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雑誌詳細

文献概要

増大号特集 いま,知っておきたい発達障害 Q&A 98 4 診断

Q34 発達障害の傾向が原因で就労・就学などの問題が明らかに生じているにもかかわらず,検査所見などから診断をつけられるほどではない方がかなりおられますが,どのようにすればいいのでしょうか?

著者: 米田衆介1

所属機関: 1明神下診療所

ページ範囲:P.629 - P.631

A 発達障害の診断は,「検査」によって行うものではなく,特にチェックリスト的なものは参考にしかなりません。生活の中で,なぜどのようにして問題が起きているのかということをまず明らかにすることが大切です。そして診断は治療を導くために存在しているのですから,もしも鑑別診断が正しくかつ発達障害として見立てることが治療上有益な状態にあれば,丁寧な問診によって診断基準を満たすエピソードが得られないことはまずありません。

参考文献

1)井手正和:科学から理解する 自閉スペクトラム症の感覚世界.金子書房,2022
1)ウタ・フリス(著),神尾陽子(監訳),華園力(訳):ウタ・フリスの自閉症入門—その世界を理解するために.中央法規出版,2012
2)Griffin J, Tyrrell I:Caetextia:a new definition of autistic and Asperger's behaviour. www.caetextia.com.[2023年3月20日閲覧]

掲載雑誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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