長い間,国の内外から厳しい批判のあるわが国の精神科医療もここにきて改革の動きが本格化したようである。それは,「精神科医療のあり方を改革すべき」という閣議決定(2010年6月)に基づくものと理解される。それを契機に,3つの団体がそれぞれ「将来ビジョン」を提言している。すなわち,こころの健康政策構想会議(2010年5月)1),日本精神保健福祉政策学会(2012年3月)3),日本精神科病院協会(2012年8月)4)からの提言である。それら提言の内容はそれぞれの団体,立場,性格を反映をあらわして特色があることは当然として,3団体とも現状のわが国の精神科医療の改革の必要性,その具体策として,1)入院中心主義からアウトリーチ(地域医療・地域生活支援)への転換,2)精神病床数の削減,3)家族支援・家族参加の強化,4)人員配置についての「精神科特例」の廃止,さらには医療費の一般診療科との同等化などでは一致する。ただ,日精協提言では多少ニュアンスが違って,「必要な人員配置ができる報酬の設定などが行われなければなりません」と主張されている。
他の2団体の提言の中にはなく,日精協提言の中にある,「どうしても現代の医学では回復できない患者さんがいます。どのような治療や処遇が適しているのかを研究しなくてはなりません」という主張は,筆者にはわが国の統合失調症治療の実践の多くの責任を背負ってきた病院団体の慧眼によると思える。アメリカ精神医学会のリーダーであるLieberman JA(2011)2)は,統合失調症の転帰について,“初回エピソードでは多くの患者は症状の寛解をみる。しかし,やがて再発し,そのたびごとに慢性化して回復は困難になる。結果的に10人に1人は精神病症状を持ち続ける。長期経過は,完全寛解から治療困難な重症の症状と能力障害まで多様性が認められるがその原因は未だ知られていない。疾病病理の広がりと重さとが関係することは確かであろうが,疾病経過に環境要因が関係することも事実である。薬物療法をともに,治療状況とコミュニティの支持,さらには家族の支持がエピソードの転機,長期予後に関連する”と記している。妥当な見解と思われる。
雑誌目次
精神医学56巻5号
2014年05月発行
雑誌目次
巻頭言
“統合失調症は精神科医があきらめない限り治りつづける”(下田,1942)は真実か
著者: 西園昌久
ページ範囲:P.364 - P.365
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
総論
著者: 杉田義郎
ページ範囲:P.367 - P.373
はじめに
1990年代以降,現在に至るまで日本も世界も激動の時代であり,グローバリゼーションが急速に進んでいる。それまでの近代化は近代的な理性が絶対的な位置を占めていたが,現代はこれまでの単純な近代(初期近代)とは違ったフェイズに入ったという,ポストモダン思想が生まれてきている。秩序や人間関係を規定するソリッドな枠組みがなくなったとして,社会学者のジークムント・バウマンは現代はすべてが流動化している状態として“リキッド・モダニティ”と呼んでいる6)。また,ウルリッヒ・ベックは発展した技術や経済が人間の統制下から離れ,意図せざる結果として地上の生命体をおびやかしている「環境リスク」や集団の保護機能が弱体化し,リスクは個々人に対し直接的にふりかかかるようになった「人生のリスク化」が生じる現代を“リスク社会”としている5)。
大学,そして保健管理センターといえども,現代社会の中にあってはこのような状況から免れることはできない。むしろ,このような時代であるからこそ,学生,教職員にメンタルヘルス不調者が増え,保健管理センターのメンタルヘルス・サポートの役割が期待され,実力が問われているといってもよい。
近年の動向と現状―疫学的見地
著者: 内田千代子
ページ範囲:P.375 - P.384
はじめに―大学生のメンタルヘルスと休学,退学,留年問題
精神疾患に罹患すると社会での適応は悪くなり,勤労者では欠勤,休職,退職などの問題が生じる。大学生のメンタルヘルスの諸問題は,留年,休学,退学などの就学状況に現れやすい。それゆえ,就学状況の現状と動向を知ることは大学生のメンタルヘルスの実態を把握する一助となり,学生支援に重要な手がかりを与える。
意欲減退学生,スチューデントアパシーの問題は,大学生のメンタルヘルスにかかわる者にとって深刻なテーマであり続けてきた。時代とともに,フリーター,ひきこもり,ニートなどの呼び名で話題となってきたが,休学,退学,留年学生の中にこのような問題を抱える学生が多くみられる。さらに自殺その他の精神疾患もこの中に認めることは稀でない。支援の必要性が最近特に注目されるようになった発達障害の学生も含まれる可能性がある。一方,休学,退学,留年は,大学運営上も無視できない問題であり,私立大学に限らず,独立行政法人化後の国立大学でも重要課題となっている。退学による授業料収入の減少は,経営面で逼迫した課題となるが,学生サービスという面からも,不健康な状態で休学,退学,留年する学生が多いことはマイナスである。
大学への全入時代と言われるようになってから久しい。4年制以上の大学への進学率は上昇を続け,少子化による18歳人口は減少を続ける。学力低下,大学の大衆化は必然である。女子の進学率は依然として男子より低い。さらに,科学技術の目覚しい発展の結果,それを身に付けるべき修行期間が長引き,青年の遅い自立を招いた。現代の大学生は昔と比べて幼稚であると言われるのもやむを得ない。
対人関係面での脆弱さも指摘される。自己主張できずに,指示に従わないことで反抗を示す受動攻撃性も認められる。まさにIT革命と言えるようなIT(information technology)の普及により情報収集力が高まり,それはコミュニケーションのあり方にまで変化を及ぼしている。また,景気悪化による影響は最近特に深刻である。
このように社会変化のさまざまな要素が大学生の就学状況やメンタルヘルスに影響を与えている。
佐賀大学におけるキャンパス・ソーシャルワーカー制度―制度導入から現在までの2年間の分析
著者: 佐藤武 , 花田陽子 , 島ノ江千里 , 山本あゆみ , 南嶋里佳 , 江口達也 , 新地浩一
ページ範囲:P.385 - P.389
はじめに
近年の社会環境の変化や大学進学率の上昇により,大学教育が大衆化し,資質や能力,知識,興味,関心などの面で,多様な学生が入学している状況にある。また,仲間体験を十分に経ていない学生,発達障害などの問題をかかえる学生,困難に直面した時に引きこもりがちや不登校になる学生がみられようになった。こうした学生は,従来の学生支援ネットワークからはみ出し,留年を繰り返し,休学や退学に結びつく1)。このような状況下において,適切な対応をしていくことが必要であり,大学における豊かな学生生活を実現するためのサポート体制の一貫として,学生相談や支援の充実が求められている。
佐賀大学では,学生支援の充実を図るため,メンタルヘルスケアの拡充,対応窓口の増加,学内における連携体制,教職員の意識改革を掲げて作業を進めている2)。メンタルヘルスケアでは,非常勤の学生カウンセラーを雇用し,保健管理センターの機能の充実を図り,対応窓口として,なんでも相談窓口を設置している。しかし,学生カウンセラー,保健管理センター,学生なんでも相談窓口およびハラスメント相談員などが独立して種々の問題を解決していくことは難しく,全職員が学生の抱える問題に前向きに取り組むことが必要となってきた。そこで,2007年度よりチューター(担任)制度を導入し学生に個別的に関わるように努めてきた。その結果,現状が把握できたにもかかわらず,休学・退学者数に大きな変化はみられないという現状があった3)。さらに2011年4月よりこれまでの学習支援システムに加えてラーニングポートフォリオ制度を導入したが,「学生と連絡が取れない」,「大学に来ているのか分からない」,「修得単位が少ない」などの意見が聞かれたため,さらに個別のサポートを充実させたキャンパス・ソーシャルワーカー(以下CSWとする)制度が2011年7月より実施されている。
本研究の目的は,CSW制度を導入した2011年7月から2013年6月までの2年間の活動で支援を行った98名の学生を分析し,その特徴を明らかにするとともに,キャンパスソーシャルワーカー制度の存在意義を明らかにしたい。
和歌山大学におけるメンタルサポートシステム
著者: 宮西照夫
ページ範囲:P.391 - P.397
はじめに
近年,心の病や大学生活への不適応により修学に障害を来す学生は増加の一途をたどっている。これらが原因となり休学,留年,さらには退学を余儀なくされる学生も多い。特に大学生活に不適応を来し長期の不登校やひきこもる学生の増加は著しい。筆者は,1982年から2012年まで和歌山大学の保健管理センターで学生のメンタルサポートに従事し,2002年に20年間にわたり蓄積されたデータを基礎にひきこもり回復支援プログラム1)(表2)を作成し学生を支援するとともに,精神障害をかかえる学生の修学から就労までを支援するキャンパス・デイケアなどのサポート体制を構築してきた。本稿では,ひきこもり回復支援プログラムの概要とその遂行に不可欠な集団精神療法や自助グループの役割を中心に述べたい。
大学生の不登校をめぐって
著者: 小柳晴生
ページ範囲:P.399 - P.404
不登校に関連する大学生の心性について
1960年代後半から70年安保闘争をはさんで,留年についての研究調査が盛んに行われるようになった。学生運動で激しく異議申し立てをする学生の裏に,静かに沈潜していく学生の存在があり,それが留年の増加という形で現れ始めたのである。この中には,今から見れば「不登校」とされる学生が少なからず含まれていたのかもしれない。
こうした研究の中から,1968年丸井5)によって「意欲減退学生」が,1978年には笠原4)により「退却神経症ステューデント・アパシー」という概念が提唱された。「モラトリアム人間」10)という表現が使われたのもこの頃である。
名古屋工業大学におけるメンタルヘルス支援
著者: 粥川裕平 , 冨田悟江 , 早川由美 , 中野功
ページ範囲:P.405 - P.412
はじめに
大学保健センターの歴史は浅い。1953年にGHQ(General Headquarters)により大学生の補導支援教育が行われ,1961年に初めて新入生全員を対象に精神科医による面接が施行された1)。1970年頃,わが国独自で開発された学生の精神的健康チェック表University Personality Inventory(UPI)については,保健教育的,臨床的治療的,発見予防的という3つの有用性が指摘されている3)。
名古屋工業大学は,単科工科系大学で,中部初の官立高等教育機関として設立された高等工業学校を前身とし,100年以上の歴史を持つ。学部生は約4,200名,大学院生は約1,500名である。当校の特徴は9割を男性が占めること,大学院博士前期課程の進学率が7割と高率であること,学生の8割が東海地区出身であることである。就職率は学部生で約95%,大学院前期課程で98~99%で,大企業就職率は常に全国ランクのトップテンに入っており,創立以来8万名を超えるエンジニアを世に輩出してきた。なお,職員数は非常勤も含め800名余である。
1972年に設立された名古屋工業大学保健センターは,精神科医1名,内科医1名,看護師2名,非常勤カウンセラー2名のスタッフしか配置されていない。大学のメンタルヘルスを取り巻く状況で特筆すべきは就職氷河期(空白の20年)と,国立大学法人化であろう。2004年の国立大学法人化の後は,教職員の業務負荷と心理的ストレスは急増し,保護者の雇用や収入も悪化し,それが相互に悪循環を形成し精神障害の発生も増加している。
大学のメンタルヘルスの諸問題―今後の展望
著者: 苗村育郎
ページ範囲:P.413 - P.421
はじめに
本稿のテーマは大学生と大学教職員のメンタルヘルス問題の展望ということである。しかし現状をふまえた詳細な将来展望を期待されているならば,これはなかなか難しい。その訳は第1に,大学の数はすでに800校近くもあり,学生数だけで310万人を超えている5)(高等教育全体の学生・教職員を合わせると関係者の数は400万人前後になるのではないか)。それぞれが設立母体や歴史や規模や性格を異にする複雑な対象である。第2に,教育改革・大学改革とならび憲法改正やグローバル化が叫ばれているわが国の現状では,大学の使命や将来像もその細部は刻々変わっていくだろう。この状況変化に適応できる学生と不適応を生じる学生の性格や特性も変化していくに違いない。第3に,メンタルヘルスは何よりもまず個人の心の問題であるが,個性や人格は百人百様であり,これを精緻に論じることはなお困難である(性格学や人格学が成立していない)8,9)。したがってこれらの問題を限られた原稿で十分論じるのは難しく,本稿もある程度おおざっぱで,筆者の主観でまとめた見解も多いことを,あらかじめお断りしておかねばならない。
第1の状況を補足すると,国公私立の諸大学のうち国立大学法人は85校前後であり,この部分に関しては,(国立大学法人)保健管理施設協議会で緊密な連携と情報交流があるし,休退学や自殺者の実数も把握されている3,4)。しかしさまざまな私学や公立大,さらに国立高等専門学校や各種の専門学校,また各種の予備校や資格取得のための教育期間(企業も含む)などについては,その細部を把握しきれない。引きこもりや不適応の学生を集めて支援教育活動を行っている各種施設などについても,筆者は断片的な情報しか持たない。大学という名称ではなくとも,これらも重要な高等教育機関であり,時代の中で若者達が示す同じような問題に直面していると推定される。若者のメンタルヘルスは,これらも含めて議論されるべきであるが,詳細はそれぞれの組織に身を置いて問題に取り組んでいる方から別の機会に述べていただくべきだろう。
本稿では,中規模の国立大学を中心とした視点から問題を取り上げており,私学の経営や旧帝国大学の国際戦略などに関わる観点は抜けていることもお断りしておく。以下ではまず,(1)大学メンタルヘルスの領域拡大について述べ,次に(2)この問題を担当する学内組織の要点を述べる。さらに(3)最近重視されているいくつかの各論を簡単に解説し,最後に(4)今後の大学教育とメンタルヘルス支援の課題について述べることにしたい。
筑波大学保健管理センターにおける留年,休学対策―学生リスタートプロジェクトについて
著者: 石川正憲 , 太刀川弘和 , 石井映美 , 堀孝文 , 朝田隆
ページ範囲:P.423 - P.428
筑波大学保健管理センターの概要
筑波大学は,学生数16,422名(学群9,790名,大学院6,632名,2014年度調べ)の総合大学で,年々大学院生,留学生が増加している。
本学保健管理センターは,1973年10月の開学に併せて設置され,当初より学生相談(心理),内科,精神科,整形外科および歯科が開設された。現在まで日常の相談活動,診療活動から,救護活動,学生健診など大学生の保健管理に関わる幅広い業務を行っている。
研究と報告
パーキンソン病の薬物治療経過で認められた抑うつから妄想への変遷―「病いの語り」の崩壊という視点から
著者: 齋藤慎之介 , 小林聡幸 , 西嶋康一 , 加藤敏
ページ範囲:P.429 - P.435
抄録
パーキンソン病の精神症状に関しては,その病態理解は生化学的変化や神経心理学的変化からの考察が優勢である。しかしながら,パーキンソン病のように長期にわたり患者の人生や考え方に影響を与える慢性疾患の場合は,病気の進行と治療による改善がせめぎ合う体験に対する患者の主観的な理解の変化が,経過に影響を与えることがある。今回パーキンソン病発病後,自責的な抑うつ状態を呈していたが,抗パーキンソン病薬を増量しパーキンソニズムが消褪した直後から,被害的な妄想を抱くようになり,薬剤を中止した後も妄想構築が持続した初老期女性の経過を報告した。妄想主体の精神病症状に関して,抗パーキンソン病薬の影響やパーキンソン病変の進行という器質因子の関与を指摘すると同時に,慢性の病いと折り合うために紡がれた「病いの語り」が,急激な症状改善により崩壊してしまい,その代償として出現した可能性を指摘した。
短報
Blonanserin 1日1回投与が有効であった器質性幻覚症の1例
著者: 岡松彦 , 大宮友貴 , 高信径介 , 渡辺晋也 , 小川智生 , 古堅祐行 , 岡崎大介
ページ範囲:P.437 - P.440
抄録
75歳男性,器質性幻覚症。転倒して後頭部を強打した後から幻聴が出現し,幻覚妄想状態を呈した。頭部MRIでは右前頭葉と右側頭葉の挫傷を認め,他に幻覚を来し得る器質因は認めなかった。Blonanserin 24mg朝夕後2回投与から就寝前1回投与として幻覚妄想状態は改善したが,錐体外路症状の増悪を認めた。Blonanserinに反応したが効果不十分であった場合,多剤併用や極量超過ではなく,用法の変更により1回量を十分にすることでさらなる症状の改善を見込める可能性があるが,副作用の増悪に注意が必要と考えられた。
私のカルテから
生体肝移植後に緊張病症状を呈したレシピエントの1例
著者: 川嶋新二 , 河地茂行 , 椿雅志 , 島津元秀
ページ範囲:P.443 - P.445
はじめに
生体肝移植後のレシピエントの20%あまりに抑うつ,不安,不眠,精神病症状,行動変化などの精神症状を呈すると言われる4)。海外では肝移植後に緊張病症候群catatoniaを呈した症例が散見されるが2,6),筆者の知る限り本邦にその報告はない。本稿では,アルコール性非ウイルス性肝硬変のために生体肝移植を受けた後に興奮と緊張病性昏迷が交代し,数日で軽快した症例を報告する。報告にあたっては本人の了解を得,症例の特定を避けるために細部に修正を加えた。
連載 「継往開来」操作的診断の中で見失われがちな,大切な疾病概念や症状の再評価シリーズ
コタール症候群
著者: 阿部隆明
ページ範囲:P.447 - P.449
はじめに
コタール症候群は抗うつ薬や電気痙攣療法(ECT)の導入によって減少したと指摘されるが,最近では英語圏での関心の高まりを受けて,臨床報告や神経生物学的研究が相次いでいる。とはいえ,臨床的な文脈と無関係に,自分が死んでいるという妄想的信念を持つだけで,その診断がなされる傾向もある3)。これは,器官の否定,不死・巨大妄想,永罰・悪魔憑き(possession)妄想などの特徴をセットで指摘したCotardの原著からの大きな逸脱である。操作的な診断基準が存在しないので仕方ない面もあるが,筆者自身はCotardの意図を最大限尊重する立場である。ここでは原著に立ち返るとともに,その後の諸研究もまとめていくが,特に最近の文献は必ずしも古典的なコタール症候群を扱っているわけではないことを念頭に置いていただきたい。なお,本概念は日本でも繰り返し紹介されている8,9,11)ので,こちらも参照されたい。
「精神医学」への手紙
院内心理教育の導入と継続のためのひと工夫
著者: 和氣洋介 , 河原宏幸
ページ範囲:P.450 - P.450
「統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略」が「精神医学」53巻2号の特集であった。特集論文中には「疾病管理とリカバリー(illness management and recovery;IMR)」についても紹介されていた1)。この様に,統合失調症の治療や再発防止に,エビデンスが認められる治療介入法の一つに心理教育がある。しかし,心理教育プログラムの立ち上げや継続が困難であることも多い2)。当院では,過去に心理教育プログラムを含めた複数の取り組みが立ち上げ後すぐに中断していた。こうした現実には,院内スタッフの継続力や職種間連携に大きな課題があった。また,現在多くの精神科病院では,患者,家族,そして医療従事者までもが高齢化しており,ステレオタイプな考え方から抜け出せない現場も多く,「あきらめ」からプログラム導入を困難にしている。たとえ院内スタッフの誰かが新しい取り組みを始めても,続かないのである。
心理教育家族教室ネットワーク本大会の開催県となった年に,開催実行委員に当院からスタッフを派遣する機会を得ることとなった。このタイミングを導入のチャンスと考え,以下に留意し,継続実施を目標に,スタッフへの教育とプログラムの導入を併行して実践した。1)標準版家族心理教育講習会修了者の医師,精神保健福祉士1名ずつを中心メンバーとした。2)関心のある一部のスタッフではなく職種(看護師,精神保健福祉士,作業療法士)ごとにそれぞれ2名を立ち上げメンバーとした。3)立ち上げ準備の勉強会スケジュールを交代勤務である看護師に合わせた。4)勉強会はランチョン形式とし,業務時間後の負担を減らした。5)中心メンバー主導でプログラムを導入し,実践を通して立ち上げメンバーのスキルアップと学習意欲の維持を目指した。実践してみると特に2),3),4)において,現場におけるひと工夫の効果が大きく,メンバーの脱落や実践の中断となることなく,まずは当事者対象の心理教育プログラム導入に成功した。まだ課題は多いが,継続実施ができている。プログラムでは当事者からのフィードバックがメンバーの支えになるなど,良い循環が生まれつつある。
動き
精神医学関連学会の最近の活動―国内学会関連(29)(第2回)
著者: 「精神医学」編集委員会
ページ範囲:P.451 - P.467
本学会は,失語症研究を中心にした1969年の韮山カンファレンスにはじまり,40年を超える歴史を持つ。2003年に日本失語症学会より日本高次脳機能障害学会と改称した。本学会の特徴は,学術総会,機関誌発行といった学術活動とともに,高次脳機能に関するさまざまな標準検査法の開発,年2回の教育研修活動,医療実態調査など,医学研究にとどまらず,広く医療,教育・研修活動などを行っていることである。会員もさまざまな職種が含まれ学際的な学会である。
第37回学術総会は島根大学学長小林祥泰会長のもと,2013年11月29,30日に島根県民会館で開催された。1,600名を超える参加者があり,メインテーマ「脳器質疾患によるアパシー」のもと,292題の一般演題,会長講演(脳卒中後アパシーと血管性認知症),特別講演(やる気と脳:玉川大学脳科学研究所松元健二教授),1つのシンポジウム,7つ教育講演,3つのワークショップが行われ,活発な討論,意見の交換が行われた。東洋医学,神経心理学におけるIT活用,音楽療法の実際など新しいテーマも取り上げられた。
学会告知板
第12,13回集団認知行動療法研究会基礎研修会 フリーアクセス
ページ範囲:P.441 - P.441
第12回会期 2014年8月3日(日)
第12回会場 コラッセふくしま(福島県福島市三河南町1-20)
第13回会期 2014年11月8日(土)
第13回会場 NTT東日本関東病院(東京都品川区東五反田5-9-22)
論文公募のお知らせ
テーマ:「東日本大震災を誘因とした症例報告」 フリーアクセス
ページ範囲:P.373 - P.373
「精神医学」誌では,「東日本大震災を誘因とした症例報告」(例:統合失調症,感情障害,アルコール依存症の急性増悪など)を募集しております。先生方の経験された貴重なご経験をぜひとも論文にまとめ,ご報告ください。締め切りはございません。随時受け付けております。
ご論文は,「精神医学」誌編集委員の査読を受けていただいたうえで掲載となりますこと,ご了承ください。
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次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.442 - P.442
投稿規定 フリーアクセス
ページ範囲:P.469 - P.470
著作財産権譲渡同意書 フリーアクセス
ページ範囲:P.471 - P.471
編集後記 フリーアクセス
著者:
ページ範囲:P.472 - P.472
本誌編集委員を長年お勤めいただいた,敬愛する臺 弘先生のご冥福を心からお祈り申し上げます。本号の巻頭言を拝読し,一昨年白寿を迎えられた臺先生がその祝会で,「内村祐之先生からの宿題は統合失調症の治癒例をみることであったが,70年以上診療に携わって,治癒例をみることができて,内村先生に報告できる」と振り返られたことを思い出した。統合失調症の当事者の生活のしにくさやその回復に焦点を当てた生活療法ならびに精神科薬物療法との組み合わせによる,臺先生の人生をかけた精神科医としてのお仕事が下田先生の「統合失調症は精神科医があきらめない限り治り続ける」というお教えと共鳴し,西園先生の「慢性統合失調症に対する多職種の協働での精神療法的アプローチ」の実践とも通じ合っていると思い至り,先達の先生方の統合失調症に対する取り組みにあらためて感動した次第である。本年4月の診療報酬改定では,入院中から地域移行への過程での多職種の協働的アプローチがようやく保険点数化された。一方,治療抵抗性統合失調症外来指導管理料の新設を要望したが,保険収載は見送られた。しかし,厚生労働省は難治性精神疾患地域連携体制整備事業を平成26年度から開始した。このように先達のご努力がようやく国の施策として動き出している。
本号の特集は「大学生のメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ」である。大学の保健管理センターは大規模校でも数人の教授しかおらず,独立部局ではなく,学長などが形式的に管轄する組織であり,結核などの身体管理が中心であったが,近年,メンタルヘルスが中心的な課題となっている。文部科学省は障碍者の差別解消を図るべく,視覚障害や聴覚障害の学生への支援活動を推進し,各大学も積極的に対応しているが,精神疾患,とりわけ,うつ病や広汎性発達障害の学生への支援はどの大学も苦慮しており,精神疾患の診断のついていない休学留年生や自殺企図学生への対応を迫られている。本特集では種々のチャレンジを実施している保健管理センターからの貴重な報告をしていただいた。キャンパス・ソーシャルワーカー制度やキャンパス・精神科デイケア,ピアサポート制度などが普及して,さらに発展していってほしいと願わずにはいられない。
基本情報
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66巻10号(2024年10月発行)
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66巻9号(2024年9月発行)
特集 —身体疾患の患者・家族のこころを支える—コンサルテーション・リエゾン精神医学
66巻8号(2024年8月発行)
特集 現代における解離—診断概念の変遷を踏まえ臨床的な理解を深める
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65巻12号(2023年12月発行)
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特集 精神医学における臨床研究のすゝめ—わが国で行われたさまざまな精神医学臨床研究を参考にして
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64巻6号(2022年6月発行)
特集 認知症診療の新潮流—近未来の認知症診療に向けて
64巻5号(2022年5月発行)
増大号特集 精神科診療のピットフォール
64巻4号(2022年4月発行)
特集 家族支援を考える
64巻3号(2022年3月発行)
特集 精神神経疾患の治療とQOL
64巻2号(2022年2月発行)
特集 精神科におけるオンライン診療
64巻1号(2022年1月発行)
特集 超高齢期の精神疾患
63巻12号(2021年12月発行)
特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論