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文献詳細

雑誌文献

精神医学6巻2号

1964年02月発行

文献概要

紹介

—Klaus Conrad 著—Der Konstitutionstypus—Theoretische Grundlegung und Praktische Bestimmung

著者: 島崎敏樹1 矢崎妙子1

所属機関: 1東京医科歯科大学神経精神医学教室

ページ範囲:P.159 - P.161

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 1962年に惜しくも物故されたKlaus Conradは,「失語症」を,大脳全体論的な立場に立ち,ゲシュタルト変遷によつて説明したことで,あまりにも有名である。
 19世紀の初め,ようやく「精神医学」は,医学の一分科として確立された。それ以来「精神病」が,科学的に取り扱われるようになつたのは周知のとおりである。「精神異常」も,その身体的原因とくに大脳の病的変化を明らかにすることに主力がそそがれた。このようにして,Wernickeは,あの有名な「失語症の説明図式」で,大脳局在論的な立場を確立した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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