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文献詳細

雑誌文献

精神医学6巻4号

1964年04月発行

研究と報告

Trifluoperazineの使用経験

著者: 島崎敏樹1 石黒健夫1

所属機関: 1

ページ範囲:P.297 - P.305

文献概要

I.まえがき
 Chlorpromazine,reserpineを初めとする精神科薬物療法は,その後もphenothiazine系薬物の誘導体がつぎつぎと発表され,より強力で毒性と副作用の少ない薬物へと開発されつつある。とくに最近はphenothiazine核がCF3基をもつたtrifluoropromazine,trifluorophenazineが最強力の薬物として知られている。
 われわれもこのたび,同様にCF3基をもち,きわめて特徴的な作用を有するTrifluoperazine(住友化学,製品名Tranquis,略称T. Q.)を使用する機会をえたのでその結果を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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