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文献概要
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説 第15章 その他 ③その他
慢性疼痛治療ガイドライン
著者: 西須大徳1 西原真理1
所属機関: 1愛知医科大学痛みセンター
ページ範囲:P.786 - P.792
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・プライマリ医師,メディカルスタッフなど,主として慢性疼痛患者の診療に携わっていない医療者にも幅広く利用してもらうことを目的に作成された。
・痛みに関連する7学会が協働して作成にかかわった。
・Mindsの診療ガイドライン作成の手引きやAGREE Ⅱに則り,推奨度を1〜2の2段階,エビデンスレベルをA〜Dの4段階に分け,実臨床に即したClinical Question(CQ)を設定し解説している。Ⅰ章の総論では慢性疼痛の概念や分類,診断,治療の評価方法が述べられ,Ⅱ章以降では現在本邦で実施されている主な治療法を5つに分けて解説されている。
・治療法に対する推奨度とエビデンスレベルについては,疾患特性などを考慮した後述する4つの病態に分けて付与されている。
・プライマリ医師,メディカルスタッフなど,主として慢性疼痛患者の診療に携わっていない医療者にも幅広く利用してもらうことを目的に作成された。
・痛みに関連する7学会が協働して作成にかかわった。
・Mindsの診療ガイドライン作成の手引きやAGREE Ⅱに則り,推奨度を1〜2の2段階,エビデンスレベルをA〜Dの4段階に分け,実臨床に即したClinical Question(CQ)を設定し解説している。Ⅰ章の総論では慢性疼痛の概念や分類,診断,治療の評価方法が述べられ,Ⅱ章以降では現在本邦で実施されている主な治療法を5つに分けて解説されている。
・治療法に対する推奨度とエビデンスレベルについては,疾患特性などを考慮した後述する4つの病態に分けて付与されている。
参考文献
1)慢性疼痛治療ガイドライン作成ワーキンググループ:慢性疼痛治療ガイドライン.真興交易医書出版部,2018
2)Hsu ES:Medication overuse in chronic pain. Curr Pain Headache Rep 21:2, 2017
3)Finnerup NB, Jensen TS, Wallace M, et al:Pharmacotherapy for neuropathic pain in adults:a systematic review and meta-analysis. Lancet Neurol 14:162-173, 2015
4)Nakamura M, Nishiwaki Y, Ushida T, et al:Prevalence and characteristics of chronic musculoskeletal pain in Japan. J Orthop Sci 16:424-432, 2011
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