文献詳細
文献概要
増大号特集 精神科診療のピットフォール 疾患各論 不安症・強迫症・解離症・身体症状症
身体症状症
著者: 中村敬1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学森田療法センター
ページ範囲:P.670 - P.674
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・紹介医の見解を鵜呑みにして身体症状症と診断する
・患者の陰性感情を考慮せず,早々に心因モデルを提示する
・病気に対する患者の不安を打ち消そうと努める
・悪循環に目を向けず症状のみを治療の標的とする
・診察が症状の聴取のみに終始する
・身体症状の消失を目標に次々処方を繰り出す
・紹介医の見解を鵜呑みにして身体症状症と診断する
・患者の陰性感情を考慮せず,早々に心因モデルを提示する
・病気に対する患者の不安を打ち消そうと努める
・悪循環に目を向けず症状のみを治療の標的とする
・診察が症状の聴取のみに終始する
・身体症状の消失を目標に次々処方を繰り出す
参考文献
1)American Psychiatric Association:Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorder, Fifth ed.(DSM-5). American Psychiatric Publishing, Washington D.C., 2013(日本精神神経学会日本語版用語監修,髙橋三郎,大野裕監訳:DSM-5精神疾患の診断・統計マニュアル.医学書院,2014)
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