文献詳細
書評
—Abraham M. Nussbaum 原著,高橋三郎 監訳,染矢俊幸,北村秀明 訳—DSM-5診断面接ポケットマニュアル フリーアクセス
著者: 大森哲郎1
所属機関: 1徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部精神医学分野
ページ範囲:P.402 - P.402
文献概要
このとき私たちの念頭にある症状や病名の基準を提供しているのがDSMである。私たちは2013年に改訂されたその最新版になじんでおく必要がある。DSM-5に新たに導入ないし改訂された疾患概念のいくつかは,導入当初は知る人も少なかったパニック障害(DSM-Ⅲ,1980年)や双極Ⅱ型障害(DSM-Ⅳ,1994年)が今では臨床家の常識となったように,今後の臨床に不可欠となっていくだろう。
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