文献詳細
巻頭言
文献概要
表題は,ミシェル・フーコーの著作1)から拝借した。
ミシェル・フーコーはフランスの高等師範学校出身の著名な哲学者である。ぼくは,日本の高等師範学校を母体とした新構想大学で医学を学んだので,何となく親しみを覚え,比較的分かりやすいとされる彼の処女作を数年前に厚生労働省の精神担当課長になった時に読んだ。結局分からなかったので,出版元である「みすず書房」による解説から内容を引用する。ちなみに,心理士の国家資格化に向けた議論の現在に続く第4回目のうねりが始まったときでもあった。
ミシェル・フーコーはフランスの高等師範学校出身の著名な哲学者である。ぼくは,日本の高等師範学校を母体とした新構想大学で医学を学んだので,何となく親しみを覚え,比較的分かりやすいとされる彼の処女作を数年前に厚生労働省の精神担当課長になった時に読んだ。結局分からなかったので,出版元である「みすず書房」による解説から内容を引用する。ちなみに,心理士の国家資格化に向けた議論の現在に続く第4回目のうねりが始まったときでもあった。
参考文献
1) ミシェル・フーコー著,神谷美恵子訳:精神疾患と心理学.MALADIE MENTALE ET PSYCHOLOGIE.みすず書房,1970(原著1966)
掲載誌情報