文献詳細
増大号特集 いま,知っておきたい発達障害 Q&A 98
6 治療
文献概要
A 発達障害の診断範囲は広く,下位診断が複雑に併合していることも多く,治療は簡単にマニュアル化できず,個々の特性に沿った個別の治療や支援が必要です。早期療育は有効であるとされ,その後は日常生活支援を中心にし,必要に応じて療育・心理など専門的支援,精神医学的支援の三層の治療・支援が基本です。保護者や保育士など子どもの身近な大人や関係者の特性理解を進めることも乳幼児期から生涯を通じて重要となります。
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