 袖長光知穂 , 田吉伸哉 , 錦織知弘 , 木内佐和子 , 酒井啓子 , 山田禎一 , 二宮正人 , 山口登
ページ範囲:P.45 - P.48
はじめに
窃盗罪には,万引・すり・ひったくり・置引・空き巣・自転車盗などがある。
このうち万引事件は1995年から2001年まで増加の一途をたどり,2002年をピークに下降傾向にあるものの,2009年には刑法犯認知件数239万9千702件の約半数を占める129万9千294件4),被害額は2009年の1年間に約34億9千万円にのぼり7),微罪として看過できない犯罪となっている。
筆者は,パーソナリティ障害に起因する反社会的な行動化として万引を反復していると考えられた摂食障害の1例を報告した9)が,日常の臨床および簡易鑑定の診察場面において万引行為者は,万引行為者以外の窃盗犯罪者に比べ,パーソナリティ障害との関連性が大きい印象を抱いていた。
そこで今回我々は,万引者の精神障害の特異性を明らかにする試みを行った。
大麻誘発性精神障害と考えられた1症例
著者: 加藤悦史 , 杉浦明夫 , 河田晃 , 兼本浩祐
ページ範囲:P.49 - P.51
はじめに
わが国では大麻の所持,販売,使用は大麻取締法で規制されている6,7)が,近年若者を中心に大麻乱用が広がり社会問題化している。その一方で大麻精神病の報告はまれである1,2,12)。大麻はpsychedelic drugの中では比較的弱く11)離脱症状もほとんどない6,8)ため受診機会が少ないこともその一因であろう。大麻を長期間乱用すると特有の人格変化を来し4,12),また大麻精神病が直接犯罪に結びつく場合9)もある。今回我々は医療刑務所受刑者に大麻誘発性精神障害と考えられる1例を観察したため若干の考察を加えて報告する。なおプライバシーに配慮し個人が特定されないよう論旨に影響のない範囲で改変を施し,本人より文書にて同意を得た。論文記載に際し岡崎医療刑務所倫理委員会の承認を得ている。
「合法ハーブ」によって激しい幻覚妄想が出現した合成カンナビノイド依存の1例
著者: 吉田精次
ページ範囲:P.53 - P.55
はじめに
近年,薬物汚染が拡大している。乱用の対象となる薬物は多様化し,海外のドラッグカルチャーの影響を受けてファッション化している。特に,インターネットの普及とともに濫用が加速している。薬事法に抵触しないように巧妙に販売されるドラッグは,「合法ドラッグ」「脱法ドラッグ」「ケミカルドラッグ」「デザイナードラッグ」「スマートドラッグ」などと命名されるようになった。厚生労働省は2005年にこれらのドラッグを「違法ドラッグ」と命名し,正式な行政文書ではこの表現が使われている。
この「合法ドラッグ」の1つに,大麻の麻薬成分であるTHC(tetrahydrocannabinol)と類似した分子構造を持つ物質を人工的に作った合成カンナビノイドがあり,これをナチュラルハーブに吹き付けたものが「合法ハーブ」と称されている。合成カンナビノイドは大麻同様,急性中毒症状(酩酊)と中毒性精神病を引き起こすと考えられる。大麻精神病の報告はこれまでになされているが2,3,5),筆者の知る限りでは本邦において合成カンナビノイドによる精神病症状の報告はなかった。今回筆者が経験した「合法ハーブ」吸煙により重篤で持続性の精神病状態に陥った症例を報告し,合成カンナビノイドの有害性について注意を喚起したい。
本報告を行うことについての本人の同意を口頭で得た。また個人情報は症例報告の本質にかかわらない程度に改変してある。
資料
管理監督者の動機別ニーズからみたメンタルヘルスの個別教育の特徴
著者: 副田秀二
ページ範囲:P.57 - P.60
はじめに
職場の上司(管理監督者)は,職場運営においてストレスの予防や改善,部下への適切なサポート,部下のストレスに気づいて産業保健スタッフなどへの相談を促すなどの役割を担う4)。この役割はラインによるケアとして,職場のメンタルヘルスケアの中で重要な位置を占める。管理監督者向けのメンタルヘルス教育2,3,8,11)は,そうした活動を支援するために行われる。
一般に,大規模事業所でのメンタルヘルスの管理監督者教育は,数十人あるいはそれ以上の比較的大きな集団を対象とすることが多い1)。以前に筆者は製造業の大規模事業所(従業員数約5,000名)の嘱託精神科医として,すべての課長職,課長補佐職にメンタルヘルスの個別教育を対面形式で行う機会を得た。この個別教育はラインによるケアのキーパーソンである管理監督者と,嘱託精神科医である筆者との連携を円滑にする目的で当該事業所が独自に企画したものである。このようなメンタルヘルスの個別教育に関する国内の報告は筆者が調べた限りでは他に見当たらない。そこで今回,管理監督者が個別教育に求めるものを明らかにする目的で動機別にニーズを分類し,その相違から個別教育の特徴を検討した。
精神科病院外来における抗精神病薬減量の成果
著者: 小林和人
ページ範囲:P.61 - P.65
はじめに
近年実施された大規模調査において,抗精神病薬服用者では心臓突然死のリスクが用量依存性に上昇し,そのリスクは非定型薬と定型薬とで同等であると報告されており4),統合失調症治療においては薬剤の用量をなるべく少なくすることが重要である。しかし実際の臨床現場では患者本人や家族,医療スタッフが状態悪化を懸念したり処方変更に不安を覚えたりし,薬剤減量が進まないことがある。当院にもそのような状況がみられた。今回,外来通院中の統合失調症49例に対して自己記入式質問票(チェックシート)による調査を行い副作用を顕在化させ,うち28例の処方変更に取り組んだところ,抗精神病薬を減量できた。若干の考察を加えて報告する。
総合病院精神科外来患者における喫煙状況
著者: 中山秀紀 , 浅利宏英 , 丸田真樹 , 加藤章信
ページ範囲:P.67 - P.74
はじめに
能動喫煙は肺癌などの癌13,16)や,虚血性心疾患2),脳卒中24)などの多くの身体疾患の罹患リスクを高める。受動喫煙も同様に肺癌6)などの多くの身体疾患の罹患リスクを高める。このように喫煙することによって健康に悪影響を及ぼすために,本邦でも健康増進法による公的場所の分煙,禁煙が進みつつあり,2006年より一部の施設での禁煙外来が保険適応となった。これらの禁煙対策の結果として,本邦の一般人口における女性の喫煙率は横ばいであるが,男性の喫煙率は徐々に低下しつつあると報告されている25)。一方,精神疾患患者の喫煙状況に関しては,欧米の調査では統合失調症患者11),精神科外来通院患者7)の喫煙率は,一般人口の約2倍であったと報告されている。しかし本邦での精神疾患患者の喫煙率や喫煙状況は十分に把握されていない。今回我々は,総合病院での精神科外来通院患者の喫煙状況を把握することを目的として調査を行った。
試論
「日本霊異記」説話が現代の障害児支援に与える示唆に関する一考察―エンパワメントの観点を交えて
著者: 山本朗
ページ範囲:P.75 - P.80
はじめに
心身の発達の障害は,「発達過程が初期の段階で何らかの原因によって阻害され,認知,言語,社会,運動などの機能の獲得が障害された状態11)」と医学的には理解される。心身の発達の障害は,現在の医学診断としては,脳性麻痺,知的障害,広汎性発達障害などの多様な診断を含む概念である(このような障害を持つ子どもを本稿では「障害児」と呼ぶ)。障害児の概念は,主として医学の発展の中で徐々に構築されてきたものであるが,心身の発達の障害に相当する状態自体は古代から認識されていて,新村によれば,日本書記における伊邪那岐・伊邪那美の神婚により生まれた水蛭子が,わが国最古の「不具」未熟児(障害児に相当)記載であるという12)。平安時代初期に編纂された,わが国最古の仏教説話集である「日本霊異記」にも,障害児が登場する説話が存在し,中巻第三十,第三十一,下巻十九などが例として挙げられる5)。
一方,エンパワメントとは,パワーレスの状況にある人がパワーを発揮するために,個人や社会などのさまざまなレベルで,その人の潜在的な力を強化したり,抑圧的な社会や環境を変革したりする支援の姿勢である7)。1960年代の米国の社会変革運動の中で誕生した概念で,わが国では1995年頃から普及し9),現在では医療・福祉などの分野において,支援の姿勢として重要なものとなっている。
本稿では,日本霊異記の中巻第三十,第三十一の両説話における障害の発生論を検討したうえで,エンパワメントの観点を交えて考察したい。本稿の目的は,過去の文献を主体的にとらえなおすことにより,現代の障害児支援に寄与する示唆を得ることである。この目的を持ちながら,論を進めることにする。
紹介
周辺住民の精神健康に対するチェルノブイリ原子力発電所事故の長期的影響
著者: 北村秀明 , 染矢俊幸
ページ範囲:P.81 - P.85
はじめに
1986年6月26日,旧ソ連ウクライナ共和国(現ウクライナ)の首都キエフの北方130キロメートルにあるチェルノブイリ発電所4号機で,原子力史上最悪といわれる事故(以下,チェルノブイリ原発事故)が発生した。ソ連政府の発表によると,放射線の急性被曝で運転員・消防士あわせて31名が死亡し,発電所の半径30キロメートル以内の住民13万5,000人が避難した。事故後の原子炉は石棺処理されたが,20年以上もの間に石棺の腐食が進行し,今後,100年以上耐えられる新しいシェルターを建造し,既存の石棺を覆う計画だという。国際原子力事象評価尺度ではレベル7(深刻な事故,放射性物質の重大な外部放出)とされ,米国に対抗する超大国,ソビエト社会主義共和国連邦の崩壊の引き金になったといわれる。
それから四半世紀が経過し,小児甲状腺がんの増加など,周辺住民への健康被害も明らかになりつつある。一方,精神健康への影響が最大の公衆衛生上の問題であると,チェルノブイリ20周年フォーラムなどで明言されていることは,わが国の一般の精神医療従事者の間では十分知られていないように思われる。事故後25周年にあたる今年は,Clinical Oncology誌のチェルノブイリ原発事故特集が組まれており,心理学的影響について論じられていることからも5),関心の高さがうかがわれる。
原子爆弾による唯一の被爆国として,わが国では原爆被災者の精神健康問題について地道な調査研究12,17,19)が続けられたことは特筆すべきことではあるが,戦争との二重被災という点で,放射線災害とは異なる点がある。単独の放射線事故としては,1999年に核燃料加工施設のJCO東海事務所で2名の方が亡くなる臨界事故が起き,周辺住民の精神健康への影響も心配されたが,事故自体が短期に収束したこともあり,せいぜい事故後1年くらいまでの調査にとどまった2,13~15)。
そのような理由で,今回の福島第1原子力発電所事故が及ぼす周辺住民の精神健康への影響を考える場合,今年事故後25年を迎えたチェルノブイリ原発事故が最も類似した原子力災害となる。そこで本稿では今後の方策立案に参考になればと考えて,このテーマに関連するチェルノブイリ原発事故の疫学研究を概説する。なお,多くのロシア語圏の研究論文が存在すると思われるが,今回紹介するのは,他の総説でもしばしば引用される表に示した英語論文である。チェルノブイリ原発事故発生から調査までの期間の点から,①事故後4年,②事故7年前後,③事故後10年以上の3つに大別できる。
私のカルテから
当院精神科病棟における禁煙への取り組み
著者: 増田慶一 , 冨田洋平 , 住吉秀律 , 樽本尚文 , 萬谷昭夫
ページ範囲:P.87 - P.89
背景
喫煙により悪性腫瘍,呼吸器疾患の罹患率は上昇し,平均寿命は10歳短縮するといわれている2)。精神障害者は一般人と比較して喫煙率が高く4,7,8),特に統合失調症患者は喫煙と関係する呼吸器疾患や心疾患に罹患している割合が高く,平均寿命も20%短い1,5)。また喫煙は抗精神病薬の血中濃度を下げ精神症状を悪化させるとの報告もみられ,精神疾患患者においても禁煙を積極的に進めるべきであるとのデータも報告されている6)。2003年5月1日より施行された健康増進法第25条において受動喫煙の防止について規定されたことにより,精神科医療機関でも禁煙が実施されるようになってきたが,まだ十分とはいえないのが現状である。
当院は閉鎖病棟60床,開放病棟60床の計120床の精神科病棟を有する340床の総合病院であるが,主に長期間精神科へ入院している患者が病棟喫煙室や屋外喫煙所で喫煙していた。当院でも2005年7月より精神科病棟以外の館内禁煙を開始し,2007年4月より精神科入院患者に対しても禁煙指導を開始,2010年6月精神科病棟も含めた全館禁煙を達成した。
今回我々は,当院精神科病棟における禁煙の取り組みについて報告する。精神疾患患者の禁煙について考える契機となっていただければ幸いである。
連載 「継往開来」操作的診断の中で見失われがちな,大切な疾病概念や症状の再評価シリーズ
二重の見当識(doppelte Orientierung)
著者: 飯田眞
ページ範囲:P.91 - P.93
E. BleulerとK. Jaspers
この現象はBleuler Eの『早発性痴呆または統合失調症群』(Dementia Praecox oder Schizophrenien, 1911,同訳書,1974)に記載されている1)。
患者は多くの事項について一種の二重帳簿(doppelte Buchführung)を持っている。その時の情勢に応じて,1つの方向か,別の方向,あるいは同時に2つの方向で返事をする。たとえば「医師は今N先生としてここにいらっしゃいます」と言うが,別の時は医師の恋人になる(同訳書,p65)。
「精神医学」への手紙
褥創に対するラップ療法の効果―井貫氏の「精神医学への手紙」(本誌50巻1号)へ寄せて:精神科医療における合併症対策の一環として
著者: 千葉丈司
ページ範囲:P.95 - P.95
筆者の勤務する単科精神科病院で,褥創ケアに対し,井貫1)の勧めるラップ療法を医師主導で導入し,効果が得られたので報告する。
2006年4月より筆者は当院で勤務を開始したが,当時は湿潤環境を保つ概念のない従来の褥創ケアがなされていたため,鳥谷部3)の著作を参考にラップ療法の導入を試みた。
動き
「第29回日本森田療法学会」印象記
著者: 水野雅文
ページ範囲:P.97 - P.98
第29回日本森田療法学会が東海大学医学部精神科学,松本英夫教授により,2011年10月27~29日の3日間,横浜市教育会館において「森田療法のさらなる展開を目指して」をテーマに開催された。
主催された東海大学医学部精神科学の教室は創設以来,精神分析学と児童精神医学を柱としてきた。特別講演では前東海大学教授の山崎晃資氏が「キャンパスの中の自閉症スペクトラム障害」と題して講演された。
世界精神医学会第15回ワールド・コングレスに参加して
著者: 井上弘寿 , 井上かな , 加藤敏
ページ範囲:P.99 - P.99
2011年9月18日から22日までアルゼンチン・ブエノスアイレスのシェラトン・ブエノスアイレスホテル・コンベンションセンターにて開催された世界精神医学会(World Psychiatric Association:WPA)の第15回ワールド・コングレスに参加した。今回の大会は,全世界から約15,000人の参加があり,これまでWPAが主催した学会の中で最大規模のものとなった。開催国のアルゼンチンをはじめ,南米諸国からの参加者が目立ち,会の共用語は英語であったが,スペイン語のみのセッションも多く設けられていた。
オープニング・セッションでは,まずWPAの長であるM. Maj教授(ナポリ大学精神科)が,彼の3年の任期中に行った活動を13項目にわたって報告した。たとえば,ICD-11の開発におけるWPAの貢献,WPAの機関誌である『World Psychiatry』誌が精神医学関係の国際誌で9番目のインパクト・ファクター(5.562)を記録したこと,日本の東日本大震災を含めた災害に対するWPAの協力などが報告された。加えて,MajはWPAと製薬会社との関係を検討する必要性について言及した。続いて,学会賞であるJean Delay賞を受賞したK.S. Kendler教授(Virginia Commonwealth大学精神科)が「Psychiatric genetics:an empirical and conceptual overview」と題する受賞講演を行った。Kendlerは,統合失調症や大うつ病,アルコール依存における遺伝および環境因の寄与に関する実証的な研究を紹介した上で,現代の精神医学において次の2つの態度が要請されることを主張した。すなわち,1つは,研究および臨床実践において,先入観ではなくあくまでデータに基づいた概念的な厳密さを保ちながら,なおかつ幅広く寛容な“pluralist”の立場に立つことが肝要であるということ。そしてもう1つは,私たちが精神科医として直面する人生の意味に関する深遠な問いと格闘することを恐れてはならないということであった。科学的精神とならび哲学的な精神の必要性を説く氏の言葉は大いに傾聴に値すると思われる。オープニング・セッションの後,一流の演奏家とダンサーによる情熱的なタンゴ・ショーが披露された。
書評
―青木省三 著―時代が締め出すこころ―精神科外来から見えること フリーアクセス
著者: 加藤敏
ページ範囲:P.101 - P.101
比較的最近の「ヨーロパ神経薬理学誌」にて,EU全体における2010年1年間の精神疾患有病率の調査結果が公表されている(Wittchen HU, et al, 2011)。それによると,EUでは100人のうち実に38人余りが不安障害やうつ病をはじめとした何らかの精神疾患を抱えている。驚くほど高い有病率である。またWHOは2008年に,寿命,健康喪失の大きさ(DALY値)を尺度に世界69億を超える人を対象にして行った病気の統計報告(2004年時)を発表した。それによると,呼吸器感染症,消化器感染症に次いで第3位にうつ病があげられている。日本についてDALY値をみると,うつ病が第1位で,認知症,統合失調症,双極性障害,自傷などトップテンに精神疾患関連の疾病が5つ入っている。
こうした疫学知見は,グローバル化の現代,先進国,また途上国においても事例化する精神疾患が増えていること,他面で,精神疾患の発症に際し,遺伝子だけでなく,社会・文化の影響も無視できないことを指し示す。
―大東祥孝 著 山鳥 重,河村 満,池田 学 シリーズ編集―《神経心理学コレクション》―精神医学再考―神経心理学の立場から フリーアクセス
著者: 笠原嘉
ページ範囲:P.102 - P.103
精神医学への果たし状?
久しぶりに読みごたえのある書物に出会った,というのが読後の第一印象である。
その上,「神経心理学コレクション」という名の知れたシリーズの一巻として出版された本書は,こともあろうに『精神医学再考』と銘打たれている。いってみれば神経(心理)学サイドから精神医学サイドへ投げられた質問状,いや果たし状かもしれない。事実,著者はあとがきの中で「率直にいえばかなり挑発的に書き上げた」と告白している。精神科医としては一読しないわけにはいかない。
学会告知板
第78回消化器心身医学研究会学術集会 フリーアクセス
ページ範囲:P.48 - P.48
今回は「FDは心身症か?―原因・診断・治療の観点から―」をテーマとしておりますが,その他に消化器領域の心身医学的諸問題に関して,広く一般演題を募集しております。一般演題の中から《優秀賞》を授与しますので,奮ってご応募いただきたくご案内申し上げます。 消化器心身医学研究会代表幹事 金子 宏
会長 埼玉医科大学総合医療センター消化器・肝臓内科教授 屋嘉比康治
岩手医科大学内科学講座消化器・肝臓内科分野准教授 千葉俊美
日時 2012年4月20日(金)17:00~20:00(予定)
(第98回日本消化器病学会総会会期第2日目)
会場 パークハイアット東京(〠163-1055 東京都新宿区西新宿3-7-1-2)
第12回日本外来臨床精神医学会(JCOP)学術大会 フリーアクセス
ページ範囲:P.80 - P.80
メインテーマ:「外来薬物療法の進歩をめざして」
日程 2012年2月26日(日)9:50~18:00(受付開始 9:00より)
会場 東京医科歯科大学5号館特別講堂(〠113-8519 東京都文京区湯島1-5-45)
千里ライフサイエンスセミナー「がんの浸潤・転移と微小環境」 フリーアクセス
ページ範囲:P.93 - P.93
日時 2012年2月24日(金) 10:00~17:00
場所 千里ライフサイエンスセンター5F ライフホール
論文公募のお知らせ
テーマ:「東日本大震災を誘因とした症例報告」 フリーアクセス
ページ範囲:P.44 - P.44
「精神医学」誌では,「東日本大震災を誘因とした症例報告」(例:統合失調症,感情障害,アルコール依存症の急性増悪など)を募集しております。先生方の経験された貴重なご経験をぜひとも論文にまとめ,ご報告ください。締め切りはございません。随時受け付けております。
ご論文は,「精神医学」誌編集委員の査読を受けていただいたうえで掲載となりますこと,ご了承ください。
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今月の書籍 フリーアクセス
ページ範囲:P.96 - P.96
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.98 - P.98
投稿規定 フリーアクセス
ページ範囲:P.105 - P.106
著作財産権譲渡同意書 フリーアクセス
ページ範囲:P.107 - P.107
編集後記 フリーアクセス
著者:
ページ範囲:P.108 - P.108
2012年が新たな期待とともに幕開けした。2011年が東日本大震災などで辛く苦しい年であっただけに本年が明るい年であって欲しいという願いは大きい。
昨年はTPPに参加するかどうかで国論は2分された感があったが,同様なことは日本の様々なところに存在する。保護的な規制のもとで現状に甘んじるか,変革を求めるかということである。精神医療界にも変革を求める波が押し寄せてきている。
基本情報
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特集 精神医療・精神医学の組織文化のパラダイムシフト
65巻1号(2023年1月発行)
特集 精神医学における臨床研究のすゝめ—わが国で行われたさまざまな精神医学臨床研究を参考にして
64巻12号(2022年12月発行)
特集 死別にまつわる心理的苦痛—背景理論からケアおよびマネジメントまで
64巻11号(2022年11月発行)
特集 ひきこもりの理解と支援
64巻10号(2022年10月発行)
特集 精神・神経疾患に併存する過眠の背景病態と治療マネジメント
64巻9号(2022年9月発行)
特集 学校で精神疾患を「自分のこと」として教育する
64巻8号(2022年8月発行)
特集 ジェンダーをめぐる諸課題を理解する
64巻7号(2022年7月発行)
特集 Withコロナ時代の精神医学教育の進歩—卒前教育から生涯教育まで
64巻6号(2022年6月発行)
特集 認知症診療の新潮流—近未来の認知症診療に向けて
64巻5号(2022年5月発行)
増大号特集 精神科診療のピットフォール
64巻4号(2022年4月発行)
特集 家族支援を考える
64巻3号(2022年3月発行)
特集 精神神経疾患の治療とQOL
64巻2号(2022年2月発行)
特集 精神科におけるオンライン診療
64巻1号(2022年1月発行)
特集 超高齢期の精神疾患
63巻12号(2021年12月発行)
特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論