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文献詳細

雑誌文献

精神医学60巻10号

2018年10月発行

特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる

限局性学習症/発達性協調運動障害

著者: 橋本大彦1

所属機関: 1橋本クリニック

ページ範囲:P.1093 - P.1100

文献概要

はじめに
 本稿では,限局性学習症と,発達性協調運動症を扱う。この2つは教育の場で問題になることから,教育学の古典に詳しく記載がありそうだが,意外にそうでもない。教育学の古典では,むしろ現在の注意欠如多動症(ADHD)に関連する問題行動を呈する児童について詳述されていることが多い。ADHDは教師や集団の負担になるものの,限局性学習症と発達性協調運動症は個人間に相互の影響を及ぼすものではなく,個人内の問題であることから,あまり重視されていなかったかと思われる。とは言え,この分野は医学だけでなく,教育学でも対象にされるものであることから,その両方の側面から,紹介をしていきたいと思う。

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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