わが国は世界最高水準の長寿国である。厚生労働省の簡易生命表によれば,日本人の平均寿命は戦後ほぼ一貫して上昇し続け,2017年には男性が81.09歳,女性が87.26歳に達している。平均寿命の延伸はわが国の高齢化を進展させ,2025年には国民の30%が65歳以上,18%が75歳以上となる。高齢者人口の増加は加齢に関連する精神疾患も増加させる。厚生労働省患者調査によれば,2002年〜2014年の間に,うつ病の総患者数は1.6倍,睡眠障害は2.3倍,認知症は6.0倍増加している。今やわが国の精神保健,医療,心理臨床にかかわるすべての専門職が,高齢者のメンタルヘルスについて深い知識を持ち,それぞれの立場でそれにかかわることが求められる時代にきている。そのよう社会状況を鑑み,「高齢者のメンタルヘル」をテーマとする本特集を企画した。
本特集では,はじめに,日本老年精神医学会理事長である池田学先生が,高齢者のこころの健康問題全般を展望し,今日の老年精神医学が直面している課題と求められる役割について解説している。続いて,埼玉県立看護大学の金野倫子先生が,高齢者の睡眠障害の疫学,加齢との関連,精神疾患との関連,高齢者の不眠治療の基本的考え方を解説している。東京慈恵会医科大学の忽滑谷和孝先生は,高齢者の不安障害の疫学,健康問題への影響,他の疾患との関連を解説し,その対応と予防について実践的な論考を加えている。熊本大学の藤瀬昇先生は,高齢者の気分障害の疫学・病態・臨床を解説した上で,特に自殺との関連について,自殺者の中で高齢者が占める割合は依然として高いこと,予防対策では社会的サポートの充実が重要であることを指摘している。聖マリアンナ医科大学の袖永光知穂先生と堀宏治先生は,高齢者の妄想性障害の概念を解説した上で,高齢者の心理を理解する上で遅発パレフレニー概念が有用であることを指摘している。東京都立松沢病院の新里和弘先生は,若い頃に発症し,長年にわたって希薄な人的交流の中で暮らしてきた高齢の統合失調症者にとって,現代社会は決して暮らしやすい社会ではないこと,若い時代からの統合失調者への支援のあり方が重要な意味を持つことを指摘している。社会福祉法人杏嶺会いまいせ診療センターの水野裕先生は,「認知症とともに生きる人々の苦悩を軽減し,日々の幸せを実感するような診療があるとすれば,どのようなものであろうか?」と問題提起し,「疎外感」,「自尊心」,「体調」,「気になること」,「やりたいという気持ち」という本人の体験に焦点をあてた日常診療について述べている。東京都健康長寿医療センター研究所の増井幸恵先生は,超高齢期に体験される可能性がある老年的超越が高齢者の心理的危機に対して補償的役割を果すことを研究データで示し,高齢者のメンタルヘルスにおける老年的超越の意義を論じている。慶成会老年学研究所の黒川由紀子先生は,「死すべき運命を持つ人間が,死を踏まえた上で,限りある生をいかに過ごすかという課題」を前にして,ふつうの高齢者が表す「小さな英知」や「ささやかな創造性」を“後押し”できることが,心理臨床の専門家の望ましいあり方であると述べている。
雑誌目次
精神医学61巻1号
2019年01月発行
雑誌目次
特集 高齢者のメンタルヘルス
特集にあたって フリーアクセス
著者: 粟田主一
ページ範囲:P.3 - P.4
高齢者のこころの健康問題と老年精神医学の役割
著者: 池田学
ページ範囲:P.5 - P.10
はじめに
わが国は世界一の長寿国であり,すでに高齢化率は27%を越えて,これまで人類が経験したことのない超高齢社会の只中にある。高齢者,とりわけ認知症を抱える高齢者にやさしい地域社会(dementia friendly community)作りは,わが国の認知症政策の根幹をなす認知症施策推進戦略(新オレンジプラン)(表)6)の副題にも掲げられているが,このように強調されなければならないほど,現代社会は高齢者,特に認知症を抱える高齢者にはやさしくない,生きづらい社会になっているということの裏返しと考えるべきであろう。
高齢化の進展により,一般の精神科医が遭遇する患者の平均年齢も必然的に高齢化し,高齢者のこころの健康問題に直面する機会が急増している。本特集でも,統合失調症や気分障害,不安障害を抱える高齢者の精神保健が論じられている。一方で,認知症やせん妄,高齢者の睡眠障害などは患者数がきわめて多く学際的にさまざまな診療科が関心を持ち始めていて,高齢者に対する薬物療法も含めて,必ずしも担当診療科が決まっておらず,重複しているならまだしも,場合によっては医学教育や研修の中でも抜け落ちている恐れもある。
本稿では,本企画で依頼された趣旨に基づき,本年6月に拝命した日本老年精神医学会の理事長としての立場で,高齢者のこころの問題,老年精神医学が直面している課題と求められる役割について概観してみたい。
高齢者における睡眠の問題とメンタルヘルス
著者: 金野倫子
ページ範囲:P.11 - P.21
はじめに
睡眠の問題は加齢に伴って増加することはよく知られている。わが国における2000年代の調査では,基本的には健康だが睡眠の量や質に何らかの問題を抱える人の割合は,60歳以上では約30%(29.5%)で,他の年代,たとえば40〜50歳台の18.9%と比べても約1.5倍となっている22)。このような傾向は諸外国の報告においても認められる23)。
一方,睡眠の問題は年代を通じて本人の生活の質(quality of life:QOL)を大きく低下させることが示されてきたが,近年ではさまざまな身体疾患,精神疾患のリスクを高めることが相次いで報告されている。さらに最近では,身体疾患,精神疾患の病理と不眠の間には双方向性の関係がみられるという報告も増加している。
本稿では,高齢者の不眠についてその特徴を整理し,他の疾患リスク,特に精神疾患のリスクとの関係について,これまでの報告を展望する。次に高齢者の不眠に対して治療的介入をする場合に留意しておきたい点について解説する。また,本稿では「睡眠の問題」,「不眠」を睡眠に関する自覚的訴え全般として,実際に診断される「不眠症」やその他の「睡眠障害」と区別して用いる。
高齢者の不安障害とメンタルヘルス
著者: 忽滑谷和孝
ページ範囲:P.23 - P.30
はじめに
うつ病は過去を振り返る喪失の病であり,不安は将来に対する懸念を持ち,その背景に死への恐怖,生への執着がある。高齢者は,振り返るには十分すぎる歴史を持ち,死を考える機会が多く,うつと不安が多い。一方,高齢者は長い間培った経験を持ち,うつや不安を乗り越えるか,やり過ごす術を知っている。ただ,知っているのと実際できることは異なる。このように青年期,成人期と性格を異にする高齢者の不安障害についてあらためて考えてみる。
不安障害に関する研究報告は1990年代から2000年代に多く,高齢者に限定すると近年では少ない。そのため心的外傷後ストレス障害,強迫性障害,身体表現性障害なども混在した報告が目立つ。
International Classification of Diseases, Tenth Revision(ICD-10)によると不安障害は,神経症性障害,ストレス関連障害および身体表現性障害の中に含まれ,恐怖症性不安障害とその他の不安障害に大別される。前者は,主に広場恐怖,社交恐怖,特定の恐怖症を含み,後者は,恐慌性障害(パニック障害),全般性不安障害などがある。
従来の神経症と言われていた強迫性障害,解離性障害,身体表現性障害などは,厳密には不安障害とは別の障害として分類されている。Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, Fifth edition(DSM-5)でも,不安症群/不安障害群には,限局性恐怖症,社交不安/社交不安障害,パニック障害,広場恐怖は含まれているが,強迫症(強迫障害)および関連障害,心的外傷およびストレス因関連障害群,解離性障害,身体症状症などはICD-10同様に不安障害とは分けて取り扱っている。
本稿で概説する高齢者の不安障害も,それに準じて,強迫性障害,心的外傷後ストレス障害,解離性障害は除くが,身体表現性障害(身体症状症)は頻度も高いことより,触れることにする。
高齢者の気分障害とメンタルヘルス
著者: 藤瀬昇
ページ範囲:P.31 - P.37
はじめに
一般的に高齢期は,健康の喪失,退職や子らの自立による役割の喪失・縮小,離別・死別による身近な人間関係の喪失など,さまざまな喪失を体験する時期である。一方,うつ病者の心理状態は「過去の肥大と未来の萎縮」とも言われており,ライフサイクル的にみて高齢者は抑うつに傾きやすい心性を有していると言える。
2013年に約20年ぶりに改訂された米国精神医学会のDiagnostic Statistical Manual of Mental Disorders, Fifth edition(DSM-5)では,気分障害というカテゴリーがなくなり,抑うつ障害群と双極性障害および関連障害群とに分けられた。これは,さまざまな方面からの研究データの蓄積により,大うつ病性障害と双極性障害とでは生物学的基盤がかなり異なっており,双極性障害はむしろ遺伝学的にも統合失調症に近いと考えられるようになったものであるが,本稿では便宜上,従来通り気分障害というカテゴリーを用いて,うつ病を中心に高齢者のメンタルヘルスについて述べることとする。
高齢者の妄想性障害とメンタルヘルス
著者: 袖長光知穂 , 堀宏治
ページ範囲:P.39 - P.46
はじめに
わが国では人口の高齢化に伴い2016年に厚生労働省から公表された新オレンジプラン9)によると,認知症に罹患する高齢者は,2025年には約700万人となり,高齢者の約5人に1人が認知症に罹患すると推計されている。
高齢者が増加することによって,認知症以外の,高齢発症の統合失調症,妄想性障害,うつ病,躁病,不眠症などの増加も見込まれるところである。厚生労働省の患者調査10)によると,2014年には精神疾患患者総数は約392万人,そのうち認知症疾患患者数は67.8万人(2011年の51.2万に比べて約3万人増)であった。妄想性障害は,統合失調症,統合失調症型障害とともに1つの疾患単位として集計されており,2011年71.3万人,2014年には77.3万人と,2002年調査以降は70万人台で推移し,患者数の大きな変化はなく,高齢者の妄想性障害に限っての患者数は明らかでない。
妄想性障害は,米国精神医学会による診断基準DSM-52)によると,表1に示すとおり,
A) 1つまたはそれ以上の妄想が1か月間またはそれ以上存在する。
B) 統合失調症の基準A(妄想,幻覚,まとまりのない発語,ひどくまとまりのない,または緊張病性の行動,陰性症状)を満たしたことがない。
C) 妄想またはそれから波及する影響を除けば,機能は著しく障害されてはおらず,行動は目立って奇異であったり奇妙ではない。
以上,A),B)妄想主体で,C)妄想以外の機能の障害がないことが,中核的な症状と示されている。
高齢者においては,脳の形態や機能の変化,糖尿病や高血圧などの身体疾患,視力,聴力,運動機能の低下などの加齢性の変化をほとんど常に伴う。そのため,高齢者の精神疾患を診るときには,これらの身体的な要因も含めながら診断していく必要がある。また,従来診断では,妄想性障害を含む統合失調症圏内の疾患,感情障害圏内の疾患などを広く老年期精神障害と診断し,認知症との鑑別を主眼においてきたところ,DSMやICDなどの記述的診断の汎用化に伴い,統合失調症圏の疾患が,統合失調症,統合失調型障害,妄想性障害に細分化されたことにより,高齢者初発の統合失調症があるのかという疑問や,妄想性障害と統合失調症との境界があいまいであると繰り返し指摘される7,8)ように,妄想性障害の診断はより複雑化してきている。
その一方で,高齢者の妄想性障害と認知症に伴う行動・心理症状(behavioral and psychological symptoms of dementia:BPSD)を鑑別する際,いずれは認知症への移行が見込まれるものであるがその時点では妄想性障害と診断するのか,初期症状として妄想が前景に認められる認知症と診断するのか,判断に迷うことの多さも指摘されてきた7,8)。
そういった中で,妄想性障害,認知症によらない高齢者の幻覚妄想について,従来診断として,遅発性パラフレニー,接触欠損パラノイドなどの類型化を用いて,高齢者の心理を理解することの大切さが繰り返し提唱8,18)されてきている。いずれも人生後期の発症であり,その特徴として,社会的孤立や女性優位の発症などが挙げられ共通点が多いため,本稿では代表的な類型として遅発性パラフレニーを紹介する。
老年期の統合失調症とメンタルヘルス
著者: 新里和弘
ページ範囲:P.47 - P.53
はじめに
現在の社会が高齢統合失調症者にとって暮らしやすい社会かどうか,病態により一概には言えないであろうが,ある程度病状が残る統合失調症者にとってはかなり厳しい社会なのではないだろうか。たとえば高齢者の生活と切っても切り離せないものに介護保険制度があるが,介護保険の基本は,サービス供給者と需要者の「契約」である。人との付き合いを最小限にして生きてきた高齢統合失調症者は多く,そのような者の多くは介護サービス導入にまでたどり着けていない。「地域包括ケアシステム」が超高齢化社会に向けてのキーワードとされており,この仕組みの最終的な目標が「地域づくり」であることは知られているが,地域包括ケアの恩恵にあずかるためには,その街に暮らしていることが前提である。高齢統合失調症者は,地域に「番地」は持っていても暮らしてはいない。もちろんすべての者ではないが,特に「高齢」「単身」の患者は,地域での人的交流が希薄である。認知症カフェが流行りであるが,そのような場に出入りしている高齢統合失調症者はおそらくきわめて少ないのではなかろうか。
高齢統合失調症者の社会からの籠居率を小さくするための,また現時点で籠居している者の生活の質を上げるための方策は何か,ということが本論に求められた論題と考えるが,結論を先に述べるならば,発病から数年〜10数年の統合失調症の治療技術を向上させ支援体制を充実させるということが,最終的には最も必要とされることであろう。統合失調症は若い人の病気である。年をとってからでは遅すぎることが多すぎる。とは言え,未治療で経過し高齢化してから症状が顕在化する例もあり,来るべき超高齢化社会に向け,高齢統合失調症者の生活上の問題を整理しておくことも重要と考える。若干の考察を交えて以下に記載した。
認知症高齢者のメンタルヘルス
著者: 水野裕
ページ範囲:P.55 - P.63
はじめに
ひと昔前,痴呆と呼ばれていた時代は,認知症に関する話題は,誰がどこで介護をし,いかに問題が起きないように管理をするかが至上命題だった。しかし,今,時代は変わり,いかに認知症とともに,よりよく生きるか(living well with dementia)6)に焦点が当てられるようになった。この流れは,早期の診断が可能となり,勇気を持って認知症に罹患していることを社会に向けて発信をしている当事者の存在や,医学モデルだけでは解決しない,社会モデルとして病気を考えるという社会全体の動きに影響を受けたものだろう。
老年的超越と高齢期のメンタルヘルス
著者: 増井幸恵
ページ範囲:P.65 - P.72
はじめに
これまで,高齢者のメンタルヘルスの維持・向上には,中年期までの健康状態や社会的な活動を維持すること,すなわち活動理論的な方略をとることが重要であるとされてきた。しかし,高齢期の伸長は虚弱な高齢者を数多く生んでいる。2016年度の85歳以上高齢者における要介護1以上の割合は46.7%にも及ぶ5)。高齢期の諸機能やそれに伴う社会的ネットワークの低下はメンタルヘルスの低下やうつ病の発症を増加させると言われている4)。さらに,メンタルヘルスの悪化は,意欲や日常行動の頻度の低下も引き起こし,諸機能のさらなる低下をもたらすことが危惧される。このような背景から,身体的問題により活動理論的な方略を取って再適応を図ることが困難な高齢者の精神的健康の維持につながる新たな方略を示すことが重要となっている。その際の心理的な方略のひとつとして注目されるのが,高齢期に発達し,メンタルヘルスの維持と深く関連するとされる老年的超越(gerotranscendence)7,8,13,14)である。
本稿では,近年,高齢期における心理的な発達の一つとして注目される老年的超越について解説し,それが高齢期のメンタルヘルスの維持・向上と深く関連していることを論じていく。なお,本稿が論拠とするのは,地域在住高齢者を対象とした比較的大規模な調査研究からのデータからの検討がほとんどである。そのため,「精神的健康」や「メンタルヘルス」については,臨床的に診断されたうつ病やその他の精神疾患の罹患率や発生ではなく,質問紙の形式で収集される精神的健康や幸福感などを用いて論じていくことをお許しいただきたい。「精神的健康」や「メンタルヘルス」の測定尺度としては,日本版World Heath Organization Mental Health Well Being Index-five items(WHO5-J)を用いている研究が多い1)。この指標は5項目で,メンタルヘルスのポジティブな状況を評価する文言で構成されている。そのため,一般住民を対象として実施する際にも抵抗が少なく利用できる。この尺度では,総得点を指標とした場合にはメンタルヘルスを量的に評価するものであるが,13点未満ではうつ病の罹患率が高いことが報告されており4),13点未満の者をうつ病の罹患リスクが高まるものとして,カットオフ値的に利用されることも多い。
高齢者の英知と創造性
著者: 黒川由紀子
ページ範囲:P.73 - P.80
はじめに
高齢者の英知や創造性に目を向けることは,年齢を重ねた人間存在の多様な側面に光をあて,社会における可能性や限界を再考することにつながる。従来,高齢期は「衰退・喪失」の時期とされ,古い精神医学の教科書には,『高齢者は「頑固」,「けち」,「つまらない物を集める」』など,高齢者のネガティブな要因が列挙されていた。現在,高齢期をネガティブに捉え,「衰退・喪失」の時期とみなすことに対し,さまざまな立場から異論が出されている。医療・保健・福祉の発展,栄養状態の改善,健康教育の浸透などにより,人の寿命が延び,老化に対する予防が提唱される昨今,高齢者の心身の機能が以前より改善し,「5年から10年若返った」と指摘されることもある。世界に先駆けて超高齢社会を迎えた日本では,本稿のテーマである高齢者の英知や創造性に関する研究が徐々に進行し,高齢者の特性,役割,定義を見直す動きもある。
高齢者の英知と創造性はどのように位置付けられ,英知と創造性にはどのような要因が関連するのか,どのような高齢者を指して英知があり創造的とみなすことができるのか,高齢者の英知と創造性をめぐる課題にはどのような事があるのだろうか。
本稿では,高齢者の英知と創造性に関する言説を概観した上で,高齢者心理臨床における英知と創造性について検討を加えることとする。
研究と報告
精神科医療機関におけるケースマネジメントサービス利用者と非利用者の特性の比較—探索的外来患者調査
著者: 山口創生 , 川副泰成 , 名雪和美 , 青木勉 , 藤井千代
ページ範囲:P.81 - P.91
抄録 ケースマネジメントは地域精神科医療の中核的な支援技法である。本研究は外来患者におけるケースマネジメントの対象患者と非対象患者の特徴を探索的に検証した。単変量解析では,基本属性や機能,ケースマネジメント導入基準アセスメントの各項目を含む多くの変数で両群に有意な差が観察された。Stepwise法を用いたロジスティック回帰分析では,行政介入(OR=20.96, p<0.05),統合失調症の診断(OR=2.43, p<0.05),過去の入院経験(OR=4.18, p<0.05),家族同居以外の住居形態(OR=3.01, p<0.05),家族への暴力(OR=3.92, p<0.05),精神障害者保健福祉手帳(OR=4.38, p<0.05),地域福祉サービス(OR=3.27, p<0.05)がケースマネジメントの有無に関連する変数として抽出された。今後,より厳密なデザインで変数間の関連を検証する必要がある。
もの忘れ外来を初診した認知症患者本人は何を訴えるか—アルツハイマー病とレビー小体型認知症を対象とした検討
著者: 岡村有希 , 加藤梓 , 佐藤卓也 , 今村徹
ページ範囲:P.93 - P.101
抄録 アルツハイマー病(AD)173症例およびレビー小体型認知症(DLB)42症例を対象として,もの忘れ外来初診時に半構造化インタビューを行い,患者本人の主訴の内容を分類してADとDLBを比較するとともに,主訴に影響を与える要因を検討した。「もの忘れ主訴群」「具体的身体愁訴群」「訴えなし群」「その他群」の4群の患者比はADとDLBで有意に異なっており,DLBでもの忘れ主訴群が少なかった。「疾患関連主訴群」「具体的身体愁訴群」「訴えなし群」の3群の患者比もADとDLBで有意に異なっており,DLBで疾患関連主訴群が少なかった。この3群間の比較検討では,ADとDLBともに,具体的身体愁訴群と訴えなし群で,認知機能障害の全般重症度が疾患関連主訴群よりも有意に重度であった。もの忘れ主訴群がDLBで少なかったことの背景には,DLBの症状の多様性があると考えられた。疾患関連主訴群がDLBで少なかったことの背景には,DLBでADよりも病識の低下が進行している可能性と,DLB患者が訴えるはずの幻視などの症状が,特に初診の場面では患者にとって言語化しにくいという可能性が考えられた。
短報
クロザピン治療中にけいれん発作が出現した統合失調症の1例
著者: 神垣伸 , 大賀健市 , 大盛航 , 板垣圭 , 竹林実
ページ範囲:P.103 - P.107
抄録 抗精神病薬は脳波異常やけいれん発作を引き起こす副作用があるが,特にクロザピン(CLZ)は頻度が高いことが報告されている。症例は20歳台,男性。薬剤不耐性および抵抗性で当科に入退院を繰り返していたが,CLZ導入と電気けいれん療法の併用療法により精神症状は安定した。今回,身体的問題から2日間CLZを中止後に,プロトコールを十分確認せずに同用量から再開したところ,全身性の強直間代発作が出現した。脳波でも徐波化を認めたが,バルプロ酸ナトリウムを併用することで脳波所見は改善し,以後けいれんを生じることなくCLZを継続することができた。CLZは少量から注意深く漸増することが必要であり,常に脳波検査によるモニターを行いけいれんのリスクを評価することが必要と考えられた。また,プロトコールにあるように2日以上の休薬後の再開は初期投与量から始めることが重要と考えられた。
危険運転と攻撃的な言動から双極性障害を疑われた進行性核上性麻痺の1例
著者: 牧徳彦
ページ範囲:P.109 - P.112
抄録 進行性核上性麻痺(PSP)は多彩な精神症状を呈することが知られている。今回,信号無視や無理な車線変更などの危険運転を繰り返し,職場での日頃の礼節を欠いた攻撃的言動から双極性障害を疑われたPSP患者を経験した。危険運転はPSPに特徴の垂直性眼球運動障害によるものと考えられた。本人の内省は乏しく,脱抑制や多幸感などの精神症状により,職場にて感情障害を疑われた事例であった。
紹介
多職種連携による認知症在宅復帰プログラムの開発—事例を通した実践
著者: 坂本千晶 , 藤巻康一郎 , 西田征治 , 西迫尚美 , 重田かおる , 土岐茂 , 小山田孝裕
ページ範囲:P.113 - P.122
抄録 近年,認知症治療病棟の入院長期化が指摘され,厚生労働省も円滑な退院と在宅復帰を推奨している。このため当院独自の包括的在宅復帰プログラム「おかえりプロジェクト」(OP)を提案し導入を試みてきた。今回,認知症患者(以下A氏)へ作業療法士が主体となりOPを実施した。入院時の自宅訪問により,退院に向けた具体的目標を多職種で共有し,連携が促進された。その結果,ADLが改善し,サービスを利用しながら妻との在宅生活を取り戻した。認知症患者に対する自宅退院の支援は,入院早期から個別性の高い包括的な介入が必須であることが再確認された。
「精神医学」への手紙
注意欠如・多動性障害月報について
著者: 山口成良
ページ範囲:P.123 - P.124
はじめに
すでに臨床診断が明確になされた注意欠如・多動性障害患者の外来受診時に,投薬による症状の改善がみられるかどうか,一見して分かる方法を考案した。
書評
—兼本 浩祐 著—てんかん学ハンドブック 第4版 フリーアクセス
著者: 池田昭夫
ページ範囲:P.38 - P.38
医学書院から,この度愛知医大精神科教授の兼本浩祐先生による『てんかん学ハンドブック第4版』が,前版から6年の期間を経て出版されました。本書は1996年に初版が出版され,その後2006年に第2版,そして第3版が2012年に出版されました。
実は,私は6年前の本書第3版の書評を記す大変光栄な機会を賜り,今回もその機会を賜り大変光栄な限りでまた大変嬉しく思います。そのおかげで,今回「兼本てんかん学」のハンドブックがいかに新しく改訂されたか,いかに兼本教授が細部にまで心血を注がれているかを一部でも垣間見ることができたように思いました。
学会告知板
動画で学ぶ認知行動療法<週末2日間研修/通年研修> フリーアクセス
ページ範囲:P.63 - P.63
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P. - P.
今月の書籍 フリーアクセス
ページ範囲:P.125 - P.125
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.126 - P.126
編集後記 フリーアクセス
著者:
ページ範囲:P.130 - P.130
明けましておめでとうございます。今年の5月には平成から新しい元号に変わることが決まっており,日本社会は新しい時代を迎えることになります。本誌は昨年に創刊60周年を迎えましたが,それを機に,編集委員会では,これまでの本誌の歩みを振り返り,さまざまな企画について議論しました。昨年に引き続き,61年目の新たな歩みを始めた今年も,本誌の伝統を継承しつつ新しい精神医学の発展に寄与することを目標に,いくつかの新しい企画を準備中です。
平成30年の日本における高齢化率(65歳以上の人口割合)は28.1%と発表されています。超高齢社会(高齢化率が21%以上)となったわが国で,私たちは日常生活のさまざまな場面において,また社会の多様な局面において,高齢化の進行に伴う変化を感じながら生活しています。その中で,高齢者におけるメンタルヘルスの重要性の増大も,まさに実感されるところです。精神医学・精神医療に携わる者には,老年精神医学を専門としていなくても,加齢に伴う生物・心理・社会的な変化とその中で生じる疾患を理解し,高齢者のメンタルヘルスの問題に適切に対処することが求められています。本号はその「高齢者のメンタルヘルス」を特集しており,認知症に限らないさまざまな高齢者のこころの健康問題に関して,問題・課題やその対策だけでなく,高齢者のこころのポジティブな面も含めて論じる包括的な内容となっています。
基本情報
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64巻12号(2022年12月発行)
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64巻7号(2022年7月発行)
特集 Withコロナ時代の精神医学教育の進歩—卒前教育から生涯教育まで
64巻6号(2022年6月発行)
特集 認知症診療の新潮流—近未来の認知症診療に向けて
64巻5号(2022年5月発行)
増大号特集 精神科診療のピットフォール
64巻4号(2022年4月発行)
特集 家族支援を考える
64巻3号(2022年3月発行)
特集 精神神経疾患の治療とQOL
64巻2号(2022年2月発行)
特集 精神科におけるオンライン診療
64巻1号(2022年1月発行)
特集 超高齢期の精神疾患
63巻12号(2021年12月発行)
特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論