近年の「精神疾患」の著しい増加に伴い,厚生労働省は2013(平成25)年度の第5次医療計画から4疾病に精神疾患を加え,「5疾病5事業」として重点化した。しかし精神疾患・身体疾患併存あるいは身体疾患起因の精神症状としての身体合併症の医療問題は歴史をはるかに遡る。東京都は1981年から,精神科病院入院中の患者を対象に精神科患者身体合併症医療事業を開始した。治療への協力性の問題が生じ得る一部疾患への心配という一般医療側の不安が根強かった時代における現実的施策であったと言える。時を経て,精神疾患は一般化され,卒前・卒後教育の成果として若手医療者の姿勢は好ましい方向に変化している。
このような情勢において,身体合併症医療はどのような形になっていくべきか。長年の懸案である病識欠如・現実検討能力障害ゆえの身体治療拒否に対する合意形成はどうすべきか。さらに,各種疾患と精神疾患との関連を示唆する研究成果が疫学的にも生理学的にも蓄積されつつある現在,5疾病5事業の各領域との協働はいかにすべきか。
雑誌目次
精神医学60巻6号
2018年06月発行
雑誌目次
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
特集にあたって フリーアクセス
著者: 八田耕太郎
ページ範囲:P.575 - P.575
地域医療における身体合併症の対処状況と方向性
著者: 中村満 , 奈良真起子
ページ範囲:P.577 - P.585
はじめに
精神疾患患者の身体合併症は,長く精神科医療における重要な課題であったが,一般の医療者にとってはそれほど大きな問題ではなかったように思う。しかし,精神疾患に対する社会のかかわり方が変化し,医療計画に5疾病目として取り上げられ,精神科身体合併症は今や医療全体が取り組むべき課題となった。そのような状況にあって,精神科医療に寄せられる期待は大きいが,我々はどこまでそれらに応えることができているのであろうか。本稿では,地域における身体合併症医療の課題について振り返り,その打開例としての新たな活動を概観し,東京都での我々の体験を示して,現況の課題と今後の方向性について考えてみたい。
病識欠如・現実検討能力障害ゆえの身体治療拒否に対する対応
著者: 桑原達郎
ページ範囲:P.587 - P.594
はじめに
表題の内容について論じる前にまず整理しておきたいのは,我々が患者に対し医師として振舞う際,正しく振舞うために,行動の指針として何に拠っているかということである。ほとんどの場合,我々はそれをことさらに意識することなく,半ば習慣的に行動の方針を決めていることが多い。したがって,ほとんどの場合,行動の根拠は何かという面倒な思考をめぐらさなくとも,行動を滞らせることなく正しい行動を選び取っている。
医師の行動の第一の根拠となるのは,言うまでもなく医学的エビデンスである。ここで言う医学的エビデンスとは,エビデンスレベルの高い科学的事実のみならず,個人の経験に基づく知見なども含めた広義の意味を指すと考えていただきたい。このような医学的エビデンスを用いることにより,我々医師は,患者の治療方針を決定する際に,ほとんどの場合患者にとって最善の方針は何かを「知っている」と言ってよい。そのような知識を基に,患者にとって最善の治療方針を提案し,医学的エビデンスに基づいた提案を行う。患者にとって悪い結果をもたらす可能性が一定以上あるものは言うに及ばず,ほとんどリスクのない治療内容であっても,治療方針に関して説明を行い,同意を求めるというインフォームドコンセントの手続きを踏むことになる。ただし,インフォームドコンセントが本質的に必要になるのは,治療における選択肢が複数あり,医学的エビデンスに拠って検討してもおのおののリスクが拮抗しているため選択肢を絞ることができない場合である。そのような際,治療方針の選択をするにあたって,患者の価値観や人生観などを加味した上で,それらを選択決定の材料とすることがインフォームドコンセントの意義となる。そうではなく,治療方針の選択肢が一つしかない場合には,インフォームドコンセントは形式的なものにならざるを得ない。特に,その治療方針がほとんどリスクを伴わず,高い確率で良い結果をもたらすことが医学的エビデンスにより示されている場合には,医師は説明にあたって同意を得られることを当然と考えており,万が一同意が得られないようなことがあれば,困惑して立往生するしかなくなってしまう。患者の同意能力を検討し,正しい選択をするよう支援する努力をする必要はあるが,そのような努力を経ても,同意が得られない症例は数多い。このようなときにはじめて登場するのが,医学的エビデンスに拠らない医師の行動指針であり,それは大きく分けて二つある。すなわち,法と倫理である。
精神疾患と身体疾患との関連が示唆される疫学的知見
著者: 宋龍平 , 渡辺範雄
ページ範囲:P.595 - P.601
はじめに
精神疾患は2013年にがん,脳卒中,心筋梗塞,糖尿病と並んで,厚生労働省が定める5疾病に含まれた。精神疾患によって損なわれる健康は,精神面だけではなく,身体面にも及ぶ。精神疾患は健康的な生活を害する身体疾患の危険因子でもあるからだ。疾病によって失われる命と疾病により損なわれる健康・生活機能を統合したDALY(disability-adjusted life year)という指標がある。先進国においての身体疾患,精神疾患併せて333疾患のDALYを調べた研究では,うつ病が10位,自傷が13位,薬物使用障害が15位,不安障害が18位,アルコール使用障害が28位と上位10%に5つの精神疾患およびそれに関連する行動が含まれていた14)。つまり,精神疾患は日本人の健康的な生活を大きく損なっている。また精神疾患を持つ患者は,身体疾患の併存が多いのみならず,喫煙や過量飲酒など健康に好ましくない生活習慣を持つ者も多く,疾患予後にも影響を及ぼす。
本稿では,重度精神疾患(severe mental illness:SMI)に含まれる統合失調症,うつ病,双極性障害の各種身体疾患の罹患リスク,生活習慣,予後についての疫学的知見を紹介する。
周産期医療との協働
著者: 竹内崇 , 武藤仁志 , 松岡裕美 , 村上一徳 , 野口澄子 , 有川淑恵
ページ範囲:P.603 - P.609
はじめに
「産後うつ」への早期介入を目的に,厚生労働省は2017年度より,産婦健康診査(以下,健診)を受ける際の費用の助成を開始した。健診による精神状態の把握状況は,現時点では各地域によって異なるものの,国の後押しもあり,昨今の産科医療機関における周産期のメンタルヘルスに対する関心は著しい高まりをみせている。このように,わが国における周産期メンタルヘルスの重要性の指摘や実際の活動は,産科側を中心に展開されてきており,その受け皿となる精神科側は十分とは言えない状況である。
妊娠中や産後に生じる急性の精神病状態や精神運動興奮などの,いわゆる精神科救急としての対応を迫られる病態まで発展した場合は,現行の精神科救急システムで対応可能な場合が少なくないが,精神的な不調に対する予防介入や多職種による包括的な支援マネジメントはまさにこれからといったところである。
本稿では,診療報酬改定やガイドラインなどをはじめとしたわが国の周産期メンタルヘルスを取り巻く状況を踏まえ,東京医科歯科大学医学部附属病院(以下,当院)における周産期医療にかかわる多職種との協働,そして,この分野の今後の課題について論じてみる。
腎臓病領域との協働
著者: 西村勝治
ページ範囲:P.611 - P.618
はじめに
腎臓病領域はがん領域と並んで古くからコンサルテーション・リエゾン精神医学の主要領域の一つであり,それぞれサイコネフロロジー(psycho-nephrology),サイコオンコロジー(psycho-oncology)と呼ばれてきたが,今なお取り組むべき課題が多い。
本特集の「身体合併症」という表現はあくまで精神医療サイドからみた概念であり,精神疾患がプライマリーである患者に合併する腎臓病を意味している。
一方,腎臓病の医療サイドに視点を変えれば,慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)患者に併存する精神疾患やメンタルヘルスの問題の多くが見逃されているか,適切な精神医療につながっていない15,31)。これらはCKD患者のQOLを低下させ,予後をも悪化させることが指摘されている8,9,29)。さらには医療スタッフのメンタルヘルスにも関連し,透析の医療現場ではスタッフの燃え尽き症候群が問題となっている。地域で透析医療を担っている施設において,いまなお連携できる精神科医がいない施設が少なくない。このような現状をふまえ,本稿では血液透析に焦点を当てて,CKD患者における精神医学的課題を俯瞰し,精神医療と腎臓病領域との協働可能性について述べる。
脳卒中領域との協働
著者: 下田健吾 , 木村真人
ページ範囲:P.619 - P.627
はじめに
超高齢社会は加速度的に進んでいる。内閣府による『平成29年版高齢社会白書』11)によるとわが国の高齢化率は27.3%にまで増加しており,2065年には国民の4人に1人が75歳以上の後期高齢者になると推定されている。WHOが採用した障害調整生命年(disability-adjusted life year:DALY)は障害の程度や障害を有する期間を加味することによって調整した生存年数である。DALYの視標としての評価は検討の余地があるが,2009年に公表された資料21)によれば,2004年の本邦におけるDALYの疾患別割合は第1位がうつ病,2位が脳血管障害と報告されている。厚生労働省による患者調査ではうつ病などの気分障害を中心とする精神疾患の患者数は年々増加傾向にあり,4大疾患と言われたがん(悪性新生物),脳血管障害,虚血性心疾患,糖尿病の患者数を上回り,広く国民にかかわる疾患と考えられ,2013年度から新たに精神疾患を加えた5疾病5事業が開始されたことはよく知られるところである。
厚生労働省の『平成28年国民生活基礎調査の概況』7)(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/dl/16.pdf)によると要介護者では認知症が24.8%と最も多く,脳血管疾患(脳卒中)が18.4%となっており,脳血管障害やその後に発症するうつ病や認知症に対する介入が急務である。2018年からは医療計画と介護計画の両者が一体となった地域包括ケアシステムの構築が本格化する。総合病院精神科における身体合併症医療は1990年代から検討が進み,実際に徐々に院内他科や精神科病院との協働は進んでいるように思われる。しかしながら身体疾患に伴う精神症状(特に不安や抑うつ)については,総合病院において急性期の治療を受けている間に新たに出現した場合,典型的な興奮を伴うせん妄よりも過小評価されがちで,精神科コンサルテーションリエゾンにも取り上げられることが少ないように思われる。そのため不安や抑うつといった身体疾患の予後にも影響を及ぼす重大な精神症状の客観的情報が欠落したまま,いつの間にかリハビリテーションあるいは療養目的のために転医してしまうケースが少なくない。
本稿では脳卒中後に高頻度で出現するうつ病について,我々がこれまで取り組んできた協働の経緯とその成果,今後の課題について概説する。
心疾患領域との協働
著者: 和田健
ページ範囲:P.629 - P.637
はじめに
急性心筋梗塞を含む冠動脈疾患やうっ血性心不全などの心疾患患者にはうつ病が合併しやすく,その予後にも影響することが近年知られるようになった17,19,23,25,34)。心疾患患者の予後やQOLを改善するために,合併したうつ病を適切に評価し,治療的介入を行っていく重要性が指摘されている14,36)。また逆にうつ病,双極性障害,統合失調症などの精神疾患患者は,心疾患に罹患しやすく,生命予後に影響するとの報告10,13,37)もみられる。したがって,精神疾患患者に合併した心疾患の管理,治療も患者の高齢化を背景に今後ますます重要な課題となることが予想される。このような臨床的課題を解決していくためには,精神科医と循環器内科医との連携・協働が必須であり,看護師や理学療法士,ソーシャルワーカーなど多職種を含めたチーム医療,集学的医療が,入院および在宅医療の場で提供されなければならない。
本稿では,心疾患とうつ病をはじめとする精神疾患との臨床的関連性について文献的考察を行い,コンサルテーション・リエゾン精神医学の視点から,リエゾン精神科医がどのように循環器内科医やその他の多職種と協働し,患者の治療およびケアにおいて機能していくべきかを述べたい。
糖尿病領域との協働
著者: 橋本塁 , 野田隆政
ページ範囲:P.639 - P.646
精神科領域における糖尿病治療の重要性
糖尿病は,統合失調症患者のおよそ13%26),大うつ病性障害患者のおよそ9%25)が併発するなど,精神疾患との併存率が高い,精神科治療の場においてもしばしば遭遇する疾患の1つである。糖尿病治療薬の使用によって抑うつ症状や認知機能の改善が認められるなど15),糖尿病の病態が精神症状にも影響を及ぼし得ることが明らかとなっている。このことから,糖尿病は精神科医療においても無視することのできない疾患であり,患者が糖尿病を併発している場合には,糖尿病の適切なマネジメントが求められる。
ただし,糖尿病と精神疾患を併発する患者においては,精神症状が改善されるだけでは,必ずしも良好な血糖コントロールがもたらされるわけではない。抑うつを例にとると,薬物療法や精神療法によって糖尿病患者の抑うつが改善されたとしても,血糖コントロールの著明な改善には至らないこと4),また治療によって抑うつ症状と血糖の双方が改善されたとしても,それら2つの改善は相互に関連しないこと3)が示されている。すなわち,精神科医療の場において糖尿病のマネジメントを考える上では,「精神症状の改善を図ることで血糖コントロールが改善することを期待する」だけでは不十分であり,糖尿病に対する直接的な介入を行うことが求められる。
諸外国の身体合併症事情
著者: 岸泰宏
ページ範囲:P.647 - P.652
はじめに
身体疾患治療現場での精神科有病率が高いことはよく知られている。健康人と比して,身体疾患罹患患者では,大うつ病は2〜3倍,パニック障害や身体化障害で10〜20倍,物質依存では3〜5倍の頻度で認められる。さらには,慢性身体疾患を抱えた症例の精神疾患の生涯有病率は40%を超え,物質依存・感情障害ならびに不安障害に罹患している危険が高い20)。本稿では,主に米国での身体疾患治療現場での現状をプライマリ・ケア,入院症例について述べる。その前に,米国では精神医療と身体医療の保険が異なるという点を認識しておく必要がある。
身体合併症医療の望ましい方向性と人材育成
著者: 八田耕太郎
ページ範囲:P.653 - P.656
はじめに
一般病床でせん妄のため興奮して看護師に暴力をふるった患者に対して「こんな症例はうちでは診れません!」と他院へ転院させてしまった事例,うつ病の既往があるだけあるいは統合失調症の寛解状態なのに入院を拒否する事例など,コンサルテーション・リエゾン診療の充実した病院の精神科医には信じがたいことが実際にあるらしい。本稿ではこのような現実を踏まえて,身体合併症医療の望ましい方向性と人材育成について論じる。なお,身体合併症というとかつては精神科病院に長期入院中に発症する身体疾患を指していたが,高齢人口の増加に伴い,一般医療で日常的に精神症状が発症する時代において,その包含する状況は拡大している。どのような医療機関も無関心では済まされない課題である。
展望
地域精神保健と保健師の今
著者: 野口正行
ページ範囲:P.657 - P.672
はじめに
厚生労働省の文書を見ると,精神保健医療福祉と表現されることが多い。保健と医療と福祉を3つ並べて,精神科に関する専門領域全体を表しているわけである。わが国では,保健・医療・福祉とも,一定の活動の領域と専門職と財源とをもって相互に区別される領域となっている。保健は市町村や保健所の保健師や精神保健福祉相談員などが主に担当する相談や訪問業務などからなり,財源としては地方自治体の予算が主体である。医療は精神科病院や診療所などが行う治療であり,財源は診療報酬が中心である。福祉は障害者総合支援法で規定される障害福祉サービスが主体であり,相談支援専門員やその他の専門職が従事しており,それに対して固有の報酬体系がある。
しかし,保健は英語のhealthの訳であり,本来は医療も福祉も含み込んだ広い概念である。前稿43,44)でも指摘したことであるが,英語ではcommunity mental healthという用語が,わが国では「地域精神保健医療福祉」という長い名前になる。このことは,わが国では保健・医療・福祉がそれぞれ縦割りの組織となっている事態と対応していると思われる。精神科医にとって,そもそも保健の領域は何をしているのか,たとえば「保健所がどのような活動をしているのか」はイメージをつかみにくいのが現状だろう。それは上記のような縦割りの制度の下で,保健と医療と福祉の接点が乏しいという実情を反映している。しかし,今後在宅医療の拡充が医療全体で大きな課題となり,精神科においても地域で精神障害者を支える方向に移行しつつある現在,支援が保健・医療・福祉に分断されている状況は重大な問題であると言える。
本稿では,上記の問題意識を持ちつつ保健師を含めた精神保健活動について紹介したい。現在,保健医療福祉は「地域包括ケアシステム」という概念をキーワードとした再編成に向けて動いている。地域包括ケアシステムはこれまでは高齢者中心に検討され,精神障害は含まれていなかった。しかし,2017年度からは「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」という形で,精神科においても地域包括ケアシステムが主導的役割を果たすことが期待されることになった29,30)。この概念は言わば,分断した保健・医療・福祉を再統合して,community mental healthと一言で呼べるものを作るという意図を表したものとも言える。とはいえ,この概念を実質的なものにするには,医療も保健や福祉との相互交流を深めることが重要となる。本稿ではこのような目下の動きを念頭に置きつつ,精神保健の役割と,その中での保健師の役割を検討してみたい。なお,精神保健では,保健師以外にも,精神保健福祉相談員として精神保健福祉士が多数雇用されており,保健師と並び重要な役割を担っている。本稿では,与えられたテーマである保健師にひとまず焦点を絞ることとしたいが,そのことが精神保健福祉士など他の職種の役割を過小評価するものではないことをあらかじめ確認しておきたい。
研究と報告
統合失調症の思路障害に着目した認知行動療法—思路収斂法の試み
著者: 三上敦弘 , 井上直美 , 舩渡川智之 , 山口大樹 , 片桐直之 , 辻野尚久 , 根本隆洋 , 水野雅文
ページ範囲:P.673 - P.679
抄録 統合失調症の治療は薬物療法に限らず認知行動療法的アプローチなどを包括的に実施することが重要である。統合失調症に対する認知行動療法は思考内容の異常に対する研究や報告が多い。思路が解体し,滅裂思考を呈し病識も乏しい統合失調症患者では薬物療法の効果も乏しく,思考内容の異常の修正や変容を目標にして思考障害の改善を図ることはきわめて困難である。本論は,滅裂思考のために双方向性のコミュニケーションを図ることのできない統合失調症の患者に対して思考内容ではなく思考形式の障害に認知行動療法的に働きかけ,滅裂散乱した思路を収斂させること(「思路収斂法」)により思路を再構築し思考障害の改善を得た1例を報告するものである。
短報
緊張病症状にホルモン補充療法が有効であった統合失調症の1例
著者: 岡松彦 , 板𣘺彩 , 森川一史 , 大宮友貴 , 梅津弘樹 , 三井信幸
ページ範囲:P.681 - P.686
抄録 統合失調症の発症や経過においてエストロゲンは保護的に作用し,閉経などによりエストロゲンが低下すると症状が増悪することがある。症例は53歳女性,統合失調症。27歳時に幻覚妄想状態で発症し,37歳時より加療開始されたが,44歳時に服薬通院を自己中断した。約9年間の無治療期間の後に緊張病性興奮を呈し,当科入院後に亜昏迷状態に陥った。Olanzapineを開始して一度亜昏迷を脱したものの,以後約1か月ごとに緊張病症状を呈し1週間程度で自然軽快することを繰り返した。ホルモン補充療法を開始したところ緊張病症状は消褪し,約半年後にホルモン補充療法を終了したが寛解を維持した。統合失調症の緊張病症状に対するホルモン補充療法の有効性について考察を交えて報告する。
私のカルテから
iPadによる発作時動画供覧と支持的精神療法で著明に改善した心因性非てんかん性発作(PNES)の1例
著者: 田宗秀隆 , 谷口豪
ページ範囲:P.687 - P.691
はじめに
心因性非てんかん性発作(psychogenic non-epileptic seizure:PNES)は,「てんかん発作と似た症状を示すが,脳波所見やてんかんの根拠となるような臨床所見がなく,背景に心理学的要因が示唆される発作」と定義される14)。難治てんかんの20%程度を占め,てんかんとPNESの合併も30〜40%に及ぶ14)。頻回の救急受診は,医療システムだけでなく家族・ケア担当者の負担にもなるため,適切な診断と介入が望まれる9)。
一方で,PNESが疑われるほどに明確な心理的要因が,真のてんかん発作を直接的に誘発することもあり13),PNESの診断は長時間ビデオ脳波同時記録(long-term video EEG:LVEEG)がゴールドスタンダードである14)。
今回,LVEEGでPNESの診断がついたものの適切な説明が受けられず,離婚を契機に発作が増悪した軽度知的障害の1例を経験した。家族が撮影したiPadによる発作時動画を供覧して本人にも分かるように時間をかけて説明するとともに支持的精神療法を行うことで,動画供覧後よりPNESは著明に改善し抗てんかん薬を終了できたので報告する。
論文公募のお知らせ
テーマ:「東日本大震災を誘因とした症例報告」 フリーアクセス
ページ範囲:P.601 - P.601
「精神医学」誌では,「東日本大震災を誘因とした症例報告」(例:統合失調症,感情障害,アルコール依存症の急性増悪など)を募集しております。先生方の経験された貴重なご経験をぜひとも論文にまとめ,ご報告ください。締め切りはございません。随時受け付けております。
ご論文は,「精神医学」誌編集委員の査読を受けていただいたうえで掲載となりますこと,ご了承ください。
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P. - P.
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.692 - P.692
編集後記 フリーアクセス
著者:
ページ範囲:P.696 - P.696
本号は「医療・医学の課題としての身体合併症」を特集しています。論文中にも書かれているように,身体合併症は,かつては精神科病院に長期入院中に発症する身体疾患のことを指し,主として精神科医療における課題でしたが,近年では,精神疾患の一般化に伴い,医療・医学全体の課題となっています。また,精神疾患と身体疾患とのかかわりは,従来考えられていたより広汎で多様であり,双方向性であることが明らかとなってきました。身体疾患が精神疾患のリスクを高めるとともに,精神疾患が各種の身体疾患のリスクを高めます。たとえば,統合失調症では,20年にも及ぶ衝撃的なmortality gap(平均余命の短縮)が存在し,心血管系疾患の罹患リスクが高いことが関与すると考えられており,その背景には薬物や生活習慣の影響だけでなく,共通の病因・病態による相互関連も示唆されています。「No health without mental health(Lancet, 2007)」とともに,「No mental health without physical health(Lancet, 2011)」が唱えられるところです。精神医療に従事する私たちは,身体疾患に適切に対処することだけでなく,それらを早期発見・予防することにも責を負うようになりました。
精神科医師は身体疾患をよく分からず,身体科の医師は精神疾患をよく知らないという状況は,ある程度やむを得ないところですが,両者がうまく協働して診療に当たることが重要です。本特集ではそこに力点を置いた論文が集められ,各分野においてどのように協働できるかを具体的に示しています。初期臨床研修制度が開始されて10年以上が経過し,多くの若い医師が,短期間ながら精神科研修を含む臨床研修を経験して,各専門分野で活躍しています。昨今は,若い精神科医は身体疾患にさほど臆することなく対処し,また身体科の医師は精神症状のある患者を忌避することなく診療するようになりつつあると感じます。協働の素地は整いつつあり,これは初期臨床研修の大きな成果と言えるのではないかと思います。
基本情報
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62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論