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文献概要
特集 ひきこもりの理解と支援
家族の立場から
著者: 伊藤正俊1
所属機関: 1KHJ全国ひきこもり家族会連合会
ページ範囲:P.1539 - P.1544
文献購入ページに移動抄録 「ひきこもり」は多様な生き方の選択肢のひとつと捉えることから始めないと,ひきこもりへの理解がなかなか進むことにならないのではないかと考える。
「人」と言う生き物をどのように解釈することが肝要なのかから始めないと,「多様性」への理解が進まないことになる。
多様性への理解が進まないために,経済的に豊かになり,めまぐるしく変わり複雑になる情報が溢れている社会で,人々が「生きづらさ」を感じるのは当然である。
本稿では,「家族の立場」から,これからの社会を考えた時,何がどのようになって,これからの社会がどのようになっていくことが,ひきこもりの人が生きづらさを感じないで生きていけるのかを,考え提言した。私たち家族会は,すべての国民が安心して暮らせる社会になることが大事な視点と考え活動している.
「人」と言う生き物をどのように解釈することが肝要なのかから始めないと,「多様性」への理解が進まないことになる。
多様性への理解が進まないために,経済的に豊かになり,めまぐるしく変わり複雑になる情報が溢れている社会で,人々が「生きづらさ」を感じるのは当然である。
本稿では,「家族の立場」から,これからの社会を考えた時,何がどのようになって,これからの社会がどのようになっていくことが,ひきこもりの人が生きづらさを感じないで生きていけるのかを,考え提言した。私たち家族会は,すべての国民が安心して暮らせる社会になることが大事な視点と考え活動している.
参考文献
1)新井健治,奥山雅久:ルポひきこもり 心の叫び,家族の絆.埼玉新聞社,2004
2)池田佳世:新「困った子」ほどすばらしい—ベテラン・ママさんカウンセラーとっておきの+50の知恵 親子がうまくいく〈簡単〉魔法のテクニック.ハート出版,2007
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