せん妄というと,臨床現場で一番問題とされるのは,幻覚や妄想とともに興奮が著明で,大声で叫んだり,点滴ラインを自己抜去したりして,原疾患の治療に大きな支障を来すような活動性の高い「過活動型せん妄」であり,こうしたせん妄をどう予防し,またどうしたら早期に発見して介入できるかがもっぱら論議されている。たしかに,外科手術などの後に出現するせん妄,いわゆる術後せん妄は,こうした過活動型ないし混合型の亜型が目立って出現し,保険適応は取れていないものの抗精神病薬を中心とした治療に比較的よく反応する。しかし,高齢者やがんの進行に伴って終末期に出現してくるようなせん妄は,ほとんど目立たず1日中不活発な状態が続くような「低活動型せん妄」の割合が高く,またこうしたせん妄は治療反応性に乏しく,臨床的には苦慮することが多い。
ところで,2013年5月に米国精神医学会から発表されたDiagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, 5th ed(DSM-5)によれば,せん妄の診断基準の骨格はこれまでとほとんど変わっておらず,注意および認識の障害があり,これらの障害が変動すること,加えて認知の障害もみられることが挙げられている。これまでと違うのは,せん妄と診断された場合には,過活動型,低活動型,そして混合型といった亜型についても特定するよう記されていることである。亜型がこれだけはっきりと取り上げられるようになった背景には,低活動型せん妄が実際の臨床で置き去りにされているという事実があるからではないかと考える。これをきっかけに,臨床的には過活動型や混合型せん妄と同様に意味があるものの,これまであまり注目されてこなかった低活動型せん妄にも目が向けられるようになることを願いたい。
雑誌目次
精神医学55巻9号
2013年09月発行
雑誌目次
巻頭言
低活動型せん妄
著者: 松島英介
ページ範囲:P.818 - P.819
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
見立て,身体,薬物療法とのかかわり
著者: 飯森眞喜雄
ページ範囲:P.820 - P.822
はじめに
精神科医にとって精神療法とは何だろうか? ということから考えてみたい。教科書的にカプランの『臨床精神医学テキスト』でいうと,精神療法とは「非生物学的視座から行動をとらえ,それに応じた治療」ということになる。すると,精神療法は,なにも精神科医がやらなくてもよいのだろうか? いや,依然として,精神療法は精神科医を支える唯一のものであろう。もし精神科医が精神療法というスキルを持たなければ,精神科医はただマニュアルにそって診断し,それに応じた薬を処方するだけの存在か,ただのマネージャーに堕すだろう。
では,心理職の行うそれと,どこがどう違うのだろうか?
個別性と普遍性
著者: 池田暁史
ページ範囲:P.824 - P.826
主たる勤務先を医学部から臨床心理士養成を目的とした大学院に移して以降,精神医学についてあらためて学んだことや気付いたことがある。医学部時代はオムニバスで自分の専門領域についてだけ授業をしていたが,いまは精神医学について私が1人で全領域にわたって講義をする。毎年,最初の数回では医学という学問の歴史や考え方そのものにまで触れながら説明しなければならない。授業の準備をし,実際に学生に話をしていると,医学部時代には当たり前すぎて真剣に考慮することのなかったこの種の根源的な問題についてどうしても考えることになる。
そういう基本的な事柄の1つに「医学モデル」がある。それは,医学という学問が世界とどのように向き合うのかに関する概念化であり,「症状―診断―治療」という表現で端的に示されている。つまり私たちは「世界」――多くの場合,それは目の前の患者を意味する――から「症状」を抽出し,それらの特異的な組み合わせに対して「診断」を与えることで世界を切り取る。そして診断名に沿った「治療」を提供することで世界に介入するのである。
精神科医にとっての精神療法の意味と今後の展望
著者: 大野裕
ページ範囲:P.828 - P.830
はじめに
精神科医にとって精神療法が重要であることは論をまたないであろう。精神療法的な関わりができればそれだけで症状が軽減する場合があるし,精神療法的な関わりに支えられながら患者が環境に働きかけてストレスを軽減することもできる。薬物療法を選択した場合でも,精神療法的関係を通して安心できる治療関係が持てていれば,より効果的に薬物療法を行うことができる。こうしたことは自明の理だが,わが国で精神療法的関わりが適切に研修され,精神医療の中に取り入れきれているかどうかは疑問である。
もちろん,これはわが国に限った問題ではない。米国でも,特にDSM-5の出版を機に,精神疾患を広く診断しすぎて安易に薬物療法に頼る傾向が助長されるのでないかという懸念が議論されている1)。米国では,精神科医は基礎として支持的精神療法をまず研修し,それに加えて認知療法・認知行動療法と精神力動的精神療法とを研修するようになっている2)が,それでもそうしたリスクが議論になっている。
しかし,そうした精神療法の研修体制が確立していないわが国では米国以上に注意が必要だし,体系的な精神療法の研修体制を早急に確立していかなくてはならないと筆者は考えている。精神医療は,精神疾患に苦しむ患者を一人の人間として支え治療していく営みであり,そのためには精神療法的関わりが不可欠だからである。
日常の面接で何を聴き,話し,残すか
著者: 中尾智博
ページ範囲:P.832 - P.834
精神療法という言葉の持つ意味
精神療法という言葉は,日常的に聴き,使う言葉なので普段意識をしていないが,精神療法の意味とは何か,という問いに正面から向かい合うとその言葉にはにわかに霞みがかかり曖昧な雰囲気がまとわりつく。そもそも精神療法には効果があるのか。1時間に5人,10人と患者を診ないとやっていけない状況でも「精神療法をしています」と胸を張れるのか。単にレセプトを飾る言葉なのか。患者や一般人からみればそのようなものは単なる“普通の”診察に過ぎず,患者が求める“カウンセリング”とは全くの別物ではないか。
そう考えると,“系統的な”精神療法を生業にする精神科医の立ち位置は応分に恵まれたものと感じる。十分な時間をかけ,きちんとした理論の元に実践する。一定のセッションを重ね,紆余曲折を経ながら治療は展開し結末を迎える。患者はその効果に満足を得れば対価を支払う。治療者は相応の報酬と自己達成感を得る。かくいう筆者も行動療法家の端くれであるが,専門領域の患者を相手にフォーマットに基づいた治療をしている時は,たとえその治療が難渋している場合でもどこかほっとしたものを感じながら実践しているのである。精神分析療法も森田療法も家族療法も認知行動療法も,独自の信念と理論を有し,スーパービジョンを行い,学会を開催し,その専門性を高めていく。系統的精神療法はやはり我々精神科医を精神科医たらしめる絶対的アイデンティティなのである。
精神療法に対する精神科医の視座
著者: 中村敬
ページ範囲:P.836 - P.839
はじめに
認知行動療法,精神分析的精神療法,あるいは森田療法のように一定の治療理論と技法に基づく狭義の精神療法にあっては,医師と臨床心理士など他職種の治療者との間にことさらの区別を設けてはいない。それでは精神療法に対する精神科医独自の視座とは何だろうか。ここでは精神療法を,「患者(クライアント)の苦悩を軽減するために行われる主として言語的な関わり」という程度の広い意味に解して,さしあたり思いつくことを述べることにする。
自分のこころを使うことにむけて
著者: 藤山直樹
ページ範囲:P.840 - P.842
伝統的に精神科医にとって,精神療法のスキルは精神科医であることの本質の部分に位置する重要なものだと考えられてきた。だが日本の精神科医の通常の訓練のなかで,精神療法についての訓練が明瞭な輪郭を持ってきたとは言い難い。明確な精神療法の訓練プログラムを経験しないまま,多くの精神科医が一人前とみなされる。日本精神神経学会の専門医制度においても,精神療法の訓練はまだはっきりとした実体を持っていないように思える。
精神療法は重要だ。そう言われながら,明確な訓練のプログラムとシステムが一般化しない。この現状を見る限り,まだ精神療法が重要なものであり,その訓練が必要なことだと,日本の精神科医はぴんと来ていないのだろう。
精神療法と治療共同体に基づく力動精神医学的チーム医療―人も自然も時も空間も,あらゆる資源を治療のために
著者: 堀川公平
ページ範囲:P.844 - P.847
はじめに
生物学的精神医学が隆盛を極め,薬物療法が脚光を浴びる昨今,「精神療法」を臨床現場で生かすことができる精神科医はどれほどいるのでしょうか。精神科医の中には,診療報酬制度上の「精神療法」の請求要件をクリアーすべく,カルテの記事を書くことが仕事となっている人もいるでしょう。当初は疑問を抱いていても,やがては当たり前の作業となり,いつの間にかそれをもって「精神療法」としている精神科医がいるかもしれません。また一方では,「精神療法」こそが精神科医たる所以と熱心に勉強し,患者との治療関係の中に埋没し,周囲から浮いている精神科医もいるかもしれません。また,医療の一つとしではなく,研究の一つとして「精神療法」を捉え,生業としている精神科医もいるでしょう。
「精神療法」という言葉は踊っても,この国の決して成熟しているとは言い難い精神科医療の現状,つまりは未だに長期入院患者を多く抱えざるを得ず,一向に平均入院期間の減らぬ精神科病院や,また溢れかえるほどの患者を診なければ経営がなりたたない精神科クリニックの現状をみる限り,この国で「精神療法」を生かす精神科医療とは一体何なのだろうかと思わずにはいられません。
約20年前,民間の精神科病院の経営者,管理者への就任を機に,前述のような自らの自問自答に終止符を打つべく,「精神療法」を診察する部屋や時間の中だけとせず,病院のあらゆる空間,あらゆる時間に広げることができればと努めてきました。つまり,24時間どこにいても作用し続ける薬物療法のように,入院生活のあらゆる空間,あらゆる時間が治療となるような精神療法的方向付けを持った精神科病院を作ろうと決心したのです。
そのモデルとなった精神科病院が今はなきメニンガークリニックであり,求めていた医療がそこで展開されていた「治療共同体に基づく多職種による力動精神医学的チーム医療」(以下,力動的チーム医療)だったのです。それから約20年が経ち,かつては2,156日を数えていた当院の平均在院日数は今では49.5日となりました。入院患者のほぼ90%を占めていた慢性統合失調症の長期入院患者の多くが退院し,今では彼らに取って代わって急性期の統合失調症や気分障害などの精神病レベルの患者や,中毒性障害や自傷行為を繰り返す成人や思春期の境界例レベルの患者が占めるようになりました。
このような経験をふまえ,当院の「力動的チーム医療」の実際を紹介することで,薬物療法の台頭や厳しい医療経済の中で今や精神科医にとって形式化し,手詰まり感の強い精神科病院における「精神療法」について論じることができればと思います。それによって,精神科病院で働く精神科医,または国家資格化が間近という臨床心理士,さらには国家資格化を機に臨床心理士を受け入れようと考えている精神科病院の管理者,経営者の一助になればと思います。
展望
統合失調症のゲノム研究
著者: 山田和男
ページ範囲:P.849 - P.856
はじめに
統合失調症に罹患されている方のご家族から「この病気は遺伝しますか?」という質問を受けることがある。「遺伝・遺伝子」が関与していない疾患は厳密には存在しないが,この言葉にはスティグマを感じさせる響きがある。理解しやすく過度の不安を与えない知見に基づいた説明をと考えると,それほど容易ではない。また,臨床医の先生方から「統合失調症の遺伝子研究の進捗状況」について尋ねられることがある。ゲノム解析技術は日々進歩を続けている。統合失調症の分子遺伝学的研究は連鎖解析(linkage study)から関連解析(association study)にシフトし,DNAチップによるゲノムワイド関連研究(Genome-Wide Association Study;GWAS)が普及したことから,有力な疾患関連遺伝子が次々と提唱されている。さらに次世代シークエンサー(Next Generation Sequencer;NGS)の出現で全ゲノム塩基配列の解析が始まり,ゲノム研究は非翻訳領域や翻訳後修飾までも対象として,急速に細分化してきている。しかし,現在までの知見は統合失調症の病態についていくつかの推察を与えはするものの,臨床に貢献するといえるものは未だなく,進捗状況について説明をと求められると答えに窮する。
本稿ではこれらの問いに対する現時点で可能な答えを探すべく,統合失調症のこれまでの「遺伝・遺伝子研究」を概観し,これからの「ゲノム研究」を展望したい。
研究と報告
電気痙攣療法に関連した心静止についての検討
著者: 野嶌真士 , 三船義博 , 岩本崇志 , 森田幸孝 , 和田健
ページ範囲:P.857 - P.862
抄録
電気痙攣療法に関連した心静止について,その危険因子や治療的対応に関する考察を加えて報告する。当科での心静止の発生頻度は23例中6例26.1%で,ECT施行回数192回中12回6.25%であり,6例中2例が心静止,およびそれに伴う頻脈性不整脈によりECTの継続を断念した。先行研究と同様に年齢,性別,基礎疾患などは心静止の発症予測因子となり得なかった。しかし,けいれん閾値が上昇して有効なけいれん発作を誘発するためにサイン波治療器が必要となった患者において,有意に(オッズ比14:95% CI1.47-133)心静止の発生頻度が高かった。Atropine sulfateによる前処置やremifentanilの併用によりけいれん閾値の上昇を抑えることで心静止発生を減少させうる可能性が考えられ,今後さらなる検討が望まれる。
簡易ソーシャル・サポート・ネットワーク尺度(BISSEN)の開発
著者: 相羽美幸 , 太刀川弘和 , 福岡欣治 , 遠藤剛 , 白鳥裕貴 , 松井豊 , 朝田隆
ページ範囲:P.863 - P.873
抄録
本研究では,受領サポートと提供サポートの両側面から,知覚されたソーシャル・サポート・ネットワークを測定する簡易ソーシャル・サポート・ネットワーク尺度(BISSEN)を開発し,その信頼性と妥当性の検証を行った。無作為抽出された茨城県笠間市の成人男女2,200名に郵送調査を実施し,940名から有効回答を得た(42.7%)。再検査信頼性の検討にあたっては,大学生と大学職員20名を対象に,1~2週間の間隔を空けて2回の調査を実施した。因子分析を行った結果,BISSENは受領・提供サポートともに,サポート対象の種類による6因子で構成されていることが分かった。内的整合性と再検査による信頼性,収束的・併存的妥当性の検討を行った結果,BISSENは高い信頼性と妥当性を備えた尺度であることが確認された。
妻の妄想に感応したパーキンソン病の初老期男性の1例
著者: 新川祐利 , 針間博彦 , 梅津寛 , 齋藤正彦
ページ範囲:P.875 - P.880
抄録
妻の妄想に感応したパーキンソン病の初老期男性例を報告した。患者はX-11年(53歳)にパーキンソン病を発症した。X-6年(58歳),妻は「電磁波で攻撃され体がしびれる」という身体的被影響体験や「電磁波で悪口を送ってくる」という幻聴とそれらに基づく被害妄想を呈し,翌年,患者は妻の被害妄想に感応した。X年(64歳),2人は当院を初診し別々の病棟に医療保護入院となった。患者には被害妄想とともに幻聴と身体的被影響体験の感応が疑われる訴えもあった。妻が統合失調症を発症した後,患者は妻の症状に感応したと考えられたが,パーキンソン病による精神病症状の鑑別を要した。入院後は抗精神病薬を投与せず,妻からの分離のみで「電磁波」の訴えは消失したため,感応精神病と診断された。パーキンソン病が感応の成立に影響を与えた要因として,心理社会的要因には社会的孤立と妻優位の関係性の強化,脳器質的要因には軽度認知障害による現実検討力の低下が考えられた。
短報
Galantamineの効果および副作用の検討―Behavioral and Psychological Symptoms of Dementiaに対する効果を中心に
著者: 田中宗親 , 喜多洋平 , 野澤宗央 , 熊谷亮 , 一宮洋介 , 新井平伊
ページ範囲:P.881 - P.884
抄録
2011年にアルツハイマー病(AD)の治療薬として認可されたgalantamineについて,その効果と副作用の評価を行った。対象はgalantamineの服用が開始されたAD患者41名で,すでにdonepezilによる治療が行われていた「前治療あり群」19名と,未治療の状態から服用を開始した「前治療なし群」22名とで比較した。両群とも,MMSEは服用開始前後で有意差を認めず,症状進行の抑制が示された。また,両群ともNPIは服薬開始後に有意に低下しており,抑うつと不安に改善が認められた。治療中断に至る副作用として消化器症状が4名に認められたが,精神症状の副作用は認めなかった。GalantamineはBPSDの改善という点において,特に優れた効果を有すると考えられた。
ミニレビュー
計算論的精神医学の可能性―適応行動の代償としての統合失調症
著者: 山下祐一 , 松岡洋夫 , 谷淳
ページ範囲:P.885 - P.895
抄録
神経科学におけるモデルや理論に基づくアプローチの重要性の認識に伴い,この手法の精神医学への応用(計算論的精神医学)が期待されている。本論文では,筆者らがこれまで報告してきた適応行動のモデル研究に基づいた計算論的精神医学の試みを紹介する。実験では,幻覚・妄想,自我障害,行動異常を含む統合失調症の多彩な症状が,階層的な神経回路における機能的断裂と,これによって生じる予測誤差最小化プロセスの異常に対する代償として理解できることが示された。この結果は,統合失調症の病態に対するシステムレベルでの原理的説明を提供し,計算論的精神医学が,神経・精神疾患の研究に貢献できる可能性を示唆している。
連載 「継往開来」操作的診断の中で見失われがちな,大切な疾病概念や症状の再評価シリーズ
神経衰弱neurasthenia―森田の視点を含めて
著者: 北西憲二
ページ範囲:P.896 - P.898
はじめに
日本の医学あるいは精神医学の歴史において,神経衰弱という用語や概念が論じられるようになったのは,日本に西欧の医学が導入された明治時代以降である。近代化とともに始まった日本の精神医学の揺籃期には,神経症性障害の概念は神経衰弱の検討から始まった。本稿では,神経衰弱の西欧と日本における変遷を紹介し,それが現在の日本の精神医学の臨床でどのような診断的地位を占めているのか,その概念がどのように理解されているのか,その現代的意義などについて述べる。
東日本大震災・福島第一原発事故と精神科医の役割・8
放射線災害への不安と精神科医
著者: 丹羽真一 , 金吉晴 , 秋山剛
ページ範囲:P.899 - P.908
はじめに
本稿では放射線災害への精神科医の対応に焦点を当てて述べるので,特に福島県の状況について述べることとする。また,本稿は一般県民についての報告であるので,原発従事者・原発事故処理従事者のことには触れない。
放射線災害についての精神科医の取り組みとしてわが国で知られているのは,長崎の原爆被ばくのあとの中根ら8,9),Kimら4)の調査研究報告である。また,原子力災害への対策を記したものとして,吉川らが作成にかかわった「原子力災害時における心のケア対応の手引き」(原子力安全研究協会編)2)がある。原爆ではない原子力の利用の際の放射線災害に関しては東海村におけるJCO臨界事故についての蓑下らの報告3,7)がある。しかし,福島第一原発事故による放射線災害は1986年のチェルノブイリ原発事故に次ぐ規模の災害であり,わが国では未曾有の事態であって,こうした災害への精神科医の取り組みとしては初めての経験であった。
チェルノブイリ原発事故の後20年を機として開催された国際原子力機関IAEAが中心となって開かれたチェルノブイリ・フォーラム5)あるいはLagonovskyらの研究報告6)では,精神的な影響が大きな問題であることが述べられている。2011年の福島第一原発事故の後の経緯をみても,メンタルヘルスへの影響が大きな問題となってきた。原発事故の後の放射線災害への不安がもたらしたメンタルヘルスへの精神科医の取り組みをまとめておくことは,わが国の歴史上経験のない事態であるだけに重要であると考えられる。なお,福島県における震災・原発事故後の精神保健に関する支援は,被災全体に対する支援ではあるが,原発事故に伴う避難者の数が圧倒的に多いので,実質的には放射能汚染への不安についてのものとなっていると考えられることから,本稿では放射線災害への不安に対する精神科医のかかわりを福島県における精神保健に関する支援全体として広くとってまとめておきたい。
動き
「第21回世界社会精神医学会」印象記
著者: 井上弘寿 , 井上かな , 西依康 , 須田史朗 , 加藤敏
ページ範囲:P.909 - P.910
第21回世界社会精神医学会(World Congress Social Psychiatry)が2013年6月29日から7月3日までポルトガルの首都リスボンのリスボン大学で開催された。世界80か国以上から1,000名を超える参加があり,わが国からの参加者数は50名を超え世界第3位であった。
大会のテーマは「The bio-psycho-social model:The future of psychiatry(生物心理社会モデル:精神医学の未来)」である。以下に学会の主な講演,シンポジウムの内容をダイジェストする。
追悼
加藤清先生を偲んで
著者: 山中康裕
ページ範囲:P.912 - P.914
2013年6月27日早朝,加藤清先生の訃報が飛び込んだ。先生は大正10年(1921)のお生まれだから,享年92歳。近しい友人が筆者も誘ってくれて,芦屋のインドネシア料理店での,先生の卒寿(90歳)のお祝いに駆け付けたことがあった。あの時も独特のトーンのお声で,「医者なんかよりも,霊位(加藤先生の造語で,たましいの位,といった意味か?)の高い分裂病(統合失調症)の患者さんが多かったからね~」という話をなさり,「キミ,精神医学こそ,臨床医学の基礎学なんだよ」と熱く語られていたから,ごく自然に帰天されたのだろうと思われる。
この年齢水準の精神科医でお元気なのは,筆者の知る限りでは元東大教授の臺弘先生や芸術療法の徳田良仁先生くらいで,DSM世代の若い精神科医たちには,なじみも薄いと思うので,少し詳しく書くが,先生は知る人ぞ知る,三界に通じる独特の宇宙観・世界観を持った方で,トランスパーソナルは言うに及ばず,スピリチュアリティ,ディープ・エコロジカル・エンカウンター(これも加藤先生の造語)とかの領域で,真のホリスティックなトータリテイー精神医学を追究された第一人者であった。沖縄のノロやカムダーリ(巫病)やバリ島の実地調査,「樹林一体気功」「寂体」などoriginalな考えが沢山ある方で,精神科医のみならず,先生を慕う臨床心理士も多かった。徳田先生の芸術療法学会創立にも関った方であり,日本芸術療法学会賞をお受けになっている。
書評
―松下正明 総編集 井上新平,内海 健,加藤 敏,鈴木國文,樋口輝彦 編―精神医学エッセンシャル・コーパス3―精神医学を拡げる フリーアクセス
著者: 江口重幸
ページ範囲:P.916 - P.916
精神医学関連の施設や図書館ならば,今でも,真紅の堅牢な表紙で装丁された『現代精神医学大系』(全25巻56冊)が書棚に並ぶ一画があるだろう。この『大系』は,規模といい内容といい,日本の精神医学にとって空前絶後の企画であり,同時代このシリーズのお世話にならなかった精神科医はいなかったと思われる。そこに収められた全650編の論文の中から,25編をセレクトして3巻(『精神医学を学ぶ』『―知る』『―拡げる』)に編集したものが,この『精神医学エッセンシャル・コーパス』である。
『現代精神医学大系』は1975~1981年にかけて順次刊行されており,その最終巻が出てからすでに30余年が経つことを改めて知ると感慨深い。評者は1977年に医学部を卒業したが,ここに所収された論文は,駆け出しの精神科医の時に,コピーに何色かの色鉛筆で線を引いて,書き込みをし,すべて吸収しようと試みたものであり,それらは書斎の隅でまだ眠っているであろう。
学会告知板
第7回レビー小体型認知症研究会 フリーアクセス
ページ範囲:P.895 - P.895
開催日 2013年11月2日(土)
場所 新横浜プリンスホテル(〠222-8533 横浜市港北区新横浜3-4 新横浜駅徒歩5分)
論文公募のお知らせ
テーマ:「東日本大震災を誘因とした症例報告」 フリーアクセス
ページ範囲:P.839 - P.839
「精神医学」誌では,「東日本大震災を誘因とした症例報告」(例:統合失調症,感情障害,アルコール依存症の急性増悪など)を募集しております。先生方の経験された貴重なご経験をぜひとも論文にまとめ,ご報告ください。締め切りはございません。随時受け付けております。
ご論文は,「精神医学」誌編集委員の査読を受けていただいたうえで掲載となりますこと,ご了承ください。
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今月の書籍 フリーアクセス
ページ範囲:P.915 - P.915
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.918 - P.918
投稿規定 フリーアクセス
ページ範囲:P.919 - P.920
著作財産権譲渡同意書 フリーアクセス
ページ範囲:P.921 - P.921
編集後記 フリーアクセス
著者:
ページ範囲:P.922 - P.922
本号の構成をみると,改めて精神医学の幅広さに気付かされる。「展望」では,統合失調症のゲノム研究の最近の動向について,GWASに関する最近の研究成果から,今後の方向性として,次世代シークエンサーを用いて,ますます膨大なゲノムデータを用いて解析が進められることが紹介されている。一方,オピニオンでは,“精神科医にとっての精神療法の意味”というテーマで,さまざまな立場の精神療法家が精神療法について語っている。さらに,ミニレビューでは,“計算論的精神医学の可能性”というタイトルで,予測誤差最小化メカニズムの異常と神経回路の機能的断裂について,統合失調症をはじめとするさまざまな精神神経疾患の神経モデルとして,神経ロボティクスを用いた実証的な研究デザインが紹介されている。いずれの領域も精神医学において重要な領域である。ただし,これらは,おそらく学生時代に教わることはないだろう。卒業後でもどうだろうか。
上記3つのテーマのうち,最も臨床に近いのは,オピニオンでのテーマだろうか。その中で,最近の若手精神科医が生物学的精神医学に偏りすぎて,精神療法を十分学んでいないとの嘆きが感じられる。果たしてそうか。
基本情報
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64巻4号(2022年4月発行)
特集 家族支援を考える
64巻3号(2022年3月発行)
特集 精神神経疾患の治療とQOL
64巻2号(2022年2月発行)
特集 精神科におけるオンライン診療
64巻1号(2022年1月発行)
特集 超高齢期の精神疾患
63巻12号(2021年12月発行)
特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論