精神科外来には多種多様な「発作エピソード」を訴えて患者が訪れてくるが,その診断に至る過程は単純ではない。たとえば,発作性健忘を訴える患者では解離症と診断する前に複雑部分発作や一過性てんかん性健忘などを鑑別しなくてはならないだろう。てんかん発作との鑑別のために神経内科を紹介する方法も考えられるが,その神経内科医は解離についても知識を持ち合わせているのだろうか。神経内科医の「心因性」という診断を鵜呑みにして治療を始めても問題はないのだろうか。こうした精神医学と神経学の境界領域についても精通していることが精神科医には求められている。とは言え,明日の精神医療を担う専攻医にとって経験すべき対象はICD-10のFコードかDSM-5にリストアップされている病名がすべてであって,どちらにも掲載されていないてんかんに対する関心は低くなりがちと言わざるを得ない。したがって,この境界領域の診療の担い手を増やしていくための啓発は重要な課題と言える。
本特集では,精神科診療におけるてんかん学の重要性を読者に再認識していただくことを目的とし,精神科診療で遭遇することの多いてんかん症候群とその境界領域について,第一線で活躍されている先生方に解説をお願いした。
雑誌目次
精神医学60巻4号
2018年04月発行
雑誌目次
特集 精神科診療におけるてんかん
特集にあたって フリーアクセス
著者: 吉野相英
ページ範囲:P.317 - P.317
心因性非てんかん性発作を診わける—治療的介入との一体性
著者: 兼本浩祐
ページ範囲:P.319 - P.328
はじめに
心因性非てんかん性発作は,てんかんを疑われて来院する人のほぼ1割,難治の人が集積するてんかんセンターでは2割近くに及ぶとも言われており,けいれんしながら救急搬送される成人の3割を超えるとも言われている5,6)。こうした背景からは総合病院の精神科医がコンサルトを受ける可能性も少なくない上に,時には精神科クリニックで診療中の人がけいれん様の症状を起こす事態は十分想定される。心因性非てんかん性発作(psychogenic non-epileptic seizure:PNES)に対する研究はその臨床的な重要さから等比級数的に増加しており,きわめて多数の論文が英文論文では発表されている。しかし臨床という観点からはいくつかの喫緊の課題が存在している。
第1に,臨床と研究の深刻な乖離の問題を挙げることができる。Cognitive behavioral therapy(CBT)が有効という論文は枚挙にいとまがないほど発表されてきたが,確かにCBTの開始時点と終了時点を比較すれば発作回数は減りはするが,長期的なQOLの改善にそれがつながるかどうかについては信頼性の高いデータは存在していない2)。物言わぬ精神科医,ケースワーカー,臨床心理士が個々のケースを自らの患者として受け入れ,長期間にわたって社会的な側面を含めて介入しつつフォローすることこそが真のQOLの改善につながっているのではないかという臨床実感がある。しかし,それを裏付ける研究デザインを作成することは構造的な困難さを伴うため,PNESの研究においては,長期的な実臨床を担う現場と論文発表をするCBT研究者との間に,必然的に深刻な乖離が生ずることになる。
第2にはPNESが神経学と精神医学の境界領域にあるという古くから強調されてきた問題である。神経内科医は自身にとって理解が難しい症状を精神科領域の問題だと考え,精神科医は逆に神経内科領域の問題だと考える傾向は世界的にみられ1),精神医学と神経学が別の領域に分けられてから一貫して存在し続けてきた問題であるとも言える。てんかん専門医が非てんかん性の病態だと判断して,地域の精神科医に紹介した患者がしばしばてんかんを再度疑われて送り返されてくるという事態が稀ならず起こることをこぼす国外のてんかん専門家は多い。他方で今世紀に入ってからでも爆発的な勢いで新たな病態が見つかっており,たとえばvoltage-gated potassium channels(VGKC)抗体脳炎では,faciobrachial dystonic seizureというこれまでてんかんの専門家が非てんかん性の病態だと判断しかねなかった特異な形態のけいれんが実はその診断に不可欠な特徴的な症状の1つとしてクローズ・アップされるという展開も起こっている。こうした背景を考えるならば,たとえ専門家が器質性疾患ではないと判断した病態についても,精神科医が独自の視点から,どうしても心因性の病態だとは思えないという事態が繰り返し起こるのはむしろ当然のことではないかとも思われる。
第3は,「心因」という言葉に対する精神科医の敵意の問題がある。これはアメリカ精神医学における風土病が日本に伝播したものとも考えることができる現象でもあるが,精神分析への強い傾斜とそれへの反発というアメリカ特有の歴史的・政治的な経緯がDiagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders(DSM)という診断体系のうちに具現化され,これを通して「心因」を連想させる疾病名はDSM第3版以降は可能な限り解体され,排除されてきた。PNESの「心因性」という冠は確かに必ずしもすべてのPNESに関して実態を表しているとは言い難いところはあるが,他方で心因性非てんかん性発作にも器質因では出現し難く除外診断ではなく積極診断が可能な場合もあり,さらに失神その他の非てんかん性ではあるが器質性のてんかん類似症と線引きをするという意味でもこの冠を現時点で外すのは混乱をもたらす可能性がある。実臨床において,薬物療法ではなく,環境調節と心理療法が一次的な治療手段であることを明確に意識するという意味でも,今のところはこの病名の有用性は有害性を上回っているのではないかと思われる。
以下,本稿では第1,第2の問題に焦点を絞って論じたい。
睡眠中の異常行動—パラソムニアと睡眠関連てんかんを中心に
著者: 千葉茂
ページ範囲:P.329 - P.338
はじめに
睡眠中には,さまざまな異常行動が出現する。睡眠中の異常行動(abnormal behaviors during sleep)は,夜間の睡眠構造の破綻だけでなく,日中の過剰な眠気も引き起こす。また,睡眠中の異常行動によって,患者はもちろん周囲の人が受傷する場合もある。てんかん発作が診断されずに未治療の状態で繰り返し出現すると,実験てんかんのキンドリングモデル11)で示されているように,発作時のてんかん性発射がもたらす反復性電気刺激によって発作症状が重症化・難治化することが予想される。このような理由から,睡眠中の異常行動については早期に診断・治療することが重要である。特にパラソムニア1)と睡眠関連てんかん1)は,睡眠中の異常行動の代表的疾患であるだけでなく,その鑑別診断も難しいため,本稿では両疾患を中心に概説する。
精神科診療で遭遇するNCSE
著者: 谷口豪
ページ範囲:P.339 - P.346
精神科医が知っておきたいNCSE概念の歴史—総論
非けいれん性てんかん重積状態(non-convulsive status epilepticus:NCSE)は,脳波上は電気的な発作活動が持続しているにもかかわらず,けいれんなどの運動症状が目立たず,意識障害を示す状態を示す9)。
NCSEの概念・定義は拡大傾向にあり,その背景疾患や脳波所見そしてNCSEを診断・治療する医師の立場も多様になっており,混乱を招いている部分もある3,18)。そのため,NCSEの概念がどのように成り立ってきたのかを知るのは重要であり,以下に簡単にNCSEの歴史について述べる。
高齢初発てんかん
著者: 小玉聡 , 渡辺雅子
ページ範囲:P.347 - P.358
はじめに
てんかんは小児の病気と誤解されることが多いが,数々の疫学研究により発症率は年齢とともに上昇し,65歳以上の高齢者で最も高くなることが示されている。てんかんは脳に生じるあらゆる疾患を背景として起こるため,脳卒中や神経変性疾患の有病率が高い高齢者でてんかんが増えるのは,実は自然なことと言える。今後の高齢化社会では,その患者数はさらに増加すると予想される。高齢発症のてんかんは,若年者と臨床像や検査所見が異なる上に,鑑別すべき疾患も多岐にわたるために診断が困難であることが多く,過少診断または過剰診断となることが少なくない。また,高齢者は薬物代謝能が低下しているため,治療においては副作用に注意し,薬剤選択の際は併存疾患やポリファーマシーを考慮する必要がある。一方で,高齢者てんかんは薬剤反応性が比較的良好であることが知られており,適切な診断・治療により患者のQOLに大きく貢献することができる。高齢者のてんかんに特徴的な臨床像も知られており,それらが診断のヒントになることもある。本稿では,高齢初発てんかんのマネジメントに必要な基礎知識を提示する。
てんかんと精神病性障害
著者: 山田了士
ページ範囲:P.359 - P.366
はじめに
慢性疾患治療の目標が生活の質に大きくシフトしている現代にあって,てんかん診療においても,精神病や抑うつといった精神症状の適切な治療は特に重要なことの一つである。てんかんと精神病の関連あるいは類縁性については19世紀から関心が持たれ,20世紀には多くの重要な指摘がなされてきている。しかし,実臨床での関心は精神科領域でも神経内科領域でもその重要性の割にまだ低いのが現状である。それでも,わが国では数々の研究者や臨床家が病態解明に大きく貢献してきた経緯がある。
てんかんにおける精神病の有病率は5.6%(対照とのオッズ比は7.8)と一般よりもかなり高く,特に側頭葉てんかんでは精神病の有病率はさらに上がって7%に至るという4)。てんかんの合併精神障害の頻度自体は,気分障害や不安障害,あるいは発達障害などのほうが高いかもしれないが,精神病性障害のもたらす生活への影響が重大であるのは言うまでもなく,また精神病性障害はてんかんおよびてんかん発作との関連における成立機序を考える上で,それぞれの疾患の本態にかかわる重要な問題を含む可能性がある。本稿では,まずてんかんに関連する精神病性障害を概説し,その成立機序に関する最近の知見も含めて考察してみたい。
不機嫌症の現在
著者: 吉野相英 , 立澤賢孝 , 須田哲史
ページ範囲:P.367 - P.374
はじめに
不機嫌症について議論されなくなってからかなりの年月が過ぎた。死語と言ってもいい。障害年金請求用診断書の現症記載欄には選択項目としててんかん発作と並んで不機嫌症が記載されているが,この用語の詳細を承知している臨床医はかなり減っているだろう。四半世紀前までは不機嫌症について触れている邦文論文13,20)を目にすることもあったが,その後忽然と消えてしまった。小論では不快気分症と名前を変えて復活した不機嫌症に関する最近の研究を紹介し,現在の精神科診断体系における位置付けやその意義について考えてみたい。
新世代抗てんかん薬を使いこなす
著者: 西田拓司
ページ範囲:P.375 - P.384
はじめに
てんかんは有病率が1%に近く,頻度の高い精神神経疾患である。てんかんの主症状であるてんかん発作は抗てんかん薬による薬物治療が基本となる。長年,部分発作に対するcarbamazepine(CBZ)と全般発作に対するvalproic acid(VPA)がてんかん薬物治療のゴールドスタンダードだった。しかし,1990年代以後,海外では新世代抗てんかん薬(以下,新規抗てんかん薬)が次々に上市され,抗てんかん薬の治療戦略が変化しつつある。本邦では海外と比較して新規抗てんかん薬の承認・販売が遅れてきた。この遅れはドラッグラグと呼ばれ,長年大きな問題とされてきたが,2006年以後,多くの新規抗てんかん薬が使用可能となり,ようやく欧米の状況に追いつきつつある。本邦もてんかんの薬物治療の転換期を迎えたと言える。
ところで,本邦では長年成人てんかんの治療は精神科医が担ってきた。しかし,近年,その役割は神経内科医や脳外科医へ移りつつある。精神科医がてんかん患者の診療にあたる機会が減り,従来薬でのてんかん治療に精通している精神科医も,新規薬による治療の経験が少ないかもしれない。一方,最近てんかん診療にかかわりだした神経内科医や脳外科医にとって,もはや新規抗てんかん薬が薬物治療の基本となっている。ところが,新規薬の一部は精神面に対するネガティブな影響が大きいことが分かってきた。今後,てんかんを専門としない精神科医も,逆説的に,(精神症状を持つ)てんかん患者の診察を引き受ける機会が増えると考えられる。その際,必要となるのは新規抗てんかん薬を追加するための知識より,減量・中止するための知識かもしれない。いずれにしても,新規抗てんかん薬を含めたてんかん治療についての基本的知識は精神科医にとって必須のものと考える。
展望
双極Ⅱ型障害について—双極Ⅰ型障害の軽症型との理解ではなく
著者: 吉村淳 , 鈴木映二
ページ範囲:P.385 - P.397
はじめに
双極Ⅱ型障害とは一般の精神科医にとってどんなイメージの疾患であろうか。明らかな躁病相とうつ病相が交代する双極Ⅰ型障害は,古典的な躁うつ病の理解が当てはまりやすい。精神科病院に勤めていると,典型的な躁状態の患者が興奮して搬送されてきて,声高にまとまりなく誇大的な内容を話し続けるといったことから,比較的容易に双極Ⅰ型障害の診断がつく。患者に振り回されて周囲の人たちも疲弊しており,「何とか入院をお願いします」と懇願することになり,医療保護入院での治療が開始されるであろう。服薬可能な場合には,治療ガイドラインにのっとり,リチウムまたはバルプロ酸を主剤として,必要に応じて非定型抗精神病薬を使用して,静穏化をはかるという治療コースもおおむね敷かれている。
それに比べて,双極Ⅱ型障害は確固たるイメージを持ちにくく,全体的にぼやけた印象があるのではなかろうか。一般的には,双極Ⅰ型障害の軽症型として捉えられて,双極Ⅰ型障害が激しい躁状態を呈するのに比べて,双極Ⅱ型障害の場合には,多弁で活動性が上昇するが,易怒性は比較的抑えられており,逸脱した行為は少ないなどのかなり恣意的な判断で,軽躁状態とみなされ,診断としては「強いて言えばⅡ型になるだろう」として,双極Ⅰ型障害に準じた治療を開始するということが日常的に行われているように思われる。実際に,日本の双極性障害治療ガイドラインに目を通しても,双極Ⅱ型障害についてほとんど紙面が割かれていない49)。
そのため,双極Ⅱ型障害は精神科医の誰もが知る疾患でありながら,漠然として捉えどころがない。双極Ⅰ型障害という強烈な印象を示す疾患に隠れて,どこか日陰の存在である。古くはDunnerらによって,反復性の抑うつ状態を繰り返していた入院中の患者の多くで,以前に入院する必要がない程度の軽い躁病エピソードがあったことが見出された24)。家族歴から双極Ⅰ型障害と同様に,その病態の遺伝的な要因も強いことが描出されて,双極Ⅱ型障害と名付けられた。それから20年近く経過して,DSM-Ⅳの中に,抑うつエピソードと軽躁病エピソードの既往の存在する場合に,双極Ⅱ型障害(軽躁病エピソードを伴う反復性大うつ病エピソード)との診断名が正式に記載された1)。DSM-Ⅳにおいて,躁病エピソードと軽躁病エピソードはその持続期間と重症度において区分されていた。持続期間は躁病エピソードの場合は1週間以上であり,軽躁病エピソードでは4日以上となっていた。重症度については,躁病エピソードでは「職業的機能や日常の社会活動または他者との人間関係に著しい障害を起こすほど,または自己または他者を傷つけるのを防ぐため入院が必要であるほど重篤であるか,または精神病性の特徴が存在する」とあり,軽躁病エピソードでは「社会的または職業的機能に著しい障害を起こすほど,または入院を必要とするほど重篤でなく,精神病性の特徴は存在しない」との説明であった。つまりは,重症度に関しては入院を必要とするかどうかと,精神病症状の有無を一つの目安としていた。
それらの記載からは,双極Ⅱ型障害は,躁的な状態の持続期間が短く,病状も比較的軽いという説明であり,双極Ⅰ型障害の軽症型との認識しか残らない。このような症状の軽重で,疾患を分類する場合は,軽症型は重症型が除外された場合にのみ該当することとなり,しばしば重症型にその疾患の定型的な病状を有する患者群が集中して,軽症型として非定型的な患者が拾われることになる。必然的に,重症型の診断の信頼性や妥当性は高くなるが,軽症型の診断の信頼性や妥当性は低く,軽症型の診断基準が疑問視されることとなる。DSM-Ⅳにおけるアルコール依存症とアルコール乱用ではまさにこのような上下関係にあり,依存症が除外された場合においてのみ,飲酒によって社会的な問題を引き起こしたときは乱用の診断が適用された。その結果,依存症診断の信頼性や妥当性は高かったが,乱用の診断基準は問題視され,DSM-5においてはアルコール使用障害として一連の疾患としてまとめられた32,65)。
同様の理屈から,DSM-Ⅳでの双極Ⅱ型障害の診断についても,DSM-5において双極スペクトラム症といったような名称で,一連の疾患として双極Ⅰ型障害とともに一括りにされてもよかったはずであった。しかし,双極Ⅱ型障害は独立した診断として残った2)。双極Ⅱ型障害や軽躁病エピソードにおける診断の信頼性に関して,確かに論争が続いている。ただし,構造化面接を用いた双極Ⅱ型障害の診断の信頼性は,双極Ⅰ型障害や大うつ病と同程度に高く,特異性の高い疾患であるとの報告がある55)。DSM-Ⅳに基づいた構造化面接でも,2つの面接法の診断一致率が双極Ⅰ型障害,双極Ⅱ型障害ともに高く,診断妥当性が示されている40)。双極Ⅱ型障害が特有の病態や病状経過を呈する疾患であるとの観察研究の積み重ねがあり,最近では,双極Ⅰ型障害とは異なる薬物治療の適応についてのエビデンスが集積されてきている実状がある。今回,主に双極Ⅰ型障害との異同を対比させることで,双極Ⅱ型障害に固有の特徴を浮き彫りにしていく。
研究と報告
成人用ADHD評価尺度ADHD-RS-Ⅳ with adult prompts日本語版の信頼性および妥当性の検討
著者: 市川宏伸 , 齊藤万比古 , 齊藤卓弥 , 仮屋暢聡 , 小平雅基 , 太田晴久 , 岸田郁子 , 三上克央 , 太田豊作 , 姜昌勲 , 小坂浩隆 , 堀内史枝 , 奥津大樹 , 藤原正和 , 岩波明
ページ範囲:P.399 - P.409
抄録 小児ADHDの症状評価で世界的に汎用されるADHD-RS-Ⅳは,海外にて成人ADHDに対応する質問(prompts)と組み合わせて成人向けに使用されている(ADHD-RS-Ⅳ with adult prompts)。本研究は,日本語版promptsを作成し,日本人の成人ADHD患者36名および非ADHD成人被験者12名を対象に,その信頼性および妥当性を検討した。その結果,評価者内および評価者間信頼性の指標である級内相関係数は高く,内部一貫性の指標であるCronbach αは高い値を示した。CAARS日本語版およびCGI-Sとの相関で検討した妥当性も良好であり,かつADHD患者と非ADHD被験者との判別能力を検討するROC解析においても優れた結果であった。成人用prompts日本語版は,ADHD-RS-Ⅳとともに用いることで,成人ADHDの症状評価の手段として有用であると考えられた。
アルツハイマー病と前頭側頭型認知症における開扉操作の検討
著者: 和泉美和子 , 丸山志織 , 田中政春 , 今村徹
ページ範囲:P.411 - P.416
抄録 前頭側頭型認知症(FTD)の代表的症候である「立ち去り行動」と類似した,課題の継続を拒否して席を立ち検査室を出ようとする行動は,進行期のアルツハイマー病(AD)においてもみられる。ADではその際に,ドアノブを握って試行錯誤するが開扉できないことがしばしばみられ,検査室の扉を開けることには困難を示さないFTDとは対照的である。そこで本研究では,進行期のADとFTDで開扉操作の障害の頻度や程度に差があるという仮説を検証するとともに,開扉操作に関係する要因の検討を行った。FTDはADに比して容易に開扉可能であり,開扉を可能にする背景要因として,構成課題に反映される頭頂後頭領域機能の相対的保存が示唆された。
紹介
ICD,ICF,ICHI,そしてAI
著者: 丸田敏雅 , 松本ちひろ
ページ範囲:P.417 - P.427
抄録 WHOはICD,ICFおよびICHIによるデータ収集と解析により今後の保健施策の決定を行うことを目標にしている。本稿ではこれらのうち本邦ではまだ紹介されていないICHIβ版の精神関連分野について紹介した。ICHIβ版は「身体システムと機能における介入」,「活動と参加領域における介入」,「環境における介入」,「健康関連行動における介入」の4つのセクションから構成されている。精神分野に関係するものとして,「身体システムと機能における介入」には精神機能(AS),全般的精神機能(AT),個別的精神機能(AU)がある。
本稿では精神科臨床でよく遭遇する反復性うつ病性障害と統合失調症に対してICD-11β版,ICFおよびICHIβ版を運用してみた。
また,これら3つの分類の運用についてはAIの活用は不可欠であると思われ,その点も考察した。
私のカルテから
性器露出を繰り返す知的障害に行動療法,薬物療法とともにレスリング用トランクスが有効であった1例
著者: 加藤悦史 , 兼本浩祐
ページ範囲:P.429 - P.431
はじめに
知的障害の犯罪は窃盗,性犯罪,放火が多く1〜3),知的障害の性犯罪は累行する傾向が強い3)という特徴がある。知的能力との関係性が指摘されているが2),現在まで有効な治療法は確立されていない4)。今回我々は性器露出を繰り返す知的障害に行動療法,薬物療法とともにレスリング用トランクスが有効であった1例を経験した。若干の考察を加えて報告する。なお匿名性保持のため論旨に影響のない程度に改変を施し,症例呈示に際し本人より同意を得ている。
追悼
融 道男先生を偲んで
著者: 西川徹
ページ範囲:P.432 - P.434
東京医科歯科大学名誉教授で,精神医学の発展に大きく貢献された,融道男先生が,2017年5月7日に逝去されました。先生は,1958年に九州大学医学部をご卒業になり,精神医学を志して島崎敏樹先生が主宰されていた,東京医科歯科大学医学部神経精神医学教室に入局されました。その後,国立武蔵療養所神経センター(現・国立精神・神経医療研究センター神経研究所)部長,信州大学医学部精神医学教室教授,東京医科歯科大学医学部神経精神医学教室教授,ならびに「生物学的精神医学および精神保健に関する研究・訓練のためのWHO協力センター」センター長をご歴任になるとともに,日本生物学的精神医学会理事長,日本神経精神薬理学会理事長,日本神経化学会理事をはじめ学会の要職を通じて,精神疾患の生物学的研究のリーダーの一人として活躍され,国内外から高い評価を受けてこられました。
融先生のライフワークは統合失調症の原因解明でしたが,そのために,生化学的アプローチが不可欠とお考えになり,早くから周到な準備をされていたことが窺われます。インディアナ大学のAprison教授の下に1964年より留学され,脳のアセチルコリンの微量測定法を確立されましたが,これも後の神経伝達物質の研究の基盤作りだったように思われます。常に,脳内物質の精度の高い測定法を,専門の基礎研究者の意見や指導を求めながら構築され,精神疾患の分子病態について新しい側面を開拓してこられたことが,基礎研究者からも信頼される水準の高い研究成果をもたらしたと推察されます。物質的な手がかりが乏しかった統合失調症には慎重に取り組まれ,前段階として,先生が別に注目されていた,本症と同じく明確な形態学的変化を伴わないにもかかわらず劇的な機能的変化を示す睡眠・睡眠覚醒リズムの生化学的研究から始められ,セロトニン伝達系との関係を明らかにする成果を挙げられました。
書評
—ガートルード・ブランク,ルビン・ブランク著/馬場謙一監訳,篠原道夫,岡元彩子 訳—自我心理学の理論と臨床—構造,表象,対象関係 フリーアクセス
著者: 堀川聡司
ページ範囲:P.436 - P.436
米国の精神分析家であり,優れた教育者として知られているブランク夫妻による教科書的著書が翻訳出版された。題名の通り,自我心理学の理論(第一部)と技法(第二部)が包括的に学べる内容となっている。
読者の中には,精神分析の著作,それも1994年に刊行された著作(第一版は1974年)が訳されたことについて,「なぜいまどき?」と疑問に思う方もいるかもしれない。いうまでもなく今日の精神医学は,精神生理学・精神薬理学が中心であり,20世紀中盤に全盛期を迎えた精神分析とは,病理理解も治療法も根本的に異なる。さらに精神分析は,良く言えば「古典」,悪く言えば「精神医学の発展を遅らせた阻害物」と見なされることさえある。
論文公募のお知らせ
テーマ:「東日本大震災を誘因とした症例報告」 フリーアクセス
ページ範囲:P.346 - P.346
「精神医学」誌では,「東日本大震災を誘因とした症例報告」(例:統合失調症,感情障害,アルコール依存症の急性増悪など)を募集しております。先生方の経験された貴重なご経験をぜひとも論文にまとめ,ご報告ください。締め切りはございません。随時受け付けております。
ご論文は,「精神医学」誌編集委員の査読を受けていただいたうえで掲載となりますこと,ご了承ください。
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P. - P.
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.438 - P.438
編集後記 フリーアクセス
著者:
ページ範囲:P.442 - P.442
できあがった本号を読んで,精神医学および医療の歴史,現状,未来への展望が詰まっていることに感銘を受けました。充実したコンテンツです。
特集では,神経学との境界領域で精神科医が鑑別を求められるてんかんを取り上げました。心因性非てんかん発作,睡眠中てんかん性異常行動,非けいれん性てんかん重積,高齢初発てんかん,てんかんの精神病性障害,周期性不機嫌症など,臨床において高頻度に遭遇するてんかん関連症候,新世代抗てんかん薬の使用法について,第一線の専門家による明解な解説論文が集まりました。まとめて学ぶチャンスの少ないこの領域について,きわめて有用な情報を与えるものとなっています。
基本情報
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バックナンバー
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特集 「治療を終える」に向き合う
66巻11号(2024年11月発行)
特集 「難治例」の臨床—治療に難渋する時の診断,治療,そして予防
66巻10号(2024年10月発行)
特集 不登校の理解と支援
66巻9号(2024年9月発行)
特集 —身体疾患の患者・家族のこころを支える—コンサルテーション・リエゾン精神医学
66巻8号(2024年8月発行)
特集 現代における解離—診断概念の変遷を踏まえ臨床的な理解を深める
66巻7号(2024年7月発行)
特集 アディクション—コロナ禍で変わったこと,変わらないこと
66巻6号(2024年6月発行)
特集 精神疾患の気づきと病識
66巻5号(2024年5月発行)
増大号特集 精神科診療における臨床評価尺度・検査を極める—エキスパートによる実践的活用法
66巻4号(2024年4月発行)
特集 精神疾患・精神症状にはどこまで脳器質的背景があるのか—現代の視点から見直す
66巻3号(2024年3月発行)
特集 精神疾患への栄養学的アプローチ
66巻2号(2024年2月発行)
特集 うつ病のバイオマーカー開発の試み
66巻1号(2024年1月発行)
特集 性差と精神医学—なぜ頻度や重症度に差があるのか
65巻12号(2023年12月発行)
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65巻11号(2023年11月発行)
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65巻10号(2023年10月発行)
特集 DSM-5からDSM-5-TRへ—何が変わったのか
65巻9号(2023年9月発行)
特集 拡がり続ける摂食障害(摂食症)—一般化とともに拡散・難治化する精神病理にどう対処するか
65巻8号(2023年8月発行)
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65巻7号(2023年7月発行)
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65巻6号(2023年6月発行)
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65巻5号(2023年5月発行)
増大号特集 いま,知っておきたい発達障害 Q&A 98
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64巻12号(2022年12月発行)
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64巻11号(2022年11月発行)
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63巻8号(2021年8月発行)
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63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論