日本精神神経学会による専門医認定試験の手引書に目を通していたときに気付いたのだが,「症状性を含む器質性精神障害」の症例報告について,括弧書きで精神症状のないてんかんを含んでもよいと記されている。記憶はおぼろげなのだが,たしか筆者が過渡的措置で専門医を取得した際にはてんかんについては精神医学的関与を必要とした症例でなくてはならず,単にてんかん発作だけの症例は認めないことになっていたと思う。てんかん学を生業のひとつとする筆者にとってはこのささやかな修正が大いなる飛躍につながる一歩であってほしい。というのも,近年の精神科医のてんかん離れは目に余る。てんかんを専門とする精神科医はすでに絶滅危惧種を通り越して絶滅種となったと自嘲する同業者もいるくらい惨たんたる状況となっている。たしかにてんかん学は精神医学の中核に位置するわけでもないし,明日の精神医療を担う若手精神科医や後期研修医にとって診療すべき対象はICD-10のFコードかDSM-5にリストアップされている病名がすべてであって,どちらにも載っていないてんかんの診療に対する関心が低くなるのも無理はない。ICD-10マニュアルを開けばすぐ分かることだが,日常診療でよく遭遇するてんかん精神病であってもその存在感はほとんどなく,F06.2器質性妄想性障害(発作間欠期精神病が該当)あるいはF06.8脳損傷,脳機能不全および身体疾患による他に特定される精神障害(発作後精神病が該当)に包含されてしまっているのが悲しい現実である。とはいえ,実際問題として精神科医がてんかん学との関わりを断つことは不可能だと思う。精神科外来には多種多様な「発作エピソード」を主訴とする患者が訪れてくる。健忘を訴える患者では解離症と診断する前に複雑部分発作や一過性てんかん性健忘を鑑別しなくてはならないだろう。てんかん発作との鑑別のために神経内科を紹介する方法もあるかもしれない。でも,その神経内科医は解離についても知識を持ち合わせているのだろうか。こうした精神医学と神経学の境界領域を誰が診療すればよいのだろうか。てんかん学の知識も有する精神科医が重宝がられるのにはこうした事情がある。健忘や異常行動をはじめとする奇妙なエピソードを呈するてんかん発作に悩む患者が最初の受診先として精神科を選択することがいかに多いことか。そうした例は枚挙にいとまがない。リエゾンで診察を依頼されたせん妄は非けいれん性てんかん重積かもしれない。近年,てんかん発症率は高齢者で最も高いことが広く認識されつつあるが,高齢者では初発発作が非けいれん性てんかん重積であることも少なくない。
たとえ,てんかん発作を直接診療することからは免れたとしても,精神症状を併発しているてんかん患者の診察を免れることはできないだろう。てんかんはさまざまな精神障害を併発しやすく,その中にはてんかん特異的精神症候群と呼ぶべきものもある。その上,自閉スペクトラム症,注意欠陥・多動性障害,Alzheimer病など,てんかんを併発しやすい精神障害も数多く存在することも認識しておかなくてはならない。実は国際的にはてんかんの精神症状は近年再び注目を集めている。というのもてんかん患者のQOLに精神症状が相当な影響を及ぼしていることが分かってきたからである。その証左として2000年にはてんかんの精神症状に焦点を当てた国際誌も刊行されている。筆者のてんかん学に対する認識は「てんかんは神経疾患ではあるけれども,てんかん学と精神医学を切り離すことはできない」である。かつてLennox(1951)が言及したように,てんかん学は神経学と精神医学の交差点に位置し,精神医学がてんかんとの関わりを断つわけにはいかないと思うのだが。
雑誌目次
精神医学57巻8号
2015年08月発行
雑誌目次
巻頭言
精神医学はてんかん学から立ち去っていくのか
著者: 吉野相英
ページ範囲:P.598 - P.599
オピニオン DSM-5—私はこう思う
DSM-5の背景と作成過程
著者: 大野裕
ページ範囲:P.600 - P.603
はじめに:DSM-5が目指した夢のパラダイム・シフト
米国精神医学会の『精神疾患の診断・統計マニュアル第5版』(DSM-5)1)は,DSM-Ⅳが発表されてから19年後の2013年5月に発表された。これだけの期間が空いたのは,変更するだけの明確な科学的根拠が得られなかったためである。
しかし,米国精神医学会は精神疾患概念を再考するに足る科学的根拠が揃うのを待ち続けることができなかった。その一因として指摘されるのが,米国精神医学会の経済的な苦境である。米国精神医学会は運営費が逼迫しており,そのために大きな収益が上げられるDSM-5を改訂せざるを得なくなったという。そのために,カテゴリーを変えるだけの明確な科学的根拠に乏しい中でDSM-5を出版せざるを得なくなったのである。
精神病理学の立場から
著者: 加藤敏
ページ範囲:P.604 - P.606
DSM-5の編集指針として,①日々の臨床に役立つ診断分類体系,②医学の一分科としての精神科,③神経内科とのつながり,④歴史的背景を持つ用語を廃止して,各疾患群をうまく記述できる用語に置き換える,⑤精神科という特殊性を代表している「臨床的関与の対象となることのある他の状態」の大幅な拡大の5つの項目が挙げられている。
臨床的有用性という点でいうと,精神医学の伝統の中で提出された「歴史的背景を持つ用語」を廃止し,「神経内科とのつながり」を重視するという指針によく示されているように,全体として神経内科医をはじめとした一般の臨床医にも分かりやすいような形で「毎日の臨床に役立つ診断分類体系」を作成する努力がなされ,その分,精神科医としての専門性への配慮がかなりの部分減らされたという印象を禁じ得ない。事実DSM-5では,精神科医としては実践の現場ではきわめて有用性がある臨床単位や分類がかなりの数姿を消した。残念なことである。
DSM-5にしがみつかない生き方—臨床家の輪に加わりたい大学人のために
著者: 井原裕
ページ範囲:P.608 - P.610
操作主義は浸透しなかった
操作主義診断学の普及の状況を検証する方法がある。それは精神神経学会専門医を対象に,DSM-5抜き打ちテストを行うのである。直ちに発覚するであろう,「ほとんどの専門医は,統合失調症の診断基準すらうろ覚えである」という事実が。
DSM-Ⅲが導入されたのは,最近のことではない。今となってみれば,ワンス・アポン・ア・タイム,いにしえの「昭和」の昔,1980年の出来事である。当時,世界では米ソの冷戦が続き,日本は戦後の55年体制の中にあった。国鉄は健在で津々浦々を走っており,プロ野球界では王貞治がこの年はまだ現役であった。コンピュータは汎用化されておらず,インターネットやスマートフォンは誕生すらしていない。
臨床家はDSM-5にどう向き合うべきか
著者: 中村敬
ページ範囲:P.612 - P.615
はじめに
2013年,DSM-Ⅳ以降19年間の時を隔ててDSM-5が刊行された。翌年には日本語翻訳版1)が出版され,わが国の精神医学では早くもDSM-5で採用された新しい病名に呼び換えが行われつつある。ことほど左様に,現代の精神科臨床においてDSM診断の影響力は大きい。本稿では操作的診断に対する筆者の批判的観点を示した上で,DSM-5に対して臨床家はどう向き合うべきか私見を述べることにしたい。
DSM-5の批判的検討—精神分析的臨床家の立ち位置から眺望する
著者: 松木邦裕
ページ範囲:P.616 - P.619
「かつての医学は,神経症を目に見えない損傷の望ましくない結果であると考えていた」と精神分析の創始者フロイトが記したのは,1937年である3)。そしてその後,とりわけ米国では心因を重視する精神医学が興隆した。歴史は繰り返す。今日もこのせめぎ合いは続き,現代の精神医学では,精神疾患は脳神経の生物学的病変によると規定し,神経症,すなわち心因,あるいは心の発達での環境因による疾患は存在しないとする立場がその勢力を増強させている。
その生物学志向精神医学推進の象徴がDSMである。その傾向は,当然のことであるが,DSM-5ではさらに進んでいる。統合失調症や双極性障害,抑うつ症についてはすでに生物学的病変という観点からの分類が既遂されているため,5では改めて大きな変更は持ち込まれていない。一方,小児関連疾患とパーソナリティ障害に関しては,生物学的病変の観点から診断名を分類する方向へと大きくシフトしている。
DSM-5による児童思春期精神科医療へのインパクト
著者: 齊藤卓弥
ページ範囲:P.620 - P.623
DSM-Ⅳ-TRでは「通常,幼児期,小児期,または青年期に初めて診断される障害」としてグループ化されていた児童思春期の疾患は,疾患の特性ごとに発症年齢に関わらず類似した診断群に移され再編成された。DSMでは従来,神経発達症(神経発達障害)という概念は存在しなかった。しかし,DSM-5では新たに「neurodevelopmental disorders(神経発達症群[神経発達障害群])」といった発達に関連した新たな枠組みが作られた。この点は精神科診断に新たな視点を加えたという点で大きな改訂であり,児童思春期の臨床のみならず精神科医療そのものに大きなインパクトを与えることが予想される。また,類似の症状を持つ疾患は,同一のグループにまとめられることになった,たとえば分離不安症,選択制緘黙は小児期に発症するとされたグループから,類似した症状をグループ化するという観点から不安症群に移動した。従来成人期に発症すると考えられていた疾患の多くが児童思春期に発症することが最近の研究から明らかになったこともあり,DSM-5は精神疾患をよりライフスタイルの中で縦断的に捉えようとした点は評価されることと考えられる。
さらに,児童思春期の疾患は,枠組みが変わったのみではなく,個々の診断にも大きな変更がなされている。以下にDSM-5における児童思春期領域での改訂の中でインパクトの大きなものついてコメントする。特に新設された神経発達障害群に含まれる疾患では,多くの変更が加えられ,今後の日常臨床にも大きな影響が予想される。従来の精神遅滞がintellectual disability(ID:知的能力障害)と名称が変わって,同時に基本的な概念も大きく変わった。精神遅滞では,従来,概念的な領域の問題(つまり低いIQ)が診断の中心に置かれていたものが,IDでは社会的な領域,日常生活の能力の領域を加えて3つの視点から包括的に捉えることが診断の中心に置かれることになり,IQに偏った評価が改められた。この改訂は知的能力の問題の本質に迫るものとして歓迎される変更である。
DSM-5は,なぜ気分障害を解体したのか—うつ病診断の妥当性と有用性をめぐって
著者: 黒木俊秀
ページ範囲:P.624 - P.627
はじめに
当初,病態生理学に基づく診断体系のパラダイム・シフトを目標に掲げたDSM-51)(2013)の開発は,結局のところ,マイナー・チェンジにとどまった感があり,精神科診断の改革推進派と保守派の双方から批判を受けやすい。とはいえ,その開発のプロセス自体は,DSM-Ⅲ(1980)以降の30年間余に,現代精神医学が集積してきた膨大なデータを—その問題点や矛盾も含めて—統合しようとした壮大な試みであったことは間違いない。したがって,DSM-5自体の完成度や問題点を批評するよりも,そのプロセスに注目するほうが有意義ではないだろうか。実際,DSM-5には,開発段階において一度は採用が検討されつつも,最終的に断念された精神疾患の新たな診断分類体系に向けた数々の意匠が,なお暗示的に組み込まれている。DS-Ⅳ-TR(2000)の「気分障害」が解体され,「双極性障害および関連障害群」と「抑うつ障害群」に分離し,マニュアルにおいて,それぞれ独立した章構成となったのも,その1つである6)。個々の疾患の診断基準の些細な改訂よりも,このことが大きな意味を持っている。
「統合失調症性の」または「統合失調症様の」異質性について
著者: 田中伸一郎
ページ範囲:P.628 - P.630
DSM-5における統合失調症は,①妄想,②幻覚,③まとまりのない思考(発語),④ひどくまとまりのない,または異常な運動行動(緊張病を含む),⑤陰性症状,からなる5つの精神病性障害の症状領域によって定義される「統合失調症スペクトラム障害および他の精神病性障害」の1つに位置付けられる。
統合失調症を診断する際には,まず,5項目の1つも満たさない「統合失調型パーソナリティ障害」を除外し,1つのみを満たす「妄想性障害」「緊張病」が検討され,ついで,持続期間が1か月未満の「短期精神病性障害」,6か月未満の「統合失調症様障害」が検討されたのち,「物質・医薬品誘発性精神障害」「他の医学的疾患による精神病性障害」が除外される,といった手続きを踏まなければならない。
DSM-5と症例の定式化—DSMを上手に使う
著者: 中川敦夫
ページ範囲:P.632 - P.634
はじめに
米国精神医学会より,精神障害の診断と統計マニュアル第5版Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders 5th edition(DSM-5)2)が2013年に発表され,その日本語翻訳版が2014年に刊行された。DSM-5は当初ディメンションによる診断分類が導入されると言われていたものの,最終的にはその導入は時期尚早との判断から見送られ,従来のDSMカテゴリカル診断分類が踏襲された。その一方,統合失調症スペクトラム障害や自閉症スペクトラム障害という名称の登場のように疾患のスペクトラム性は意識され,疾患スペクトラム内の近縁疾患はDSM-5では隣り合った項目に収載され,他方ではⅠ軸診断,Ⅱ軸診断のようなカテゴリカルな多軸診断は廃止された。そして,症例の定式化や臨床判断が重要視されるなど,DSMは臨床家が診断を行うのを助けるための道具であるという注意が記載され,操作的診断のトーンが少し変わってきたようである。
展望
トラウマという視点からみた職場起因性ストレスと労災補償の現状
著者: 太田保之 , 福田健一郎 , 稲富宏之 , 田中悟郎
ページ範囲:P.636 - P.648
はじめに
1970年代から安定成長期に入った日本経済は,1980年代後半にバブル景気へと向かった。1991年のバブル崩壊以降,日本の職場環境は大きく変貌した。(1)日本固有の人事システムであった終身雇用制と年功序列賃金制を放棄し,必要なスキルを持つ人材を必要な期間だけ雇用するという人事管理手法の導入,(2)官民を問わず急速に増加したリストラと正規社員雇用・新規採用の抑制,(3)著しいスピードで進む情報化・IT化,(4)成果主義と厳密査定制度の導入による管理監督者・部下間および同僚間における人間関係の軋轢増加などが職場環境を急変させた35,41)。また,日本や欧米諸国では,製造工業中心からサービス業などの第三次産業が中心となる脱工業化社会になり,肉体労働,頭脳労働という概念に加え,感情労働(emotional labor)なる概念が提唱され始めた12)。そして1997年度の下半期,山一証券や北海道拓殖銀行などの大型倒産が相次ぎ,金融システム不安が増幅し,その翌年の1998年に自殺者数が3万人台に急増した。
厚生労働省が5年ごとに実施している労働者健康状況調査によると,職業生活上で強い不安・悩み・ストレスを感じている労働者は直近の2012年調査でも60%を超えている16)。その原因をみると,「職場の人間関係の問題」が41.3%と最も多く,「仕事の質の問題」33.1%,「仕事の量の問題」30.3%と続いている。「職場の人間関係の問題」は女性の48.6%に対し,男性は35.2%となっており,明らかな性差を認めていることも注目に値する。
一方,3年ごとの厚生労働省患者調査によると,精神障害は1999年から2011年にかけて約1.6倍に急増しており,2011年には4大疾病(糖尿病,癌,脳血管障害,心血管障害)に精神障害を加えて5大疾病となった15)。精神障害は地域医療の基本方針となる医療計画に盛り込むべき疾患として指定を受けたことになる。
職場でも精神障害は大きな問題となっている。2011年度の全国公立学校教職員の病気休職者に占める精神障害の割合は61.7%32),2012年度の地方公務員の全休職者に占める精神障害の割合は50.8%にも達している4)。そして,両調査とも調査年ごとに右肩上がりに増加している。このように急増する精神障害の中で注目に値するのは気分障害の増加であろう。厚生労働省の患者調査によると,うつ病を主体とする気分障害は2008年には100万人を超え,1996年から2011年にかけて約2.4倍にも増加している15)。
また,特にうつ病で休職した労働者の円滑な復職支援が精神科医療にとって喫緊の課題となっているが,労働政策研究・研修機構の2010年調査によると,うつ病などの精神障害による休職者の24.3%が休職制度の利用中や職場復帰後に退職している。また,休職せずに退職した9.8%を加えると34.1%にも達する7)。
一方,1999年に精神障害による労災認定基準が制定され,翌年の2000年には電通訴訟の最高裁判決が「過重労働とうつ病発症および自殺との間の因果関係」を認め,事業主の健康配慮義務が法的にも社会的責任(corporate social responsibility;CSR)としても重く求められることになった。
2013年度の精神障害による労災補償認定の件数は436人で,2012年度に続き過去2番目に多く,そのうちの自殺・自殺未遂者は63人に達している。また,職場起因性精神障害の労災認定根拠となった発症誘因的な出来事を類型別にみると,(1)(ひどい)嫌がらせ,いじめ,暴行(パワー・ハラスメント),(2)セクシュアル・ハラスメント,(3)悲惨な職場事故などの体験・目撃および(重度の)病気や外傷,(4)仕事の内容や量の変化などによる過重労働関連事項などに大別することができる18)。
しかしながら,「職場におけるうつ病」に関する論文数と比較すると,職場起因性のトラウマティックな出来事がもたらす精神障害に関する論文は少ない34,37,39)。本論文では,2009年度以降の労災補償認定状況を踏まえ,本邦で発表された職場のメンタルヘルス関連論文を一定のキーワードを用いて医学中央雑誌刊行会の医中誌で検索し,職場起因性の対人関係上のトラウマティックな出来事が原因となる精神障害に関する研究の実態と精神科医療的対応のあり方について考察することを目的としている。
研究と報告
抑うつ患者に対する行動活性化療法の集団プログラム「クレ・アクティブ」開発の試み
著者: 田辺紗矢佳 , 南花枝 , 中村元信 , 中津啓吾 , 竹林実
ページ範囲:P.649 - P.660
抄録
近年,抑うつ患者に対する行動活性化療法(behavioral activation;BA)が注目され,個人BAへの介入研究ではその有効性が多く報告されている。一方,集団への適用を広げてはいるが,集団BAにおける効果検討は十分になされていない。本稿では,抑うつ患者の症状改善を目的とした新規の短期的集団精神療法プログラム「クレ・アクティブ」を開発し,臨床導入を試みた。このプログラムは,嫌悪的状況の受動的回避に注目した機能分析に基づく行動活性化療法を基にしている。結果として,介入後の抑うつ症状および行動活性化の評価において有意な変化がみられたが,一方,長期的な維持効果はみられなかった。この予備的な結果は,治療の有用性および修正の必要を示しており,有効な集団BAプログラムの修正に関する検討が今後の課題である。
短報
大脳皮質形成異常(異所性灰白質,多小脳回)を伴ったバセドウ精神病の1例
著者: 押久保岳 , 赤羽晃寿 , 栃木衛 , 林直樹 , 池淵恵美
ページ範囲:P.661 - P.664
抄録
幻覚妄想状態を呈し,墜落外傷により搬送されたバセドウ精神病の40歳女性の症例を報告した。頭部MRIにて右側頭葉多小脳回,右海馬および扁桃体異形成を認め,多小脳回を伴う片側性脳室周囲結節状異所性灰白質(unilateral periventricular nodular heterotopia;PNH)と考えられた。PNHは好発部位にあり,IQ85,社会適応不良で,典型的な所見を示したが,てんかん発作や明らかな神経学的異常は認めなかった。バセドウ精神病で異所性灰白質を伴う症例は我々の知る限り本報告が初めてである。本症例では,処理速度低下などのPNHと関連すると考えられる所見がバセドウ精神病発症の素因となっていた可能性が指摘される。今後,バセドウ精神病とPNHの関連について検討を進める必要がある。
資料
事業所内リワークの試みと今後の課題
著者: 鈴木淳平
ページ範囲:P.665 - P.670
抄録
うつ病に罹患し休職した労働者は,職場復帰が困難となることも多いが,医療機関で行われるリワークプログラムの経験が職場復帰や就労継続に有用であると報告されている。しかし,医療機関では各々の職場環境について情報収集が困難であったり,職場復帰後のフォローなどについて限界が想定される。筆者が産業医を務める自治体では,事業所内でリワークプログラムを開始後3年が経過し,そのメリットや課題が明らかになってきた。事業所内リワークプログラムは,病前からの労働者の状況把握,職場介入や復職後のサポートが比較的容易であるが,不調時の対処,職場内での個人情報の配慮などには困難を感じた。医療機関との密な連携が必要と考えた。
私のカルテから
Ceftriaxone関連胆泥を認めた認知症の2例
著者: 中山寛人
ページ範囲:P.671 - P.674
はじめに
超高齢社会が進む中で,我々精神科医も認知症高齢者の身体合併症の治療にかかわる機会が増えることが予想される。第3世代セフェム系のceftriaxone(CTRX)は,良好な組織移行性や長い半減期,胆汁排泄といった特徴から,幅広く使用されている抗生物質である。このたび,CTRX投与に関連すると考えられる一過性の胆泥を認めた認知症高齢者2例を経験したので,若干の考察をまじえて報告する。
連載 精神科の戦後史・7
精神保健法と精神保健福祉法の制定の背景と趣旨について—特に精神衛生法から精神保健法に,精神保健法から精神保健福祉法への変化の背景を中心に
著者: 髙橋清久
ページ範囲:P.675 - P.684
はじめに
筆者に与えられた役割は精神保健法と精神保健福祉法(精神保健及び精神障害者福祉に関する法律)とが新たに制定された背景とその趣旨を記載することである。精神保健法は1回,精神保健福祉法は4回改正されているが,精神衛生法が精神保健法に,また精神保健法が精神保健福祉法に新たに制定された時点を中心に記載したい。
精神医療にかかわる法律の内容,その成立の背景についての見方あるいは評価は,さまざまな立場,主張からなされており,それらの相違は非常に大きい。それらを包括的に述べることはきわめて困難である。またそれを限られた紙面の上に集約することは筆者の力量には余るものがある。そこで筆者はできるだけ客観的に事実を中立的立場で忠実に記載するということを旨として法律の変遷を振り返ってみたい。
なお,表1には精神保健法および精神保健福祉法の制定,改正に影響を及ぼした主要な出来事をまとめ,表2には各法律の概要をまとめた。
書評
—石坂好樹 著—自閉症とサヴァンな人たち—自閉症にみられるさまざまな現象に関する考察 フリーアクセス
著者: 融道男
ページ範囲:P.685 - P.685
4月に飯田市で開催された「発達障碍の理解をめぐって」のシンポジウムでN教授とともに座長を務めた。この度本書の書評を試みて,自閉症,サヴァンについて深く窮めたい。
本書は「はじめに」において19年ぶりに改訂されたDSM-5について,自閉症の定義に大幅な変更が加えられたことを記している。広汎性発達障碍は消失し,「神経発達障碍」なる大項目に包摂されることになった。本書の内容は,第1章:江戸時代の自閉症と山下清,第2章:サヴァンのきらめき,第3章:数学的サヴァンの実例,第4章:自閉症の手記にみる感覚異常,第5章:「発達障碍」の概念と問題点,である。自閉的な人やサヴァンな人についての例が豊富に具体的に示されており,巻末の27頁にも及ぶ参考文献の数は膨大で貴重な情報源となろう。
論文公募のお知らせ
テーマ:「東日本大震災を誘因とした症例報告」 フリーアクセス
ページ範囲:P.603 - P.603
「精神医学」誌では,「東日本大震災を誘因とした症例報告」(例:統合失調症,感情障害,アルコール依存症の急性増悪など)を募集しております。先生方の経験された貴重なご経験をぜひとも論文にまとめ,ご報告ください。締め切りはございません。随時受け付けております。
ご論文は,「精神医学」誌編集委員の査読を受けていただいたうえで掲載となりますこと,ご了承ください。
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今月の書籍 フリーアクセス
ページ範囲:P.687 - P.687
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.688 - P.688
編集後記 フリーアクセス
著者:
ページ範囲:P.692 - P.692
DSM-5が公表されてから2年余りの間に,国内外から,それに関するおびただしい数の書籍,雑誌の特集,論文などが出版されています。全体的な紹介や細部の変更点の解説により理解を助けようとするものから,背景にある思想に関する論考や批判,精神医学の領域内外に及ぼす影響やそれに関する懸念など,内容もきわめて多様です。このようなムーブメントを見ていると,狭い精神医学の出版界のこととはいえ,DSMによる影響の大きさにあらためて驚かざるをえません。日本語訳が出版されて1年余りが経過し,私たちもDSM-5の内容をほぼ知るところとなったこの時期に,本号では,9名の精神科医によるDSM-5に対する「オピニオン」をまとめて掲載しています。さまざまな立場から,DSM-5の評価できる側面と評価しがたい側面について執筆されており,興味深い内容が多いので,大いに読者の皆様のご参考になるものと思います。同じ材料を俎上に乗せても,料理の仕方によりこれだけ違ったものになるのか,このような多面性もDSMならではというべきか,と妙に感心してしまいます。
「巻頭言」では精神医学におけるてんかんの位置付けを中心に論及されています。「展望」では職域におけるメンタルヘルスの問題に関して,トラウマという視点からレビューされています。毎号読み応えのある「精神科の戦後史」は第7回を迎え,精神保健法と精神保健福祉法を中心に,精神医療に関わる法制度の歴史が,中立的立場からまとめられています。本号の「研究と報告」は1編だけですが,うつ病に対する行動活性化療法による集団精神療法プログラムを開発し,その効果を検討した興味深い報告です。「資料」では事業所内リワークの実際と課題が紹介されています。「短報」ではバセドウ病による症状精神病について,「私のカルテから」では認知症高齢者における比較的稀な身体合併症について,それぞれ貴重な症例が報告されています。DSM-5において分類が消滅した症状精神病ですが,本号の「巻頭言」でも指摘されているように,身体合併症の問題ともども,臨床的に優先順位の高い病態であることは言うを俟ちません。
基本情報
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特集 Withコロナ時代の精神医学教育の進歩—卒前教育から生涯教育まで
64巻6号(2022年6月発行)
特集 認知症診療の新潮流—近未来の認知症診療に向けて
64巻5号(2022年5月発行)
増大号特集 精神科診療のピットフォール
64巻4号(2022年4月発行)
特集 家族支援を考える
64巻3号(2022年3月発行)
特集 精神神経疾患の治療とQOL
64巻2号(2022年2月発行)
特集 精神科におけるオンライン診療
64巻1号(2022年1月発行)
特集 超高齢期の精神疾患
63巻12号(2021年12月発行)
特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論