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文献詳細

雑誌文献

精神医学60巻9号

2018年09月発行

文献概要

特集 不眠症の治療と睡眠薬

睡眠薬は是か非か—Pros and Cons—Consの立場から—睡眠薬は精神科薬物療法における「悪貨」である

著者: 松本俊彦1

所属機関: 1国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部

ページ範囲:P.1019 - P.1023

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最初に原則論——「睡眠薬なんていらない」
 睡眠薬の処方を是とすべきか,それとも非とすべきか。
 先に結論を述べておきたい。

参考文献

1)松本俊彦,尾崎茂,小林桜児,他:わが国における最近の鎮静剤(主としてベンゾジアゼピン系薬剤)関連障害の実態と臨床的特徴—覚せい剤関連障害との比較.精神経誌 113:1184-1198, 2011
2)松本俊彦,成瀬暢也,梅野充,他:Benzodiazepines使用障害の臨床的特徴とその発症の契機となった精神科治療の特徴に関する研究.日本アルコール・薬物医学会雑誌 47:317-330, 2012
3)松本俊彦,伊藤翼,高野歩,他:全国の精神科医療施設における薬物関連精神疾患の実態調査.厚生労働科学研究費補助金(医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス政策研究事業)危険ドラッグを含む薬物乱用・依存状況の実態把握と薬物依存症者の社会復帰に向けた支援に関する研究(研究代表者 嶋根卓也)平成28年度総括・分担研究報告書.pp101-136, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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