“まっすぐ・こころに届く”という言葉の響きは優しいのですが,少し迫力がありません。でも「まっすぐ」という言葉が,気に入っていて長く温めていました。私は子どもの頃より自分の気持ちを素直に伝えることができませんでした。今でもそうですが,自己評価は常に低く自信がありません。そんな私が人の思いを知りまっすぐ相手に届くような精神医療に携わることは容易ではありません。どうすればいいのか。長くかかってたどり着いたのは「腹をくくる」,そして「肝を据える」構えでした。振り返ると本気で「腹をくくる」覚悟がないと乗り越えられないことがたくさんありました。
「健康とはなにか」と問われてなかなか気の利いた表現が見当たりません。私は長く心身医学にこだわってきたのでその視点で接近したいと思います。ひと(生命)は,心身相関のなかにあります。ひとはどんなに痛い目にあっても戦いを好むのか,正義と置き換えることで表向きの平和を求めようとします。3500年以上前の旧約聖書でも,ひとが生きること,存在することがいかに戦いの連続であるかということを示しています。
雑誌目次
精神医学58巻7号
2016年07月発行
雑誌目次
巻頭言
まっすぐ・こころに届く精神医療
著者: 中山和彦
ページ範囲:P.558 - P.559
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
特集にあたって フリーアクセス
著者: 水野雅文
ページ範囲:P.561 - P.561
身体疾患における予防概念の必要性が強調される中で,精神医学領域における予防や早期発見・早期治療の重要性に対する認識は,わが国でも次第に広がりつつある。精神疾患において早期治療が重要であることは,この病の長い経過を見ていたクレペリンも書き残しているから,新しい概念とは言えない。しかし公衆衛生的な問題意識を持ち,universal,selective,indicatedというMrazekら(1994年)の予防概念をモデルとして,精神科領域で予防に関する戦略的な検討が始まったのはここ20年のことである。当初は統合失調症や精神病を対象として,地域における早期発見・早期治療すなわち早期介入(early intervention)により精神病未治療期間(DUP)の短縮を目指し,Critical Period(治療臨界期)における集約的治療の重要性が指摘されるようになった。そしてさらに発症間もない時期における脳の器質的変化が,実は臨床症状が揃い顕在発症とみなされるよりも前,すなわち今日いうところのat-risk mental state(ARMS)においても始まっていることが多数の研究で示され,顕在発症前からの介入,すなわち予防的介入への関心が高まってきた。
しかしながら,早期介入が予後の改善に明らかに有効とみなされるようになっても,多くの国々においてその知識の波及は研究室レベルでとどまり,広く地域において早期介入のためのモデルや予算立てが行われて実践されている国は少ない。2014年11月に東京で開催された第9回国際早期精神病学会では,今後の地域実践の重要性の認識の拡大と実践の普及,すなわち精神科領域における早期治療の重要性に関するリテラシーの拡大について熱心に検討がなされた。その結果,この分野の国際団体であるInternational Early Psychosis Association(IEPA)は,IEPA Early Intervention in Mental Healthと改称し,より広い精神疾患における早期介入の普及啓発を目指すことを明示した。すなわち,精神疾患のほとんどがより一般的な精神・身体症状から始まり,やがてより特異的な症状へと進展していくことを考えれば,早期介入は精神病になりそうな人のみを選りすぐって対象とするのではなく,ありふれた精神症状が広くさまざまな精神疾患へと進展することを考慮することが重要なのである。
初回エピソード統合失調症
著者: 根本隆洋 , 馬場遥子 , 舩渡川智之
ページ範囲:P.563 - P.570
はじめに
「早期介入」は近年において医療全般における最重要事項であると,目や耳にする活字やニュースから日々痛感させられる。当初は少なからず批判もあった精神医療における早期介入,中でも統合失調症をはじめとする精神病における早期発見と早期治療は,研究的な段階を経て,今や日常臨床におけるケアやサービスになりつつあると言える。その歴史を紐解くと,1984年のFalloonらによる英国バッキンガム・プロジェクト,1992年の豪州Early Psychosis Prevention and Intervention Centre(EPPIC)創設などに始まり,1996年の国際早期精神病学会(International Early Psychosis Association;IEPA)の設立を経て急速に発展した。本邦においても,1996年に日本精神障害予防研究会が発足し,2008年に日本精神保健・予防学会と改称し,そして2014年11月にアジア初の第9回国際早期精神病学会が東京で開催された10)。
ARMSへの早期介入—議論の整理と海外ガイドラインの紹介
著者: 桂雅宏 , 阿部光一 , 國分恭子 , 松岡洋夫 , 松本和紀
ページ範囲:P.571 - P.579
はじめに
精神医療における早期介入は,統合失調症をはじめとする精神病性疾患への早期介入をひとつの端緒として発展してきた。その流れの中で,精神病(psychosis)を顕在発症する前の時期への介入にも関心が注がれるようになり,精神病を発症するリスクが高いと想定される精神状態(at-risk mental state;ARMS)に対しても早期介入が試みられるようになった18)。
ARMSへの早期介入については,賛否両論を含むさまざまな議論が繰り返されてきた。特に,米国精神医学会による精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)1)の診断カテゴリーとしてARMSの一部である減弱精神病症候群(attenuated psychosis syndrome;APS)を新たに正式採用するか否かについては,白熱した議論が展開された2,5)。結果的に,DSM-5ではAPSの正式採用は見送られ,Ⅲ部の新しい尺度とモデルの項目に「今後の研究のための病態」のひとつとして掲載され,統合失調症スペクトラムおよび他の精神病性障害群の中の「他の特定される統合失調症スペクトラム障害および他の精神病性障害」の例のひとつとして挙げられるにとどまった。
一方,ARMSについての過去20年に及ぶ臨床研究の成果として,ARMSの臨床的な特徴,同定や介入の方法に関するエビデンスが蓄積されてきた。最近では重要なメタ解析がいくつか報告されてきており,ARMSについて一定のコンセンサスも形成されつつある状況にある。
そこで本稿では,ARMSにおいて論点となるいくつかのポイントを整理し,さらに英国と欧州の最新のガイドラインを紹介することでARMSへの早期介入を検討してみたい。
双極性障害における閾値下症状の考え方と早期介入
著者: 工藤弘毅 , 岸本泰士郎
ページ範囲:P.581 - P.589
はじめに
双極性障害は人口の約1%が罹患する,慢性,再発性の気分障害である。好発年齢は20歳前後で,罹病期間は患者の人生の長きにわたる21)。またGlobal Burden of Disease Study 2013によると躁うつ病のyears lived with disabilityは全301の急性・慢性疾患中,第17位にランクされている12)。このように社会的影響も非常に大きく,早期介入により顕在発症の予防が可能となることが望まれる疾患の一つである。
近年,統合失調症に対するAt Risk Mental State(ARMS)研究が活発に行われており,前駆症状の評価ツールの開発,またそれらを通じたフォローアップ研究,予防の取り組みの成果が得られている。双極性障害に対する早期介入の研究もこれに影響を受けてか,近年盛んになってきている。
本稿では,双極性障害の早期介入に関する種々のエビデンスをレビューする。はじめに発症のリスクファクターという観点での研究を紹介し,次に双極性障害を気分障害の連続性,すなわちスペクトラムとして捉えようとするアプローチについて紹介する。また,日本における双極性障害の考え方,特に下田の執着気質について注目した。さらに閾値下の前駆症状を捉えるためのスケール(BPSS-P)を紹介し,最後に早期介入の試みについてのエビデンスをまとめた。
うつ病の早期発見・早期介入
著者: 中村純 , 堀輝
ページ範囲:P.591 - P.596
はじめに
うつ病も統合失調症と同様に早期発見,早期治療への介入をすることで治療期間が短くなり2,5),治療期間や再発回数も減少するという論文3)が散見されるようになった。しかし,うつ病は近年増加し,その病状も多様化しており,統合失調症よりも早期発見,早期介入は難しいのではないかと思われる。しかもうつ病の症状の中のどの症状が最も早期に出現するかを系統的に観察した研究は,我々の知る限り現在までのところ見当たらない。
本稿では,うつ病の早期発見を行い,早期介入に至るまでの課題,さらに試行的になされたいくつかの研究を紹介する。
不安症への早期介入
著者: 藤井泰 , 朝倉聡
ページ範囲:P.597 - P.603
はじめに
統合失調症やうつ病,双極性障害などの内因性精神疾患は,当初不安症状にて発症しその後上記診断に移行することが多く,早期の不安症状のコントロールがより重篤な精神疾患の発症を予防する可能性がある。しかし,不安症は専門医でなければ見逃されがちな疾患であり,患者自身も医療機関へ相談することが少ないためか,組織的な早期介入はこれまでに行われていない。
本稿では,不安症を疫学的な観点から概観し,その上で早期介入の可能性について若干の考察を加えたい。DSM-5では,従来の不安障害のうち,強迫症および心的外傷後ストレス障害などのストレス因関連障害がそれぞれ別カテゴリーとなり,パニック症,全般不安症,広場恐怖症,社交不安症,限定性恐怖症,そして新たに分離不安症と選択性緘黙が不安症のカテゴリーに含まれることになった。DSM-5を診断カテゴリーとして用いた大規模な疫学調査はまだ行われていないが,DSM-5の不安症に含まれる疾患の概観を行うこととする。
トラウマ例に対する早期介入と支援
著者: 前田正治 , 野坂祐子 , 大岡由佳
ページ範囲:P.605 - P.612
はじめに
災害や犯罪,事故といった重大イベントに人が曝された後,しばしばその人は強いトラウマ反応を示す。典型的には外傷後ストレス障害(posttraumatic stress disorder;PTSD)が,それに当たるのは周知のごとくである。またPTSD症状が自然に改善・消失することもあれば,数か月から年余にわたって遷延化することも稀ならずある。またPTSDはうつ病や薬物依存といったより深刻な精神疾患を併存することもよく知られており,自殺率なども他の不安障害より高い傾向にある。すなわちPTSDを発症すると,あるいは遷延化すると,罹患した人の社会機能や生活の質に重大な影響が及ぶことが懸念されるのである。
そのような理由で,早期介入によってPTSDを予防できないか,あるいは予防できないまでもその影響をできる限り弱めることができないか,そのような検討は学問的にも,実践の場でも少なからずなされてきた。そこで本稿では,まずはPTSDに対する予防や早期介入の効果について概観してみたい。このような試みは大きく次の2つに分けられる。1つは薬物療法を中心とした生物学的アプローチ,もう1つはさまざまな形の心理社会的アプローチである。ただし,そのような早期介入を実際にどのように行うべきか,あるいは実際にどのように行われているのか,このような点は,PTSDの介入効果を考える上で非常に重要な要素である。なぜならば,後述するように,介入効果が統制群比較研究などで明証されている場合でも,それが現実の場(real world)で用いることが難しければ,有用性があることにはならないからである。
そうした意味もあって,わが国で現在試みられている早期介入や早期ケア実践の試みを,本稿でも2つ紹介したい。このような早期介入が最も求められている領域の1つは,学校現場である。学校現場では,時として自殺や暴力等の危機的事態が発生する。その際には生徒や学生,教師など関係者に大きな心的外傷を与える。また,もう1つの領域は犯罪現場である。犯罪が被害者にもたらす心的外傷が甚大であることは言を俟たない。わが国のこれらの領域で,今どのような心理社会的早期介入あるいは早期ケアの試みがなされているかを紹介したい。一方で,大規模自然災害発生時における被災者への早期介入・ケアのあり方については,今般の東日本大震災以降すでに多く語られてきたので本稿では割愛する。
摂食障害への早期介入の意義と対策
著者: 鈴木(堀田)眞理
ページ範囲:P.613 - P.621
はじめに
治療の開始が遅れることは摂食障害にも予後不良因子になる。しかし,神経性やせ症(anorexia nervosa;AN)では,やせによって得られる心理的メリットのために治療への抵抗が強く,重篤な身体状況になって初めて救急受診することも珍しくない。神経性過食症(bulimia nervosa;BN)患者は病識はあるが,過食と排出行為から得られる開放感ゆえに受診しない。また,DSMVで独立した疾患となった過食性障害(binge-eating disorder)や夜食症候群(night eating disorder)は難治性のメタボリック症候群として診療されている可能性がある。本稿では摂食障害における早期治療の必要性と対策について概説したい。
発達障害の併存症(Comorbidity)への早期介入
著者: 樋端佑樹 , 篠山大明 , 本田秀夫
ページ範囲:P.623 - P.631
はじめに
人間の発達には運動,言語,知能,社会性,注意,衝動性のコントロールなどさまざまな要素があり,それぞれ生涯発達していく。中には,多因子の先天的,器質的な要因による脳のバリエーションのために,定型発達者とは異なるスピードと道筋で非定型的な発達をし,結果としてアンバランスな発達となる人たちがいる。特に,知的な機能の障害(知的能力障害;ID),社会性の発達の障害(自閉症スペクトラム;ASD)および,不注意,多動,衝動性のコントロールの発達の障害(注意欠如・多動症;ADHD)などは,相互にオーバーラップした状態で,生涯にわたって続く。これらの特性は,定型発達者に連続する多数の人から特性が濃い少数の人にいたる連続体としてとらえられている。現代社会において,こういった発達障害があると,社会適応を阻害し,生きづらさを抱える要因となり得る。一方で,特性を持ちつつもそれをうまく活かして活躍している人もたくさんいる。支援の必要性で障害を定義するならば,社会適応している人を発達障害と診断する必要はない。杉山12)は素因としての特殊な認知特性を持つ群を広く発達凸凹と呼び,本田3)は自閉症スペクトラムの適応群を非障害自閉スペクトラム(autism spectrum without disorder)と呼んで区別している。反面,発達障害があると他のさまざまな精神疾患のハイリスクとなることも知られている。発達障害の特性を持ちつつも,偶然の幸運に頼らずとも二次的な障害を来すことなく社会の中で生きていけるような介入が望まれる。本稿では発達障害のcomorbidityについて概観し,それらに対する早期からの介入について,予防的介入と危機介入とに整理して述べる。
研究と報告
医療観察法指定入院医療機関退院後の予後調査
著者: 永田貴子 , 平林直次 , 立森久照 , 高橋昇 , 野村照幸 , 今井淳司 , 崎川典子 , 前上里泰史 , 大鶴卓 , 村田昌彦 , 中根潤 , 西岡直也 , 村杉謙次 , 眞瀬垣実加 , 山本哲裕 , 山本暢朋 , 須藤徹 , 松尾康志 , 谷所敦史 , 山本紗世 , 島田達洋 , 山田竜一 , 竹林宏 , 小澤篤嗣 , 仲田明弘 , 柏木直子 , 花立鈴子 , 磯村信治 , 安藤幸宏 , 橋口初子 , 西中宏吏 , 予後調査グループ
ページ範囲:P.633 - P.643
抄録
医療観察法の施行から約10年が経過し,対象者の社会復帰状況には社会的な関心が寄せられている。我々は,保護観察所の協力を得て通院処遇対象者累積402名(794人・年)の主診断,再他害行為,自殺,精神保健福祉法入院,社会資源の活用,就労などを調べた。重大な再他害行為は,低い水準にとどまっていた。一般人口に対する標準化死亡比(SMR)は3.84であった。精神保健福祉法による入院は,退院6か月後27.8%,1年後32.1%で,初回入院の6割は任意入院であった。対象者の9割以上が訪問看護など何らかの地域精神保健サービスを利用していた。約1割の者に就労経験が認められた。本調査結果からは,退院後の地域処遇が効果的に実施されている可能性が示唆された。
短報
過量服薬後に脳梗塞を発症した症例について
著者: 植木ひとみ , 高橋有記 , 川口要 , 小田暁 , 前原瑞樹 , 大西雄一 , 三上克央 , 長田貴洋 , 山本賢司
ページ範囲:P.645 - P.649
抄録
救命救急センターで入院に至る全患者のおよそ10%前後を自殺企図および自傷行為による患者が占めており,その手段としては半数程度が過量服薬である。過量服薬で救命救急センターに救急搬送されるケースはよく経験するが,過量服薬後に脳梗塞を発症したという報告は実に少ない。今回,若年でありながら過量服薬後に脳梗塞を発症した症例を経験したので報告する。過量服薬後は,意識障害や嘔吐などによる脱水,薬剤による血栓傾向,長期臥床による血栓形成などさまざまな脳梗塞のリスクがあるため,悪性症候群や昏迷などが疑われる症状を認めた際にも,鑑別診断として脳梗塞を念頭に置き,頭部画像の評価を検討することが必要である。
私のカルテから
心因性の歩行困難が疑われたギラン・バレー症候群の1例
著者: 福本拓治 , 前田久仁子 , 前田功二
ページ範囲:P.651 - P.653
はじめに
ギラン・バレー症候群は進行性に四肢運動麻痺を来す末梢神経疾患である。症状が進行すると呼吸筋麻痺から死に至ることもあるため,本疾患を見逃さず早期に診断をつけ全身管理の行える病院で治療導入することは臨床上重要である。初期や軽度の場合などには心因性の歩行困難との判別に苦慮する1)こともあり,稀ではあるが精神科病院にも受診し得る疾患である。今回,統合失調症患者で心因性の歩行困難を疑われ精神科病院に入院したが,ギラン・バレー症候群と診断し早期に総合病院で治療導入できた症例を経験したので,若干の考察を交えて報告する。なお,症例の特定を避けるために細部は改変を加えており,患者には学術報告の説明をして同意を得ている。
書評
—James Morrison 原著,高橋祥友 監訳,高橋 晶,袖山紀子 訳—モリソン先生の精神科診断講座—Diagnosis Made Easier フリーアクセス
著者: 石丸昌彦
ページ範囲:P.604 - P.604
掛け値なしに面白く,しかもためになる本というものはそう多くないが,本書はそのまれな一冊であること請け合いである。自分の志した精神医学は,このように豊かで魅力的であったのだと思い出させてくれる。
多言を弄することによってかえって薄っぺらく見せてしまうのは本意ではないが,あえて言語化するなら以下のようなことである。
—内海 健 著—自閉症スペクトラムの精神病理—星をつぐ人たちのために フリーアクセス
著者: 徳田裕志
ページ範囲:P.622 - P.622
人は誰しも何らかの障碍を担うものではあるが,自閉症スペクトラム障碍(以下,ASD)的特質を負って世に住むことも大いなる労苦を伴う。その心的世界,精神/神経機能上の偏倚,現実世界との折り合えなさ,生活上の困苦を深く理解し,必要な支援を紡ぎ出そうと努めることは,精神科医を含め支援者達の職責である。ASDの臨床が混乱している昨今であるが,本書はそのための貴重な道標となってくれる。広く知られるようになった妙な言葉「心の理論」を解き明かし,眼差しや面差し,呼びかけという他者からの志向性によって自己が立ち上がることの障碍を活写する。言語が道具であらざるを得ないことや語用論的障碍について,言語というものの根源的意義から問い直す。その他,パニックやタイムスリップ現象,特異な時間体験,文脈やカテゴリー化の困難,感覚過敏などASDに伴う諸症候について精神病理学的視点より考察する。そして,それらを踏まえて臨床上の実際的具体的工夫を示唆してくれており,明日の臨床に役立つものである。評者自身の精神的資質や日頃の臨床と照合しつつ,格闘して読んだ。
あくまで評者の臨床感覚以上のことではないが全面的には肯えなかった点として,統合失調症は定型発達の病でありASDとは全く別であると明瞭に言い過ぎているように思う。ASD概念の事始めより,統合失調症との区別は大問題であった。自閉症の名付け親Kannerも迷ったし,統合失調病質の子どもについて述べたWolffとアスペルガー症候群を提唱したWingが対立した経緯もある。想定される本質的病理は異なるのだが,臨床上は鑑別が難しいことも多いように思われる。診断名を付けねばならないという陥りがちなこだわりから離れて,いわば安全感喪失の病たる統合失調症的要素と,ASDを含めた神経発達性の要素とが,別の方向への軸としてどちらもスペクトラム的な濃淡を持って同一個人の中に存在するという捉え方をすることは一つの解決であると思う。
—酒井明夫,丹羽真一,松岡洋夫 監修 大塚耕太郎,加藤 寛,金 吉晴,松本和紀 編—災害時のメンタルヘルス フリーアクセス
著者: 塩入俊樹
ページ範囲:P.650 - P.650
1995年1月17日の阪神・淡路大震災を契機として,災害時の「こころのケア」が本格的に行われたのは,2004年10月23日の新潟県中越地震である。当時,新潟大学に所属していた評者は,災害精神医学という未知の分野に飛び込み,今でも旧山古志村に定期的にお邪魔している。そういう経緯で,本書の書評という大役を命じられたものと思う。
本書を開いてまず驚いたのは,総勢73名という執筆者の多さである。災害精神医学という領域がクローズアップされてきているだけでなく,すべての執筆者が第一線の専門家であり,これほど多くの専門家が東日本大震災に関わっていることに,正直,感動を覚えた。
論文公募のお知らせ
テーマ:「東日本大震災を誘因とした症例報告」 フリーアクセス
ページ範囲:P.589 - P.589
「精神医学」誌では,「東日本大震災を誘因とした症例報告」(例:統合失調症,感情障害,アルコール依存症の急性増悪など)を募集しております。先生方の経験された貴重なご経験をぜひとも論文にまとめ,ご報告ください。締め切りはございません。随時受け付けております。
ご論文は,「精神医学」誌編集委員の査読を受けていただいたうえで掲載となりますこと,ご了承ください。
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今月の書籍 フリーアクセス
ページ範囲:P.654 - P.654
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.656 - P.656
編集後記 フリーアクセス
著者:
ページ範囲:P.660 - P.660
今年度から「精神医学」の編集委員を担当させていただくことになり,初めて本誌を手にした研修医の頃に思いを馳せつつ一編一編に向き合っております。
さて,本号は,まさに「まっすぐ・こころに届く」巻頭言から始まり,精神医療における早期介入の特集に続いています。早期介入というと,近年では早期精神病への介入がまず思い浮かびますが,今回の特集では,トラウマ例や発達障害の併存症まで含めて多様な疾患を取り上げています。代表的とも言えるARMS(at-risk mental state)については,統合失調症の前駆期と相同ではなくて精神病以外の精神障害のリスクや機能障害のリスクを持っていることを前提として早期介入を検討するように勧めています。同じ早期介入と言っても,うつ病や不安症のようにより幅の広い疾患であると,どこまで早期発見をして早期介入をしたらよいのか,どのような早期介入が有用かの判断は難しいとあらためて感じました。そういう観点から疾患の異質性がより浮き上がってくるとも言えましょう。学校メンタルヘルスや,産業メンタルヘルスの活動としてこころの健康の増進を図ることまで連続するような心理教育も重要であり,そうすると医療以外の分野との連携もますます必要だろうとも感じられ,いろいろと示唆に富む特集であると思います。
基本情報
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バックナンバー
66巻12号(2024年12月発行)
特集 「治療を終える」に向き合う
66巻11号(2024年11月発行)
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66巻10号(2024年10月発行)
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66巻9号(2024年9月発行)
特集 —身体疾患の患者・家族のこころを支える—コンサルテーション・リエゾン精神医学
66巻8号(2024年8月発行)
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66巻7号(2024年7月発行)
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66巻6号(2024年6月発行)
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66巻3号(2024年3月発行)
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66巻2号(2024年2月発行)
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66巻1号(2024年1月発行)
特集 性差と精神医学—なぜ頻度や重症度に差があるのか
65巻12号(2023年12月発行)
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65巻11号(2023年11月発行)
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65巻10号(2023年10月発行)
特集 DSM-5からDSM-5-TRへ—何が変わったのか
65巻9号(2023年9月発行)
特集 拡がり続ける摂食障害(摂食症)—一般化とともに拡散・難治化する精神病理にどう対処するか
65巻8号(2023年8月発行)
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65巻7号(2023年7月発行)
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65巻6号(2023年6月発行)
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65巻5号(2023年5月発行)
増大号特集 いま,知っておきたい発達障害 Q&A 98
65巻4号(2023年4月発行)
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65巻3号(2023年3月発行)
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64巻12号(2022年12月発行)
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64巻11号(2022年11月発行)
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64巻6号(2022年6月発行)
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64巻5号(2022年5月発行)
増大号特集 精神科診療のピットフォール
64巻4号(2022年4月発行)
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64巻1号(2022年1月発行)
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63巻12号(2021年12月発行)
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63巻11号(2021年11月発行)
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63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
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63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
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62巻11号(2020年11月発行)
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62巻10号(2020年10月発行)
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62巻9号(2020年9月発行)
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62巻8号(2020年8月発行)
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62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論