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文献詳細

雑誌文献

精神医学62巻5号

2020年05月発行

文献概要

増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説 第6章 パーソナリティ障害 ②反社会性パーソナリティ障害

Antisocial personality disorder: prevention and management (NICE clinical guideline, CG77)

著者: 永田貴子1 平林直次1

所属機関: 1国立精神・神経医療研究センター病院第二精神診療部

ページ範囲:P.601 - P.605

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ガイドラインのポイント
 ・本ガイドラインは,一般精神医療や司法精神医療において反社会性パーソナリティ障害を持つ者に治療的介入,対応,予防を行う際に推奨される。
 ・本ガイドラインは,精神医療,社会福祉,刑事司法システムにおいて反社会性パーソナリティ障害者に提供されるさまざまなサービスに広く適応される。
 ・本ガイドラインは,反社会性パーソナリティ障害者の持つ怒り,苦悩,不安,うつなどの感情に適切に対処し,犯罪や反社会的行為が減少することを目的としている。
 ・本ガイドラインは,医療専門職,反社会パーソナリティ障害当事者,家族,ケアラー(Carer)注1)が使用することを想定している。

参考文献

1)厚生労働省:精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第五条.1995
2)厚生労働省:精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第二十八条の二.1995
3)Duggan C:Dangerous and severe personality disorder. Br J Psychiatry 198:431-433, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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