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文献詳細

雑誌文献

精神医学63巻8号

2021年08月発行

文献概要

特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する

認知症に対し精神科診療所が出来ること,すべきこと

著者: 北村ゆり1

所属機関: 1医療法人鳴子会菜の花診療所

ページ範囲:P.1189 - P.1196

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抄録 現在,認知症診療はさまざまな場所,診療科で行われており,精神科診療所が認知症診療を行う意義に疑問を持つ方は少なくないと推測される。しかし,精神科ならではの認知症に対するかかわりは多く,今後も必要であると筆者は考えている。そこで,筆者が精神科診療所で行い,すべきであると考えていることについて述べる。

参考文献

1)厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業「特発性正常圧水頭症の診療ガイドライン作成に関する研究」班,日本正常圧水頭症学会監修:特発性正常圧水頭症診療ガイドライン第3版.メディカルレビュー社,2020
2)數井裕光:BPSD出現予測マップの作成.老年精神医学雑誌 26:1195-1206, 2015
3)Umegaki H, Itoh A, Suzuki Y:Discontinuation of donepezil for the treatment of Alzheimer's disease in geriatric practice. Int Psychogeriatr 20:800-806, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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