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「第11回日本うつ病学会総会」印象記
著者: 大野裕1
所属機関: 1国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター
ページ範囲:P.908 - P.908
文献購入ページに移動 第11回日本うつ病学会総会は,山脇成人会長(広島大学大学院医歯薬保健学研究院精神神経医科学教授)のもと,広島県広島市の広島国際会議場で,7月18,19日の2日間にわたり「うつ病治療の再考〜脳科学からメンタルヘルスまで」というメインテーマで行われた。「うつ病医療はどこまで国民のニーズにこたえられるか?」と題した会長講演は非常に示唆に富んだ内容で,地元のテレビのニュースでも取り上げられた。
教育講演は,東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野の川上憲人先生「社会疫学からみたうつ病の社会格差」,自然科学研究機構生理学研究所大脳皮質機能研究系心理生理学研究部門の定藤規弘先生の「社会脳:共感と向社会行動の神経基盤:脳機能画像法によるアプローチ」,早稲田大学人間科学学術院の熊野宏昭先生の「うつ病と新世代の認知行動療法」,高知大学医学部神経精神科学講座の森信繁先生の「養育環境によるストレスレジリエンス形成のエピジェネティック・メカニズム」の4セッションが行われた。
教育講演は,東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野の川上憲人先生「社会疫学からみたうつ病の社会格差」,自然科学研究機構生理学研究所大脳皮質機能研究系心理生理学研究部門の定藤規弘先生の「社会脳:共感と向社会行動の神経基盤:脳機能画像法によるアプローチ」,早稲田大学人間科学学術院の熊野宏昭先生の「うつ病と新世代の認知行動療法」,高知大学医学部神経精神科学講座の森信繁先生の「養育環境によるストレスレジリエンス形成のエピジェネティック・メカニズム」の4セッションが行われた。
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