国内でrTMS(反復経頭蓋磁気刺激)がうつ病の治療機器として間もなく認可されるとのことである。うつ病の治療は薬物療法と広義の精神療法が両輪となり,特別な条件の下ではmECT(修正型電気けいれん療法)も選択されるというのが現在の一般的な考え方であろう。この認可によって,うつ病の治療にいわゆる身体療法のオプションがひとつ加わることになる。うつ病に対するrTMS治療は多施設による大規模なRCTの結果を受けて,米国では2008年にFDAによって認可された。国内でも早期の認可が期待されたものの,これまで認可されず大規模なRCTも行われてこなかったが,関係者の努力と活動が実ってようやく認可に手の届くところまで来たわけである。
一臨床家の立場からは,rTMSの導入によってこれまでの治療では軽快,寛解に至ることができなかった患者さんが一人でも多く寛解に至り,従前の社会機能を取り戻していただきたいと願うところである。rTMSが適切に普及し最大の効果を発揮するためにも,rTMSの認可に合わせて,これまでに得られた有効性と安全性のエビデンスに基づいてrTMSの適応となる患者さんの要件やrTMSの刺激条件,有害事象,費用対効果など,うつ病の治療全体の中でのrTMSの立ち位置が認可に伴うガイドラインの中でできるだけ明確に示されることを期待したい。
雑誌目次
精神医学59巻11号
2017年11月発行
雑誌目次
巻頭言
うつ病に対するrTMS(反復経頭蓋磁気刺激)治療の認可後の課題
著者: 鵜飼聡
ページ範囲:P.990 - P.991
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
特集にあたって フリーアクセス
著者: 飯森眞喜雄
ページ範囲:P.993 - P.993
KraepelinやBleulerはもとより,Arietiの力動的解釈(“Interpretation of schizophrenia”)の時代からも離れ,1980年代から始まったDSMの急速な流布と生物学的研究の進展によって,統合失調症の概念や治療は大きく変化してきた。この間に,Schneiderの一級症状がDSM-5から消えたことにも象徴されるように,観察と記述に基づく統合失調症の重要な症状や用語は脇に押しやられようとしている。
生物学的研究が盛んになる前は,統合失調症は精神病理学のみならず精神医学の高峰であり,精神科医はこぞって言葉によって深い森に分け入り,理解し,解釈しようとしてきた。日本におけるその成果は『分裂病の精神病理 全16巻』(東大出版会1972〜1987年)とそれを発展的に引き継いだ『分裂病の精神病理と治療 全8巻』(星和書店1988〜1997年)とにまとめられている。
統合失調症の分類学的布置の諸相
著者: 小林聡幸
ページ範囲:P.995 - P.999
はじめに
精神分裂病,あるいは分裂病や分裂症と呼び慣らされてきたものを,突然,統合失調症に変えますと言われて,大いに戸惑い,何だか腹立たしさを覚え,釈然としないままであったが,それから15年を越えた今,統合失調症という名称にすっかり抵抗感がなくなっていることに気が付く。我々が学生のころ,「痴愚」だとか「白痴」といった術語について,もう使用されないという注釈とともに耳にしたように,今の医学生は「精神分裂病」という言葉を聞いているのであろうか。
では,今どきは統合失調症とは何だということになっているだろうか。
原因不明ながら脳機能に由来する認知の障害を基底として,幻覚妄想,行動の異常などの陽性症状や意欲の減退などの陰性症状を呈する精神疾患,とでも言ったところか。
統合失調症という名称も精神分裂病という名称も同じスキゾフレニアという欧米語の翻訳に過ぎないのに,統合失調症に呼称が変わって軽症化したなどと奇妙なことを言う論者もいた。だが名前が変わるということはその本質も変わるということだという観点は,言語中心主義を持ち出さずとも,スキゾフレニアのように決して実体があるわけではなく,名称によって区分けされた臨床単位に対しては妥当なものだったと言える。内海20)も述べるように,この名称変更に伴って何かが失われたのである。何かオーラのようなものが。
1964年,宮本は次のように述べている。「分裂病という問題は,早期の『発見』や十分な『管理』を目標とする医療的次元だけに限られるようなものではなく,そのほか,社会・文化・芸術・宗教などおよそ人文的方面のすみずみにまでひろく関連するほどの巨大なスケールを持ち合わせている。これは分裂病が人間生活の全体とかかわりをもつ『人間の病い』であることを考えれば自明であるが,しかし,この方面は普通の教科書や解説書のたぐいではあまりあつかわれない」10)。
たとえばかつて中井15)は統合失調症が存在することの人類学的意味を推測しているのだが,今やそのような観点は解説で扱われないばかりか,統合失調症が人間生活の全体とかかわりを持つなどとも考えられなくなっている。だからと言って,早期の発見や十分な管理がこの半世紀の間十分になされたとも思えない。その代わりにと言ってはなんだが,病者に対する敬意は,自己価値感だとか,リカバリーといった形で洗練されてきている面はある。しかし失われたのはこの「巨大なスケールを持ち合わせている」疾患を病む人に対する畏怖である20)。
もちろん「畏怖」などという言葉を持ち出すのは統合失調症を神秘化しており,科学としての医学に従事する以上,善し悪しかもしれない。本稿では「畏怖」とともに失われつつあるように思われる統合失調症の分類学的布置のいくつかの様相を再考してみたい。
鵺のごとく正体不明,アメーバのごとく千変万化,烏合のごとく種々雑多—DSMには統合失調症の疾患概念がない!
著者: 中安信夫
ページ範囲:P.1001 - P.1009
はじめに
「操作的診断基準は統合失調症の見方をどのように変えたのか?」が本特集において筆者に与えられたタイトルである。これとほぼ同じ趣旨の論文執筆の依頼を12年前の2005年に「Schizophrenia Frontier」誌でも受けたが,そこでは「統合失調症の概念の変遷」を特集テーマとして「操作的診断と疾患概念の変化」を書くように求められたのである。その依頼に応えて筆者が執筆したのが論文「DSM統合失調症は『鵺(ぬえ)のごとき存在』である—操作的診断と疾患概念の変化」4)であったが,12年を経てもその折の考えにはいささかの変化もなく,変化するどころか2013年のDSM-51)の出版を機にますます強まり,よってタイトルを表題のごとくにして再度同様の主旨の論文を執筆することにした。なお,依頼は上記のごとく操作的診断基準全般に関してであるが,臨床的なそれはDSM(DSM-Ⅲ〜DSM-5)のみであるので,ここではDSMを取り上げて論じることにする。
軽症化時代における統合失調症の精神病理—七つのアレゴリーによる変奏
著者: 内海健
ページ範囲:P.1011 - P.1018
はじめに
統合失調症の精神病理は確実に衰滅しつつある。2003年,わが国が世界に先駆けて行った呼称変更の翌年,私はそのことを明言した4)。有病率や新規事例の発生率について,現時点では決定的な疫学的所見は提出されていないようであり,この点についてはまだ留保が必要かもしれない。だが,病理の軽症化は火をみるより明らかである。かつて電光石火のごとく到来し,我々を慄然とさせた,そうした病理の発動に立ち会う機会はきわめて乏しくなった。これは何も筆者が齢を重ね,感性が磨滅したせいではないだろう。
一つの印象的な事例がある。今から十年ほど前のことだが,当時勤務していた病院に,発症まもない統合失調症の青年が入院してきた。青年は病室に落ち着く暇もなく,家が盗聴されているのが心配だと訴え,受け持ちの研修医に外泊を申し出た。盗聴バスターズという調査会社に依頼するのだという。研修医はあっさりとその申し出を受け入れ,患者が出かけた後にそれを知った指導医は狼狽した。ところが,周囲の心配をよそに,翌日,患者は予定通りに帰院し,業者に調べてもらったところ盗聴はされていないと分かったと納得した様子だった。
こうしたエピソードをみても分かるように,世に人を統合失調症に追いやる力というものがあるとするなら,それは相当に衰弱している。かつてなら,青年は調査報告に納得することなく,さらに妄想的疑念をつのらせただろう。業者もまたグルであると言い出すのがおちである。その前に,盗聴バスターズなるものも,彼の中の妄想的な表象であったであろうし,そのようなものとしてみなされたことだろう。
本稿では,こうした軽症化という背景が映し出す,統合失調症本来の精神病理を描くことを試みる。その際,素朴な記述の水準を超えた病態に対しては,アレゴリー(寓意)という形でエッセンスを示すことになるだろう。というのも,この疾病の精神病理は,言語危機,さらには言語解体へと至るポテンシャルをはらみ,病者は言語の主体となり得るか否かの汀に立たされているからである。そうした彼らに添いつつ語りを紡ぐ言語もまた,試練に立たされる。通常の記述的態度では到底太刀打ちできるものではない。アレゴリーは,彼らとかかわる際に我々に要請される想像力を補填するものとして機能するだろう。
統合失調症の減少と軽症化はあるのか
著者: 須賀英道
ページ範囲:P.1019 - P.1027
はじめに
統合失調症が日本で減少してきたことや軽症化もみられることは,多くの精神科医が指摘していることである。これは日本に限ったことではなく,海外でも統合失調症は消えて行くのではないか5)とまで言われて久しい。多くの精神科医がその傾向を感じる中で,日本では根拠のないことは何も言えないといった風潮がある。日本では最近の疫学調査が十分なされておらずエビデンスがないため当然かもしれない。しかし,この見方はエビデンス医学の視点であり,科学者にとっては手法として今後も続けるべきであるが,臨床現場で精神科に従事する医師の誰もがあるべき見方でもないだろう。
逆に,臨床家がエビデンス手法の束縛によって患者と接する日頃の臨床の場で何も言えなくなっていく30)ことのほうが怖くもある。村上陽一郎の言葉を借りれば,精神科医には科学者もいれば,臨床家もあり得るということである。一人の臨床家としてこの場を借りて,誰もが感じている統合失調症の減少と軽症化について言及し,今後の疫学調査など研究にも波及することを望むところである。
最近の臨床現場で,統合失調症の初発患者との出会いが四半世紀前に比して少なくなり,また軽症化していると,多くの精神科医が感じているのは事実である。これは,気分障害や,不安障害,発達障害,認知症の患者に接することが増え,統合失調症とのかかわりの頻度が相対的に減ったこともある。また,入院の必要とされるような精神病症状の目立つケースについては,行政区域内で規定された病院に受診となるようなルートの確立によって一極化が生じ,一般精神科医のもとに来なくなったこともあろう。こうした最近の流れが,減少と軽症化のイメージをより強めているとも言える。ここでは,一元的な見方でなく,さまざまな視点から統合失調症の減少と軽症化について考察してみたい。
発達障害の流布によって統合失調症の見方は変わったのか?
著者: 広沢正孝
ページ範囲:P.1029 - P.1036
はじめに
近年,統合失調症と診断されていながら,実は自閉スペクトラム症(autism spectrum disorder;ASD)が疑われる症例に少なからず遭遇する。そればかりか,精神科病棟の長期入院患者の中には,長年にわたり「統合失調症といわれ」,統合失調症患者として年を重ねてきたASD者もいる。この背景には,20世紀末までの本邦の精神医学において,ASDを含む成人の発達障害という診断視点が育まれてこなかった事情が存在する。21世紀の今日,成人における発達障害概念の普及により,我々はこのような患者に対して適切な診断行為が行えるようになったことは事実である。
しかし統合失調症とASDとの関係は,それほどまでに単純明快とはいかない。事実,発達障害概念の流布が,統合失調症の診たて方に変化をもたらした可能性すらある。統合失調症とASDとが,同じ成人の精神医学を舞台として論じられるようになった現在,それぞれの成因や臨床像を把握するためにも,双方の精神病理を再考する必要が生じてきた。
生物学と統合失調症—物質と物質でないもの
著者: 糸川昌成 , 新井誠 , 針間博彦 , 齋藤正彦
ページ範囲:P.1037 - P.1044
はじめに
近代科学は,16世紀にRené Descartesが世界を物質と物質でないものに二分し,物質世界の物理的法則のみを探求する領域として,科学という学問分野を打ち立てたことに始まった13,18)。この物質世界の探究は近代医学にも波及した。たとえば,かつて精神科病床の半分を占めた進行麻痺や不治の病だった結核など,人類にとって圧倒的脅威だった感染症を,細菌というミクロな生命体をペニシリンやストレプトマイシンなど抗生物質によって死滅させる医学技術によって克服した。
科学が感染症を攻略すると,次は糖尿病やがんといった慢性疾患を守備範囲におさめ,20世紀に入ると最後の秘境である脳への挑戦が始まった。精神医学には脳という物質がかかわることは間違いないのだが,一方で心という物質でないものともまた密接な関係にある。物質のみを探究してきた科学が初めて挑んだ,物質でない心の探究がどのように展開してきたのだろうか。本稿では,生物学が統合失調症に与えた影響について,1)ゲノム研究と技術革新,2)生物学の臨床医学への影響,3)精神医学の疾病概念,4)実体論(モノ)と状態論(コト)に沿って論考を進める。
展望
うつ病におけるヒストン脱アセチル化酵素の役割と新たな治療薬創出の試み
著者: 内田周作 , 渡邉義文
ページ範囲:P.1045 - P.1054
はじめに
うつ病は“抑うつ気分”と“興味・喜びの喪失”を主症状とする気分障害の1つで,欧米における生涯有病率は10%に迫る深刻な疾患である。うつ病の発症・病態機序はいまだ解明されていないが,抗うつ薬にセロトニンやノルアドレナリン経路を調節する作用があることから,うつ病脳における“モノアミン枯渇仮説”21,28)が提唱された。その後,神経画像学的技術の進歩により,うつ病患者脳やストレス負荷動物における脳海馬萎縮,脳梁膝下の前頭前野の萎縮,前頭前野の神経細胞およびグリア細胞の縮小・減少などが報告され,うつ病の生物学的構造として,遺伝的要因・環境要因による神経伝達や神経回路再構築の障害,すなわちうつ病の“神経可塑性異常仮説”21,28)が提唱された。うつ病発症における遺伝的要因の関与は,他の精神疾患(統合失調症など)に比べて小さいと考えられていることから,ストレスなどの環境要因がより重要であることが推測されている。そのため現在では,「うつ病患者はストレスに対する脆弱性を素因として有し,ストレスなどの外的環境要因によって神経線維・樹状突起の縮退などが引き起こされることで神経可塑性異常を生じてうつ状態に陥る」という“ストレス脆弱性仮説”が支持されている(図1)。
神経可塑性には脳内における遺伝子発現制御機構が重要な役割を果たしている。事実,うつ病患者死後脳解析において,神経可塑性に関わる遺伝子ならびにそれら遺伝子の発現量を制御する転写因子の発現異常が多数報告されている10,13,19,29)。最近,DNAの塩基配列に依存しないエピジェネティックな遺伝子発現調節機構と気分障害との関連が注目されている(図1)。エピジェネティクスとは,DNAを構成する塩基配列上のsingle nucleotide polymorphism(SNP)などの違いによる遺伝子発現の変化ではなく,DNAメチル化やヒストン修飾(アセチル化,メチル化,リン酸化など)のようなDNA塩基配列の変化とは無関係な後成的な化学修飾によるクロマチン構造の変化を介した遺伝子の転写調節機構と理解されている。一般的に,DNAメチル化は遺伝子発現を抑制し,ヒストンアセチル化は遺伝子発現を促進すると考えられている(図2)。
エピジェネティクスの気分障害への関与を支持する背景として,1)抗うつ薬投与によって脳由来神経栄養因子(BDNF)遺伝子のプロモーター領域におけるヒストンアセチル化レベルが増加すること34),2)ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)の過剰発現マウスでは,抗うつ薬投与による抗うつ様行動が消失していること34),3)HDAC阻害剤に抗うつ作用が認められること8,16,34,36),4)双極性障害の治療薬として使用されているバルプロ酸にはHDAC阻害作用があること,などが挙げられる。また,うつ病発症の構成要素としてのストレス脆弱性の形成機序において,幼少期の劣悪な養育体験(育児放棄など)がグルココルチコイド受容体(GR)遺伝子のDNAメチル化量を増大することでその転写産物量を制御することが動物モデル実験により報告されている37,38)。事実,虐待の既往のある自殺者は対照群と虐待の既往のない自殺者に比して海馬におけるGR遺伝子のDNAメチル化量は増加し,その発現量は有意に低下していることも報告されている26)。つまり,養育期の環境がその後成体になってもGR遺伝子のDNAメチル化という形で,脳に記憶されていることを示している。これらGR遺伝子のメチル化解析の論文はエピジェネティクス研究のランドマーク的存在であるが,論文発表当時“生後にDNAメチル化は変化しない”と考えられていたこと,そして環境要因によるGR遺伝子のDNAメチル化変化に対する分子機構の解明まで至っていないことなどから,論文の結果と解釈には注意が必要であるとされた4)。
その後,生後発達段階や成体の細胞内でも環境に応じてさまざまな遺伝子のDNAのメチル化や脱メチル化がダイナミックに変化することが確認されている。
2016年までに発表されたGR遺伝子のDNAメチル化に関する論文22報のうち,animal studyでは7報(全10報中),human studyでは10報(全12報中)の論文で劣悪な養育環境がGR遺伝子のDNAメチル化レベルを増大させることが報告されている35)。これらの知見から,DNAメチル化やヒストンアセチル化といったエピジェネティックな遺伝子発現制御とうつ病態・ストレス反応との関連が推測される。
本稿では,うつ病患者ならびにうつ病モデル動物において発現・機能異常が認められるヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)に焦点をあて,神経可塑性やうつ病態との関連,さらにHDACを標的とした阻害剤の新たな抗うつ薬創出への可能性ついて概説したい。
研究と報告
精神科デイケアにおけるアウトリーチ支援が地域移行に与える効果—予備的検討
著者: 佐藤さやか , 伊藤孝子 , 吉田統子 , 細谷章子 , 松長麻美 , 山口創生 , 武田裕美 , 大島真弓 , 坂田増弘 , 藤井千代 , 伊藤順一郎
ページ範囲:P.1055 - P.1065
抄録
本研究の目的はデイケアにおけるアウトリーチ支援などの効果について予備的検討を行うことであった。導入基準を満たすデイケア利用者15名をリクルートし,通常の支援に加えケアマネジメントとこれに基づくアウトリーチ支援を1年間実施した。支援前後の変化を検討した結果,QOLと心理的Well-beingの下位領域に有意もしくは有意傾向の改善がみられた。また社会的機能の下位領域の一部も改善しており有意傾向であった。利用者ニーズと1年後の転帰では就職希望だった7名のうち3名が就労するなどデイケアから地域への移行が促進された。以上の結果と事例報告からアウトリーチ支援は従来デイケアで難渋していたケースを展開させる糸口になることが示唆された。
短報
いじめ被害体験と自閉スペクトラム症のある学生に対する大学保健センターでのケアの一考察
著者: 深谷薫 , 山本朗 , 西谷崇 , 森麻友子 , 紀平省悟
ページ範囲:P.1067 - P.1072
抄録
大学生を対象としてASD的傾向といじめ被害体験をアンケート調査した。その結果,ASD的傾向の高い群はASD的傾向の低い群に比べ,いじめ被害体験が有意に多かった。次に,いじめ被害というトラウマ体験とASDのある学生への大学保健センターでの治療・支援経過を振り返った。精神科医がEMDRや認知行動療法の要素を取り入れた精神療法を,保健師が大学保健センター併設のキャンパス・デイケア室で集団活動を提供することなどにより,トラウマ体験に関連する精神症状や心理的影響が軽減し,学生の社会適応力が向上した。学校メンタルヘルス活動の重要性とともに,その活動を担い,多面的ケアを提供し得る大学保健センターの有用性が再認識された。
私のカルテから
入院と外泊によるリハビリテーションで改善した高次脳機能障害の1例
著者: 伊藤陽 , 新藤雅延 , 吉田浩樹 , 清水敬三 , 大塚道人 , 和知学 , 長谷川まこと
ページ範囲:P.1073 - P.1078
はじめに
高次脳機能障害とは,頭部外傷や脳血管障害などに起因する脳の器質的損傷により,失語・失行などの巣症状,注意障害や記憶障害などの欠落症状,理解・判断・遂行機能の障害,社会的行動障害などを呈する状態像を指す6)。2001〜2005年度に施行された高次脳機能障害支援モデル事業の調査8)によると,全国で約7万人と推計される18〜65歳の高次脳機能障害患者の原因疾患は,外傷性脳損傷が76.2%と最も多く,次いで脳血管障害17.0%,低酸素脳症2.8%と続く。この外傷性脳損傷による高次脳機能障害患者に関して,発症当初からかかわり,長期経過を追った報告は乏しい11)。
今回,筆者らは外傷性脳損傷後に高次脳機能障害を呈した症例の経過を約2年間フォローし,まず入院リハビリテーション(以下,リハビリ),次いで外泊の繰り返しによる在宅リハビリも行ったところ,著しい改善がみられたので報告する。なお患者および配偶者からは本報告に関して書面による同意を得ており,匿名性保持のため個人背景には変更が加えられている。
若年発症(思春期)のうつ病エピソードを持ち引きこもりが15年続いた発達障害の30代の男性の社会復帰を指導した1例
著者: 岩橋和彦
ページ範囲:P.1079 - P.1081
はじめに
思春期に抑うつ状態を呈しそれに伴って高校を中退して実家に引きこもった症例である。本症例が昼夜逆転した15年間の引きこもりを経て,定期的に外来通院し,毎日規則正しく早寝早起きし家事を手伝いフィットネスで体を鍛えて,ハローワークに通えるようになった経過を報告する。患者の同意を得て匿名性に配慮し論旨に影響しない範囲で細部に改変を加えている。
書評
—編集主幹 原田誠一 編集委員 石井一平,高木俊介,松﨑博光,森山成彬 編集協力 神山昭男—外来精神科診療シリーズ(全10冊) フリーアクセス
著者: 神田橋條治
ページ範囲:P.1083 - P.1084
「よの中に交わらぬとにはあらねどもひとり遊びぞ我はまされる」(良寛)。いのちにとって「閉ざす」ことが必然です。そのなかで成長と熟成が進みます。「開く」は,成長と熟成とに寄与する次の策です。「閉ざす」自体が損なわれるといのちが自立性を失います。文化も同じです。開化期の先人たちは,「攘夷」という被害妄想のかわりに「和魂洋才」との心構えをもつことで,「鎖国」のなかで熟成してきた日本文化を守りました。当時の被植民地諸国の見聞からの知恵だったのでしょう。からだ⇒こころ⇒魂と並べたとき,その順に「閉ざす」が大切になります。「魂だけは売り渡さない」はさまざまな極限状況で現れる決意です。「身は売っても思いは主さまだけのもの」との遊女の覚悟もそのひとつです。魂を守る決意には切ない気分があります。グローバル化の流れやAIの発展がこころの領域にまで支配を広げてきたので,切なさは日常に瀰漫してきました。最近の奇妙な社会現象の多くを,切なさへの対処行動,せめて魂だけは守ろうとする工夫,として眺めると腑に落ちる気分が湧きます。
精神科臨床を選択した人々の多くは,からだ⇒こころ⇒魂の総合体を援助する志向を持っています。いのちの鎖国文化を援助したいとの意図を持つ資質です。いずれが先かは微妙ですが,我が内なる鎖国文化を維持し熟成したいとの志向と互いに響き合います。「わたしの精神医学」です。内なる鎖国文化が形を現し,幾つかの援助手技を手に入れた人は,クリニックを立ち上げます。鎖国環境の設定です。精神科臨床のロマンですから,当然の流れです。
論文公募のお知らせ
テーマ:「東日本大震災を誘因とした症例報告」 フリーアクセス
ページ範囲:P.1009 - P.1009
「精神医学」誌では,「東日本大震災を誘因とした症例報告」(例:統合失調症,感情障害,アルコール依存症の急性増悪など)を募集しております。先生方の経験された貴重なご経験をぜひとも論文にまとめ,ご報告ください。締め切りはございません。随時受け付けております。
ご論文は,「精神医学」誌編集委員の査読を受けていただいたうえで掲載となりますこと,ご了承ください。
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今月の書籍 フリーアクセス
ページ範囲:P.1082 - P.1082
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.1086 - P.1086
編集後記 フリーアクセス
著者:
ページ範囲:P.1090 - P.1090
DSMの功罪が言われてから久しく,その影響を受けて精神科医になった世代は確実に増えている。彼らの診察を見ていると,症状の抽出に熱心だが病歴(ストーリー)には症状ほどの力点を置かないという特徴がある。もちろん観察範囲は乏しいので一般化はできないが,診断基準をストレートに診察に当てはめると起こりそうな事柄である。結果,精神科診察が内科診察に近いものになっている。もちろん面接時間は内科よりもはるかに長いが構造は類似している。そこにはOSCEなど卒前教育の影響もあるかもしれない。
ではそれが悪いかと言うと,一概にそうとも言えないと感じることがある。患者や家族がそのような面接に違和感を覚えていないようにみえるのである。考えてみればそれは当然で,初めて精神科を受診する人にとって精神科診察が内科のそれに近ければ不安は少ないのかもしれない。
基本情報
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特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論