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紹介
発達障害圏の子達が安心して飛行機へ乗れるようにする取り組み―模擬搭乗体験プログラムの開発と試験的な実施の結果について
著者: 宮崎健祐1 藤原里美1 黒沢祥子1 近藤直司1 吉田成子1 尾崎仁1 柏原彩曜1 岡本健2 西村一美2 草間かほり2 木ノ下宏3 黒沢直子3 村上智映4 上原裕之5 市川宏伸6
所属機関: 1東京都立小児総合医療センター児童思春期精神科 2全日本空輸株式会社CS &プロダクト・サービス室CS推進部ANAおからだの不自由な方の相談デスク 3日本航空株式会社プライオリティ・ゲストセンター 4日本航空株式会社空港企画部 5(株)JALエクスプレス 6日本発達障害ネットワーク
ページ範囲:P.309 - P.317
文献購入ページに移動広汎性発達障害や注意欠如多動性障害などの発達障害圏の患者では,その障害特性から飛行機という慣れない環境(空間・音・気圧・揺れなど)で適切に振舞うことが困難となる可能性がある。そこで今回我々は,航空会社と共同して発達障害圏の患者が飛行機に乗るために必要なスキルを学ぶことができる模擬搭乗体験プログラムを開発したので,その概要と試験的に実施した結果を示し,考察を加えて報告した。
参考文献
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