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文献詳細

雑誌文献

精神医学60巻7号

2018年07月発行

文献概要

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編集後記 フリーアクセス

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ページ範囲:P.806 - P.806

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 双極Ⅱ型障害は,抑うつの症状あるいは抑うつと軽躁の頻繁な交代の予測不能性が,臨床的に意味のある苦痛や機能の障害を引き起こすことが,診断の要件とされている(DSM-5)。
 抑うつや軽躁は,誰もが経験し得る気分の変動である。そこには,どうしても自分の意のままにならない面と,自分でコントロールできる面とがある。人の気分の変動は,そのもともとの振れ幅という無意識的な過程と,それを安定化させようとする意識的な過程の,バランスにより形作られている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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