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文献詳細

雑誌文献

精神医学55巻11号

2013年11月発行

特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ

家族が取り組むアンチスティグマ

著者: 川﨑洋子1

所属機関: 1公益社団法人全国精神保健福祉会連合会

ページ範囲:P.1037 - P.1040

文献概要

スティグマの中で生きる家族

 スティグマとは,偏見と訳されますが,事実を誤解していることから起こるものと言われています。精神障害に関しては,時代をさかのぼれば,病気の解明もされず,治療法もなかった時代においては,大きな声をあげたり,暴力をふるう人を隔離するしかなかったことは,わが国だけの問題でなく,諸外国でも行われていたことです。

 しかし,時代は変わり病気の研究が進み,治療法も分かるようになり,また国際的には障害者の人権擁護の面からも,精神障害者への差別的な対応には批判が集まり,地域で生活できる権利の保障がされるようになってきています。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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