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修正型電気けいれん療法が有効であった退行期メランコリーの1例
著者: 宇土仁木12 中川伸1 井上猛1 仲唐安哉1 亀山梨絵1 小山司1
所属機関: 1北海道大学大学院医学研究科精神医学分野 2倶知安厚生病院精神神経科
ページ範囲:P.1043 - P.1045
文献購入ページに移動Kraepelinが提唱した退行期メランコリーは後年,疾患としての独立性が否定され,その概念は消失した。しかし近年わが国において,退行期メランコリーは妄想性障害に近い一群として見直されはじめている。今回,この退行期メランコリーの1例を経験したので報告する。なお,本稿の作成にあたっては本人,家族の了承を得たうえ,個人が特定されないよう内容を一部改変している。
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