文献詳細
特集 精神医学における臨床研究のすゝめ—わが国で行われたさまざまな精神医学臨床研究を参考にして
文献概要
抄録
症例報告や医学研究などの学術活動は,少なくとも定められた研究倫理の指針等を遵守し,倫理的に十分配慮して行う必要がある。近年,臨床研究法の施行,個人情報保護法の改正,人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針の施行とその後の一部改正など,学術活動にかかわる法や指針等が毎年のように更新された。これらを遵守して学術活動を行うためには,知識のアップデートを続ける必要がある。細かな規則の理解も必要であるが,その前提として背景にある研究倫理の原則,理念の理解が肝要である。
症例報告や医学研究などの学術活動は,少なくとも定められた研究倫理の指針等を遵守し,倫理的に十分配慮して行う必要がある。近年,臨床研究法の施行,個人情報保護法の改正,人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針の施行とその後の一部改正など,学術活動にかかわる法や指針等が毎年のように更新された。これらを遵守して学術活動を行うためには,知識のアップデートを続ける必要がある。細かな規則の理解も必要であるが,その前提として背景にある研究倫理の原則,理念の理解が肝要である。
参考文献
1)神口範雄(監訳):WMA医の倫理マニュアル(原著第3版).日本医師会,2016
2)日本医師会(訳):ヘルシンキ宣言(和文),2013 https://www.med.or.jp/doctor/international/wma/helsinki.html[2022年8月6日閲覧]
3)公益社団法人日本精神神経学会:倫理委員会. https://www.jspn.or.jp/modules/about/index.php?content_id=49[2022年11月28日閲覧]
4)厚生労働省:研究に関する指針について. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/kenkyujigyou/i-kenkyu/index.html[2022年8月6日閲覧]
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