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文献概要
増大号特集 精神科診療のピットフォール 疾患各論 その他
薬剤性精神障害
著者: 宮里勝政1
所属機関: 1府の森メンタルクリニック
ページ範囲:P.814 - P.820
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・初回面接でこちらが知りたいことを優先してしまう
・早期発見できず,意識障害のような重篤な病態になってしまう
・依存性薬物の急性効果,鎮静,覚醒,幻覚について診断を特定できない
・原疾患の治療と副作用の除去,どちらを優先するか迷ってしまう
・副作用情報の確認が怠りがちになってしまう
・初回面接でこちらが知りたいことを優先してしまう
・早期発見できず,意識障害のような重篤な病態になってしまう
・依存性薬物の急性効果,鎮静,覚醒,幻覚について診断を特定できない
・原疾患の治療と副作用の除去,どちらを優先するか迷ってしまう
・副作用情報の確認が怠りがちになってしまう
参考文献
1)宮里勝政:精神科外来診療の実際.中山書店,2015
2)World Health Organization:The ICD-10 Classification of Mental and Behavioural Disorders:Clinical Descriptions and Diagnostic Guidelines. WHO, Geneva, 1992(融道男,中根允文,小見山実他監訳:ICD-10精神および行動の障害—臨床記述と診断ガイドライン 新訂版.医学書院,2005)
3)World Health Organization:The ICD-10 Classification of Mental and Behavioural Disorders:Diagnostic Criteria for Research. WHO, Geneva, 1993(中根允文,岡崎祐士,藤原妙子他訳:ICD-10精神および行動の障害.DCR研究用診断基準 新訂版.医学書院,2008)
4)American Psychiatric Association:Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, Fifth ed. (DSM-5). American Psychiatric Publishing, Washington D.C., 2013(日本精神神経学会日本語版用語監修,髙橋三郎,大野裕監訳:DSM-5精神疾患の診断・統計マニュアル.医学書院,2014)
5)American Psychiatric Association:Desk Reference to the Diagnostic Criteria from DSM-5. American Psychiatric Publishing, Washington D.C., 2013(日本精神神経学会日本語版用語監修,髙橋三郎,大野裕監訳:DSM-5精神疾患の分類と診断の手引き.医学書院,2014)
6)浦部品夫,島田和幸,川合眞一,他編:今日の治療薬(2021年版).南江堂,2021
7)川瀬康平,池田匡志,岩田仲生:インターフェロン誘発性抑うつ状態の早期介入に向けて.精神経誌 120:3-10, 2018
8)医薬品医療機器総合機構:重篤副作用疾患別対応マニュアル. https://www.pmda.go.jp/safety/info-services/0001.html(2022年3月1日閲覧)
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