2012年11月より,武市昌士先生,山田茂人先生の後をうけて,佐賀大学医学部精神医学講座の責任者を担当させていただいている。その翌年の2013年から,精神疾患が医療法の医療計画上の重要疾病として位置付けられた。つまり,がん・脳卒中・心筋梗塞・糖尿病の“4大重要疾病”の時代から,“5大重要疾病”の時代となったわけである。この国の政策変更の背景には,うつ病などの気分障害や認知症,あるいは発達障害の患者数の増加などがあると考えられる。私が精神科医となって,約30年が経過した。当時と比較して,精神疾患一般に対する世間の関心・認識は明らかに高まっている。うつ病やアルツハイマー病などは,もはや特殊な疾患などでは全くなく,「明日は我が身の病気」として一般の方に認識されているのはご存じのとおりである。うつ病を含む気分障害および糖尿病がそれぞれ独立した認知症,特にアルツハイマー病の発症危険因子であるとの報告が近年多くなされている。また従来の4大疾病とうつ病との合併は多いことがよく知られており,糖尿病患者のうつ病有病率は正常対象の2倍以上とされている。成人型糖尿病(Ⅱ型糖尿病)は,アルツハイマー病の発症リスクを2~3倍程度に上げるとされ,アルツハイマー病を“Ⅲ型糖尿病”と呼ぶ研究者さえもいる。アルツハイマー病予防のための7つの重要因子の中にも,糖尿病とうつ病が挙げられている。(Barnesら. Lancet Neurology 10:819, 2011)うつ病の合併が,身体疾患の予後不良因子となることも重要な点であり,たとえば,心筋梗塞後にうつ病が合併すると半年後の死亡率が約4倍になるとされ,さらには脳卒中後のうつ病発症は10年間の観察期間中の死亡率を約3.4倍にし,その死亡の原因の大半は脳卒中再発作を含む心血管障害であるとされている。西オーストラリアにおける最近の調査では,1985~2005年の調査期間中に,その間の精神医学の進歩にもかかわらず,男女ともに統合失調症,気分障害など多くの精神疾患の患者と健常人との間の寿命差は広がっており,その結果に対する自殺の寄与度は13.9%,心血管障害やがんなどの身体疾患の寄与度は77.7%と報告し,自殺対策だけでなく,合併身体疾患への対策が精神科医療には必須と結論付けている。(Lawrenceら. BMJ 346:f2539, 2013)急性炎症の4主徴である,発赤・発熱・腫脹・疼痛を必ずしも示さず,しばしば組織構築の改変を伴う“慢性炎症”は,すべて肥満症を背景とするmetabolic disease clustersに含まれる。この場合の炎症は,細菌やウイルスなどの病原体だけでなく,壊れた細胞に由来するかもしれないもの(たとえばATP)や,薬剤や食物に由来するかもしれない生体異物によって引き起こされる“非感染性炎症”を含んでいる。“慢性炎症”が,従来の“4大重要疾病”の病態生理に重要な役割を果たすことが,近年の研究から明らかにされつつある。(Hotamisligil. Nature 444:860, 2006;Odegaardら. Science 339:172, 2013)アルツハイマー病をはじめとする神経変性疾患では,“慢性炎症”が重要な役割を果たしていることはかねてから指摘されていたが,私自身はアルツハイマー病βアミロイド仮説に基づき,この分野に関する研究を従来から行っていた。ここ数年は研究対象をいわゆる内因性ないし機能性精神疾患とこれまで言われてきた統合失調症や気分障害に拡大・展開しているところである。最近では,肥満症はうつ病発症のリスクを上昇させ,うつ病は後の肥満の予測因子であるとされ,“metabolic depression”という言葉を提唱している研究者もいる。また,さまざまな精神疾患の病態に大きな寄与をする神経回路障害の本態であると考えられている白質病変が,肥満症の患者群でもすでに生じているとの近年の神経画像研究もある。(Karlssonら. Obesity 21:2530, 2013)さらに,非ステロイド系抗炎症剤(NSAIDs),抗TNFα抗体などの抗サイトカイン抗体,あるいはミクログリア活性化抑制作用を有するミノサイクリン,抗酸化剤などを用いた精神疾患の“抗炎症療法”による治療の可能性も指摘する報告も近年増加している。オーストリア出身の神経・精神科医であるJulius Wagner-Jauregg(1857-1940)は,神経梅毒へのマラリア発熱療法の開発で1927年ノーベル賞受賞をしたが,彼の当初の狙いはpsychosisへの治療応用であった。方向は正反対であるものの,彼の治療法は炎症をターゲットとする点では,精神疾患の“抗炎症療法”と軌を一にするものと思われ,まさに温故知新の感がある。精神疾患に対する“抗炎症療法”は,たとえて言うならば,「頭を冷やして,こころを癒す」ということになるのかもしれない。これまで紹介してきた近年の研究を総括すると,“慢性炎症”と精神疾患の関係を,メタボリック症候群との関連も含めて,臨床および基礎的な面から丁寧に検証することは,精神疾患の予防,慢性化・難治化の阻止,認知症への進展予防,最終的には寿命延長と,精神疾患に悩む患者の生活の質をさまざまな角度から改善する上できわめて重要な示唆を与えると考えられる。日頃の講義や実習あるいは学外の講演などで,学生や研修医あるいは一般聴衆を対象に,このような視点から精神医学を論じると,ややもすると特殊な疾患と見られがちな精神疾患を身近に理解してもらいやすいと実感することもしばしば経験する。私自身は,“慢性炎症”は精神疾患の根本的な原因ではないかもしれないが,発症や再燃・再発・自殺企図時などの急性期に一過性に顕在化し,その後の精神疾患の経過に大きな影響を与えると考えている。現在の勤務先をベースに,このような研究を始めるきっかけとなった九州大学精神科の若い仲間をはじめとする臨床,基礎を問わないさまざまな分野の研究者と連携しながら,さらなる研究の深化を図りたいと念願している。
雑誌目次
精神医学56巻9号
2014年09月発行
雑誌目次
巻頭言
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
ストレス(養育環境)とうつ病
著者: 戸田裕之 , 井上猛 , 朴秀賢 , 吉野相英
ページ範囲:P.739 - P.745
はじめに
幼少期のストレスによって,成人後,うつ病をはじめとするさまざまな精神疾患発症の脆弱性が高まることが指摘されている8)。気分障害に関しては,大うつ病性障害の発症と経過に影響を与えることがメタアナライシスで確認されており14),双極性障害についても臨床経過を悪化させることが報告されている6)。げっ歯類などを用いた動物実験では,幼獣期の環境が脳の遺伝子発現を調整し,成獣後まで持続して生物学的な変化の原因となっていることが分かっている。このような遺伝子-環境相互作用が発達の段階から成長するまで長期にわたって持続することの生物学的な背景の1つとして,塩基配列の変化によらないDNAの構造的な変化(エピジェネティクス)が近年報告されている22)。
本稿では気分障害における幼少期のストレスの影響に関する臨床研究と基礎的研究を紹介し,現在我々が取り組んでいる臨床研究についても触れたい。
産業衛生の現場での取り組み―特に医療機関におけるストレスチェックの試み
著者: 黒木宣夫 , 桂川修一
ページ範囲:P.747 - P.752
はじめに
職場のメンタルヘルス対策として,精神障害の労災請求件数3)は毎年,過去最高を更新し,2013年度は1,409件(前年度比152件増),そのうち認定件数は436件(前年度比39件の減)であり,4年ぶりに減少したものの,深刻な状況が続いている。
メンタルヘルス不調の未然防止のためには,1)職場環境の改善などにより心理的負担を軽減させること(職場環境改善),2)労働者のストレスマネジメントの向上を促すこと(セルフケア)が重要であり,2014年6月に労働安全衛生法の一部改正が行われ,ストレスチェック制度が創設された。筆者は2004年度に某大学病院で従業員の自殺企図を契機に相談室を開設し,2010年度より筆者がWEB上でストレスチェック(簡易ストレス調査)を年1回実施しているが,その具体的取り組みと高ストレス者の判定方法に言及し,改正労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度の概要に関して報告する。
うつ病に対するプライマリケアの役割
著者: 貫井祐子 , 中根秀之
ページ範囲:P.753 - P.762
はじめに
わが国では年間の自殺者数が3万人を超える状態が10年以上続き,2012年には3万人を下回ったものの,依然として高い水準を維持している。自殺の重要な危険因子である精神障害の中でも,気分障害のために医療機関を受診した患者は2008年に100万人を超えており,厚生労働省は「自殺・うつ病等対策プロジェクトチーム」を立ち上げた15)。この中で自殺対策の重要な柱として精神医療の質の向上と精神科医療システムの整備・拡充が挙げられている。また精神障害は「広範で継続的な医療を提供して,国民の健康を保持する」対象の疾患およびこれに対する事業である「5疾病5事業」の医療計画に加えられた。自殺や精神障害,特に気分障害への対策が重要課題であり,精神科医療の水準が引き上げられることに対する強い社会的要請があることを示している。
こうした状況を受けて近年ではうつ病や自殺対策の重要性が広く認識されるようになり,精神科を専門としない医療者を対象としたうつ病に関連する啓発活動が盛んである。うつ病の早期発見や自殺予防の活動を実践する上で,うつ病の人や自殺の可能性が高い人を発見する機会の多いプライマリケア医の担う役割が特に重要であることは異論のないところであろう。わが国においては,欧米のようなプライマリケア医は不在であるが,内科や外科などの一般医がかかりつけ医としてプライマリケア医の役割を担っていると考えられる。その現場においても,うつ病を見逃すまいとする機運は徐々に広がっているように思われる。プライマリケア医の立場からすると,必要に差し迫られた結果であるかもしれないが,うつ病の診断・治療に主体的に取り組む者も増えているようである。
具体的には,内科やプライマリケアといった専門領域の中で適切な精神科的対応ができるよう,米国で考案された「プライマリケア医のための精神医学」(Psychiatry in Primary Care;PIPC)プログラムが日本においても活用されるようになってきている29)。しかしながらゲートキーパーとしてのプライマリケア医とメンタルヘルスの専門家である精神科医との連携が必ずしもうまくいっていない現状があり,そのことがプライマリケア医に精神科的対応への取り組みを躊躇させることにつながっているようにも思われる。
本稿においてはプライマリケアの現場でうつ病を早期に見出し,的確な治療につなげていく方策について,またその際重要になるプライマリケア医と精神科医の連携のあり方について,うつ病患者の支援につなげていく体制づくりについて,これまでに得られた知見をまとめながら考えていく。
早期介入における薬物療法の功罪
著者: 岩崎弘 , 中山和彦
ページ範囲:P.763 - P.769
はじめに
近年,他の身体疾患と同様に,精神疾患においても「早期介入・早期治療」の是非が盛んに論議されるようになってきた。疾病の重症化を未然に防ぎ,後に患者にかかるであろう心理的・肉体的負担や医療経済的負担を軽減させる点からすると,確かに「早期介入・早期治療」にはメリットがある。しかし一方では,早期の治療導入が患者の自然回復を損ね,医療化によりかえって事態が複雑化する事例も少なからず存在する。本稿では,うつ病の早期介入における薬物療法について,主に批判的観点から論じ,患者が備える自然回復力を活用した精神療法的アプローチの意義についても述べたい。
児童青年期におけるうつ病の早期介入の課題
著者: 岡田俊
ページ範囲:P.771 - P.776
児童青年期のうつ病の病態
うつ病の力動的理解が優勢であった頃,超自我の未発達な児童・青年には,うつ病は存在しないと考えられた。1980年代より,年齢と発達段階を考慮すれば操作的診断基準を用いて成人と同様に診断しうるうつ病が存在すると考えられるようになったが,児童青年期のうつ病の臨床症状は,成人期のうつ病といくつかの相違が認められる。
第1に,抑うつ気分よりも焦燥が前景に立ち,また,食欲低下よりも過食を伴ったり,早朝覚醒や中途覚醒よりも過眠を来したりすることが少なくない。頭痛や腹痛などの身体症状が認められたり,易怒的または反抗的な態度などの外在化症状,対人不安,不登校,家庭内暴力などの多彩な問題を伴いやすい。これらは,児童・思春期が感情や認知の発達過程にあることにより,主観的体験やその表現が,成人と異なっているためと考えることもできる(少なくともDSMでは,発達段階によるものとみなしている)。しかし,以下に示すいくつかの知見は,児童・思春期のうつ病が,成人と異なる病態を含む可能性を示している。
高齢うつ病者に対する早期介入の課題
著者: 楯林義孝
ページ範囲:P.777 - P.785
はじめに
今更ではあるが,日本の精神医療は大きな転換期を迎えている。先日,大々的に報道されたOECDの資料によると,精神病床の多さと自殺率の高さなど,日本の精神医療制度はOECD諸国の中で,相変わらず突出していることが示された。すなわち,現状の精神医療体制には,その是非はともかく,脱施設化(地域移行,病床削減)や精神医療分野のスキルアップなど,強い変革圧力がかかっている。一方,うつ病などの気分障害やアルツハイマー病などの認知症を中心に,近年精神疾患患者数は増加しており,2011年12月,社会保障審議会医療部会において,医療計画に医療連携を記載すべき事項とされているいわゆる「4疾病5事業」に,新たに「精神疾患」を追加し,「5疾病5事業」とする意見がとりまとめられた。実際,それらの経緯を踏まえ,2012年3月には,精神疾患に関するものも含めて,医療計画関連通知が発出され,2013年度から,各都道府県で,原則,新たな医療計画の運用が開始されている。
これらの前提を踏まえると,今後の日本の精神医療が目指すべき方向は,少なくとも「アウトリーチ」,「自殺予防」,「うつ病」,「アルツハイマー病を含む認知症」などのキーワードでまとめられる。さらにそこに「少子高齢化」,「財政危機」などのキーワードが加わって,今後も予断を許さない状況が続くであろう。そのような中,今回筆者に与えられたテーマは「高齢うつ病者に対する早期介入の課題」に関して述べよというものである。早期介入とは,正確には,「発症してから,医療機関(できれば精神科医)に受診するまでの期間をできるだけ短縮する」ということであろう。その目的は,当然ながら,より効率的な医療・介護システムの構築とそれによる社会保障費の抑制に他ならない。
よく考えると,このテーマには上記に掲げたキーワードすべてに関わってくる。自殺予防とは,すなわち,うつ病対策であり,超高齢社会を考えると,その最大のターゲットは高齢うつ病者(うつ状態も含む)となろう。よって,今後の自殺予防対策として,(診療技術のさらなるスキルアップが必要だが)高齢うつ病の早期発見・早期介入が最も効果的であろう。また,うつは認知症,特にアルツハイマー病の強力な危険因子として,最近特に注目を集めている。その点も含め,高齢うつに対する効果的な早期介入が実現されれば,そのまま認知症予防につながる可能性もある。そこで,本稿では,上記キーワードを中心に,高齢うつ病者に対する早期介入の課題について簡単にまとめてみた。なお,紙面の関係もあり,高齢者うつ病の基礎的知見や疫学,また,うつと認知症との関連については,拙著16,17)を参照していただけると幸いである。
研究と報告
精神療養病棟看護師のストレス反応に関連する職業性ストレッサーに関する検討
著者: 矢田浩紀 , 安部博史 , 加藤貴彦 , 大森久光 , 石田康
ページ範囲:P.787 - P.794
抄録
本研究は,精神療養病棟看護師(PRNs)の職業性ストレスの構造を確認することを目的とした。調査材料には,精神科看護師職業性ストレッサー尺度と職業性ストレス簡易調査票のストレス反応尺度を用いて,PRNs 60名を解析の対象とした。その結果,「精神科看護の能力」に関する職業性ストレッサーは,「活気」と「抑うつ」のストレス反応にそれぞれ関連し,「患者の態度」に関する職業性ストレッサーは,「不安」と「身体愁訴」のストレス反応に関連していた。その背景には,PRNsは,ケアと患者の社会復帰という目標に明確な結びつきを感じにくく,患者が社会復帰へ気持ちを向けてくれないという思いがあると考えられた。
短報
双極性障害の維持療法中にアンジオテンシン2受容体拮抗薬を併用しリチウム中毒となり気分安定薬を変更した2例
著者: 大谷恭平 , 貫井祐子 , 吉川正孝 , 正司健太郎 , 志賀弘幸 , 関由賀子 , 今井公文
ページ範囲:P.795 - P.798
抄録
炭酸リチウムは双極性障害の治療薬として第1選択となっており,ガイドラインでも推奨されている。一方で炭酸リチウムは治療域と中毒域が近くリチウム中毒を起こしやすい。長期維持療法中に他の併用薬との相互作用からリチウム中毒となるケースがみられる。今回ARBを追加された後,リチウム中毒となった2症例を経験したため報告する。リチウム中毒は,血中濃度のモニタリングや相互作用,初期症状を患者や家族に説明することで早期発見が可能である。ARBとリチウム中毒の関係性や作用機序,対応についても検討を行った。
資料
総合病院精神科外来患者において睡眠薬の併用投与はどのように行われているか
著者: 和田健 , 森田幸孝 , 岩本崇志 , 相原裕子 , 三舩義博
ページ範囲:P.799 - P.805
抄録
総合病院精神科の外来患者における睡眠薬および他の向精神薬の併用投与について,後方視的に検討した。2012年4月の外来患者で睡眠薬が投与されていた432名のうち,60例13.9%が3剤以上であった。これらの群では2剤以下投与群と比較して,年齢,性別,精神科診断の分布に差はなく,眠前への抗精神病薬や抗うつ薬の併用が多かった。処方頻度では2群とも最多がflunitrazepam,次いでbrotizolamであった。3剤投与の45例では,短時間作用型2剤と中時間作用型1剤の組み合わせが22例と最多であった。2剤以下の睡眠剤のみでは不眠のコントロールが困難な患者への適切な治療指針が必要と考えられる。
試論
親権能力を考慮した児童虐待対応―親権の空洞化と未成年後見
著者: 石川博康 , 神林崇 , 清水徹男
ページ範囲:P.807 - P.814
抄録
親権とは子の身分上および財産上の広い権能を含むことから,法理上能力者でなければ行うことができないとされる。制限行為能力者は,未成年者と成年後見制度の審判を受けた者に大別され,後者には成年被後見人などが含まれる。前者では民法の成年擬制か親権代行の規定により家庭裁判所の関与がなくとも基本的に子の権利は保護されるが,対照的に後者では成年後見制度の適用が申請主義であるため状況が異なり,能力を欠く不適格者が親権者と誤認される事態も起こり得る。
事実上親権を行う者がいない場合,必ずしも親への成年後見制度適用がなくとも未成年後見の申立てが可能である。児童虐待の対応においても,親の親権能力に注意を向ける意義がある。
連載 「継往開来」操作的診断の中で見失われがちな,大切な疾病概念や症状の再評価シリーズ
退行期妄想病(状態)
著者: 古城慶子
ページ範囲:P.816 - P.819
はじめに
退行期に発症する妄想性精神病あるいは妄想(幻覚)状態(以下退行期妄想性精神病の呼称で統一)は,退行期メランコリーとともに退行期精神病12)と呼ばれてきた。退行期精神病は閉経周辺期あるいは更年期(40~60歳)に発症した統合失調症,躁うつ病あるいは認知症に至る疾病性の精神病とは別の独立した精神病とみなされてきた。しかも退行期に初回発症後,病相が繰り返されることがない場合に限っての命名であった。ここでは最初に退行期妄想性精神病とその関連領域の研究史を概観しておきたい。次いで退行期妄想性精神病に含まれる退行期パラノイアと退行期パラフレニーの2類型の症状学,精神病理学そして疾病学について提唱者の記載に基づいて論及する。その上で批判的議論にも触れる。最後に今日退行期妄想性精神病をあらためて取り上げることの意義について筆者の若干の見解を述べる。
動き
「第36回日本精神病理・精神療法学会」印象記
著者: 大島一成
ページ範囲:P.820 - P.822
1978年富山で始められた精神病理懇話会を継承する形で,1989年に日本精神病理学会は設立された。2004年に同学会は,精神医療関係者に門戸を開き,治療の観点から議論の場を創設するという意図のもとに,日本精神病理・精神療法学会と改称された。
しかしながら,精神病理学は精神療法のみならずあらゆる精神科治療の基礎であり,生物学的精神医学,司法精神医学などの諸領域とも密接不可分であるという議論が強まったため,本学会は第36回大会を最後に「日本精神病理学会」と再び改称されることとなった。
追悼
臺 弘先生のご逝去を悼んで
著者: 井上新平
ページ範囲:P.824 - P.827
去る4月16日,臺弘先生が100歳5か月の寿命を閉じられた。実にその前年まで診療をされ,百歳のお祝いでは教え子たちを励まされ,まだまだお元気で我々を刺激し続けていただけるのではと思った矢先の急逝であった。
先生は1913年(大正2年)栃木県足尾町で出生され,2歳時に室蘭,6歳時に東京に移られ以後は麻布,青山,渋谷あたりをテリトリーとして成長された。江戸っ子であった。1930年東京高等学校尋常科に進み,次いで1933年東京帝国大学医学部に入学された。
書評
宮岡 等 著―こころを診る技術―精神科面接と初診時対応の基本 フリーアクセス
著者: 野村總一郎
ページ範囲:P.815 - P.815
学会でも舌鋒鋭い論客として知られる宮岡等教授が,日常的には一体どんな臨床をしているのだろうと以前から興味を持っていたが,本書はまさにそれに対する回答とも言うべき一冊である。これは「どう患者を診るか」という技術書であり,「いかなる姿勢で診るべきか」という哲学書だと思う。ちょっと妙な連想になるかもしれないが,実は宮本武蔵の『五輪書』は評者の愛読書である。そこでは「剣術でいかに勝つか」を述べながら,結局は「剣とは何か」が論じられており,武士としていかに生きるかを示すガイドラインとなっている。本書はこのスタイルとの共通点が感じられ,これは宮岡教授の書いた『五輪書』だ! と直感した次第である。たとえば「大半の患者は精神科外来で10分程度の面接しか受けていないが,基本的な面接を続けること自体が治療であるべき」「そのためには『良い面接』より,『悪くない面接』を心がけること」「精神面に積極的に働きかけて治そうとするより,患者に寄り添うこと」などの主張には,思わずハタと膝を打ってしまった。このあたり,まさに本書を哲学書と呼びたくなるゆえんであろう。
いや,そうは言っても,決してそこには小難しい理論が連なっているのではない。本書を読んだ読者は,あるいは不思議に思うのではあるまいか。「なぜ自分が普段悩んでいることが,宮岡先生には手に取るように分かるのだ!」「しかも,ここにその答えがあるじゃないか!」と。そのくらいポイントを突いて臨床家が日頃困っていること,迷っていることへの武蔵流,いや宮岡流の答えが展開されているのである。たとえば「自分が睡眠不足や疲れている時の面接は調子がよい時と比べて,『聞く』より『話す』ことが多くなっている。自ら話すことによって,早く面接を終えたいという気持ちがあるのであろう」という言葉にはドキッとさせられ,「今後気をつけよう」と感じたし,面接に際して「一般的にも起こりうることだが」という問いかけから入ると答えが引き出しやすい,などは診療のコツを述べた名言であろう。名言と言えば,そこかしこに耳に残りやすい機智に満ちた表現があり,それが本書をさらに読みやすくしている。たとえば「リエゾンはバトルである」という考え方には思わず唸ったし,「精神療法にも副作用がある」という指摘は当然のようで,昨今忘れられていた視点である。また,「『薬を処方するしか能のない精神科医』は面接が下手なだけでなく,疾患の診断や治療に関する最低限の知識も習得できていないのではないかと疑う」というのも,辛口だが実に小気味良い一言として響いた。それもそのはず,この問題意識こそ著者が本書を書いた契機であるからだろう。
学会告知板
論文公募のお知らせ
テーマ:「東日本大震災を誘因とした症例報告」 フリーアクセス
ページ範囲:P.762 - P.762
「精神医学」誌では,「東日本大震災を誘因とした症例報告」(例:統合失調症,感情障害,アルコール依存症の急性増悪など)を募集しております。先生方の経験された貴重なご経験をぜひとも論文にまとめ,ご報告ください。締め切りはございません。随時受け付けております。
ご論文は,「精神医学」誌編集委員の査読を受けていただいたうえで掲載となりますこと,ご了承ください。
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次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.828 - P.828
投稿規定 フリーアクセス
ページ範囲:P.829 - P.830
著作財産権譲渡同意書 フリーアクセス
ページ範囲:P.831 - P.831
編集後記 フリーアクセス
著者:
ページ範囲:P.832 - P.832
この原稿を書いているのは8月後半です。子どもたちの夏休みも終わりに近づいている時期です。先日,マスコミで宿題代行業なる商売が紹介されていました。漢字や計算ドリル,読書感想文,工作など,本来は自分自身で,あるいはそっと親に手伝ってもらいながら月末までに何とか仕上げてきた夏休みの宿題をすべて代わりに仕上げてくれる商売なのだそうです。その是非については改めて論ずるまでもありませんが,若い頃は教授から命ぜられた投稿論文の,そして現在は種々の依頼原稿などの,冷酷に定められた締め切りに追われながら,「小・中学生のような宿題からいつになったら逃れられるのだろう」と恨めしく感じながらここまできてしまったわが身には,その気持ちだけは理解できるように思いました。もちろん簡単に批判する前に,そのような商売が成り立つ背景にある子どもの宿題を取り巻く状況を詳細に調べ整理する必要があることは言うまでもありません。
さて,その締め切りを厳守していただき,特集「うつ病の早期介入,予防Ⅱ」に6本の原稿を揃えることができました。高齢者,児童青年期,早期介入における薬物療法,プライマリケア,産業衛生,ストレス(養育環境)など,うつ病に縦横から焦点を当てた特集後半となっています。その他,研究と報告,短報,資料,試論,がそれぞれ1本ずつの構成で,多彩な内容の論文が掲載されています。特に石川論文は,“児童虐待”というこれまでは子どもに関連する領域に限られがちであった話題に対して,精神科医の一般臨床から見た“親権能力”の問題から切り込んでおり,我々に斬新な視点を提供しています。
基本情報
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特集 「治療を終える」に向き合う
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66巻10号(2024年10月発行)
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66巻9号(2024年9月発行)
特集 —身体疾患の患者・家族のこころを支える—コンサルテーション・リエゾン精神医学
66巻8号(2024年8月発行)
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66巻7号(2024年7月発行)
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66巻6号(2024年6月発行)
特集 精神疾患の気づきと病識
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増大号特集 精神科診療における臨床評価尺度・検査を極める—エキスパートによる実践的活用法
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66巻3号(2024年3月発行)
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66巻2号(2024年2月発行)
特集 うつ病のバイオマーカー開発の試み
66巻1号(2024年1月発行)
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65巻11号(2023年11月発行)
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65巻10号(2023年10月発行)
特集 DSM-5からDSM-5-TRへ—何が変わったのか
65巻9号(2023年9月発行)
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65巻7号(2023年7月発行)
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64巻6号(2022年6月発行)
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64巻5号(2022年5月発行)
増大号特集 精神科診療のピットフォール
64巻4号(2022年4月発行)
特集 家族支援を考える
64巻3号(2022年3月発行)
特集 精神神経疾患の治療とQOL
64巻2号(2022年2月発行)
特集 精神科におけるオンライン診療
64巻1号(2022年1月発行)
特集 超高齢期の精神疾患
63巻12号(2021年12月発行)
特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論