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文献概要
特集 精神疾患への栄養学的アプローチ
特集にあたって
著者: 功刀浩1
所属機関: 1帝京大学医学部精神神経科学講座
ページ範囲:P.241 - P.241
文献購入ページに移動 現代の先進国においては,大部分の人は,がん,心臓病,脳卒中のいずれかが死因となって亡くなる。これらの疾患には食生活や運動などの生活習慣が重要なリスク因子になることは,20世紀の間に常識となり,「生活習慣病」と言われるようになった。
21世紀になり,精神疾患や神経疾患などの脳の病気についても食生活や運動などの生活習慣が重要なリスク因子となり,治療においても重要な役割を果たすことを示すエビデンスが次々に報告されている。筆者は,精神疾患,特にうつ病や認知症などは「生活習慣病」と言えるのではないかと考えている。
21世紀になり,精神疾患や神経疾患などの脳の病気についても食生活や運動などの生活習慣が重要なリスク因子となり,治療においても重要な役割を果たすことを示すエビデンスが次々に報告されている。筆者は,精神疾患,特にうつ病や認知症などは「生活習慣病」と言えるのではないかと考えている。
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